更新日:2024年10月28日
スポーティーなクロノグラフウォッチの中でもひと際人気を集めているのが、爽やかな白文字盤を合わせたモデルです。ロレックス デイトナの通称「パンダ」などが有名ですね。
文字盤が複雑になりがちなクロノグラフにおいて、ホワイトダイヤルは数字や目盛りの視認性が高く、すっきりとした印象を与えてくれます。上品で高級感があり、飽きがこないカラーというのもポイントです。また、白は万能色でどんな服装にも合わせやすいため、人やシーンを選ばず着用されています。
このように、実用性・汎用性の高い白文字盤は一生モノとして重宝することでしょう。この記事ではあらゆる時計ブランドの中から、白文字盤クロノグラフの人気モデル5選をご紹介します。ホワイトダイヤル クロノグラフの魅力を知りたい方、どのモデルを選ぶべきか悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。なお、記載の価格は2024年10月調査時点のものです。
世界中で展開されているホワイトダイヤル クロノグラフのうち、ここでは人気モデル5選と、それに関連する人気モデルを紹介します。
「クロノグラフの王様」とも呼ばれる、「ロレックス コスモグラフ デイトナ」。白文字盤に黒いサブダイヤルを合わせた “パンダダイヤル”の元祖であり、ブランドの中でも高い人気を誇るコレクションです。旧型のメタルベゼルまでは黒文字盤の方が人気でしたが、2016年にセラミックベゼルの「116500LN」が登場してからは、白文字盤のパンダモデルが人気を博するようになりました。2023年からは新作「126500LN(画像)」が販売されており、定価は2,176,900 円です。
ロレックス デイトナの白文字盤モデルには、ヴィンテージロレックスである4桁型番の「6239」「6240」「6241」「6262」「6263」「6264」「6265」や、一世代前の5桁型番「16520」、セラミックベゼルを採用した「116520」などがあります。5桁型番以降はデザインのベースが固まっているため、洗練されたデザインがお好みの方は新しめのものを、モデルごとの個性や味わいを求める方は(価格は高騰していますが)4桁モデルを選ぶとよいでしょう。
デイトナ旧モデル「116500LN」と新モデル「126500LN」の違いを比較し、旧型の資産価値の動向などを調査・考察しています。
ロレックス デイトナの5桁型番「16520」の実機写真をもとに、デザインのポイントやスペックを紹介しています。
ヴィンテージデイトナ「6239」の中でも特別な価値を持つ「ポール・ニューマン」について、デザインの特徴や時計の所有者、オークションでの落札結果などをまとめています。
「ソロ」タイプの文字盤を備えた「ロレックス デイトナ Ref. 6240」を紹介し、ソロの特徴や希少性が高い理由を解説しています。
デイトナと双璧をなす人気と歴史を誇る「オメガ スピードマスター」。NASAの宇宙飛行に使用されたことから、宇宙のロマンを感じられる時計として人気があります。信頼性・耐久性も抜群です。2024年新作の白文字盤「310.30.42.50.04.001(画像)」は、ブランドアンバサダーで俳優のダニエル・クレイグさんが発売前に着用していたことでも話題になりました。こちらはカウンターまでホワイトで統一されており、ブラックのディテールがコントラストを生み出しています。定価は1,254,000円です。
2024年春に発表された白文字盤の「スピードマスター ムーンウォッチ プロフェッショナル」について、デザインの特徴や口コミ、価格動向などを紹介しています。第8世代(2021年発売)や「ロレックス デイトナ」との比較も行っています。
クロノグラフの代表作である「ロレックス デイトナ」と「オメガ スピードマスター」について、歴代モデルの紹介や、デザイン・機能性・価格・資産価値などの比較を行っています。
スピードマスターにはコラボモデルや記念モデルなど、様々なバリエーションが存在します。以下にスピマスの白文字盤をいくつかピックアップしていますので、お好みのモデルを探してみてください。
2003年、2015年、2020年に発売された「オメガ スヌーピーアワードモデル」について、魅力やスペックとともに、実勢相場や買取価格相場の推移を紹介しています。
オメガの「シルバー スヌーピー アワード」受賞から50周年を記念し、2020年に発表された「Ref. 310.32.42.50.02.001」について、デザインの特徴やスペックなどを紹介しています。
東京2020オリンピックのオフィシャルタイムキーパーを務めるオメガから、「スピードマスター プロフェッショナル 東京 2020 リミテッド エディションズ」が発売されました。この記事では5種類のモデルそれぞれの特徴・スペックをまとめています。
オメガの「スピードマスターオートマチック 丸井限定モデル 3510.20.00」について、実機写真とともにデザインや特徴を紹介し、スペックをまとめています。
2008年の新作モデルで、世界限定1970本で販売されたものです。直径58mmの赤いアルミケースが付属する特徴的なモデルで、現在は市場価格が高騰しています。また、「バイオセラミック ムーンスウォッチ ”火星” SO33R100」のデザインモチーフにもなっています。
2022年に発表されたオメガとスウォッチのコラボコレクション「バイオセラミック ムーンスウォッチ」について、スペックやカラーバリエーション、メリット・デメリットなどをまとめました。「天王星」「火星」モデルの実機レビューも行っています。
2024年3月に発売された、オメガ×スウォッチ×スヌーピーのコラボモデル「Bioceramic MoonSwatch MISSION TO THE MOONPHASE」について、デザインの特徴やスペックなどをまとめています。
「BIOCERAMIC MOONSWATCH MISSION TO THE MOONPHASE - FULL MOON SO33W700」を入手!購入レビューをお届けします。
ロレックスのディフュージョンブランド・チューダー(TUDOR)のスポーツライン「ブラックベイ クロノ」。チューダーで初めて自動巻きムーブメントを搭載した「クロノタイム」の系譜を引き継いだシリーズで、ロレックス デイトナのデザインに寄せつつ、スノーフレーク針(イカ針)や盾ロゴなどの独自性も取り入れています。2021年に発表された「79360N-0002(画像)」は白文字盤に黒のサブダイヤルを合わせたモデルで、定価は777,700円です。3・9時位置にサブダイヤル、6時位置に日付表示が配置されています。
「79360」系では、2024年3月に「ブラックベイ クロノ ピンク Ref. 79360N-0019」が限定発売されました。ダイヤルの淡いピンク色は、チューダーのブランドアンバサダーに就任したインテル・マイアミCFのユニフォームカラーを表しています。
また、2024年8月には「ブラックベイ クロノ “ブルー“ ブティック エディションRef. M79360B-0002」を発表。シリーズ初の色付き(ブルー)ベゼルを採用した注目のモデルです。
「ブラックベイ クロノ 79360N」を筆頭に、2021年に発表されたチューダー新作時計のスペックや特徴をまとめています。
M79360B-0002がブティック限定でリリースされました!2024年に発表されたチューダーのブティック限定作「ブラックベイ クロノ “ブルー”」について、デザインの特徴やスペックなどをまとめています。
チューダーのホワイトダイヤル クロノグラフでは、生産終了した「クロノタイム」シリーズも人気です。近年資産価値が高まっているため、一本持っておいて損はないでしょう。以下、チューダーの歴代のクロノタイムの特徴を簡単にご紹介します。
1969年に発表された世界初のハイビート自動巻きクロノグラフムーブメント「エル・プリメロ」。かつてデイトナにも搭載されていた伝説的なムーブメントで、これを生み出したのが1865年創業の時計ブランド・ゼニスです。ゼニスの「クロノマスター スポーツ」は、2019年に発表された新型のエル・プリメロ「Cal. 3600」を搭載しており、デザイン・話題性・機能性ともに申し分ないモデルです。白文字盤の「03.3100.3600/69.M3100(画像)」は、2021年の「ジュネーブ・ウォッチメイキング・グランプリ(GPHG)」にてクロノグラフ賞を受賞しています。
似ていると評判の「ゼニス クロノマスター スポーツ」と「ロレックス デイトナ」について、デザインや機能面、評価や価値などの観点から徹底比較しました。
そのほかのクロノマスターのホワイトダイヤルモデルをいくつかご紹介します。
サブダイヤルに3色カラーを用いず、モノトーンで統一したレアモデルです。
伝説のハイビートクロノグラフムーブメント「エル・プリメロ」の特徴や歴史をはじめ、魅力や弱点に至るまで徹底解剖しました。エル・プリメロが搭載された有名モデルも紹介しています。
ベゼルレスですっきりとしたステンレススティールケースに、シルバーホワイトのダイヤルとブラックのカウンターを合わせた一本。月・日・曜日のトリプルカレンダーにムーンフェイズを合わせた多機能なクロノグラフです。ローズゴールドプレート加工の針とアワーマーカーが温かみをプラスしています。ケースサイズ38mm、防水性50mの自動巻き(エル・プリメロ 3610)モデルです。
世界的なヨットレースで活躍したレインボー号を讃えて生まれた「レインボー」コレクション。こちらはシルバーダイヤルに同系のカウンターを合わせたステンレススティールモデルで、スポーティーながら上品なデザインに仕上がっています。ケースサイズ40mmの自動巻き(エル・プリメロ搭載)モデルです。
ダイビングやトレッキングなどのアウトドアシーンで活躍する「セイコー プロスペックス」。中でも「スピードタイマー」コレクションは、正確な時を測ることに特化したクロノグラフウォッチをラインナップしています。また、価格と性能のコストパフォーマンスが抜群に優秀です。
ホワイトダイヤルにブラックのカウンターを合わせた「SBDL085(画像)」は、ソーラー駆動のムーブメントを搭載しており、定価は99,000 円です。また、シルバーダイヤルに赤針のアクセントを加えた「SBDL095」は、定価103,400 円で販売されています。
2021年に発売された「セイコー プロスペックス スピードタイマー」のモデル6種について、デザインの特徴や機能性、スペックなどをまとめています。
そのほか、セイコーの白文字盤クロノグラフをいくつかご紹介します。。
さらに安価な時計をお求めの方には、ソーラー駆動のムーブメントを使用したセイコーコレクションのクロノグラフがおすすめです。こちらの定価は46,200 円ですが、デザインもスペックも申し分なく、満足に使用することができます。光沢のあるシルバーダイヤルにブラックカウンターを合わせたパンダ仕様です。ケースサイズは42.2mmで、100mの防水性能を備えています。
自動巻きにこだわる方には、こちらもおすすめです。
「プロスペックス スピードタイマー」の2023年新作モデルとして、SEIKO100周年記念モデル「SBEC023」およびレギュラーモデル「SBEC021」が発売されました。SBEC023を中心に特徴やスペックをまとめ、他モデルとの比較も行っています。
白文字盤クロノグラフの主要モデルをご紹介しましたが、そのほかにも様々なモデルが存在します。例えばパンダ系では、「ロンジン コンクエスト クロノグラフ(L3.835.4.72.6)」、「ブライトリング クロノマット(AB0134101G1S2、日本限定、ホワイトマザーオブパール文字盤、AB0134101A1A1)」、「Tissot PRX オートマティック クロノグラフ(T137.427.11.011.00)」、「ヴァシュロン・コンスタンタン オーヴァーシーズ クロノグラフ(5520V/210A-B686)」など、選択肢は多様です。
また、IWCの「ポルトギーゼ」や「ポートフィノ」のように、エレガントなデザインのクロノグラフもあります。オーデマ・ピゲには「ロイヤルオーク クロノグラフ(26240ST.OO.1320ST.07)」もありますが、同モデルなら別カラーの方が人気です。そのほか、シチズンやカシオからもお手頃なモデルが販売されています。このように、数え上げればキリがありませんが、この記事がお気に入りの一本を見つける一助となれば幸いです。
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