ロレックス デイトナ 16520 パトリッツィダイヤル!他とは違う変色モデルとは!?
ロレックスと言えば言わずと知れた高級時計ブランドの一つですが、その中でも高値で取引されているコレクションが、
デイトナ。1963年に「宇宙」と「モータースポーツ」という2つの夢をその名に託して誕生した、ロレックス唯一のクロノグラフモデルです。正式名称は「オイスターパーペチュアル・コスモグラフ・デイトナ」といいます。
正規価格より高い価格で販売されていることがほとんどで、定価で購入することが大変難しいと言われており、資産価値が非常に高くなっています。「ロレックスの王様」との異名も持っています。
【ブラウンチェンジ(ブラウンアイ)】が有名ですが、今回紹介するのはブラウンチェンジよりも濃く黒に近いブラウンカラーに変色する
【パトリッツィダイヤル】についてです。
"パトリッツィ"の名前の由来は、世界最大の時計専門オークションハウスであるアンティコルムの創設者オズワルド・パトリッツィ(Osvaldo Patrizzi)氏です。
ブランチェンジは
1993~1997年に製造されたモデル、つまり
S番、W番、T番、U番に多く見られ、その価値は色が濃くなればなるほど価値が上がります。
オズワルド・パトリッツィ氏はグイド・モンダーニ氏出品によるスペシャルオークションにて、1994年~1995年に製造されたS品番とW品番のデイトナRef.16520ブラックダイヤルにのみインダイヤル枠が濃いブラウンに変色していることを指摘しました。
以前から"ブラウンチェンジ"の呼称はありましたが、パトリッツィダイヤルは特定の年代に作られたもの、比較的濃いブラウンカラーに変色するという特徴を持ったものとされています。
ちなみに経年変化が進んだ物にはほぼブラックに近い色になるものもあり、文字盤カラーとの見分けをしづらい時計も存在します。
(本来の機能を果たさなくなるのに価値が上がるというのは、本当に不思議な世界ですよね・・・。)
その後、この変色はレアポイントであると世界から認識されプレミアム価格での取引が行われるようになりました。
ただ現状、一般的には【ブラウンチェンジ=パトリッツィダイヤル】という認識が広まってきているようで、特定品番でなくても”パトリッツィダイヤル”と称して販売されている例が散見されます。
なんにせよブラウンアイ・パトリッツィダイヤルは海外オークションなどでも、とんでもなく高額で取引されています。
国内でも真っ黒に変色したREF.16520 パトリッツィダイヤルを1,000万円超えで販売している店舗もあるようです。
もはや4ケタデイトナ並みですね!
単なる日焼けとは考えにくいらしく、聞いた話では買ったままずっと箱に入れて保存していて、
久しぶりに開けたらインダイヤルが茶色く変色していた、なんて方もいらっしゃいました。
買ったまま保管しちゃってるデイトナ16520、お宅に眠ってませんか??
もしかしたらとんでもないお宝に変身するかもしれませんね!
Ref.16520には文字盤色違いがあります。白色文字盤に、インダイヤルの円周上には黒が採用され、メリハリのあるモノトーンのレトロな一本になっています。
Ref.16520は「コスモグラフ デイトナ」の第四世代として誕生しました。今まで手巻き式でしたが、自動巻きに変更されたデイトナ転換期とも言えます。
1989年から11年間の生産を経て製造終了を迎えましたが、アンティークな雰囲気を醸し出すこのデザインは現在でもお洒落に感じるのと同時に、機能面においても十分に実用性があります。
前モデルだとRef.116520に、現行モデルだとRef.116500LNに近い外観ですね。こちらのモデルが気に入った方は、是非これらもチェックしてみてください。
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デイトナ 16520 買取