更新日:2022年12月20日
オメガ スピードマスターオートマチック 丸井限定モデル 3510.20.00の実機レビューをお届けします!
オメガ スピードマスターオートマチック 丸井限定モデル 3510.20.00は、39.0mmのステンレス製ケースに自動巻き Cal.1141を搭載しています。世界が注目する限定オメガ、その正体は丸井限定!?これはレアものの香りがぷんぷんします。早速実機をレビュー!
ダイヤルは、曇りのないホワイトカラーが何とも斬新!海外ではアルビノなんて愛称もあるくらいですよ。さっそく見て行こうと思います!
横目に、シンメトリーに並んだクロノグラフダイヤルは、メインのダイヤルと高低を付けることで視認性の向上と、表情に奥行きをもたらしています。現行モデルのスピードマスターと違って3時位置にスモールセコンドがあるのですね。インデックスはこれまたすっきりとした細身のバーインデックス。
アルミニウムベゼルの書体も90年代を思わせる、すっきりと小さめの書体です。
ラグが短く、滑らかな曲線を描く、どっしりとしたケース形状。39mm径なので重たい印象はありません。
ストレートタイプ、ガードのないリューズ。
9時サイドから見たところ。径の割に厚みを感じます。
搭載ムーブメントは「1141」。ETA2890A2ベースの自動巻きムーブメント、パワーリザーブは約40時間です。90年代のスピードマスターによく見られるムーブメントですね。スピードマスター人気に伴ってローンチされた自動巻きモデル、「リデュースド(廉価)」なんて冠されることもありますが、スペック的に劣るという事は決してありません。むしろ供給量の安定している汎用ムーブメントはメンテナンスの面で非常に優れていて、安心して修理店に出すことが出来るのです。オメガのコーアクシャル機構も大変素晴らしい機構ですが、いざオーバーホールとなるとメーカー以外での修理は困難であるし、金額負担もなかなかのもの(そもそも修理に出す機会が少ない所がメリットではありますが)。日常生活防水です。
ソリッドバックなのでムーブメント鑑賞は叶わず~。限定モデルの刻印はありません。「敢えて」限定の証が入っていないこの感じにときめくウォッチギークも多いのでは?(私もです!)
バックルはワンプッシュ三つ折れ式。オメガのロゴが刻印されます。
本日は3510.20.00をご紹介致しました。ホワイトカラーのスピードマスター、かな~~りクールですよね。スピードマスターのカラーバリエーションですとパンダダイヤルが人気ですが、これは目を惹きますね。唯一無二のカラーリングですが躊躇することなく、様々な装いに合わせて下さい。「おっ、オメガ?でも見たこと無いね」なんて交流の輪も広がりそう。先述の通り丁寧にメンテナンスを施して使用すれば、長くご愛用頂けます。
1990年代の限定モデルということで、異常なまでに価格が高騰しています!定価は約29万円ということ(公式情報では出て来ませんでした)ですが、中には80万円で取引されている物も。全くリデュースドではないじゃないか…!換金率の高さに驚きますね。ロレックスが買えない昨今、次に白羽の矢が立つのは世界では「オメガ」。日本だと「オメガ<ロレックス」なんて認識が強い気がしますが、海外では決してそんなことはないのですね。これは売り時かもしれません!ご売却をご検討の際は、是非ピアゾまでご相談ください。
モデル | スピードマスターオートマチック 丸井限定モデル Speedmaster Automatic MARUI Store Limited Edition |
---|---|
型番(REF.) | 3510.20.00 |
ケースサイズ | 39.0mm |
ムーブメント | 自動巻き Cal.1141 |
パワーリザーブ | 約40時間 |
防水 | 日常生活防水 |
その他 | 1991年発売、丸井限定販売 |
※掲載内容は2022年12月調査時点のものです。最新情報は公式サイト等をご確認ください。