更新日:2021年06月15日
ロレックス コスモグラフ デイトナ 116519LNの実機レビューをお届けします!
ロレックス(ROLEX) コスモグラフ デイトナは、誕生から50年以上経ってもなおスポーツクロノグラフの上位機種に君臨しています。そのシリーズの中で2017年に発売して以降、圧倒的な人気を誇っているのがホワイトゴールド製スチールダイヤルRef.116519LN。人気のポイントは、ホワイトゴールドケースとセラクロムベゼル、オイスターフレックスの3つの組み合わせ。定価300万越えの高級機ながら、品薄と相場上昇が続くモデルを実機レビュー!
ロレックス コスモグラフ デイトナ 116519LNを実際に見てみましょう。
ダイヤルのスチールは放射状に細かな線が広がるサンレイ仕上げ。落ち着いたグレーのようなつや消しシルバーが素敵です。スモールダイヤルはブラックで、上品なパンダ文字盤になっています。針・インデックスともにシンプルな形ですが、つや付きのシルバーがアクセントになっています。直径40ミリの比較的小さめなダイヤルの中にぎゅっとバランスよく収まっている印象です。
クロマライト ディスプレイ で、青色発光が長時間継続するルミネッセンスが施されています。プロフェッショナルウォッチらしく、暗所での視認性も確保されています。
最大時速400マイルまたは時速の平均速度を測定するためのタキメーターベゼルはつやつやしたブラック。目盛りの数字が小さくて上品です。ハイテク セラミックとも呼ばれるセラクロムが採用され、耐蝕性と耐傷性に優れ、紫外線による影響を受けにくいので経年劣化もゆるやかになると言われています。現行デイトナ116500LN(2016年発表)で初めて採用されたセラクロムですが、Ref.116500LNの人気の大きな要因とも言われており、ロレックスが独自に開発し特許取得した素材です。
埋め込み型のリューズには、トリプロック(三重密閉構造)の証である3つの点が王冠の下に。2つのプッシュボタンも押しやすくつかみやすいです。
張り出したラグは鏡面仕上げとサテン仕上げの組みあわせになっています。ホワイトゴールドなので鏡面仕上げの輝きがまろやかです。つながるのはロレックスが特許を取得したオイスターフレックスブレスレット。一般に使われているラバー素材ではなく、ブラックエラストマーという弾力性のある高分子物質がコーティングされ、より堅牢になっています。
裏蓋はフラットなタイプ。ケース付近のストラップにクッション部分が設けられ、より手首にフィットする構造になっています。ホワイトゴールド製ということもあってケースは重めですが、軽量なフレックスブレスレットが手首にしっかり密着して本体を支えます。
品のある本体デザインにロレックス初のラバーベルトであるオイスターフレックスブレスレットの組合せはカッコイイのひと言。ラグジュアリーさとスポーティさが融合した新たなデザインとなっています。 116519LNは発売から4年ほどが経ちましたが、今なお品薄が続いている現状です。2021年に新作メテオライトダイヤルが登場し、スチールダイヤルモデルの人気も再燃。メテオライトダイヤルの生産ラインがあるため、スチールダイヤルモデルの生産数は減るでしょう。現在スチールダイヤルモデルの相場は年々上昇しています。高級機と呼ばれるゴールドをケースに使用したモデルでは珍しい現象です。
モデル | コスモグラフ デイトナ
Cosmograph Daytona |
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型番(Ref.) | 116519LN |
ムーブメント | 自動巻き Cal.4130 |
駆動時間 | 最大巻き上げ時約72時間 |
精度 | 日差 - 2 ~ + 2 秒(ケーシング後) |
防水 | 100m |
ケースサイズ | 直径40mm×厚さ12.5mm |
ケース素材 | 18Kホワイトゴールド |
ストラップ | オイスターフレックスブレスレット |
ダイアル | スチール×ブラックスモールダイアル |
主な機能 | 中央に時針、分針、秒針、スモールセコンド(6 時位置)。1/8 秒まで計測可能なクロノグラフ、積算計(30 分/3 時位置と 12 時間/9 時位置)。秒針停止機能による正確な時刻設定 |
参考定価 | 3,140,500円(税込) |
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