更新日:2021年11月11日
ロレックス デイトナ 16520 T番 SS ホワイト文字盤の実機レビューをお届けします!
ロレックス(ROLEX) デイトナ REF. 16520 注目のホワイトダイアル。16520は様々な仕様変更が行われ、ダイアルだけで7種類あり、次のように分類されます。
今回はT番のマークVを実機レビュー!
ロレックス デイトナ 16520 T番 SS ホワイト文字盤を実際に見てみましょう。
マットなホワイトダイアル、12時位置の5列テキストは12時寄りでなないですね。6時位置のインダイアルは正6で、6時位置の表記は「T SWISS MADE T」。これらを考えるとマークV(1992~1994年頃製造)だと思われます。比較的製造「後期」の個体ですが、それでも20年以上前につくられたもの。状態がきれいですね。
小粒なインデックスは夜光塗料が施されており、暗所でも視認性抜群。12時位置のクラウンがつやつやと輝いています。鏡面磨きが多用されており、ホワイトとあわさって華やかさと爽やかさを兼ね備えたデザインになっています。インダイアルのブラックサークルがほどよいアクセント。
鏡面仕上げのタキメーターベゼルには細かな数字が刻まれ、計器の雰囲気を出しています。1988年~1989年頃にタキメーターの表記が60~400へと変更されました。3時位置に表記されていた「UNITS PER HOUR」の表記も1時位置へと変更されました。
スポーツモデルらしく、堅牢なリューズガードが施されています。反してラグは細めで繊細さを感じます。
2つのプッシュボタンは小振りですが押しやすいです。リューズは比較的大粒で、頭に3つのドットが施されています。これは防水性能の高い三つのパッキンを備えた3重密閉構造“トリプロック・リューズ”を採用している証です。
9時側のケースの輝きが美しです。ロレックスのステンレススチールは不純物を徹底的に排除した独自の配合なので、透明感のある美しい輝きを放ちます。搭載されているCal.4030は、さらなる耐久性を求め、もともと毎時36,000振動だった「エル・プリメロ」の振動数を毎時28,800まで抑え、テンプを大きくしマイクロステラナットで精度を高めるといった改良が施されています。
裏蓋はロレックスらしいシンプルなつくりです。裏から見ると突き出たリューズガードが迫力がありますね。
1995年頃から徐々にバックルがシングルロックからダブルロックへと変わり、ブレス中央コマは鏡面仕上げへと変貌を遂げました。こちらはまさしくその仕様。モザイクタイルのようなバックルデザインと、異なる磨き方を合わせたブレスが華やかです。
1988年に傑作自動巻きと賞賛されていたゼニス社「エル・プリメロ」をベースにスポーツモデルで唯一手巻きだったデイトナが自動巻きになりました。ダイアルもブラックのみから華やかなホワイトの2種展開となり、異なる雰囲気を楽しめるようになりました。
細かな仕様変更が多い16520ですが、生産初期と生産終了間際のA品番、P品番が人気が高いです。今回のT番はA・P番の手前ですが、状態も良くなかなかの売値が期待できるのではないでしょうか。
モデル | デイトナ
DAYTONA |
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型番(Ref.) | 16520 |
ムーブメント | 自動巻き クロノメーター Cal.4030 |
振動数 | "28,800振動" |
駆動時間 | 最大52時間 |
防水性 | 100m |
ケース | ステンレススティール |
ダイアル | ホワイト |
ブレス | オイスターブレス |
風防 | サファイアクリスタル |
サイズ | 径40mm×厚12mm 重量約130g |
製造期間 | 1988年~2000年 |
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