更新日:2021年12月06日

【実機レビュー】ロレックス クロノグラフ Ref.6238 プレデイトナ

ロレックス クロノグラフ 6238 プレデイトナの実機レビューをお届けします!

ロレックス クロノグラフ アンティーク 6238

ロレックス(ROLEX) クロノグラフ Ref.6238は半世紀前に製造された貴重なモデル。数あるアンティークロレックスの中でも高い人気と知名度を誇り、人気ロングセラーモデルである「デイトナ」の前身として「プレデイトナ」とも呼ばれるアンティークモデルです。

ダイアルにはシルバー、ホワイト、ブラックの3つのバリエーションがあります。当時はホワイト文字盤やシルバー文字盤に比べて黒文字盤は人気が低く、生産数が少なかったため現在では黒文字盤のモデルの市場価値は別格となっています。金無垢モデルという相場が一概には答えられないようなレアで高級なモデルも存在します。今回は状態のよいシルバーダイアルを実機レビュー!

ロレックス クロノグラフ 6238 プレデイトナを実際に見てみましょう。

ロレックス クロノグラフ アンティーク 6238 文字盤

サンレイ仕上げのシルバー文字盤は、経年劣化によりシャンパンシルバーのような色味に変化しています。3つのインダイアルはそれぞれスモールセコンド、30分積算計、12時間積算計です。当時としては革新的な技術であるこれらはにロレックス独自の改良を施したCal.72B Cal.722-1のたまもの。

インダイアルとダイアルが同色なのも落ち着いたデザインで人気が高いです。また、インダイアルにはサークルの地紋が付き、芸が細かい。インデックスも針もシルバーのバータイプ。シンプルでありながらクラシックな雰囲気を味わえます。

ロレックス クロノグラフ アンティーク 6238 ケースサイド

風防に厚みがあり、角部分が良い感じ。ベゼルは細くシンプルですが、傾斜になっているためケースに立体感を与えています。ころんとした形が可愛らしいです。

ロレックス クロノグラフ アンティーク 6238 ケースサイド

ステンレススチールのケース自体は薄いですが、ベゼルと風防、裏蓋で厚みがあります。リューズとプッシュボタンは小粒で控え目。リューズ頭には「-」の浮彫がありますが、これはケースの素材がステンレススチールという事をあらわしています。

ロレックス クロノグラフ アンティーク 6238 ケースサイド

9時側からのケース。錆びも目立たず、半世紀前の製造とは思えません。ロレックスのステンレススチールの耐久性がよく分かります。

ロレックス クロノグラフ アンティーク 6238 裏蓋

裏蓋はシンプルでフラット。ケースが37mmとおさまりがいいので、平らな裏蓋が手首にフィットします。本体もとても軽いので、実用的です。 6238は本来ステンレススチールのオイスターブレスなのですが、こちらはブラウンの革ベルトにつけかえています。

ロレックスの大人気シリーズである「デイトナ」の前身である6238は、アンティークロレックスのなかでも歴史的なモデルと言えます。6238はボンドウォッチとして1969年に「女王陛下の007」でジェームスボンドが着用したモデルでもあります。実際に使用されたのは赤いクロノグラフ針の特別製ですが、某オークションの資料によると赤いクロノグラフ針以外は、全く同じ。007で選ばれたのは性能に加え、スーツに合うクラシカルなデザインだったからだと言われています。
時計好き、Rolex愛好家、007好きなど、多方面から熱視線を集める6238。半世紀前につくられたので、状態がいいものは稀で、高値で取引されます。出会えたらラッキーなレアモデルでした。

ロレックス クロノグラフ アンティーク 6238
ロレックス クロノグラフ アンティーク 6238
モデル クロノグラフ アンティーク
CHRONOGRAPH
型番(Ref.) 6238
ムーブメント 手巻 Cal.72B、Cal.722-1
振動数 18,000振動
駆動時間 最大約50時間
防水性 30m
ケース素材 ステンレススチール
ダイアル シルバー
ケースサイズ 径37mm×厚12mm
ブレス オイスターブレス
製造期間 1950年代末頃~1960年代頃

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