更新日:2024年12月15日

【2024年新作】グランドセイコー ヘリテージコレクション メカニカルハイビート 36000 「氷瀑」 SBGH349

いよいよ寒さも冬本番に突入、というこのタイミングで、グランドセイコー(GRAND SEIKO)より、1月発売の新作情報です!
なんだか既視感満載ですが、間違いなく新作です!
「グランドセイコー ヘリテージコレクション メカニカルハイビート 36000 ”氷瀑” SBGH349」は、横 40.0mmのブライトチタン製ケースに自動巻メカニカルハイビートキャリバー9S85を搭載。希望小売価格は 1,012,000 円(税込)、2025年1月10日(金)発売予定です。

【2024年新作】グランドセイコー ヘリテージコレクション メカニカルハイビート 36000 「氷瀑」 SBGH349

グランドセイコー SBGH349/横 40.0mm 縦 46.6mm 厚さ 13.0mm、ブライトチタン 裏ぶた:ブライトチタンとサファイアガラス、メカニカル 自動巻(手巻つき) キャリバー9S85搭載。希望小売価格: 1,012,000 円(税込)、2025年1月10日(金)発売予定。

「え?新作?」と二度見したのは筆者だけではないはず。ええ、10月に発売された「グランドセイコー ヘリテージコレクション メカニカルハイビート 36000 ”氷瀑” SBGH347」と、時計も、なんなら広告画像までもがあまりにもそっくりではないですか。

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【2024年新作】グランドセイコー ヘリテージコレクション メカニカルハイビート 36000 「氷瀑」 SBGH347

37mmのエバーブリリアントスチールケースにハイビートキャリバー9S85を搭載。希望小売価格: 946,000 円(税込)、2024年10月11日発売。

これは一体どういうこと?・・・というわけで、本ブログでは1月発売の新作「SBGH349 ”氷瀑”」の魅力、瓜二つな「SBGH347 ”氷瀑”」との違いなどについて解説して参ります。

 グランドセイコー公式サイト

SBGH349 ”氷瀑”とは?

「氷瀑」が織りなす幻想的な光景をダイヤルに表現したメカニカルウオッチが登場

< ヘリテージコレクション >より、「氷瀑」から着想を得たダイヤルデザインに9Sメカニカルモデルの伝統的なスタイルを継承したケース径40㎜のモデルを発売いたします。

SBGH349 ”氷瀑”の最大の魅力はGSらしい自然を表現したアイスブルーの涼し気な文字盤ですが、そのほかにはどんな特長があるのか、詳しく見ていきましょう。

グランドセイコー2024年新作 ヘリテージコレクション メカニカルハイビート 36000 「氷瀑」 Ref. SBGH349 文字盤
「氷瀑」は、滝から流れる水が氷点下でゆっくりと時間をかけて凍りついていく自然現象。グランドセイコーの機械式モデルの製造元「グランドセイコースタジオ 雫石」から望む岩手山で厳冬期に見られる幻想的な光景を、ダイナミックさと繊細さが共存したパターンと独特の青白いカラーで表現しました。
氷瀑

北国ならではの大自然が描き出す、氷の芸術「氷瀑」(ひょうばく)がまたもモチーフとして登場しました。

グランドセイコー2024年新作 ヘリテージコレクション メカニカルハイビート 36000 「氷瀑」 Ref. SBGH349 文字盤 アップ

細かな縦筋が凍った滝を巧みに表現していますね。アイスブルーの文字盤上に、ロゴもインデックスもシルバーで統一し、冷え冷えとした空気感が伝わってくるようです。

SBGH349のケースデザイン&サイズ
外装の素材には、ステンレススチールよりも軽量で錆びにくく、傷がつきにくいブライトチタンを採用しております。

ケース素材には「SBGA211 ”雪白”」でおなじみのブライトチタンを採用しています。ステンレススチールと比べて約30%も軽量で、快適な装着性が魅力です。また、通常の純チタンの1.5倍の硬さを持ち、耐傷性・耐食性にも優れ、長く美しく愛用することができるでしょう。
同じムーブメントを載せた、37mmのSBGH347がエバーブリリアントスチール製で142 gだったのに対し、3mm大きい40mmのSBGH349は104 gと、チタンの採用によりいかにケースが軽量化されるか、ということがお分かり頂けるでしょう。

デザイナーの小杉修弘が作り出した、ヘリテージコレクションのベーシックなケースデザインを採用しており、長い鏡面で構成されるケース側面と、上面にヘアライン仕上げを施したかん足(ケースとバンドの接合部)が、その美しいフォルムやエッジを引き立たせています。

SBGH349は、10振動ムーブメントである、機械式メカニカルハイビート36000 キャリバー 9S85を搭載しています。振動数が多いほど外乱の影響を受けにくいため、より安定した精度を得ることが可能となり、9S85は静的精度で平均日差+5~-3秒、携帯精度でも日差+8~-1秒を実現した高精度を誇ります。

キャリバー9S85
ムーブメントには毎秒10振動のハイビートムーブメント「キャリバー9S85」を搭載し、精度のばらつきを抑え、安定した精度を実現。精度の要となるパーツを素材から見直し、高速度振動に必要なトルクと最大巻上時約55時間という実用的な持続時間を実現したメカニカルムーブメントです。

キャリバー 9S85は、ひげぜんまいに「スプロン610」、「動力ぜんまい」に「スプロン530」という素材を採用して耐衝撃性と耐磁性を向上、半導体の製造技術を応用した「MEMS (Micro Electro Mechanical System)技術」でパーツの精度と耐久性を高めています。

裏蓋はサファイアクリスタルバックとなっており、時を忘れてハイビートムーブメントの精緻な動きを眺めるのも一興ですね。

「”氷瀑” SBGH349」の定価は1,012,000円(税込)です。同じキャリバー9S85を搭載したブライトチタンモデルに、現行モデルでは38mmの62GSデザインケースの「“桜隠し”SBGH341&“桜若葉”SBGH343」があります。

SBGH341&SBGH343の仕様とスペック

グランドセイコー SBGH341&SBGH343/横38.0mm× 縦44.7mm×厚さ12.9mm、ブライトチタン製ケース、メカニカル 自動巻(手巻つき) キャリバー9S85搭載。2024年3月発売

こちらは発売当時の定価は奇しくもSBGH349と同じ1,012,000 円(税込)でしたが、11月の価格改定を経て2024年12月現在の定価はいずれも1,056,000 円(税込)となりました。SBGH349よりケースサイズも小さく、重量は98gでわずかに軽いですが、やや高めの設定となっているのはやはり「62GS」というところによるのでしょうか。

2つの”氷瀑”モデル、SBGH347とSBGH349の違いをまとめておきましょう。

SBGH347とSBGH349の比較
”氷瀑”SBGH347とSBGH349の違い
SBGH347 項目 SBGH349
横 37.0mm 縦 44.6mm 厚さ 13.3mm ケースサイズ 横 40.0mm 縦 46.6mm 厚さ 13.0mm
エバーブリリアントスチール
裏ぶた:エバーブリリアントスチールとサファイアガラス
ケース素材 ブライトチタン
裏ぶた:ブライトチタンとサファイアガラス
メカニカル 自動巻(手巻つき) キャリバー9S85 ムーブメント メカニカル 自動巻(手巻つき) キャリバー9S85
平均日差+5秒~-3秒 精度 平均日差+5秒~-3秒
最大巻上時約55時間持続 駆動期間 最大巻上時約55時間持続
日常生活用強化防水(10気圧) 防水性 日常生活用強化防水(10気圧)
あり 耐磁性 あり
142 g 重量 104 g
946,000 円(税込) 価格 1,012,000 円(税込)

搭載ムーブメントはキャリバー9S85で共通ですので、機能的に大きな差はありません。外装と重量の違いは顕著で、SBGH347は37mmのエバーブリリアントスチール製ケースで重量が142 g、定価946,000 円(税込)、 一方新作SBGH349は40mmのブライトチタン製ケースで104 g、定価1,012,000 円(税込)です。
価格の差はさほど大きくありませんので、どちらがいいか選ぶには、サイズ感やケースの色味、重量感、着用感などを実際に試着して確かめられれば一番です。

やや手首の細い方であれば37mmのSBGH347がしっくりくるかもしれません。ケースの色合いは、ブライトチタンも通常のチタンよりは白く美しい仕上がりですが、より白く明るい美しさを求めるならばエバーブリリアントスチール製であるSBGH347の方がご希望に沿うでしょう。

スタンダードなサイズ感がお好みであれば、40mmのSBGH349がお勧めです。軽さ、耐傷性といった機能性ではSBGH349に軍配が上がるかもしれません。

並べてみると、”ペアウォッチ”的な扱いも可能かも、と思えてきますね。37mmならいわゆる”ボーイズサイズ”の範疇で、女性が着用してもなんら違和感のないサイズです。SBGH349は2025年1月10日発売予定なので、残念ながらクリスマスには間に合いませんが。

【2024年新作】グランドセイコー ヘリテージコレクション メカニカルハイビート 36000 「氷瀑」 SBGH349 着用イメージ

冬の風物詩を表現したグランドセイコーの新作、「SBGH349 ”氷瀑”」について解説いたしました。同じ文字盤デザイン、ムーブメントでサイズ違い、というのは案外いままであまりなかったパターンに思えます。37mmエバーブリリアントスチールか40mmブライトチタンか、どちらが人気なんでしょうね?!そしてこの流れで”氷瀑”のスプリングドライブモデルや62GS、44GSモデルも登場するかもしれませんね!なんて言っていたら今度は「”霜降”SBGA471、SBGH295」と似すぎじゃない?と言われそうです。

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【グランドセイコー2022年新作】US限定モデル「霜降(そうこう)」 SBGA471、SBGH295登場!

秋の終わり、初霜が降りる時期である「霜降(そうこう)」にちなんだ、グランドセイコー2022年新作をご紹介します。

12月になって海外モデル新作なども登場しましたが、そろそろ年内の新作発表はこれで終わりでしょうか。皆様今年はどんなグランドセイコーを手にされたのでしょうか。来年も素晴らしい新作の登場を楽しみに待ちたいですね!

グランドセイコー SBGH349の仕様・価格
モデル ヘリテージコレクション メカニカルハイビート 36000 「氷瀑」
Heritage Collection Mechanial Hi-Beat 36000 Icefall
型番(Ref.) SBGH349
ケースサイズ 横 40.0mm 縦 46.6mm 厚さ 13.0mm
ケース素材 ブライトチタン 裏ぶた:ブライトチタンとサファイアガラス
ムーブメント メカニカル 自動巻(手巻つき) キャリバー9S85
精度 平均月差±10秒(日差±0.5秒相当)
駆動期間 約72時間(約3日間)
防水性 日常生活用強化防水(10気圧)
耐磁性 あり
重量 104 g
取扱店舗 グランドセイコーブティック、グランドセイコーサロンおよびグランドセイコーマスターショップ
発売日 2025年1月10日(金)発売予定
価格 1,012,000 円(税込)

※販売開始時期・価格は予告なく変更される場合があります。

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