更新日:2025年10月07日

【2025年新作】グランドセイコー エボリューション9 コレクション テンタグラフ SLGC006 “岩手山の朝の陽光 ”

暑さも和らぎ始め、季節の変わり目を感じる今日この頃、グランドセイコー(GRAND SEIKO)から秋の新作が届きました。2025年新作SLGC006では、「カッパーピンク×岩手山の尾根筋パターン」を組み合わせ、朝日に輝く岩手山の表情を文字盤に巧みに再現しています。

カッパーピンク文字盤のテンタグラフSLGC006

グランドセイコー エボリューション9 コレクション テンタグラフ SLGC006/横43.2mm× 縦51.5mm×厚さ15.4mm、ブライトチタン製ケース(※一部セラミックスと18Kピンクゴールド)、メカニカル 自動巻(手巻つき) キャリバー9SC5搭載。希望小売価格:3,025,000円(税込)、2025年10月発売予定

岩手山の溶岩流を連想させるゴツゴツした稜線と、茶色ともピンク色とも呼べないカッパーピンクの色合いが、何とも形容しがたい透き通るようなダイヤルを完成させています。写真より実機の方が数段美しそうですね。
2025年5月の新作で初お披露目した新しい型打ち模様の岩手山の尾根筋パターン、Watches & Wonders 2023でブランド初のメカニカルクロノグラフムーブメントとしてデビューした“TENTAGRAPH(テンタグラフ)”キャリバー9SC5、GSが誇るハイエンドコレクション「エボリューション9」など、あらゆる最先端&最高峰が本作には凝縮されています。約300万円の価格に、うーんと思うところはございますが、高すぎるということはなさそうです。

ブライトチタン・18Kピンクゴールド・セラミックベゼルの異素材をまろやかにブレンドし、“日本の美”で岩手山の朝日を再現したSLGC006。その堂々たる佇まいを、様々な側面から鳥瞰していきましょう。

SLGC006のダイヤルは「朝日に輝く岩手山の表情」がテーマ

ありそうでなかったカッパーピンク文字盤が絶妙なSLGC006。1200本限定“岩手山の尾根筋”SLGH027“では、岩手山の澄み切った空気をアイスブルーで手掛けていましたが、本作では茶ピンク系でやんわりとした高級感をダイヤルに生み出しています。
多彩な名峰の表情が自慢のSLGC006、その山場は以下の通りです。

≪SLGC006のセールスポイント≫

  • 鳥瞰で臨む岩手山の尾根筋から着想を得た岩手山の尾根筋パターンを採用
  • カッパーピンクを基調とするカラーリングで朝の陽光に輝く堂々たる姿を表現
  • 毎秒10振動のハイビートクロノグラフムーブメント「キャリバー9SC5」“TENTAGRAPH”搭載
  • 数量限定300本(うち国内200本)のレア度

重すぎず軽すぎない、絶妙な中間色ですね。独特な茶ピンク系の色合いは、ミルクチョコレートのようなコーラキャンディーのような親しみやすさも感じさせます。朝日に輝く岩手山の表情、と記載されていますし、GSお得意の「光と影のコントラスト」が楽しみなダイヤルです。
岩手山の山腹に積み重なった溶岩流に差し込む朝陽を、「カッパーピンクのクロノグラフ」で手掛ける表現力が素晴らしいですね。そのセンスが刺さる人には、眼福のひと時を得られそうです。

「岩手山の尾根筋+カッパーピンク+テンタグラフ+300本限定」と、(現時点では)物珍しい属性をこれでもかと畳みかけているので、欲しい方は早めにアクションを起こすことをお勧めします。セールスポイントがニッチな強みなので、リセールバリュー的に跳ねるかは微妙ですが、値段以上の満足感を担保できているのではないでしょうか。

それではいつも通り、まずはじめにSLGC006のダイヤルを注視してみましょう。

SLGC006は18Kピンクゴールドとブライトチタンケースのコンビ時計
『グランドセイコーの真髄と日本の美意識を高い次元で融合させた独自のデザイン文法「エボリューション9スタイル」をベースにしたメカニカルクロノグラフ。グランドセイコーの機械式時計の製造元「グランドセイコースタジオ 雫石」から望む、岩手山から着想を得た型打ち模様を採用し、カッパーピンクを基調とするカラーリングで朝の陽光に輝く堂々たる姿を表現しました。』

SLGC006はブラックセラミックベゼル、ブライトチタンケース、18Kピンクゴールドのアクセントを見事に調和。カッパーピンクの文字盤も見目麗しく、にじみ出る上品な色気があります。
若干ダークトーンの残るブライトチタンと18Kピンクゴールドの対比は、岩手山の山頂に勝るとも劣らない絶景を繰り広げていますね。放射状に広がる荒々しいサンバースト模様と明るいトーンの茶~ピンク系カラーがよく馴染んでおり、一体感のある華やかさを演出しています。模様と色味の相性もいい感じです!

グランドセイコーは季節や自然にまつわる赤やピンク文字盤を得意としていますが、詩情を誘うに十分なクロノグラフを新たに捻り出しています。18Kピンクゴールドを部分使いに徹しているのがいいですね。3時位置は明るめのピンク、6・9時位置は暗めの銅ピンクとサブダイヤルもコントラストを効かせているのも面白い試みです。

SLGC006にデザインが似た時計を比べ合わせていきましょう。

ウォッチズ&ワンダーズ ジュネーブ2025の新作SLGC009&SLGC007

SLGC009とSLGC007

比較対象として外せない、テンタグラフの“Tokyo Lion”SLGC009と、SLGC007。SLGC009は獅子の力強い爪、SLGC007は勇壮な冬の岩手山をテーマに据えています。SLGC009はスポーツコレクションなのでベクトルが違うとして、本作はSLGC007と同じ「エボリューション9スタイル」のため、光と陰の間に存在する「中間の美」を、味わい深く表現している印象です。赤でも茶でもピンクでもない、中間色のカッパーピンクが温かな風合いを醸し出しています。

初代テンタグラフのSLGC001、ウォッチズ&ワンダーズ ジュネーブ2023ブース展示写真

W&WG2023ブースに展示されたSLGC001の実機写真

ウォッチズ&ワンダーズ ジュネーブ2023で、世界中のウォッチマニアを震撼させた“初代テンタグラフ”SLGC001。伝統のセイコーブルーに岩手山パターンを掛け合わせ、“ジャパニーズメカニカルクロノグラフ”のあるべき姿を見事に体現しました。

SLGC001はまるで日本刀のように無駄を省いた「用の美」に秀でた正統派なデザインをしているのに対し、SLGC006はツートンカラーのサブダイヤル、真っ黒いクロノグラフ針など「遊び心」を添えています。SLGC007&SLGC009も黒いクロノグラフ針でしたが、本作はダイヤルが明るい色調のため、全然印象が違いますね。GSウォッチといえば、青焼き針が一つの代名詞ですが、黒針も使い勝手が良さそうですね、お洒落です。

18Kピンクゴールドの特選会2024限定モデルSLGC002

特選会2024限定モデルSLGC002

ピンクゴールド製ケースとチョコレート&ブラックのカラーリングがお洒落だった特選会2024 限定モデル SLGC002。ちなみに、こちらのモデルも岩手山の朝日にまつわる(※テーマが「岩手山の夜明け」)テンタグラフです。色味含め、GS時計の中ではおそらく本作SLGC006に一番似ています。
余談ですが、GS特選会2025ではSLGC011(※限定300本、価格2,090,000円)という特選会限定モデルも用意されていました。プレミアはついていませんが、テンタグラフ+パンダダイヤルで万人受けしそうなデザインでした。

エバーローズゴールド&オイスターフレックスベルトのデイトナ 126515LN

エバーローズゴールドのロレックス コスモグラフ デイトナ

SLGC002記事でも言明している話題ですが、配色的にロレックス コスモグラフ デイトナ 126515LN“チョコブラ”っぽさがありますよね。SLGC002や126515LNはブラックチョコレート、SLGC006はホワイトチョコやピンクチョコが混ざったようなキュートな色合いが魅力です。
記事後半では、「SLGC006 VS m126515ln-0006」でガッツリ比較していますので、そちらもお楽しみに!
「SLGC006とSLGC009、ロレックス デイトナ126503-0004を比較」

SLGH027の文字盤はバードビューで岩手山の頂上を再現

続いて、本作SLGC006と同じダイヤルパターンを採用した“岩手山の尾根筋”SLGH027。鳥瞰視点で岩手山を上空から捉えた壮大な眺めをクリアブルー文字盤で再現。SLGC006と同じ岩手山の尾根筋パターンを採用しており、活火山の荒々しさを模様で表現しています。
クールビューティーな水色系に勇猛さをドッキングした意欲作でした。

「光学多層コーティング」初採用のキャリバー9R 20周年記念限定モデルSBGC275

山の朝陽、はグランドセイコーの得意とするところで、「光学多層コーティング」で赤色の芸術を奏でたSBGC275、岩手山パターン+スカーレットカラーのSBGH345、キャリバー9R 20周年記念限定モデルのSBGE305、雪白ピンクが可愛らしいSBGA497など、多彩な赤&ピンク文字盤を手掛けています。

本作は18Kピンクゴールドの素材(色味)の良さを活かしていて、今までの赤系統とはひと味違う印象です。筆者個人の感想ですが、カッパーピンクを基調とした「光学多層コーティング」を見てみたい気がします。ピンク、オレンジ、赤、へと変化する幻想的な文字盤、わずかに黒みを残すチタンケースとのコントラスト、個人的にはアリな組み合わせだと思います!!

トリコロールカラーのサブダイヤルがお洒落なクロノマスタースポーツ

ステンレススチール&ローズゴールドのコンビ時計51.3100.3600/69.M3100とも共通点多め!

10振動のメカニカルクロノグラフ、18Kローズゴールドとのコンビ、インダイヤルのカラーを変える感じ、などゼニスのクロノマスター スポーツっぽさもありますね。本作SLGC006はブライトチタン・18Kピンクゴールド・セラミックの異素材を組み合わせているので、ブレスレットに捻りを加えたコンビ時計も面白かったかもしれません。
(一部読者の方は異論があるかもしれませんが)GSのコンビ時計は、デザイン的にオシャレなモデルがまだ少ないような気がしますし、本作がGSコンビ系のはしりになってもらえたら尚良かったと感じています。コンビ系の異素材だからできる光と影の合わせ技は、GS専売特許の「中間の美」にピッタリでしょうし。

思い切って要望ベースで記載すると、ブレスレットの中央(センター)リンクではなく、外側(アウター)リンクを18Kピンクゴールドにしても、テーマ的(岩手山の朝陽&尾根筋)に良かった気はします。外側のほうがリンク数多いですし、金額的にかなり跳ねあがるので、そこまでするならもうフル無垢でいいよ、というツッコミも聞こえてきそうですが、差し色としては「なしよりのあり」ですよね!?

SLGC009のサイズは横 43.2mm×縦 51.5mm×厚さ 15.4mm、同条件(※18Kピンクゴールド&ブライトチタン、キャリバー9SC5)で絞り込むと同スペックはなし。異素材コンビ時計が今後どのように展開されていくか要注目です。

2025年9月現在のキャリバー9SC5搭載モデル

スペックが一番近いテンタグラフ系のサイズから。SLGC001&SLGC007は横 43.2mm ×縦 51.5mm ×厚さ 15.3mmのブライトチタン製。東京ライオンのSLGC009は横 43.0mm ×縦 50.0mm× 厚さ 15.6mmのブリリアントハードチタン製。概ねサイズに変更は見られませんね、GSクロノグラフの中間的なサイズに落ち着いています。
価格の予習も兼ねて、エボリューション9コレクションも眺めていきましょう。

2025年9月現在、エボリューション9コレクションの現行モデル一覧

現行モデルでテンタグラフ以外のクロノグラフはスプリングドライブのSBGC251だけという結果に。白樺の3針モデルやダイバーズウォッチが多いイメージでしたが、少し意外でした。SBGC251はキャリバー9R86搭載、横 45.3mm ×縦 52.6mm ×厚さ 15.8mmのブライトチタン製、なのでテンタグラフの方が若干小ぶりですね。

恐らく、読者の方も同じ感想を抱いている方が少なからずいらっしゃると思いますが、ハイエンドラインのエボリューション9コレクションの中でも飛び抜けた価格設定の方がサイズより違和感を覚えるかもしれません。
同コレクション最高額のSLGB001はプラチナ950製ケース、小型&薄型化の両立を成し遂げた新型ムーブメント「スプリングドライブ U.F.A.」を搭載しているので納得できるとして、本作の約300万円という価格設定は、コレクション内でも少し浮いているようにも見受けられます。
後ほど、約250万円~450万円目安のGS現行ウォッチをリサーチしましたので、そちらを元に値付けについて考察していきます。
SLGC006の値段

SLGC006のムーブメントは10振動&約72時間ロングリザーブが自慢の自動巻きクロノグラフ キャリバー9SC5を搭載。2023年にWatches & Wonders 2023でスイス現地を驚愕させたテンタグラフも、ちらほら増えてきましたね。

SLGC006の裏ぶたはプリントなしのシースルーバック

裏スケルトンを彩るリューズ&プッシャーのピンクゴールド、そしてムーブメントのルビーのアクセントが端麗ですね。裏側でもピンクとシルバーの美しいコントラストを楽しめます。
プリントなし、の仕様ですのでじっくりとメカニカルクロノグラフのロマンに浸れるのも素敵です。

SLGC006は3,025,000円(税込)、本作は一部パーツに18Kピンクゴールド素材を使用している分、エボリューション9コレクションの中でも少しお高めです。エボリューション9コレクション、キャリバー9SC5搭載モデルの条件で別々に検索すると、値段の面でも最高峰でした。
プラチナ製のSLGC006を除外すると、キャリバー9SC5搭載モデルで一番高いのはSLGC009の2,310,000円(税込)、エボリューション9コレクションだとSLGC007の1,980,000円(税込)、本作は約1.5倍の価格差に。本作は一部パーツに18Kピンクゴールドを使用しているので仕方ないとはいえ、購買意欲に響きそうな点がSLGC006の唯一の弱点でしょう。

予算250~450万目安のGSウォッチ

価格250万~450万の条件で絞ると現行モデルは7つ。18Kピンクゴールド製「44GS現代デザイン」のSBGW306が2,915,000円(税込)、「62GS」レギュラーモデル初の18Kピンクゴールドケースを採用したSBGH368が4,400,000 円(税込)、と比べればギリ許容範囲内の値段かもしれません。

値段に関してピアゾスタッフ内で意見を出し合いましたが、GSのコレクションは200万円・300万円の価格帯に“壁”を感じる印象です。100万円超えのプライスゾーンはだいぶ下地も出来てきて、物欲をそそられるモデルが増えてきましたが、200万円、300万円となるとまだまだテコ入れの必要性を感じます。ミドルクラスまではめっぽう強いのに、ハイエンドラインに差し掛かると他ブランドの方がまだ優勢なイメージが残りますからね。「金無垢のテンタグラフ&プラスαの長所」を持ったモデルでやっと、ある程度のお得感が芽生えそうです。

現状はエボリューション9コレクションにしろ、テンタグラフにしろ、“200万&300万の壁”に直面していますが、SLGC006を皮切りに色々なアプローチを試していきそうです。今はまだちょっと高く感じる気もしますが、2~3年後には海外の値上げに伴い、違和感のない値段設定に変化しそうでもあります。

正攻法で比較するとスペックやデザインが近いSLGC007と見比べるのが無難ですが、面白味に欠けるため「前半:東京ライオンSLGC006、後半:オイスタースチール&イエローゴールド製のデイトナ 126503」と、多角的な視点で解析してみました。

SLGC006とSLGC009を比較

≪SLGC006とSLGC009の違い≫

  • SLGC006は朝の陽光に輝く岩手山の堂々たる姿、獅子の力強い爪がテーマ
  • SLGC006はエボリューション9スタイル、SLGC009は東京ライオン
  • SLGC006はタキメータースケールありのブラックセラミックベゼル、SLGC009はタキメーターなしシルバーベゼル
  • SLGC006銅ピンク系、SLGC009は黒ブラウン系の二色のサブダイヤル

ダイヤル・ベルトにライオン要素をアグレッシブにあしらったSLGC009、文字通り今までのGSウォッチとは“毛色”が違い、ロイヤルオーク・コンセプのようにワイルドですよね。同モデルは海外評価も上々です。一部海外のウォッチマニア達からは、そろそろ東京や大阪、横浜などの“都会の絶景”を手掛けて欲しい、という声も散見していますし、300万円以上のモデルは既存の自然美とは一線を画すモデルを手掛けるのも、カンフル剤として効果を発揮しそうです。銀座の夜に似合うGS流ドレスウォッチ、難波の喧騒に負けないイキの良いクロノグラフ、などやりようは色々とありますからね。

短期的な視点だけで語ると、いったれ系の攻めたデザインで異素材コンビ時計にした方が、一部時計マニアには刺さったかもしれませんね。やり過ぎても人を選んでしまうので何とも言えませんが、300万円という価格を考慮すると、もう少しオリジナリティー性のある個性があった方がよかったかも・・・

SLGC006とロレゾールの126503を比較

現行モデルにピンクゴールドのロレゾールがないのでイエローゴールドでの比較にはなりますが、素材、機能、価格が近いという意味で、ロレゾールの126503も比較対象に適任です。126503は税込価格3,267,000円、ブレスレットやベゼルにもゴールドを使用しているのでデイトナの方がお買い得に見えるような気もします。逆を返せば、この価格帯でロレックスとがっぷり四つに組む(互角に勝負する)ことが出来れば、グランドセイコーの更なる飛躍に繋がっていきそうです。

余談ですが、バブル期の“オジサン時計”のイメージもあり、コンビ時計は「ダサい」のレッテルを貼られてしまい、やや劣勢を強いられてきましたが、先入観のない若い世代を中心に潮目が変わりつつあります。
ロレックスのロレゾール(Rolesor)は、ケース・ブレスレットにゴールドの差し色を用いることで、スポーティー&ラグジュアリーの整合性を高めています。金価格の上昇や需要の高まりが、異素材コンビ時計にも今後追風となるかもしれませんね。

SLGH027に続き、真上からの視点で岩手山の絶景を軽妙なカッパーピンク文字盤で仕上げたSLGC006。天晴れな完成度は言うまでもなく、いつも通り“最高の普通”を具現化しています。
しかし、グランドセイコーのダイヤルは、100~200万円の価格帯で多種多様なレパートリーの多さを誇るため、“200万&300万の壁”に挑むためには、そろそろ目新しさで勝負するのも頃合いかもしれません。光陰人を待たず(意味:月日は人の都合に構わず過ぎるので、好機を逃さず物事に取り組むべき)、の言葉ではないですが、移ろい続ける時間をより繊細に、ときに大胆に。

もしもうひと捻りを加えるならば、SLGC006のように異素材のコンビネーションを駆使しながら、グランドセイコーらしい光と影の「中間の美」を目指せば、活路が開けていきそうです。ゆくゆくは300万円超えのハイエンドラインでも、GSウォッチが海外の超一流ブランドと互角に渡り合えるようになって欲しいものですね。

グランドセイコー SLGC006の仕様・価格
SLGC006の仕様とスペック
モデル エボリューション9 コレクション テンタグラフ
Evolution 9 Collection TENTAGRAPH
型番(Ref.) SLGC006
ケースサイズ 横 43.2mm 縦 51.5mm 厚さ 15.4mm
ケース素材 ブライトチタンケース(一部セラミックスと18Kピンクゴールド) 裏ぶた:ブライトチタンとサファイアガラス
ムーブメント メカニカル 自動巻(手巻つき)キャリバー9SC5
精度 静的精度:平均日差+5秒~-3秒
携帯精度:日差+8~-1秒
駆動期間 最大巻上時約72時間持続
防水性 日常生活用強化防水(10気圧)
その他 裏ぶた「LIMITED EDITION」表記
裏ぶたシリアルナンバー入り
中留 一部18Kピンクゴールド
重量 162 g
生産本数 世界限定:300本(うち国内:200本)
取扱店舗 グランドセイコーブティック、およびグランドセイコーサロン
発売日 2025年10月10日発売予定
価格 3,025,000 円(税込)

※販売開始時期・価格は予告なく変更される場合があります。

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