更新日:2023年04月17日

【Watches & Wonders 2023現地レポート】グランドセイコー初の機械式クロノグラフ!“テンタグラフ”SLGC001の魅力や凄さを徹底解剖!

ウォッチズ&ワンダーズ ジュネーブ2023でお披露目した“テンタグラフ”SLGC001の概要

引用: www.grand-seiko.com

「ウォッチズ&ワンダーズ ジュネーブ(Watches & Wonders、略称W&WG)2023」で、ブランド初のメカニカルクロノグラフムーブメント“TENTAGRAPH(テンタグラフ)”を搭載した新作SLGC001を発表したグランドセイコー(GRAND SEIKO)。「実用時計の最高峰(高精度・視認性・耐久性・使いやすさ)」のコンセプトからブレることなく、“本格派メカニカルクロノグラフ”を「エボリューション9コレクション(Evolution 9 Collection)」へ仲間入りさせています。

ウォッチズアンドワンダーズ2023 グランドセイコーのブース

ウォッチズアンドワンダーズ2023 グランドセイコーのブース。和を感じさせる落ち着いた雰囲気。

去年のW&WG2022に初参加した際には、Evolution 9 Collectionより、「スプリングドライブ GMT(2機種)」「スプリングドライブ クロノグラフGMT(2機種)」「スプリングドライブ 5 Days Diver’s 200m(1機種)」を発表していましたが……満を持して、グランドセイコーメカニカルの理想を体現した“GSスポーツウォッチ”が、いよいよリリースされたと言ったところでしょう。

今回は、“TENTAGRAPH(テンタグラフ)”の凄さや新キャリバー9SC5の進化した点、SLGC001に採用された岩手山パターンダイヤルのエピソード、GSクロノグラフの価格相場動向やSLGH019との違いもご説明致します。細部の細部まで、日本刀のように研ぎ澄まされた“ジャパニーズクロノグラフ”真打ちの実力をじっくりとご覧ください!

“テンタグラフ”SLGC001の特徴について

引用: www.grand-seiko.com

かつて、“激動の1969年”の「世界初の自動巻きクロノグラフムーブメント」開発競争を制したセイコー。クロノグラフムーブメントのエキスパートであるグランドセイコーに、実は機械式クロノグラフがなかったことを今回の Watches & Wonders2023で初めて知った時計ファンも少なからずいらっしゃるでしょう。SLGC001の凄さをピックアップしてみました!

SLGC001の見どころ 

  • 高品質&高精度なメカニカルクロノグラフ“TENTAGRAPH(テンタグラフ)”
  • 「コラムホイール式&垂直クラッチ方式」のキャリバー9SC5
  • 雫石クラフトマン達の不動の信念!岩手山パターンダイヤルの“永遠の美”
  • 飽くなき理想の追求!視認性バッチリな見やすいクロノグラフ

“グランドセイコーのクロノグラフ=スプリングドライブ”というイメージも固まりつつある昨今……SLGC001がどれだけ凄いのか?要点を順番にご説明致します。より楽しんで記事を読み進めたい方&Watches & Wonders2023の実際の会場の雰囲気を楽しみたい方は、下記リンクの動画も合わせてご覧ください!

★ 関連リンク ★

Watches and Wonders 2023 - Grand Seiko (※外部サイトへリンクします)
“TENTAGRAPH(テンタグラフ)”は、10振動のハイビートでありながら、約3日間のロングリザーブが自慢のジャパニーズクロノグラフムーブメント

引用: www.grand-seiko.com

SLGC001最大の目玉は、本作に初搭載されたキャリバー 「9SC5」、“TENTAGRAPH(テンタグラフ)”でしょう!「10振動」「3日間の長時間パワーリザーブ」「自動巻きクロノグラフ」の3つの機能を組み合わせた造語です。GS独自調査によると、10振動の自動巻機械式クロノグラフでは世界最長の、最大巻上時約72時間の持続時間を実現しているとのこと。今後発売されていく、キャリバー9SC5搭載のGSメカニカルクロノグラフの行く先が、今から楽しみですね。

<<関連動画>>

ピアゾの腕時計豆知識 
<「GS規格」もメカニカルクロノグラフのために新設定!>

1998年に「新GS規格(※日差-3~+5秒以内)」を独自に設け、超一流スイスブランドの品質にも“追いつき、追い越せ”な勢いのグランドセイコー。2015年に制定されたロレックス社の「ロレックス高精度クロノメーター」独自基準(※平均日差が±2秒)には及びませんが、クロノメーター規格(※-4~+6秒)を凌ぎ、GSユーザーの口コミでも「GS時計は精度が高い」という評判を誇ります。

従来の新GS規格が6方向の姿勢(※クロノメーター規格5姿勢に12時上位置を追加)&3段階の温度という17日間に及ぶ厳格な試験ですが……クロノグラフ作動後の精度チェックでは、新たに3日間(※合計20日間)の追加テストも行われています。

キャリバー9SC5は、ロレックスのデイトナCal.4131と同じ「コラムホイール式&垂直クラッチ方式」

引用: www.grand-seiko.com

2020年発表のハイビートキャリバー9SA5をベースに、新たに進化したキャリバー9SC5。改良点と類似点を簡潔にご説明致します。

≪キャリバー9SC5とキャリバー9SA5の類似点・変更点≫

  • 動力ゼンマイの伝達効率を大幅に高めた「デュアルインパルス脱進機」搭載
  • 「デュアルインパルス脱進機」と連動する、「ツインバレル」機構で“10振動&長時間リザーブ”を実現
  • GS独自の解析技術のもと、約8万通り以上の「巻上ひげ」から最適な形状を使用。安定した精度へ
  • 緩急針のない「フリースプラング」方式で精度を調整
  • ▽NEW▽「ピラーホイール(コラムホイール)方式」で無駄なトルクを減らす
  • ▽NEW▽「垂直クラッチ方式」で針飛びがないより正確な計測を
  • ▽NEW▽「三叉ハンマー」パーツで瞬間ゼロリセット

類似点は上記リンクでご説明済みですので、変更点を中心に解説致します。
主に、クロノグラフ機構に影響する役目を担うのは、“制御方式(=コラムホイール式orカム式)”と“伝達方式(=キャリングアーム方式orスイングピニオン方式or垂直クラッチ方式)”の二つ。

つまり、「制御方式と伝達方式の組み合わせ」が、クロノグラフムーブメントの性質を決定づけるのです。
今作のキャリバー9SC5は、「ピラーホイール(コラムホイール)方式&垂直クラッチ方式」の組み合わせで、平たく言えば“超精度重視”の構造。他社製ムーブメントでは、ロレックスデイトナの「Cal.4130」、ブライトリングの「Cal.01」など、“超実力派”揃いです。

ちなみに、ウォッチズ&ワンダーズ ジュネーブ2023の新作発表で、ロレックスはCal.4130を進化させた新ムーブメント「Cal.4131」搭載のデイトナを発表しています。奇しくもウォッチズ&ワンダーズ ジュネーブ2023で、新キャリバーを発表したデイトナとテンタグラフ。どちらが上なのか……目の肥えた時計ファンにこそ、じっくりと情報収集をして、双方の凄さを調べ上げると面白いかも。

テンタグラフは、三叉ハンマー&ピラーホイール機能で、クロノグラフ特有のスタート&ストップ操作にも長所がある

引用: www.grand-seiko.com

テンタグラフのSLGC001は、グランドセイコーらしい手堅い『正確な計測と操作性、耐久性』を重視した構造です。「垂直クラッチ方式」で、計測開始時の針飛びや指針ずれを抑制。「ピラーホイール(コラムホイール)方式」を採用し、プッシュボタンスタートの際に、指の力の影響をクラッチやレバー類に無駄なトルクを与えない“スタート&ストップ操作”を可能としています。 独自の「三叉ハンマー」は、心地よいクリック感とゼロリセット(帰零)の“快感”をトッピングしているのも“弄る楽しみ”があっていいですね!

ピアゾの腕時計豆知識 
<制御方式&伝達方式で見た有名ブランドとクロノグラフ>
  • コラムホイール式×キャリングアーム方式・・・代表キャリバーはゼニスのクロノマスター。パテックフィリップやA.ランゲ&ゾーネなども採用。見た目も美しい伝統のクロノグラフムーブメント
  • コラムホイール式×スイングピニオン式・・・代表キャリバーはタグ・ホイヤーのホイヤー01やホイヤー02。生産性が高く普及率が高い
  • コラムホイール式×垂直クラッチ方式・・・代表キャリバーはロレックスのデイトナ搭載Cal.4130。ムーブメントが分厚くなりやすく耐久性に弱点はあるが、機能性&精度は抜群!!

名を連ねるのはご覧の通り、ムーブメント開発競争でどこも覇権を取ったような有名ブランドばかり。グランドセイコーは、ロレックス同様“実用性”に重きを置く「コラムホイール式×垂直クラッチ方式」を今回もチョイスした、というわけです。

岩手山パターンダイヤルは、GS雫石の職人魂の象徴

引用: www.grand-seiko.com

丹精込めた手作業で「グランドセイコースタジオ 雫石」で組み立てられるグランドセイコーの機械式時計達……テンタグラフ第一作目、SLGC001の文字盤に選ばれたのは岩手山パターン。

Watches&Wondersで展示されていた実機を見ても、その特徴的な質感は際立っていました。

ウォッチズアンドワンダーズで展示されていたグランドセイコーSLGC001

SLGC001 実機

“ジャパニーズメカニカルクロノグラフの本気さ”が伝わる、「岩手山パターン&セイコーブルー」の組み合わせは、まるで切れ味抜群の日本刀や切り立った絶壁のように……凛とした佇まいが美しかったですね!!

“雪白(スノーフレーク)”や“白樺(ホワイトバーチ)”“二十四節気(ジャパンシーズンズ)”など、多くの「日本的な自然美」を手掛けるグランドセイコーが、なぜ岩手山パターンを選んだのか?その理由をピアゾ編集部なりに推察してみました。

本作SLGC001は、岩手山の山肌のような繊細な凹凸パターンと煌めく夜空のグランドセイコーブルーを融合させた“手堅い”組み合わせです。「SLGH019(※Evolution 9 Collection)」や「SBGJ235(※Heritage Collection。36000ハイビート GMT ブティック限定モデル)」も岩手山パターン&青文字盤なので、趣きが似ています。質感は異なりますが、同じく「岩手山」をテーマにした「キャリバー9S」25周年記念モデルの“中天の空”SBGR325もアイスブルーが美しかったですね!後述の「THE NATURE OF TIME」についても関連したエピソードがあるので、合わせて知りたい方はどうぞ!

SLGC001は奇をてらわない“超王道”のコンビネーション。なぜその組み合わせにしたか、ヒントは「雫石高級時計工房」のサイトに?

『霊峰・岩手山はとりわけ雄々しく腰を据えてそびえたち、その懐深くから湧く清水は、山肌を縫い、あまねく郷を潤し続ける。我らは思う。我らはこの地のようであれ。不動であれ。不尽であれ。不屈であれ』
『ただひたむきに努め続ける者であれ。心奥に、今日も雫石の山々をいだく。時計は、心がつくる』
---引用 http://www.shizukuishi-watch.com/

グランドセイコーが度々唱える「THE NATURE OF TIME」というブランドフィロソフィー。感覚的な表現になってしまいますが、SLGC001は随所から“職人達の信念”を感じます。古来からその「道」の匠達は、あり方を模索するように、技を磨き精神性を高めてきました。今作の「ジャパニーズクロノグラフ」でも、あの手この手の創意工夫が施されており、“日本人らしい感性と精神性=職人魂”が、随所に付与されています。その源とも言える、霊峰・岩手山への畏敬の念。大自然を敬う“不動・不尽・不屈”の変わらぬ“職人達の信念”が、テンタグラフを美しくしているのかもしれません。

グランドセイコースタジオの窓からいつでも眺められる雄大な岩手山。グランドセイコーにとってインスピレーションの源泉であり、変わらぬ信念を思い出させてくれる“不変的なシンボル”そのものなのでしょうね!

SLGC001は日本刀のように無駄を削ぎ落とし、視認性やカッコ良さを高めている

引用: www.grand-seiko.com

視認性の高い正統派デザインを十八番とするグランドセイコー。情報量の多いクロノグラフでも、正確な時刻を瞬時にキャッチできるよう、エボリューション9スタイルならではの工夫がなされています。
ひと言でまとめると、全体的に針とダイヤルとの距離が、タイトに詰められている特徴があります。

基盤となるインデックスは、くっきりとした溝を中心に刻み、見やすいように太めへ調整。針とインデックスとの距離が近づくように、針先をダイヤルの目盛りの先端まで延長。匠の手作業で曲げられた「曲げ針」の先端部分は、“見やすい”判読性の高さを実現しています。

また、サブダイヤル(※スモールセコンドや積算計)をメインダイヤルよりも一段低くした二層構造のダイヤルを採用。まるで、研ぎ澄まされた日本刀のように、稜線が織りなすメインダイヤル&サブダイヤルの立体的な造形美は、まさに芸術!
磨き抜かれた刀身のように、見ていて“目が疲れない”ディテール。視認性を高める工夫を追い求めてきた結果、完成された“イケメンさ”に到達したのかもしれませんね。

ピアゾの腕時計コラム 
<細眉?太眉?クロノグラフの“イケメンさ”の秘訣>

種類も見た目も様々なクロノグラフ。多数のブランドが、“メーカーの顔”とも言える様々なディテールを数多く生み出していて、クロノグラフ選びは楽しいですよね。

横三つ目顔で例えれば、時針・分針は「眉毛」にも見えます。全体的に時針・分針を細め(例えるなら細眉)にしているクロノグラフが多い中、SLGC001は凛々しい“太眉”のような時針・分針で、古き良き凛々しさを失わない“日本男児”のようですね。

セイコー(グランドセイコー)は、1969年のゼニス・ホイヤーとのクロノグラフムーブメント開発競争にも先駆けたクロノグラフのエキスパート

引用: www.grand-seiko.com

2007年にゼンマイ駆動ではもっとも正確なスプリングドライブ(※垂直クラッチ方式)のクロノグラフ+GMT機能のSBGC001を発表しているグランドセイコー。セイコーグループ全体で遡れば、1964年に日本初のクロノグラフ、1969年に世界初の垂直クラッチ方式の自動巻きクロノグラフを開発した歴史(※どちらも諏訪精工舎が開発)も。2024年は「セイコークロノグラフ60周年」のアニバーサリーイヤーでもあるので、今のうちにGSクロノグラフの代表モデルをおさらいしておきましょう!

≪GSクロノグラフ代表的モデル≫

  • 2007年・・・SBGC001(GS初のスプリングドライブクロノグラフ、パワーリザーブ約72時間のキャリバー9R86。縦三つ目ホワイトカラー)
  • 2016年・・・SBGC017(GS初のセラミックス素材をケースに使用、世界限定600本。縦三つ目ブラックカラー)翌年にもブラックセラミックス×ブライトチタンのコンビモデルSBGC223を発表
  • 2020年・・・SBGC238(GS誕生60周年記念モデルの獅子甲冑モチーフ、縦三つ目の濃紺“勝色”カラー)
  • 2022年・・・SBGC251(W&WG2022で発表、ブライトチタン製の縦三つ目ブラックカラー)GSクロノグラフ15周年記念限定モデルSBGC249も同時発表

調べてみると過去の名作達は縦三つ目ばかりでしたね……GS初のメカニカルクロノグラフ&横三つ目のテンタグラフSLGC001の人気にどこまで火がつくか、今後が楽しみですね!?

ピアゾの腕時計コラム 
<金属そのものと向き合い続けたグランドセイコー>

自動巻き式、手巻き式、自動巻き式スプリングドライブ、手巻き式スプリングドライブ、クォーツ……これだけのムーブメントを開発し続けつつ、“質実剛健”なスッキリした共通のデザイン文法で纏め上げるのは容易ではなかったでしょう。一つの成功要因として、「グランドセイコーは金属そのものの質感を活かしてきた」のは大きいかもしれません。

グランドセイコーは、金属表面にメッキや塗装などの加工を施さず、鏡面仕上げや筋目仕上げを取り入れたモデルがほとんど。素材特有の“立体感や艶感、質感”を最大限に引き出すよう、「素材自体を美しく仕立てる手法」を磨いていった結果、セイコースタイルが確立したとも言えるのです。 金属そのものと向き合い続けてきたから、ムーブメントが進化を遂げても、セイコースタイルという伝統を受け継ぐことができるのでしょうね!

SLGC001とSLGH019の変更点

引用: www.grand-seiko.com

グランドセイコー初のクロノグラフSBGC001や、“獅子甲冑”SBGC238と比較してもよいところですが、あえて“文字盤デザイン”に注目し、類似点の多い“岩手山パターン&セイコーブルー”の3針モデルSLGH019との違いを見てみましょう。「クロノグラフ VS 3針モデル」で、もちろん単純比較は出来ませんが、「同じエボリューション9コレクション」という枠組みの中でどのようなクロノグラフが誕生したのか、という視点を深めて頂ければ幸いです。

<SLGC001とSLGH019の相違点>

▼SLGC001は「GS」「GrandSeiko」ロゴの下に、「TENTAGRAPH」ロゴあり
▼SLGH019は3時位置のデイト表示が黒文字&ホワイトカラー。SLGC001は4時位置のデイト表示が白文字&セイコーブルー
▼SLGC001はインデックスや針をホワイトやグレーでコントラストを強調している

“ごつくなった”と言うより、“逞しくなった”という印象でしょうか。文字盤に情報量が沢山増えている割には、スッキリとしたように見えるのですから、流石ですよね。スプリングドライブからメカニカルのクロノグラフになったことで、インジケータ表示がなくなり、横三つ目の収まりが良くなったのが功を奏しているのかもしれません。

クロノグラフならどっちを選ぶ?SLGC001とSBGC249を比較

今度は同じ「エボリューション9コレクション」のクロノグラフSBGC249とSLGC001を比較してみましょう。実際購入する、となると選択肢としてこの2つで迷う可能性も高いのではないでしょうか。

SBGC249はクロノグラフ誕生15周年を記念して発売された限定されたGMT機能つきクロノグラフです。共通点として挙げられるのはいずれもケースはブライトチタン製、ベースカラーがブルー系、そして多面カットを施したインデックスと針、幅広のブレスレットといったエボリューション9スタイルに基づくデザインです。
一方、スプリングドライブかメカニカルか、という搭載ムーブメントの違いが、機能面でもデザイン面でも大きな違いを生み出しています。スペックを表で比較してみましょう。

SLGC001とSBGC249の比較
SLGC001 項目 SBGC249
Evolution 9 Collection テンタグラフ ブランド Evolution 9 Collection グランドセイコー クロノグラフ15周年記念限定モデル
ブライトチタンケース(一部セラミックス) 素材 ブライトチタン 裏ぶた:ブライトチタンとサファイアガラス
ボックス型サファイア ガラス材質 デュアルカーブサファイア
内面無反射コーティング コーティング 内面無反射コーティング
横 43.2mm 縦 51.5mm 厚さ 15.3mm ケースサイズ 横 45.3mm 縦 52.6mm 厚さ 15.8mm
日常生活用強化防水(10気圧) 防水性 日常生活用強化防水(10気圧)
メカニカル 自動巻(手巻つき)  9SC5 ムーブメント スプリングドライブ 自動巻(手巻つき) 9R96
平均日差+5秒~-3秒 精度 平均月差±10秒(日差±0.5秒相当)
約72時間 パワーリザーブ 最大巻上時約72時間(約3日間)持続
1,815,000 円(税込) 価格 1,430,000 円(税込)
  • ねじロック式りゅうず
  • 耐メタルアレルギー
  • タキメーターつき
  • 石数 60石
  • ストップウオッチ機能(30分計・12時間計)
その他
  • 特別精度調整モデル
  • 裏ぶた「LIMITED EDITION」表記
  • 裏ぶたシリアルナンバー入り
  • 回転ベゼル(24時間表示)
  • ねじロック式りゅうず
  • 耐メタルアレルギー
  • 石数 50石
  • 24時針(デュアルタイム表示機能)
  • ストップウオッチ機能(30分計・12時間計)
  • パワーリザーブ表示機能
  • カレンダー連動時差修正機能

毎秒10振動のハイビートクロノグラフムーブメント「キャリバー9SC5」を搭載する新作SLGC001はほぼ左右対称に近い配置、一方特別調整精度ムーブメント、キャリバー9R96を搭載するSBGC249は3つのインダイヤルが左右非対称で、7時位置にはパワーリザーブ表示も配置、GSロゴも左側にズレています。

いずれもパワーリザーブは約72時間ですが、SLGC001は平均日差+5秒~-3秒、SBGC249は平均月差±10秒、つまり日差±0.5秒相当の高精度。
SLGC001にはタキメーターベゼル、GMT機能も有するSBGC249には24時間表示の回転ベゼルがセットされています。

すっきりとした対称美で選ぶならSLGC001、機能性・精度で選ぶならSBGC249といったところでしょう。

SNSの投稿に寄せられた国内コメントを中心にご紹介します。

「SLGC001はカッコいい!ただ、サイズとケース厚、値段は気になる」
「クロノグラフ好きだから、実機を見てから決めたい」
「岩手山パターンが大好き!初めてGPHGをとったSBGJ005にも採用されているし」
「サイズはデカいけど、欲しいなぁ」

賛否両論とまではいきませんが、比較的否定的な見解が目立つかもしれません。否定派は「サイズ感&値段」を気にしていて、肯定派は「完成度&インスピレーション」を重視している傾向です。

合わせて、興味深い海外の動画と和訳要約コメントもどうぞ!まずは、公開3日で4万回再生以上を突破したウォッチファインダーさんの動画をご紹介致します!

「時を刻む宝石だ!」
「ムーブメントの仕上げがドイツ風……ダイヤルも荘厳」
「テンタグラフは内側も外側も完成度が衝撃的!」
「ロレックスはムーブメント(キャリバー4131)を『見せびらかす』ことを決定したが、GSはより優れた新しい測定可能方法を発表している」

意味深なコメント含め、コメント返信のやり取りでも活発な議論が交わされていますね。印象的なのは、国内コメントよりも海外のコメントの方が、テンタグラフの完成度や美しさを手放しで褒めているのが多いのが特徴的です。海外の方達は、日本人よりも手首が太い傾向があるので、大きめのクロノグラフに抵抗感がないのも影響しているのでしょうね。

こちらの動画では実際のWatches & Wonders 2023の様子や他の新作もご紹介しているので、より詳しく知りたい方はチェックしてみてください!

スプリングドライブモデルに絞って、クロノ24で「GSクロノグラフ」の相場を調べてみました。

≪GSクロノグラフの相場動向≫

  • SBGC001(ホワイト)・・・参考定価864,000円 (税込)、販売相場(※中古・新品未使用込み)目安約50万円前後
  • SBGC017(ブラック)・・・参考定価1,512,000円 (税込)、販売相場約80~85万円前後
  • SBGC223(ブラックセラミックス×ブライトチタン)・・・参考定価1,705,000円 (税込)、販売相場約120万円前後
  • SBGC249(ブルー)・・・参考定価1,430,000 円(税込)、販売相場約120万円前後
  • SBGC251(ブラック)・・・参考定価1,452,000円 (税込)、販売相場約110~120万円前後

他のプレミア傾向な“雪白”や“白樺”に比べれば、まだまだGSクロノグラフはリセールバリューは低めな状況です。考えようによっては、「SLGC001の登場でGSのクロノグラフの注目度が上がる」可能性も考えられるので、今のうちに“お得感”のあるクロノグラフを探すのも面白いかもしれません。

姉妹サイト「ブランド時計販売のクエリ」でも、若干の取り扱いがありますのでご興味のある方はどうぞ!

クロノグラフ分野でも数多くの世界初や日本初を成し遂げているグランドセイコー。“百聞は一見に如かず”のことわざ通り、「見て楽しむ」のとクロノグラフ機能を「弄って楽しむ」のも忘れずに。実機を見て触れると……よりクロノグラフのメカニカルな味わいを満喫できて、更にSLGC001の良さが理解できるかもしれませんよ!?

GRAND SEIKO SLGC001の仕様・価格
SLGC001の仕様とスペック

引用: www.grand-seiko.com

モデル グランドセイコー エボリューション 9 コレクション テンタグラフ
GRAND SEIKO Evolution 9 Collection Tentagraph
型番(Ref.) SLGC001
ケース径 横 43.2mm 縦 51.5mm 厚さ 15.3mm
ケース素材 ブライトチタンケース(一部セラミックス)、シースルースクリューバック
ガラス材質 ボックス型サファイア
ムーブメント メカニカル 自動巻(手巻つき) キャリバー 9SC5
精度 平均日差+5秒~-3秒
駆動期間 最大巻上時約72時間持続
防水性 日常生活用強化防水(10気圧)
機能・特徴
  • ねじロック式りゅうず
  • 耐メタルアレルギー
  • タキメーターつき
  • 石数 60石
  • ストップウオッチ機能(30分計・12時間計)
取扱い店舗 グランドセイコーフラッグシップブティック、グランドセイコーブティック、およびグランドセイコーサロン
発売日 2023年6月9日(金)発売予定
価格 1,815,000  円(税込)
※販売開始時期・価格は予告なく変更される場合があります。

ピアゾスタッフも一足お先にスイス・ジュネーブで開催されたWatches & Wonders 2023にてグランドセイコー新作の数々を見学して参りました。広いスペースに飾られた時計の数々、外国人の皆さんも興味深々で覗いておられました。木(竹でしょうか?)の質感を生かして「和」の空気を感じられる素敵なブースでしたよ。

ウォッチアンドワンダーズジュネーブ2023 グランドセイコーの展示スペース

豪華絢爛な“White Lion”のブルーサファイア&ダイヤモンドのジュエリーウォッチSBGD213。

SBGD213

グランドセイコー2023年新作 SBGD213 実機

ま、眩しい・・・!!緻密な職人技でセッティングされたダイヤモンドとブルーサファイア。とんでもなくキラキラと輝きを放っていました。

また、荘厳な厳冬期の白樺林の力強い型打ち文字盤のSBGZ009も発表しているグランドセイコー。緻密に模様が刻まれたプラチナケースも眩しく光っていました。

グランドセイコー SBGZ009 実機

グランドセイコー2023年新作 SBGZ009 実機

超一流の一等級クラスの日本刀は、刀身の先端部分である“切っ先”まで美しいのが有名ですが、SLGC001も昔ながらの手法「曲げ針」を駆使し、目盛りの先端まで美しいクロノグラフを完成させていましたね!メインダイヤルとサブダイヤルのメリハリ、岩手山パターンとセイコーブルーの鮮やかさ、実用性や耐久性や視認性。どれをとっても、「グランドセイコー初の機械式クロノグラフ」に相応しい力作ぶりでした。今後のテンタグラフの登場が、いちクロノグラフファンとして今から待ち遠しいですね!!

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