更新日:2021年11月01日
ロレックス エクスプローラーII 1655の実機レビューをお届けします!
1970年に発売された山岳探検や洞窟探検など、過酷な自然に挑む冒険家をサポートするためのモデル。エクスプローラーIの上級機種として開発されたエクスプローラーIIのファーストモデルでもあります。
石畳のようなインデックスと鮮やかな24時間針が目を惹くデザイン。こちらのモデルも製造時期にマイナーチェンジを繰り返し、その仕様の違いによってダイアルはマーク1~5の5つに分類されています。
ロレックス エクスプローラーII 1655 マーク4ダイアルを実際に見てみましょう。
マットなブラックダイアルは真っ黒というよりはスモーキーな色味。こちらのマーク4ダイアルは「ROLEX」下の「PERPETUAL」の文字がマーク2と同じく幅が狭いのが特徴(わずかな差です)。6時位置の表記が「T SWISS <25 T」に変わりました。石畳のように配置された、12時間インデックスと24時間インデックスがかわいいです。手作業で塗られたであろうフチなしのトリチウム塗料がよい感じにやけて肌色に。時・分・秒針はパキッとした白で、現代的な形をしており、24時間針とバランスが取れています。
大きな三角が付いた蛍光オレンジのような赤い24時間針が目立ち、視認性抜群です。さらにデイト機構も搭載し、昼夜の区別もつかないような気象条件下でも不安なく使用可能です。
リューズは小粒で、リューズトップにはケースがステンレススチールで作られているという証の「-」マークが彫られています。堅牢なケースに似合いのリューズガードは標準装備です。
初期のベゼルは数字や目盛りが太字で表記の刻印も深いのですが、マーク4までくると字体は細く、刻印も浅めです。
ブレスは3列のオイスターブレスレット。こちらは重量約115gしかない軽いモデル。オイスターブレスレットが手首にしっかりと吸い付きます。
裏蓋はシンプルで、バックルはダブルロック。誤って開き、時計が落ちてしまうのを防ぎます。
1655は本当にさまざまな仕様が存在します。24時間針だけで、赤・黄・オレンジ・白(アルピノ)があるとされ、ティファニーWネームも存在します。24時間針については公式では赤1色しか発表されていないようで、経年劣化の色落ちという説もあります。ロレックスらしい謎がいっぱいのモデルです。仕様の違いと経年劣化の変化が合わさり、個体によって価格に差があるのもこのモデルの特徴。中古相場では300万~800万まで、幅広い価格で取引されています。
モデル | エクスプローラーII
EXPLORER II |
---|---|
型番(Ref.) | 1655 |
ムーブメント | 自動巻き クロノメーター Cal.1570 |
振動数 | 19,800振動 |
駆動時間 | 最大48時間 |
防水性 | 100m |
ケース | ステンレススティール |
ダイアル | ブラック |
ブレス | オイスターブレス |
風防 | プラスチック |
サイズ | 径40mm×厚15mm 重量約115g |
製造期間 | 1971年~1987年 |
ロレックス買取 時計買取ピアゾでは腕時計買取を専門とする9社無料一括査定が受けられます!買取実績掲載中!