更新日:2024年04月15日

ロレックス 2024年新作を予想!!

2023年3月27日のロレックス(ROLEX)新作発表から早8か月ほど経ちまして、2023年が終わろうとしています。
次回”Watches and Wonders Geneva”は2024年4月9日から15日まで、ジュネーブの大型展示場パレクスポで開催されることが決定しており、例年通りであればロレックス新作もそこで発表されるものと思われます。

ロレックス(ROLEX)2024年新作予想!

そこで毎年恒例!本記事では来年2024年のロレックス新作について(妄想と願望が多いに入り混じっておりますが!!)、「どんなモデルが発表されるのか」、「ディスコンするのモデルは?」といった予想をお伝えしてまいりたいと思います。なお、本文に記載の定価や相場情報は2023年12月上旬調査時点のものです。

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ロレックス(ROLEX)2024年新作速報!

【ロレックス、2024年新作発表】イエローゴールドのディープシー、GMTマスターII新色、ダイヤ巻きデイトナ、ジュビリーブレスのスカイドゥエラー、デイデイト大幅拡充など。

2024年の予想をお伝えする前に、まずは今年の新作について軽く振り返っておきましょう。

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ロレックス(ROLEX)2023年新作速報!

2023年3月27日、ついにロレックス(ROLEX)が新作を発表!

ロレックス デイトナ 2023年新作発表

誕生60周年を記念して、ようやく新ムーブメント、キャリバー 4131に載せ替えてデイトナが一新されました。リファレンスは1165XXから1265XXへと変わっています。値段もちょっと上がりました。プラチナ製アイスブルーデイトナが裏スケ仕様でリリースされ、大きな話題となりましたね。

ロレックス エクスプローラーI新作登場

4mmもサイズアップした新作「エクスプローラー40 Ref.224270」が追加され、エクスプローラーIは36mmと40mmという2サイズ展開となりました。

GMTマスターII イエローゴールド新作

GMTマスターIIに、グレー×黒の2トーンカラーのベゼルを備えた、ロレゾール(126713GRNR)と、金無垢(126718GRNR)が追加されました。

ポップなダイヤルのオイスターパーペチュアル

2020年に発表された”キャンディカラー”全部入り、を実現した”セレブレーション( Celebration)”ダイヤルのオイスターパーペチュアル 277200(31mm) 、126000(36mm) 、124300(41mm)が登場。

ヨットマスター42 RLXチタン

2022年11月に突如発表された「ロレックス ディープシー チャレンジ RLXチタン 126067」に続いて、ロレックスで2番目のチタンモデルが「ヨットマスター42」として誕生しました。

2023年新作デイデイト36

デイデイト36には「パズルダイヤル」3種(128235、128238、128239)と、ストーンダイヤル3種(カーネリアン、グリーンアベンチュリン、ターコイズ)が登場。

ロレックス2023年新作スカイドゥエラー ブルーグリーンダイヤル

スカイドゥエラーはキャリバー 9002を搭載してラインナップを全リニューアル。特に新色として追加されたエバーローズゴールドのブルーグリーン、SS×WGロレゾールのミントグリーンに注目が集まりました。

ロレックス2023年新作 1908

チェリーニが廃盤となり、新たに「1908」というコレクションが発表されました。

そのほかのトピックスとしては、新ムーブメントを搭載してリニューアルが期待されたミルガウスは廃盤となり、コレクションから姿を消しました。
また、3月の新作発表から数か月後の6月に、「ル・マン 24時間耐久レース」の100周年を記念した新作「コスモグラフ デイトナ Ref. 126529LN 」がリリースされたことも、忘れてはなりませんね。

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世界三大カーレースの一つ、「ル・マン 24時間耐久レース」で2001年からオフィシャル・タイムキーパーを務めるロレックスが、その100周年を記念したホワイトゴールドモデル「コスモグラフ デイトナ Ref. 126529LN 」を発表

次項ではいよいよ2024年の新作予想に突入します。

それではいよいよ来年のロレックスの新作予想です。
いつもお伝えしていることですが、まずロレックスの新作を予想するには、大きな軸となる”2つの観点”があります。

  • ポイント① 周年モデル
  • ポイント② 最新ムーブメント未搭載モデル

もちろん新しい素材、文字盤、といったマイナーチェンジ的な新作もありますが、大きな変化としてその年の”メイン”となる新作は上記2つのパターンに当てはまることがほとんどです。

①に関しては、いわゆる「アニバーサリーイヤー」というものですね。「発表からちょうど〇年」と言った区切りに当たるモデルがリニューアルしたり、特別な記念モデルが出たりします。
例えば2003年のサブマリーナ50周年「Ref.16610LV」、2005年のGMTマスター50周年「Ref.116718LN」、2017年のシードゥエラー50周年「 ”赤シード”Ref.126600」、そして2023年のコスモグラフ デイトナ誕生60周年「Ref.126506」などですね。

2024年が「周年」になりそうなところは以下の通り。

  • 2014年:シードゥエラー4000 Ref.116600 発表
  • 2014年:GMTマスターII Ref.Ref.116719BLRO 発表
  • 2014年:ヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展のエクスクルーシブ・パートナーおよびオフィシャルタイムピース製作
  • 2014年:キャリバー 2236を発表
  • 2004年:ターノグラフ発表
  • 2004年:デイトナ “レパード” Ref.116598SACO 発表
  • 1994年;ヨットマスター ボーイズ&レディースモデル発売
  • 1954年:ナショナル・ジオグラフィックとのパートナーシップ締結

また、②に関しては、2023年はデイトナは周年モデルをリリースしただけでなく、ムーブメントをキャリバー4130からキャリバー4131に載せ替えて、コレクション全体を一新し、リファレンスが1165XXから1265XXへと変わりました。同様の動きをするかと思われたミルガウスがディスコンになってしまいましたので、残る旧ムーブメント搭載モデルは・・・と考えるわけです。

以上を踏まえて、ロレックス2024年新作について考察して参りましょう。

「2024年、ロレックス ヨットマスターIIがリニューアルする」。これは多くの方々が予想されていて、一番”現実的”な予想と言えます。その理由は搭載ムーブメントにあります。

現行のヨットマスターIIは、ロレックスがヨットレースのために開発した機械式レガッタ・クロノグラフムーブメント Cal.4161を搭載しています。これはCal.4160のマイナーチェンジ版ですが、そもそもCal.4160は、デイトナに搭載されていたCal.4130をベースとして開発されたものなのです。

そしてロレックスは2023年にこのCal.4130をCal.4131へとアップデートして、デイトナ全体を一新しました。この流れを受ければ、ヨットマスターIIもCal.4161をCal.4162(or ?)に載せ替えて、ヨットマスターIIの全てのモデルを「11668X」→「12668X」へとリニューアルするのでは、という予測が立つ、というわけです。

現行のヨットマスターIIのラインナップは、SS:116680、SS×RG:116681、YG:116688です。

ヨットマスターII 現行ラインナップ

もしリニューアルされたら、どんなラインナップになるのでしょうか。今は廃盤となったホワイトゴールドの116689、というモデルもありましたね。どうせならフルラインナップを期待したいところですが、さて。
あと昨年はチタン製の「ヨットマスター42 Ref.226627」が登場しましたから、ヨットレース用というコンセプトから考えても、耐食性の高いRLXチタン製ヨットマスターII(126687?)が登場してもいいですよね。

RLXチタン製ヨットマスターIIが登場する?

RLXチタン製スポーツモデルはこれからも増えていく方向性かと思われます。

現行ヨットマスターIIの定価は、2023年12月現在、

  • ヨットマスターII SS Ref.116680:2,440,900 円
  • ヨットマスターII SS×RG Ref.116681:3,319,800 円
  • ヨットマスターII YG Ref.116688:5,692,500円
となっていますので、新作が出れば据え置き、もしくは若干値上がりするでしょう。2024年1月に価格改定がありそうな気はしますが。

RLXチタン製ヨットマスターIIが出たとしたら、定価設定は280万円ぐらいでしょうか。RLXチタン製のヨットマスター 42 Ref.226627が1,838,100 円、YG&オイスターフレックスのヨットマスター 42 Ref.226658は定価3,813,700円と約2倍、というところからの単純計算ですが。ヨットマスター 42にSSモデルがないので比較しづらいですね。

2023年、にわかに時計業界や海外の時計フォーラムでは「GMTマスターII ”ペプシ” ref.126710BLRO が廃番になる」という「噂」が浮上。理由は「製造上の理由による生産終了」とまことしやかに囁かれていますが、もちろん公式な発表があったわけではありません。
ただ実際に中国やアメリカで実売数が減ってきているとか、セカンドマーケットでの流通量が減ってきているとか、噂が噂を呼び、価格も上昇傾向が見られます。

126710BLRO ジュビリーブレス 価格推移グラフ

126710BLRO ジュビリーブレス 価格推移グラフ

126710BLRO オイスターブレス 価格推移グラフ

126710BLRO オイスターブレス 価格推移グラフ

人気のジュビリーブレスの方が顕著ですね。赤青ペゼルの成型が難しい、なんて、ペプシカラーのセラミックベゼルの生産開始(Ref.116719BLRO)から10年も経って今更そんなことある?と思いますが、あ、そうか、ちょうど10年なんだ、とも気づいたり。(ここでまさかの周年?)2013年に青と黒の2色のセラミックベゼルが登場して、「青赤」は1年遅れての登場でした。

そもそも、ロレックスで使用されるセラミックの原料は二酸化ジルコニウム(ジルコニア)なのですが、ジルコニアを純粋なレッドに染めるために使える安定した無機顔料が存在しないため、ジルコニアではなく、アルミナという他の酸化物を使う、という代替手段を生み出しました。

どうやらこのアルミナがジルコニアより耐久性に劣っていて、「ベゼルが割れる」とか、むしろ10年経ったからこそ出てきた経年劣化現象が発覚し始めた、という「噂」が流れ始めたわけです。オメガ×スウォッチコラボの「ムーンスウォッチ」はブルーのミッション・トゥ・ネプチューンは色が肌移りする現象があったとかなかったとかで一時期生産中止になったりもしていましたが、どうでしょうね・・・。

真偽はともあれ、ここで湧き出てきたのが「126710BLRO が廃番なら待望のGMTマスターII ”コーク”復活を!」という声です。まぁここ数年、期待を持って毎年のように予想として挙がっているGMTマスターII ”コーク”ですから、渡りに船、とばかりに皆さんより力を込めて、2024年新作予想にも挙げられている、と言った感じですね。

GMTマスターII コーク復活?

GMTマスターII コーク復活?

現行のGMTマスターII 126710BLROの定価は、オイスターブレスモデルが1,399,200 円、ジュビリーブレスモデルが1,426,700 円です。赤黒のGMTマスターIIが出たとしたら、定価は同じぐらいでしょう。初出ご祝儀価格は2~3倍でしょうか。

しかしより発色、製造に高度な技術が必要と言われるセラミックベゼルの「赤」。製造自体が難しく、スクラップ率が高いとか言われているわけで、ここで「製造上の理由」で同じ「赤」を使った「赤黒」のコークが出る、ってなんか矛盾してませんか?耐久性を高めた新たな「赤」が登場する、という期待ということでしょうか。

現行GMTマスターII ”ペプシ”ベゼル 126710BLRO、126719BLRO

現行GMTマスターII ”ペプシ”ベゼル 126710BLRO、126719BLRO

ところで”ペプシ”ベゼルを載せているのはステンレスモデルだけではありません。ホワイトゴールド製の「GMTマスターII Ref.126719BLRO」のミッドナイトブルーダイアルと、メテオライトダイアルもあります。ベゼルを理由に生産中止するなら、こちらも当然そうなってしまいますよね。
昨年、デイトナが一新した際にはメテオライトダイアルが消え、116519LNのメテオライト&ブラックインダイヤルのパンダは中古販売相場が1400~1900万円前後とプレミア化してしまっています。

そもそも「GMTマスターII Ref.126719BLRO メテオライト」の人気は高く、定価が約560万円のところ、中古市場での販売相場が850~930万円前後となっていますが、万が一廃番になったらさらに上がる可能性が高いですね。

ただGMTマスターは1955年誕生という点で、”当たり年は2025年”。2024年は大きな動きはないかもしれません。レフティ(左利き用)のGMTマスターII 126720VTNRは生産終了するかもなぁ、という気もします。

2023年はGMTマスターIIに新しいイエローゴールド、YG×SSロレゾールモデルが追加されましたね。同じような発想で、現行のサブマリーナはステンレスもしくはイエローゴールド、ホワイトゴールドを使用したモデルだけで、エバーローズゴールドモデルがないので、ラインナップに追加されるのではないか(してほしい)という予想です。これも数年前からチラホラ出ている案で目新しいものではありません。

実は今までサブマリーナ(シードゥエラー、ディープシーもですが)にはローズゴールドが使用されたことがありません。なぜでしょうね。正確な配合は門外不出ですが、エバーローズゴールドには75%の金、20%の銅、パラジウムとインジウムが含まれている、と公式サイトにありますので、やはり「銅」はサビるリスクがあるからでしょうか?じゃあ出ないか、出ませんね。でもまぁ願望なので続けさせてくださいw
それに、海で使う想定(?)のヨットマスター37やヨットマスター40はエバーローズゴールドモデルがありますよね。100 m(330 フィート)防水で潜水モデルじゃないですけどね、可能性はゼロではない、と言わせてください。

2024年新作予想 サブマリーナ RGモデル

2024年新作予想 サブマリーナ RGモデル

2023年のスカイドゥエラーのエバーローズゴールド×ブルーグリーンが綺麗で印象的でしたので、触発されてサブマリーナローズゴールドバージョンにしてみました。結構かっこよくないですか??SSとのロレゾールはブルーベゼル×ブルーダイヤルで無難に。GMTマスターIIのようにブラウンやグレーという選択肢もあり得ますね。あくまで予想というか、希望です。現行モデルの定価を見ますと、YGロレゾールのサブマリーナー デイト 126613LN、126613LBは2,043,800 円、YGのサブマリーナー デイト 126618LN、126618LBは5,102,900 円、WGのサブマリーナー デイト 126619LBは5,486,800円。 エバーローズロレゾールで出たら同じか少し高いぐらいの定価設定になるでしょう。

ちなみに現行のサブマリーナーのラインナップはこんな感じです。

ロレックス 2020年 新作 サブマリーナのラインナップをご紹介します

ロレックス サブマリーナの現行モデル一覧(2023年12月現在)

型番(Ref.) ケース素材 ベゼル&文字盤色
124060 SS 黒ベゼル&黒ダイヤル
126610LN SS 黒ベゼル&黒ダイヤル
126610LV SS グリーンベゼル&黒ダイヤル
126613LN SS&YG 黒ベゼル&黒ダイヤル
126613LB SS&YG ブルーベゼル&ブルーダイヤル
126618LN YG 黒ベゼル&黒ダイヤル
126618LB YG ブルーベゼル&ブルーダイヤル
126619LB WG ブルーベゼル&黒ダイヤル

SS=オイスタースチール,YG=イエローゴールド,WG=ホワイトゴールド

昨年の予想記事でも挙げてますが、ローズゴールド追加以外では、

  1. 2020年のフルモデルチェンジで消えてしまったグリーンダイヤルを復活したグリーンサブ”ハルク” 126610LV
  2. SS以外のグリーンサブ(例えば126618LV ?!)
  3. 2022年GMTマスター Ⅱで驚かせたレフティモデルをサブマリーナにも
  4. プラチナモデルの追加

なんていう可能性もまだ残ってますよね。

ロレックス2023年新作サブマリーナ新色追加の可能性は?

現行の”グリーンサブ”はステンレスモデルで、グリーンベゼルと黒文字盤の組み合わせから”スターバックス”なんて呼ばれていますが、グリーンのサンレイダイヤルが美しかったRef.116610LV のような”ハルク”の復活を願うファンも多いことでしょう。

2023年、ロレックスのディフュージョンブランドであるチューダー(TUDOR)が直径37mm、厚さ11.24mmという小振りな「ブラックベイ 54 Ref.79000N」を発表して、ほどよいサイズ感とリューズガードなし、スノーフレーク針(イカ針)のレトロなルックスが結構好評を博しています。

ブラックベイ 54 79000N 実機

ブラックベイ 54 79000N

それを受けてかどうかは分かりませんが、2023年エクスプローラーに40mmモデルが登場して36mmの「エクスプローラー36 Ref.124270・124273」と「エクスプローラー40 Ref.224270」という2サイズ展開になりましたし、サブマリーナにも男女兼用サイズで37mmが登場してもいいのでは、という予想です。

サブマリーナ 37mmモデル追加?

ヨットマスター37と同じぐらいのサイズ感のサブマリーナが出る?

ロレックスの現行スポーツモデルで男女兼用サイズは、エクスプローラー36か、ヨットマスター37がありますので、サブマリーナがそこに加われば、価格的には中間となる選択肢が増えることになるでしょう。ヨットマスターのように、ロレジウム(SS×プラチナ)、エバーローズロレゾールなんて素材での展開もあれば嬉しいですよね!

現行モデルの定価をチェックしてみましょう。 例えばSS×プラチナのヨットマスター40の定価は1,604,900 円。SS×ローズゴールドのヨットマスター40の定価は2,071,300 円。これらよりは抑えめな価格が期待できますね。

ムーブメントはノンデイトならエクスプローラー36と同じCal.3230かOP搭載のCal.2232か。デイトつきならデイトジャスト36等に搭載のCal.3235か、ヨットマスター37と同じCal.2236か。

これはなんの夢もない、と言っては申し訳ありませんが、まぁあってもいいよね、という程度の予想。

2023年はエクスプローラーに40mmモデルが登場して、36mmの「エクスプローラー36 Ref.124270・124273」と「エクスプローラー40 Ref.224270」という2サイズ展開となり、36mmにはYGロレゾールがあるんだから、40mmにもあればいいんじゃない?という、面白みには欠けますが現実的な発想です。

エクスプローラー40 ロレゾール追加?

左)エクスプローラー36 Ref.124273 右)エクスプローラー 40 Ref.224270

定価を見てみると、2023年12月現在、SSのエクスプローラー36 Ref.124270が947,100 円、YGロレゾールのエクスプローラー36 Ref.124273が1,536,700 円、新作エクスプローラー 40 Ref.224270が1,002,100 円です。もしエクスプローラー40 YGロレゾール Ref.224273が登場すれば、同じ程度の割合(=ロレゾールが1.6倍ほど)だとすると、163万円程度と予想されますね。エクスプローラーに160万円・・・出しますか?

ただエクスプローラーは定価が値上がりしている割には、セカンドマーケットでもさほど大きなプレミアがついておらず、実勢価格と定価が近づいてきています。転売ヤー的には「換金率が低い」商品となりますが、正規店としては「優良商品」と言っていいでしょう。他のスポーツモデルよりは「買いやすい」という話も耳にします。となると、ここのラインナップの拡充、というのは大いにあり得る話かもしれませんね。

ミルガウスは大方の予想を裏切り、2023年になんとリニューアルではなく「生産終了」となってしまったモデルです。「ミルガウス」はフランス語の1000(mille、ミル)と磁束密度の単位(ガウス)がモデル名の由来となっています。

確かに、スマホだのPCだの家電だの、この超磁力に囲まれた現代において、例えばオメガのマスターコーアクシャルキャリバーは”究極の耐磁性”を謳って非鉄素材の使用を徹底し、 15,000ガウスの磁場にも耐えうる時計をリリースしています。そんな時代に”ミル”ガウスなんて、という、当然と言えば当然の末路でしょうか。

ならば王者ロレックス、オメガと同等、いや上回るほどの技術を持ってして、新たな”耐磁”時計をリリースしてくれてもいいのではないか、と皆が思うわけです。その時名前はもはや”ミルガウス”ではないのかも。でもフランス語で10,000は”dix mille”ですので、なんかゴロはよろしくない。新しい素敵なネーミングが必要となるでしょう。いや、あくまで”大きい数の概念”としてそのまま使ってもいいっちゃいいですけどね、”ミルフィーユ”だって本当に1000重に層を重ねているわけじゃないですからね。

ロレックス2024年新生ミルガウス?

昨年からの使いまわしで恐縮ですが、こんなミルガウス待ってるよ、という期待を込めて。 Zブルーも捨てがたいですが。オメガはムーブメントの素材自体を非鉄化しましたので、ロレックスはケースも完全な非磁性体に近いRLXチタン採用でフル非鉄ミルガウス作っちゃってもいいですね!

2022年のロレックス新作予想でもご紹介しましたが、1stモデルに倣って回転ベゼルを復活させる、という予想も巷では根強いみたいです。

ロレックス新作予想 ミルガウス 126400GV 回転ベゼル

ここでミルガウスの販売相場推移を見てみましょう。

ミルガウス 116400GV[ブラック] の販売価格相場

ミルガウス 116400GV[ブラック] の販売価格相場

ミルガウス 116400GV[Z-ブルーダイヤル] の販売価格相場

ミルガウス 116400GV[Z-ブルーダイヤル] の販売価格相場

ディスコンしたら値上がりする、が定説のロレックス。ミルガウス 116400GVは、現役だった2019年9月時点では、当時の定価にほど近い90万円前後で販売されていて、投機対象となるようなモデルではありませんでした。
それが2022年3月の新作発表時に生産終了するかと思われ上昇し、一時は220万円近くまで記録。結局特に変更なしだったためにまた降下していきましたが、2023年3月のディスコン判明によりまた急上昇しそのまま安定傾向、という分かりやすいグラフを描いていますね。相場はブラックダイアルよりZブルーダイアルの方が10万円程度高めとなっています。新作が出たら、どう変わっていくかも注目ですね。

ミルガウスの生産終了1,109,900円でしたので、復活すれば仕様にもよりますが、120万円前後の設定となるでしょうか。エクスプローラー 40 224270の1,002,100 円よりちょっと高め、ぐらいで、選択肢が増えるとユーザー的には嬉しいところでしょう。

こちらはピアゾ買取担当スタッフのお遊び的予想で、スカイドゥエラーにティファニーブルーダイヤルが出たらいいな、というもの。

スカイドゥエラー ティファニーブルー?

ちょっと画像の精度が低めでティファニーブルーがうまく出せていませんが・・・オイスターパーペチュアルのマットなターコイズブルーではなく、スカイドゥエラーらしいサンレイな輝きのある文字盤で・・・。これだとイエローゴールドと相性がいいかな、という印象ですね。

2023年はデイデイト36の新ダイヤルが非常に印象的でした。パズルダイヤルはもはや遊び心しかありませんし、カーネリアン、グリーンアベンチュリン、ターコイズは圧巻の美しさでした。

2023年新作デイデイト36

セレブ感満載のパズル&ストーンダイヤル。これをデイデイトの40mmで出してほしい!という要望は海外では結構あるようですね。他にもラピスラズリ、ルビー、ソーダライト、碧玉(ジャスパー)、グリーンマラカイト、ルベライトといったストーンダイヤルの登場が期待されています。

2014年にロレックスは自社開発のシリコン製シロキシ・ヘアスプリングを初採用した新しい「キャリバー 2236」を発表しました。当時、ロレックスはこのムーブメントを "次世代のレディスモデルのためのムーブメント "と謳い、ダイヤモンドがちりばめられた34mmのパールマスター に搭載しました。

パールマスター

順次、デイトジャスト 28~31mmのモデルにも搭載され、その後、37mmのヨットマスターにも搭載されています。
また、 2236をノンデイト化したキャリバー2232はオイスターパーペチュアル28、31、34に搭載されています。

いずれも直径20mm、31石、55時間のパワーリザーブを備えており、ロレックスの小ぶりな時計の中核をなすムーブメントです。

36mm以上のモデルにはキャリバー3230や3235など、常磁性ブルー パラクロム・ヘアスプリングを使用し、70時間のパワーリザーブを保証しています。

「キャリバー 2236」「キャリバー2232」はパワーリザーブにやや物足りなさを感じなくはないものの、2020年にオイスターパーペチュアルがリニューアルした際もキャリバー2231からキャリバー2232へと載せ替えを行っていますので、近々に大幅なリニューアルはなさそうかな、というところ。

ならば「キャリバー 2236」発表から10周年というところで、生産終了したパールマスターの復活、というよりも、パールマスターのような格別のゴージャス感溢れる記念モデルがレディデイトジャストから出てもいいのでは、という予想です。

ロレックス パールマスター39 86285

ちょっとすでに懐かしさを感じるパールマスターブレス。

2024年新作予想をお伝えいたしました。これ以外にも細々とした予想は多々あります。

  • オイスターフレックス(ラバーベルト)の追加:デイトナ、ヨットマスターII、GMTマスターII、サブマリーナ等
  • チタンモデルの追加:デイトナ、サブマリーナ、GMTマスターII、ヨットマスターII等
  • YG×グリーンダイアルのデイトナ”ジョン・メイヤー”復活
  • 1908のムーンフェイズモデル追加

あと気になるのは、2024年1月にロレックスの値上げがあるかどうかですね。

皆さんの予想やいかに?鬼に笑われつつ、来年の新作予想談義に花咲かせましょう。また思いついたら追記いたします!

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