更新日:2023年01月07日

ロレックス 2022年 ディスコン(生産終了)モデルが価格高騰中?!

3月30日より「Watches and Wonders 2022 (ウォッチズ&ワンダーズ2022)」が開催され、ロレックスの2022年新作モデルが発表されました。今回の新作追加ラインナップは、エアキング、ディープシー、GMTマスターⅡ、デイデイト、デイトジャスト、そしてヨットマスターです。

さて、今年も新作発表に伴い、生産を終了するモデルが出てきました。高級腕時計の中でも抜群の資産価値を誇るロレックス。今回の記事では、2022年のディスコンモデルの価格動向や、今後生産終了および価格高騰が予想されるロレックスについて紹介します。

エアキング 116900 2022生産終了モデル
エアキング 116900 2022生産終了モデル

2022年の新作モデル「エアキング Ref. 126900」の登場に伴い、前作である「エアキング Ref. 116900」が生産終了となりました。116900と126900の外観の一番大きな違いは、リューズガードの有無ですが、全体的な印象はあまり変わっていません。

航空時計のプロフェッショナルウォッチとして誕生したエアキングは、2014年にオイスターパーペチュアルシリーズに吸収され、一時廃盤となっていました。2016年に復活の狼煙を上げた「Ref. 116900」は、ベンツ針に3・6・9のインデックスを合わせたスポーティーなデザインが特徴的なモデルです。5分刻みに配置されたアラビアンインデックスは「時」ではなく「分」を表示する珍しい仕様で、これは速度記録の更新を目標とする自動車「ブラッドハウンドSSC(Super Sonic Car)」に装備されているロレックスのクロノグラフを踏襲したと言われています。黄色の王冠マークや緑のブランドロゴも同様です。

2022年1月の定価改定を受け、最終定価は793,100円となりました。それでは「エアキング Ref. 116900」の、ここ2年の新品販売価格動向を見てみましょう。

エアキング 116900 価格推移

エアキング 116900 2年間の価格動向(2020年7月~)

2020年7月までは定価付近で推移しており、2020年8月から2021年2月にかけても80万円台をキープしていました。しかし2021年3月頃から価格が上昇し、平均価格・最安価格ともに100万円を超えるようになります。さらに、2022年1月から2月にかけて急激に価格が高騰し、平均価格が180万円を突破しました。これは3月の新作発表を意識したものと思われます。2022年3月からはゆるやかに下落していますが、2022年7月現在の平均価格は約159万円で、これは最終定価の2倍です。

「エアキング Ref. 116900」は廃盤となり、相場は今後も高い水準を維持すると考えられます。しかし巷では「新型の方がプロフェッショナルモデルらしくなった」と好評の2022年新作「エアキング 126900」も流通し始め、ピーク時に比べると価格が下落し安定傾向にある、と言える状態です。

【2023年1月追記】その後「エアキング 116900」は9月にかけて緩やかに下落し、在庫が滞留してきた感もあり、2023年1月現在の実勢相場は125~135万円前後となっています。実は126900もほぼ同じ価格帯となっています。

ディープシー 126660 2022生産終了モデル Dブルー&ブラック

2022年の新作モデル「ディープシー Ref. 136660」の登場に伴い、前作である「ディープシー Ref. 126660」が生産終了となりました。

ディープシーはサブマリーナよりもプロフェッショナルな仕様のダイバーズウォッチです。3900mの防水性能を誇り、逆回転防止ベゼルには耐傷性に優れたブラックセラクロムを使用しています。針とアワーマーカーにはクロマライト夜光が施されており、深海のような暗い場所でも視認性は十分です。また、ディープシー126660のダイヤルには、Dブルーとブラックの二種類があります。Dブルーダイヤルには青から黒へグラデーションがかかっており、海面から深海への奥行きを感じさせる色合いが魅力的です。

2022年1月の定価改定を受けた最終定価は、Dブルーダイヤルが1,574,100円、ブラックダイヤルが1,538,900円となりました。ここではダイヤルカラー別に、「ディープシー Ref. 126660」の価格動向を見てみましょう。

ディープシー Ref. 126660 D-ブルーの価格推移

ディープシー 126660 Dブルー 2年間の価格動向(2020年7月~)

まずはDブルーダイヤルの新品販売価格動向です。2020年7月から2021年2月にかけては、価格が緩やかな下落傾向にありましたが、どの時期も定価以上(170~180万円程度)で推移しています。その後、2021年3月から4月にかけて相場が上がり、10月頃まで200万円前後をキープします。さらに2021年11月から再び価格が高騰し、2022年1月頃には230~240万円となりました。新作発表直後の2022年4月には平均価格が268万円を記録し、7月時点では230~240万円前後で推移しています。

その後10~11月頃260万円前後まで上がりましたが、2023年1月時点では230~240万円前後まで戻っています。

ディープシー Ref. 126660 ブラックの価格推移

ディープシー 126660 ブラック 2年間の価格動向(2020年7月~)

次にブラックダイヤルの価格動向です。2020年7月から2021年5月までは最終定価(約153万円)付近で推移していましたが、2021年7月からゆるやかに上昇し、11月頃まで170万円前後をキープしています。2021年12月頃から価格が高騰し始め、2022年2月半ばには平均価格が221万円を記録しました。それをピークとして徐々に価格が下落しており、7月時点では199万円程度となっています。

発表当時のブログでもご紹介していますが、136660と126660の違いはあまり目立つものではないため、今後136660が市場に出回り始めても、126660のプレミア感はさほど際立ったものにはならないでしょう。【2023年1月追記】2023年1月時点の実勢相場は190~198万円前後となっており、あまり大きな値動きは見られません。

オイスターパーペチュアル コーラルレッド・イエロー・キャンディピンク・ターコイズ

オイスターパーペチュアルは世界初の防水腕時計である初代オイスターの直系コレクションで、時・分・秒を明確に表示するシンプルなデザインが特徴的です。豊富なカラーバリエーションも魅力の一つですが、一部のカラーの生産が終了することもあります。2022年は新作発表に伴い、生産終了となったのは以下のキャンディカラーモデルです。

  • オイスターパーペチュアル41mm(Ref. 124300) コーラルレッド・イエロー・ターコイズ
  • オイスターパーペチュアル36mm(Ref. 126000) コーラルレッド・イエロー
  • オイスターパーペチュアル31mm(Ref. 277200) コーラルレッド・イエロー・キャンディピンク

オイスターパーペチュアルの最終定価は、41mm(Ref. 124300)が676,500円、36mm(Ref. 126000)が641,300円、31mm(Ref. 277200)が594,000円です。それではサイズ・カラー別に価格動向を見ていきましょう。

オイスターパーペチュアル41 Ref. 124300 コーラルレッドの価格推移

オイスターパーペチュアル 2022生産終了モデル コーラルレッド 41mm 2年間の価格動向(2020年7月~)

まず、41mm(Ref. 124300)のコーラルレッドを見ていきます。2020年9月時点での相場は、定価(676,500円)を少し上回る93万円ほどでした。そこから価格がゆるやかに上昇していき、9~10月には平均価格が150万円前後となります。そして2021年11月からは価格が急激に高騰し、200~300万円の間で推移するようになりました。新作発表後の4月には平均価格474万円を記録するなど、わずか1年ほどで大幅に相場が上がっています。7月時点では350万円前後で推移しています。

【2023年1月追記】その後徐々に下降し、10月頃には300万円を切り、2023年1月時点では270~295万円前後で推移しています。やはりオイパペなのに上がり過ぎた感は否めませんでしたので、これからは下降傾向になるはずです。

オイスターパーペチュアル41 Ref. 124300 イエローの価格推移

オイスターパーペチュアル 2022生産終了モデル イエロー 41mm 2年間の価格動向(2020年7月~)

こちらは41mmイエローの価格動向です。2021年の1月から3月頃までは130万円前後で推移していましたが、4~5月にかけて170万円前後に上がっています。コーラルレッドと同様、2021年の冬頃(12月~1月)から急激に価格が高騰し、2022年1月~3月の相場は290万円前後となりました。新作発表後の4月には400万円近くまで価格が上がり、7月時点でも350万~400万円前後の高い水準をキープしていました。

【2023年1月追記】その後徐々に相場は下がり始め、2023年1月時点では298~330万円前後で推移しています。

オイスターパーペチュアル41 Ref. 124300 ターコイズブルーの価格推移

オイスターパーペチュアル 2022生産終了モデル ターコイズブルー 41mm 2年間の価格動向(2020年7月~)

41mmターコイズブルーRef.124300の相場は、2021年1月時点で150万円程度でした。しかし2月から3月にかけて急激に高騰し、その後12月になるまで220~230万円前後で推移しています。12月からはさらなる価格高騰が始まり、2022年2月には548万円を記録。その後一時的に450万円程度まで落ち着くも、新作発表を受けて再び上昇し、7月現在は600万円に近い値となっています。ターコイズブルーはティファニーブルーとも呼ばれて生産終了前から人気の高いカラーですので、今後も高い水準をキープしていくでしょう。

【2023年1月追記】オイパペの中でも圧倒的な人気の”ターコイズブルー”ですが、8月頃から徐々に相場は下がり始め、2023年1月時点では417~430万円前後で推移。十分高い水準ではありますが、緩やかな下降傾向はこれからも続くのではないでしょうか。

オイスターパーペチュアル36 Ref. 126000 コーラルレッドの価格推移

オイスターパーペチュアル 2022生産終了モデル コーラルレッド 36mm 2年間の価格動向(2020年7月~)

こちらは36mmのコーラルレッドの価格動向です。2021年の相場は基本的に120万円前後で、あまり波がありませんでした。しかし2022年に入ってから急激に価格が高騰し、相場は200万円前後で推移するようになります。新作発表直後には平均価格300万円超を記録し、7月時点で250万円前後をキープしています。

【2023年1月追記】こちらも緩やかに下落し、2023年1月時点での実勢相場は200万円前後となっています。

オイスターパーペチュアル36 Ref. 126000 イエローの価格推移

オイスターパーペチュアル 2022生産終了モデル イエロー 36mm 2年間の価格動向(2020年7月~)

こちらはオイスターパーペチュアル36mm Ref.126000のイエローの価格動向です。2020年9月時点では定価より少し高い80万円程度でしたが、徐々に相場が上がっていき、2021年3月には100万円、7月には平均価格が140~150万円前後になりました。12月からは高騰のスピードが加速し、2022年1月~3月は220~240万円前後で推移しています。新作発表後の4月からはさらに相場が上がっており、7月時点での平均価格は320~330万円前後です。

【2023年1月追記】こちらは8月に一度270万円台まで相場が落ち、その後ほぼ横ばい、2023年1月時点での実勢相場は200万円前後となっています。

オイスターパーペチュアル31 ref. 277200 コーラルレッドの価格推移

オイスターパーペチュアル 2022生産終了モデル コーラルレッド 31mm 2年間の価格動向(2020年7月~)

こちらはオイスターパーペチュアル31mm Ref.277200のコーラルレッドの価格動向です。2020年10月から2021年3月までは73万円前後、2021年4月から12月までは93万円前後で推移しており、それほど波はありませんでした。2022年1月と4月に高騰期が来ており、1月~3月には140万円、4月には一時199万円を記録し、7月時点では170万円前後で推移しています。

【2023年1月追記】8月頃には150万円前後まで下降し、2023年1月時点での実勢相場は138~148万円前後となっています。

オイスターパーペチュアル31 ref. 277200 イエローの価格推移

オイスターパーペチュアル 2022生産終了モデル イエロー 31mm 2年間の価格動向(2020年7月~)

こちらはイスターパーペチュアル31mm Ref. 277200イエローの価格動向です。2020年10月から2021年3月までは72万円、4月から12月までは95万円前後で推移しており、それほど波はありません。2022年に入ると平均価格が120万円を突破し、3月30日の新作発表直後には一時279万円を記録しました。4月以降もそれまでより高い水準をキープしており、7月時点の相場は170万円前後となっていました。

【2023年1月追記】レッド同様、徐々に相場を下げ、2023年1月時点での実勢相場は138~148万円前後です。

オイスターパーペチュアル31 ref. 277200 キャンディピンクの価格推移

オイスターパーペチュアル 2022生産終了モデル キャンディピンク 31mm 2年間の価格動向(2020年7月~)

最後にオイスターパーペチュアル 31mm Ref.277200キャンディピンクの価格動向を紹介します。こちらは2020年10月から85万円前後で推移しており、これは同サイズのコーラルレッドやイエローよりも高額です。2021年4月を境に価格が高騰し、12月頃まで115万円前後をキープしています。2022年からは価格上昇の勢いが上がり、1~3月は130~150万円の間を推移していました。新作発表後の4月には190万円を突破しており、7月現在の相場は180万円前後となっていました。

【2023年1月追記】277200 キャンディピンクの相場は上下に揺れつつも下降傾向となり、2023年1月時点での実勢相場は140~160万円前後と言ったところです。

これらキャンディカラーのオイスターパーペチュアルは登場したのが2020年ですから、2年という驚くほど短期間で生産終了してしまいました。今後もそのレア感が薄れることはなかなかないでしょうが、あまりにも高騰しすぎというもの。なんとか復活を願いたいものです。

ヨットマスターII  116689 2022生産終了モデル ホワイトゴールド

ヨットマスターⅡのホワイトゴールドモデル「Ref. 116689」が生産終了となりました。ヨットマスターⅡは世界初のレガッタクロノグラフ(カウントダウン機能)や、内部と連動してはたらくリングコマンドベゼルを搭載しています。青や白を基調とした爽やかなカラーリングは、空と海に囲まれた洋上のパートナーにぴったりです。

2021年8月の改定前の定価は、5,094,100 円です。それではここ2年間の価格動向を見ていきましょう。なお、ヨットマスターⅡの針には旧型の青針と新型の白針(ベンツ針)がありますが、ここでは新型を扱います。

ヨットマスターII Ref. 116689の価格推移

ヨットマスターII  116689 2年間の価格動向(2020年7月~)

2020年7月から12月にかけては、定価を下回る480万円程度の相場でしたが、12月から2021年4月頃までは定価を上回り、570~590万円前後で推移していました。それから波がありつつも、2022年1月には平均価格が700万円を超え、新作発表直後の2022年4月には平均価格が1000万円を突破します。4~5月上旬には約1300万円のピークを迎えました。それから徐々に落ち着きを取り戻しており、2022年7月時点では790万円前後で取引されています。

【2023年1月追記】ヨットマスターII  116689に関しては、わずかに下落したもののほとんど値動きがなく、2023年1月時点での相場は760~775万円前後となっています。

デイデイト228206 2022生産終了モデル 10Pダイヤ付きアイスブルー&メテオライト

2022年の新作として、プラチナのフルーテッドベゼルを導入した「デイデイト Ref. 228236」が登場しました。それに伴い、プラチナスムースベゼルの「デイデイト Ref. 228206」が生産終了となっています。ディスコンになった228206のダイヤルカラーは、模様入りも含めるとかなりの種類が存在し、カラーの希少さや人気度合いによって取引価格も異なるようです。

世界最大の高級時計マーケットプレイスであるChrono24では、228206の多くのモデルは1,100~1,600万円前後で販売されています(2022年7月時点)。ただし、インデックスにアラビア文字が使用されている”アラビックダイヤル(海外限定)”や、“メテオライトダイヤル”、“パヴェダイヤ&サファイヤダイヤル”など、2000万円以上で取引されているレアモデルもあります。そのほか、立体的なクワドラントモチーフや斜め格子モチーフ、シルバータキシードなど、バリエーション豊かなダイヤルが存在します。

228206のダイヤ無しモデルについて、2021年8月の改定前の定価は6,693,500円です。こちらは国内在庫がほとんど確保されておらず、プレミア化している模様です。ダイヤ無しモデルとダイヤ付きモデルの定価は倍近く異なりますが、2022年7月現在の販売相場にはあまり差がありません。
今回はダイヤ付きのアイスブルーモデルについて、価格動向を見ていきます。

デイデイト40 ref. 228206A アイスブルー10Pダイヤの価格推移

デイデイト228206A 2年間の価格動向(2020年7月~)

こちらはダイヤ付きのモデルですが、2020年7月から2021年1月頃までは、ダイヤ無しの定価よりも低い630~660万円程度で推移しています。2021年2月頃から価格が上昇し、4月までは720万円前後、5~7月までは850万円程度で取引されていました。ディスコン前の2021年8月から2022年3月にかけてさらに価格が高騰し、一時は1260万円前後で取引されていましたが、2022年7月現在ではほとんど在庫がない状況です。

【2023年1月追記】デイデイト40 ref. 228206A アイスブルー10Pダイヤの相場は在庫がほとんどなくほぼ高止まり状態で、2023年1月現在は1125~1300万円前後となっています。

ミルガウス 116400GV 生産終了予想モデル ブラック&Zブルーダイヤル

2015年のバーゼルワールドを皮切りに、ロレックスのムーブメントは続々と「3200系キャリバー」へと変更されています。1980年代後半から使用されている「3100系キャリバー」の搭載モデルは、現在では『ミルガウス』と『チェリーニ』のみです。『チェリーニ』はモデル自体が消滅するのでは、という憶測も飛び交い、ミルガウスに関しては、キャリバーの変更およびモデルチェンジが行われるのではないかと噂されています。

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昨年も今年(2022年)のモデルチェンジを予想して、定価1,014,200円(当時)に対して相場200万円前後まで高騰しましたが、新作は発表されませんでした。2023年こそはモデルチェンジ(=ディスコン)が予想されるため、そうなれば価格が上昇する可能性があります。2023年1月の価格改定により、ミルガウス116400GVの定価は1,109,900円となりました。ここではミルガウス116400GVのダイヤルカラー別に、2年間の価格動向を見ていきましょう。

ミルガウス Ref. 116400GV ブラックの価格推移

ミルガウス 116400GV ブラック 2年間の価格動向(2020年7月~)

まずはブラックダイヤルの価格動向です。2020年7月から2021年2月までは定価の100万円付近で推移していましたが、3月から徐々に価格が上昇していき、11月には130万円に到達しました。2021年12月からはさらに急激な高騰が始まり、2022年2月には平均価格が200万円を記録しています。これはおそらく3月の新作発表と生産終了を意識してのことでしょう。しかし3月30日の新作発表ではミルガウスのモデルチェンジがなされず、価格も少しずつ下落しています。7月時点での相場は170万円前後でしたが、ゆるやかに下降し、2023年1月時点では140~160万円前後となっています。2023年の新作発表に向けて、また発表後に、俄かに価格が高騰する可能性もありますが、果たして。

ミルガウス Ref. 116400GV Zブルーの価格推移

ミルガウス 116400GV Zブルー 2年間の価格動向(2020年7月~)

次にZブルーダイヤルも見てみましょう。こちらも2020年7月から2021年2月までは定価の100万円付近で推移しています。また、3月から徐々に価格が上昇し、11月までは150万円前後で取引されていました。12月になると価格が急激に高騰し、2月には220万円を記録しています。新作発表後は少しずつ落ち着きを見せていますが、2022年7月時点の平均価格は180万円前後をキープ、2023年1月時点でも178万円前後とあまり大きく下がっていません。全体を通して、Zブルーダイヤルはブラックダイヤルよりも高い水準です。新作発表後の動きに注意が必要ですね!

ロレックスは注目度の高いブランドですので、新作や生産終了に関する予想や噂が多く出回っています。そのため、新作発表前に需要が急増し、価格が高騰する可能性があるのです。気になるモデルがある方はディスコンの話題が出る前に決断すれば、安く購入することができます。逆に資産としての購入を考えている方は、ディスコンの噂に注意深く耳を傾け、早めに在庫を確保しておくとよいでしょう。

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