更新日:2020年09月19日
今回は壊れたロレックスの買取についてご紹介していきます。時計の王様“ロレックス”は、壊れた時計の買取でも他のブランドとは異なる特徴や背景があるのをご存知ですか?これを抑えておくだけで、より高額買取を見込めるかもしれません。壊れたロレックスの売却をお考えの方は、ぜひチェックしてみてくださいね。
「あ!止まってる!」「ぶつけてキズが・・・」など、高級時計ロレックスが壊れたしまった場合の買取について、詳しくご紹介していきたいと思います。
壊れた時計の買取は、通常の中古時計の買取とは少し異なる査定方法となります。また、ロレックスの場合、更に独特な特徴や市場価値がある場合もありますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
まずはお手持ちの壊れたロレックスのコンディションをチェックして、どんな対応ができるか把握してみましょう。これは、修理して使う場合以外に、買取の場合にも関係のある情報なので、確認してみてくださいね。
基本的にメーカー保証期間内の自然故障の場合、修理費が無料となります。そのため、もし無償修理内で対応してもらえるのであれば、修理してから査定に出した方が、高額買取へ繋がる場合がありますよ。この時必ずOH保証書も一緒に査定に持ち込むようにしましょう。
また、キズがある場合は自分で無理に擦ったり、修理店で研磨してもらうよりもそのまま買取に出した方が良いこともあります。アンティークなどもともと古い時計の場合など、研磨の影響で刻印などが見えにくくなることもあり、買取価格に影響する可能性も。
専門修理店ではあまりこういうミスはありませんが、実際にそのような中古品が販売されているのも見かけます。もしキズがある場合は、先に買取業者に相談してみるのが良いでしょう。
さらに、修理前に買取査定を依頼した方が高額となる状況が他にもあります。メーカー保証期間が過ぎてしまって他社の修理店に依頼しようと考えている人は、修理せずに査定に持ち込んだ方が良いかもしれません。
ロレックスのメーカー工房以外で修理を依頼すると、内部パーツが純正でなくなってしまう可能性があります。すると、買取価格にも影響してくるのですよ。中にはすでに製造終了した貴重なパーツや、希少価値の高い部品もあり、修理するよりも壊れたままの方が高額となることがあるです。
壊れたロレックスと壊れていないロレックスの買取額内訳を比べてみましょう。まず、ロレックスの買取ですが、査定には以下のようなことが加味されています。
こうした内容を踏まえた上で、壊れたロレックスの買取内訳は、
査定額=買取額
ということになります。
ですが、壊れたロレックスの買取内訳はここに“修理費”というものが追加されます。
すると、
査定額-修理費=買取額
ということになるのですね。
また、もし時計が動いていない場合は、時計内部が最悪の状態となっていることを予想して、修理費が差し引かれます。そのため、パーツが取れていたりキズがあるだけの時計よりもさらに差し引き額が大きくなってしまうでしょう。
また、査定ポイントにある、業者の事情というのも買取では大きな要素のひとつです。業者が壊れた時計を扱っていない、バイヤーに予算がない、壊れたアイテムの買取経験がないから安価での取引となる、など。業者自体の特色や事情によって買取額が大きく左右されることも念頭に入れておくと良いかもしれません。
こうした内訳があるため、壊れたロレックスは壊れていないものに比べ安価になりがちです。でもいくつかの買取のポイントを抑えれば、高額買取も期待できるんですよ。
そちらについては後述の「壊れたロレックス高額買取のコツ」をご参照ください。
ロレックスというブランドは、世界的にも別格の人気を誇り、壊れていてもいなくても、高い需要が見込めます。こうした人気はロレックス独自の中古市場を造り出している言えでしょう。
たとえば、“ロレックス買取販売専門店”など、ロレックスをメインとして取り扱っている業者が多いのも、他のブランドでは滅多に見られない特徴ですよね。このように、ロレックスのみを専門的に取りそろえていても、コアなファンやマニアからの熱い支持があり、ビジネスが成り立っているということで、ブランド独自の高い需要が伺えます。
また、カスタムやアンティークの人気も高いロレックス。パーツをメインに扱っているショップなども存在し、中にはパーツだけで驚くような価格のものも多々あります。
たとえば、1958年~わずか数年と短命だったCal.1530の歯車は、たったそれだけで15,000円なんてお値段に!希少価値も人気もダントツのデイトナポールニューマンモデルの文字盤は3995ドル(約42万円)などなど。見ているだけでも面白いですよね。
さらに、ロレックスはブレスレットにも質の高い金属を利用しており、ブレスはもちろんコマ1つで1万円以上の買取となることもよくありますよ。
これもまた、ロレックスのブランドステイタスと市場価値の高さならではの特徴です。
また、通常の買取でも影響の大きい保証書は、壊れたロレックスの買取でも忘れずに持参しましょう。人気が高いロレックスは、買取後すぐに売却されることも少なくありません。新たな持ち主が購入する際に、保証書などは大きな安心材料のひとつとなり、購買意欲にも影響を与えます。
そうした要因は査定額にも影響がありますので、壊れたロレックスでも保証書の管理には注意しましょう。保証書がない腕時計の買取については、以下の関連記事も併せてご参照ください。
それでは、壊れたロレックスの高額買取のコツをご紹介していきます。 一見当たり前のような内容に感じるかもしれませんが、意外と知られていない業界ルールなども織り交ぜながらお伝えするので、ぜひ読んでみてください。
壊れたロレックスの買取には、「壊れた時計の買取経験が豊富」な店舗を探すことがとても重要です。これは経験が豊富だから正しい判断をしてくれるという理由だけではありません。壊れた時計の買取経験が豊富ということは、そのあとの販売ルートを保持しているということになります。つまり、他社と比べても壊れた時計の買取が得意であり、より高額買取となる場合が多いのですよ。
壊れたロレックスの買取は「ロレックス買取専門店」へ持ち込むのもおすすめです。上記でも少しお伝えしましたが、ロレックス専門の買取販売業者は意外と多くあります。そしてこうした専門店であれば、すでにロレックスファンのお客さんを保持しており、壊れていたとしても、他社よりもロレックスの需要が高いため買取額にも影響してくるのです。
海外での再販ルートを保持しているバイヤーに買取を依頼すると、時に驚くような買取価格となることがあります。これはモデルにもよるのですが、たとえばグリーンサブなどは国内よりも海外人気が高いモデルなどが例としてあげられます。
海外需要の高いロレックスのモデルに関しては、壊れていても海外ルートに強いバイヤーに買取してもらう方が大きなメリットとなる可能性がありますよ。
これは壊れた時計ならではの高額買取のポイントです。上述でお伝えしましたが、壊れたロレックスは査定-修理費=買取額となりますよね。この修理費をより安く済ませることができれば、買取額は高額のままキープできるというワケです。
買取業者の中には、修理などをおこなっているところもあり、独自修理工房を設備しています。他社に修理を依頼しない分、コストを下げることができ、その分を買取額に上乗せできるというシステムなんですよ。
最後にご紹介したいのは一括査定です。ここまでお伝えしてきたとおり、壊れたロレックスをより高額買取してもらうには、さまざまなコツやポイントがありましたね。でも、これらをすべて自分でリサーチし網羅してから、どこが一番高額なのか調べるのは至難の業です。情報量も多く、「壊れたロレックス専門」などと謳っていても、サイトをよく見るとさまざまなブランドに同じような謳い文句をしている業者も多々あります。
また、お持ちのロレックスは1~4のどこに一番適しているのかを見極めるのも、なかなか難しい作業ですよね。そうしたさまざまな手間を全て省いて、複数社の査定額を比較することができるのが、一括査定なんです。
ピアゾでも手数料や送料無料の一括査定をおこなっております。業界を熟知した専門スタッフが1~4の条件はもちろん、さらに貴金属の種類や宝石の有無、付属品の有無などさまざま条件を加味して複数社を選定。壊れたロレックスの需要が高い業者同士で買取価格を競っていただくため、より高額買取を期待できる一括査定のシステムを取入れています。
詳細につきましては、以下の関連サイトも併せてご覧ください。
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今回は壊れたロレックスの買取についてお伝えしていきましたが、いかがでしたでしょうか?壊れているからと言って諦めず、一度一括査定で価格を比較してみるのも良いかもしれませんね。ぜひこちらの記事を参考にして、より高額買取をめざしましょう!