更新日:2024年11月05日
ブランド誕生100周年の新たな門出を盛大に祝うように、「Seiko Brand 100th Anniversary」と銘打ち、続々と魅力的な限定(&特別仕様)モデルをリリース するセイコー(SEIKO)。
第六弾はキングセイコーから、ドレスウォッチの新シリーズ「KS1969」 レギュラーモデル3種(SDKA017&SDKA019&SDKA021)&100周年記念限定モデル1種(SDKA023)が7月6日(土)より発売されます。
1960~70年代に、国産機械式腕時計の発展と進化に、多大な貢献を果たした「キングセイコー」。適正価格を維持したまま、高級腕時計の性能とデザインをバランスよく消費者に提供し、“手に取りやすい高級腕時計”というブランドイメージを確立します。
様々なケース形状のモデルも積極的に開発しており、1965年誕生の“KSK(※2代目キングセイコー)”は、スッキリしたダイヤルレイアウトとエッジの効いた直線的な造形で好評を博します。
その後、約半世紀の休止期間を経て、2022年に新・KSKシリーズを電撃復活させました。ブランド再興の行方を担う、「KS1969」が2024年6月に新シリーズとして発表されたのです。
本作のKS1969シリーズは、キングセイコー“45KCM(※1969年誕生)”をデザインソースにしているため、丸みを帯びた優美な造形のドレスウォッチ路線にシフトしています。直線を基調としたKSKとは異なるベクトルですね。
ブランド100周年第五弾のネクスター(※SBXC151)に続き、レギュラーモデルのSDKA017は大谷翔平選手の新広告ビジュアルも公開していますし、オリジナルボブルヘッドキャンペーン含め、力のこもった宣伝が続いていますよ!
大谷翔平選手着用モデルのSDKA017の詳細はこちら⇒「SDKA017は大谷翔平選手が広告ビジュアルで着用&キングセイコーオリジナルボブルヘッドのキャンペーンについて」
本記事では第五弾ネクスターと同じく、大谷翔平選手の更なる飛躍を願い「Two Way (Player)」構成(※前半:限定モデルSDKA023、後半:レギュラーSDKA017)でお届けします!
セイコー100周年記念シリーズ六作目は、キングセイコーが選ばれました。第五弾のネクスター記事での「対抗馬はKS。大谷翔平選手がSDKA005を着用したビジュアルが公開されている」の読みが概ね当たりましたね。
第七弾の予想は、本命が「ルキア」で次点で「5スポーツ」でしょうか。2024年はクォーツ55周年の節目ですし、“ちょっと高級路線なクォーツ”のルキアが見栄えもいい気がします。
第六弾のキングセイコーがライトブルーグリーンでしたし、ラインアップの色合いも加味すると、ライトカラー系文字盤(ふんわりしたピンク系?)が映えそうですね。
キングセイコーのルーツは1960年代に遡ります。 1960年に諏訪精工舎(現セイコーエプソン)が「初代グランドセイコー(GS)」、翌1961年には第二精工舎(亀戸、現セイコーインスツル)が「初代キングセイコー(KS)」を発表し、両拠点は良きライバルとして切磋琢磨をし合える関係を築き上げました。
過去記事『2022年に完全復刻で人気のキングセイコーとは』の項目でもご説明したように、“偉大な兄”のGSが「スイスに追いつき、追い越すための時計づくり」をした一方、“王者の素質を持つ弟”のKSは、「諏訪精工舎を追い抜く」ための異なる道を模索していきます。
グランドセイコーが“究極の精度”を求めたまさに最高級の腕時計(※初代GSの発売価格は25,000円)だったのに対し、キングセイコーは“手の届く国産最高峰”として、12,000円~15,000円と、実にGSの約半分の価格帯でした。
この当たりの関係性・値段設定は、本作のKS1969シリーズにも反映されていそう?
*注*当時の初任給の平均給与が12,000円。
少し前置きが長くなりましたが、新シリーズKS1969のセールスポイントを抜粋してみました。
≪2024年新作KS1969シリーズの見どころ≫
この三本柱が走・攻・守、ならぬ2024年新作KS1969シリーズの訴求点です。約40万円のミドルクラスという難しい価格帯ですが、デザイン・品質・コスパなど総合力で勝負し、“庶民の味方”であるキングセイコーっぽさが反映されていますね。
次項目からは、「KS1969デザインの傾向→限定モデルSDKA023のデザイン」の順で、新シリーズの特徴と魅力をご説明していきます。
デザインモチーフの1969年発売キングセイコー“45KCM”、ブランド初の36,000振動/時のハイビートを搭載
1969年に誕生した45KCMは、KSKのような直線主体のフォルムとは一線を画す、滑らかな丸みを帯びたトノー型のケースを備えていました。本作のKS1969デザインは、45KCMのデザインコードを踏襲しつつ、ドレスウォッチに相応しい「上品さ&薄さ」を現代的にブレンドしています。
ケース厚9.9mmの薄型化(※「キャリバー6L35」搭載)にも成功し、実際のサイズ的にもシェイプアップしているのが特徴です。
短いピッチのコマで構成される新開発の多列ブレスレットは、低重心の薄型ケースと組み合わせることで、快適なフィット感と優美な輝きを生み出し、意匠性のある、これぞ“KS版ドレスウォッチ”を完成させています。
新シリーズKS1969とKSKの違いを簡潔にまとめると、「KSK=力強さ」「KS1969=優雅さ」を強調させています。それぞれのデザインの違いを写真で見比べてみました。
*注*当項目では、わかりやすさを重視し、限定モデルSDKA023ではなく、比較画像にレギュラーモデルSDKA017を使用しております。
KSK復刻デザイン SDKA001にも継承された太くしっかりしたかん足(ラグ)
KSKを象徴するディテールと言えば、現開発陣も最重要視している“力強いラグ”でしょう。4本のラグそれぞれが、4つの面を一つの頂点でぶつかる構成をしており、寸分の誤差なく均等に仕上げるためには、慎重な研磨と高度な技術を要するそうです。
角張ったケースのエッジは、力強い美しさが溢れ出しているようですね。
12時位置のインデックスデザイン(ライターカット)&太く長いドーフィン針も、オリジナルKSKに忠実な立体感のある精悍な顔立ちへ仕上げていますね。
KS1969モデルは、滑らかなラインで薄さと上品さを演出
一方、KS1969のケースは、(薄さを際立たせるように)左右へ緩やかにカーブする鏡面仕上げを採用しています。プレス写真を元に比較すると、オリジナルの45KCMよりも「ケースサイド~ラグ」付近まで、メリハリが利いていて全体的にシャープな印象です。フォーマルなシーンでも活躍しそうな気品ある佇まいが素敵です。
曲線を巧みに織り交ぜたフォルムは、ドレスウォッチに必要不可欠な「薄さ」が強調されており、購買意欲をそそりますね。(写真の角度の差もあるでしょうから)薄さについては、実機レビューで要検証ですね。
12時位置のインデックスは、「ライターカット→矢羽根」へ変化。的に向かって真っすぐと突き進む、縁起の良い柄(※破魔矢、嫁入り道具)としても矢羽根は知られています。
本作SDKA023の鱗文様、SDKS013の“亀甲文様”といい、キングセイコーは伝統文様の「和柄」を好んでチョイスしていますね。
3面カットの時分針は「太く力強いドーフィン針→細く長いバトン針」へ変更され、エレガントなドレスウォッチに相応しい、高級感のある針に生まれ変わっています。オリジナルKSKと45KCMも針の形に同様の違いが見られたので、現代的に上手くブラッシュアップしてきましたね、流石の手腕です!!
“KSK”復刻デザイン SDKA001、発売当時(※2020年12月)は最も薄いケース厚の11.4mmに抑えられていた
上品さに直結する「薄さ」の面でも、KS1969モデルはケース厚9.9mmの薄型化に成功しています。
参考情報として、新生KSKシリーズの一例を記載します。
セイコー創業140周年記念限定モデルのSDKA001はケース厚11.4mm、セイコー腕時計110周年記念限定モデル“亀戸亀甲”はケース厚12.1mm、大谷翔平選手着用モデルのSDKA005はケース厚10.7mmでした。
同じムーブメントを搭載していながら、「KSK=キリっとした直線美」「KS1969=しなやかな曲線美」と、コンセプトの違いを明確にすることで、わかりやすいデザインの棲み分けもなされています。
新シリーズKS1969がリリースされたことで、新生キングセイコーは“次なるステージ”へ進んでいきそうですね。
※SDKS013のみキャリバー6R31、SDKA001・SDKA005・KS1969モデルはいずれもキャリバー6L35
「常に時代の一歩先を行く」時計づくりを続け、消費者と社会に感動をもたらし続けたセイコー。次なる100年は天翔ける龍の姿に願いを込め、2024年の干支である辰にちなんだ「(龍の)鱗紋様」を新しい型打ちダイヤルパターンで表現しています。
淡いライトブルーグリーンカラーは、龍を象徴し生命の源でもある「清流」をモチーフにしているそうです。“龍”と清“流”で、洒落っ気もたっぷりですね。
限定モデルのSDKA023に採用された龍の鱗紋様もそうですが、セイコー全体(KSやGS、海外GS)で、縁起の良いデザインが続いているので、鱗紋様の解説の前に要注目モデルを軽くおさらいしてみましょう!
トップバッターはグランドセイコーから2024年4月に発表された、辰年繋がりのアジア地域限定モデル“レッドドラゴン”SBGH323。“紅き龍と黄金の栄光”をコンセプトにした、大変おめでたい開運ウォッチです。
キングセイコー生誕の地、亀戸(亀島)モチーフの“亀甲文様”SDKS013は、ヴィンテージ感漂うブロンズカラーでしたね。セイコーブランドは100年、亀は万年・・・ですし、鶴デザイン(丸っこい鶴丸文様?)も出るかもしれませんね!?
(左)本作KS1969“昇り龍”SDKA023(右)KSK“亀甲文様”SDKS013
ケースバックの盾マークも、KSK1969とKSKでは上記写真のような違いが見られます。
KS1969モデルの方が、全体的に陰影を濃くしたようなシルエットをしていますね。
さて、本題のダイヤルパターン(鱗紋様)に関する小ネタも解説致します。
「鱗文様」は魚の鱗や龍の鱗を模した伝統的な和柄で、規則的に並べた正三角形(※二等辺三角形バージョンも)模様は、厄除けの意味を持ちます。(魚が)水中を縦横無尽に動き回り成長していく様子が転じて、繁栄や成長、自由などを象徴しているそうです。
中国の故事に「登竜門を見事に通過したコイ(鯉の滝登り)が龍神(昇り龍)になった」という言い伝えがあり、空高く舞う鯉のぼりは立身出世のシンボルとしても知られ、今もなお伝統行事として受け継がれています。
竜は神格化された存在であるため、立派なヒゲをたくわえるコイだけが竜門を登れた、とも云われおり、“コイ=長寿の象徴”縁起の良いものと定着していったそうです。
鱗文様は古くから呪術性を持つと考えられ、竜蛇信仰とも結び付き、能楽の竜神や鬼女の装束にも用いられています。歴史も古く、古墳時代の埴輪にも鱗文様は登場します。
ちなみに、お化けや幽霊の頭にある白い三角形の“アレ(▲の白い布)”も鱗文様と深い関係があると云われています。女性に大人気のキャラクター、鬼滅の刃・我妻善逸の衣装も鱗文様をアレンジした羽織を身に着けていたりしますし、意外?とよく見かける身近なマークだったりしますよ!
本作の鱗文様は数ある伝統柄の中でも幾何学的要素が強く、和のテイストが強すぎないところも魅力です。キングセイコーがどのような和柄をチョイスしてくるのか、今後が楽しみですね!?
SDKA023に似ている文字盤もまとめてみました。
本作のKS1969シリーズは独特なケース形状をしており、他ブランドに類似モデルが見当たらず、グランドセイコーの「62GS」ともまた雰囲気が異なるため、「見た目の違い+価格」で大雑把に比較を致します。ご購入の参考情報としてお役立てください。
(左)SDKA001(右)SDKS013
(ダイヤルデザインはまるで違いますが)KSKシリーズでSDKA001は参考定価385,000円(税込)、SDKS013は236,500円(税込)です。
3月に公開された大谷翔平選手着用モデルのSDKA005は、418,000円(税込)です。
似ているテイストでパッと思い浮かぶのは、グランドセイコーの2024年新作“厳美渓”SLGH021。ダイヤルカラーでSLGH021に惹かれたけど価格(※税込価格:1,386,000円)が……という方にも、一つの選択肢として本作SDKA023は有益かもしれません。
2022年新作のUS限定モデル“龍泉洞”SBGK015(※価格は7500ドル)は、海外では「日本のカラトラバだ!」と絶賛の声も寄せられています。
冒頭で述べたように、旧・キングセイコーの歴史が、グランドセイコーに追いつこうとしている背景を持ち、新生キングセイコー(KS1969シリーズ)のセールスポイントにも昇華しています。
≪新シリーズKS1969の魅力≫
「デザイン&コスパ」二つの強みは、キングセイコーならではの“庶民の味方”らしさ満載で、いち消費者として好感が持てますね。
キングセイコーのラインアップ全体が、「やや高級路線寄り(※20万円前後→40万円前後へ)」に舵を取り始めていますが、“手の届く高級感”というポジショニングの良さは、新生キングセイコーの武器となっていきそうです。新シリーズKS1969の出来栄えを見る限り、その地位は安泰かもしれませんよ!
余談ですが、流行りの色とリバイバル路線が功を奏し、早いうちに売り切れる恐れ(プレミアはつかないと思いますが・・・)もございます。転売目的の購入層も目を光らせていますので、欲しいと思った方は早めのご判断が吉ですよ!
日本が世界に誇れる国産高級腕時計ブランドに成長したグランドセイコー、そんな偉大な兄貴分に「追いつき追い越せ」の精神を宿したSDKA023。キングセイコーらしい、コストパフォーマンスの高さが魅力ですね。
モデル | キングセイコー KS1969 SEIKOブランド100周年記念限定モデル
KING SEIKO KS1969 100th Anniversary Limited Edition |
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型番(Ref.) | SDKA023 |
ケースサイズ | 横:39.4mm × 縦:43.6mm ×厚さ:9.9mm |
ケース | ステンレススチール |
ムーブメント | メカニカル 自動巻(手巻つき) キャリバー6L35 |
精度 | 日差+15秒~-10秒 |
駆動期間 | 最大巻上時約45時間持続 |
機能 | 秒針停止機能、カレンダー(日付)機能つき |
ガラス | ボックス型サファイアガラス(内面無反射コーティング) |
防水性能 | 日常生活用強化防水(5気圧) |
発売日 | 2024年7月6日(土)発売予定 |
生産本数 | 世界限定:700 本(うち国内300 本) |
価格(税込) | 396,000 円(税込) 円(税込) |
※掲載内容は2024年06月調査時点のものです。
江戸城下町・亀戸の「粋」を背負い、「第二精工舎」の矜持が詰まったキングセイコー。東京生まれらしいモダンな「風格のあるデザイン」は、グランドセイコーとは趣の異なる、高級腕時計のあるべき姿を実現してきました。
シルバーダイヤルのSDKA017を着用する大谷翔平選手の新広告ビジュアルも6月6日(木)から公開されています。それに伴い、翌6月7日(金)より「大谷翔平選手 ボブルヘッドキャンペーン」も開催中ですので、詳細と注意事項についてもご説明します。
大谷翔平選手が「意志ある時を刻めるか。」の広告ビジュアルで着用した衣装を忠実に再現したボブルヘッドを【対象商品をご購入のお客様に先着順】で、6月7日(金)からキャンペーンが開催されています。
本キャンペーンは、“キングセイコーだけの特別仕様”と銘打っていますが、前回のグリーンスーツを着た「挑戦の時間を楽しめ。」編の大谷翔平選手より、サイズアップしているのも特徴です!
グリーンスーツのボブルヘッドは「サイズ:高さ約13cm 横幅約7cm」に対して、キングセイコーオリジナルボブルヘッドは「サイズ:高さ約20cm 横幅約9cm」ですので、かなり迫力のあるサイズです。小さくならず、メジャーに通じるビッグな大きさは、(結婚、ドジャース移籍でひと回り大きくなった)大谷翔平選手らしくていいですね!
*注*1リットルペットボトルの目安が、高さ約25cm 横幅約8~8.5cm
SDKA017、SDKA019、SDKA021、SDKA023、SDKA009、SDKS021、SDKS023、SDKS025、SDKA005、SDKA007、SDKS015、SDKS017、SDKS019、SDKS013、SDKS011、SDKS001、SDKS003、SDKS005、SDKS007、SDKS009
※写真の掲載順
グリーンスーツのボブルヘッド人形は、「祝 MVP大谷翔平選手 おめでとう!キャンペーン」と同一人物(?)のようにも見えましたが、今回の「キングセイコー オリジナル大谷翔平選手 ボブルヘッド」は、サイズも服装も違いますし、まるっきりの“別人”のようですね。
新天地・ドジャースでも変わらぬ活躍を続け、「シーズン200安打&本塁打王」と視界良好の大谷翔平選手。これからも前人未到の境地を目指し、「意志ある時」を刻み続けてください!!
大谷翔平選手のように、総合力抜群のKS1969シリーズですが、ネット上の評判はどんな感想が集まっているのでしょうか?
「パープルのSDKA019がクール」
「レトロな雰囲気が◎!」
「同価格帯で見ると、ムーブメントが海外に負けているから改良して欲しい」
ほぼポジティブな意見が中心な傾向でした。
続いて、海外版の感想もリサーチしてみました。
「SJE113のグリーン文字盤が綺麗」
「SJE111がゴージャス」
「仕上がりが素晴らしい、GSレベル」
ざっと見た感じ、緑と紫文字盤が人気ですね。
グランドセイコーと比較する声もちらほら見かけ、KS1969の完成度を讃える声も多数寄せられています。
*注*海外では、シルバーがSJE109、パープルがSJE111、グリーンSJE113、限定モデルがSJE115
大都市・東京にインスピレーションを受けた2024年新作のKS1969シリーズのレギュラーモデル3リファレンス、それぞれを簡単にご紹介致します。
新開発の型打ち模様を採用したシルバーダイヤルのSDKA017は、東京の現代の街並みをイメージした上品な光沢感がウリです。
無駄のない、こざっぱりしたデザインが江戸情緒を感じさせて、粋ですね。
キングセイコー KS1969 Ref.SDKA017 ステンレススチール、39.4mm、メカニカル 自動巻(手巻つき) キャリバー6L35搭載、日常生活用強化防水(5気圧)、セイコーウオッチサロン専用モデル、2024年7月6日(土)発売予定、396,000 円(税込)
パープルダイヤルのSDKA019は、高貴な「紫色」よりも青みを強めた「江戸紫」をチョイス。江戸庶民にも親しまれた伝統色は、普段使いにも向いた悪目立ちしにくい、絶妙な色合いをしています。
公式情報の写真を鑑みると、東京スカイツリーの江戸紫にライトアップされた「雅」が、モチーフのようです。
公式サイト:King Seiko KS1969 | セイコーウオッチ
キングセイコー KS1969 Ref.SDKA019 ステンレススチール、39.4mm、メカニカル 自動巻(手巻つき) キャリバー6L35搭載、日常生活用強化防水(5気圧)、セイコーウオッチサロン専用モデル、2024年7月6日(土)発売予定、396,000 円(税込)
グリーンカラーをグラデーション文字盤で仕上げたSDKA021。豊かな自然も楽しめる“都会のオアシス”のエバーグリーンが心安らぎますね。
キングセイコー KS1969 Ref.SDKA021 ステンレススチール、39.4mm、メカニカル 自動巻(手巻つき) キャリバー6L35搭載、日常生活用強化防水(5気圧)、セイコーウオッチサロン専用モデル、2024年7月6日(土)発売予定、396,000 円(税込)
第二精工舎の心意気とプライドの結晶が詰まったキングセイコー。KSKシリーズとは方向性の違う、新たな選択肢KS1969シリーズが新たにコレクションの仲間入りを果たしました。
新生キングセイコーは、“The Newest Classic(最も新しいクラシック)”をテーマに掲げており、20~40万円弱の価格帯で、性能・デザインをバランスよくまとめ、50年前(初代KS発売)からブレない“手に取りやすい高級腕時計”のブランド性を確立しています。
“偉大な(グランド)”セイコーも活気づいていますが、“王様”キングセイコーも選択肢の王道になり得る完成度でしたね。
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