更新日:2024年07月29日
いよいよパリ オリンピック 2024開幕!オフィシャルタイムキーパーを務めるオメガ(OMEGA)は、新作「パリ 2024 ブロンズ ゴールド エディション」を発表!2024年7月25日(木)より発売開始します。
オメガ「パリ 2024 ブロンズ ゴールド エディション」Ref.310.20.42.50.02.001
手巻きキャリバー 8926搭載。パワーリザーブ約72時間。ブラッシュ仕上げのブロンズゴールド製ケース(直径39mm、厚さ11.7mm)。3気圧防水。1,848,000円(税込)。2024年7月25日(木)発売。
既にいくつかの「パリ2024エディション」をリリースしているオメガが、満を持してオリンピック開幕に合わせて用意したのが本作です。
オメガが計時を担当し始めた1930年代のヴィンテージモデルからインスピレーションを得つつ、
オリンピックとパラリンピックの勝者を讃える、金、銀、銅のメダルへのオマージュを込めた「スペシャリティーズ」モデル。早速詳細を見ていきましょう!
オメガ「パリ 2024 ブロンズ ゴールド エディション」の最大のポイントは、オリンピックを祝すモデルにふさわしく、金・銀・銅というメダルと同じ素材を使用している点です。ケースに「ブロンズゴールド」、ダイアルは「Ag925 シルバー」、針に「18K セドナゴールド」という具合です。
デザインはスモールセコンド機能付きの30T手巻きキャリバーを搭載した、1939年のクラシックなオメガの時計から着想している、とのことで、オメガフリークな読者の皆様であれば「これは・・・復刻モデルのCK 859と同じでは?」とピンと来たことでしょう。そう、本作は2022年に発売された「CK859」の復刻モデル ref.511.12.39.21.99.002 をベースとしています。
左)新作「パリ 2024 ブロンズ ゴールド エディション」右)2022年発売「CK 859」
本作のケースバックにはブロンズ ゴールドであることを示すアルファベットと歴史的なリファレンスを合わせて「BG 859」の文字が刻まれています。「CK 859」との違いにも注目しつつ、ディテールをチェックしていきましょう。
ブロンズゴールド エディションのサイズはCK 859と同じ39mm。ただし素材はステンレススティールではなく、オメガ独自の合金であるブロンズゴールドで、Au375(9K)の刻印が示す通り37.5%の金、パラジウム、銀などの貴重な元素が豊富に含まれています。柔らかなピンクの色合いと、緑青を帯びない比類のない耐腐食性も特徴としています。銅と言えば経年によるエイジングも味だったりしますが、金がこれほど配合されているとそのあたりどうなんでしょうか?気になるところです。
ブラッシュ仕上げのケースにポリッシュ仕上げの艶やかなベゼルが映えますね。リュースにはヴィンテージのオメガロゴがエンボス加工であしらわれています。
文字盤はAg925シルバー製で、それを示す”Ag925”の文字がうっすらと文字盤中央に刻印されています。6時位置のスモールセコンドや、目盛り、3・9・12のインデックス、針の形状、ヴィンテージのオメガロゴなどのデザインはCK859からそのまま引き継がれています。
大きく違うのは、中心に施されたClous de Paris(クル・ド・パリ/“パリの石畳”)模様です。このパターンはフランスの繊細な職人技に由来し、エレガントな装飾の象徴となっています。まさに”パリ”五輪にふさわしい意匠ですね。このモデルのクラシカルな魅力をより一層引き立てるものでもあります。
ミニッツトラックとサブダイアルのミニッツトラックにサーキュラーブラッシュ仕上げの模様が施されており、より細かいディテールへのこだわりが感じられます。18Kセドナ™ ゴールド製の針は、特殊なPVDブロンズゴールド コーティングで仕上げられています。
ケースバックには、前述の通り、ブロンズゴールドの素材とケースの形を示す「BG 859」文字が刻印されています。
また、鏡面仕上げのパリ2024のロゴと象徴的なオリンピック・リングがあしらわれたフロスト加工のメダリオンがセットされています。
ロゴのデザインがシンプルなだけに、バランス的にちょっと大きすぎるというか、主張しすぎな印象もなくもないですが、記念モデルとして堂々たる証、というところでしょうか。
「パリ 2024 ブロンズ ゴールド エディション」にはブラウンのカーフスキン レザー ストラップが装着されています。サンドブラスト加工のブロンズ ゴールド バックルにはポリッシュ仕上げのヴィンテージ オメガ ロゴが浮き彫りで施されています。
このブラウンのベルトが全体のブロンズゴールドのカラーにマッチし、柔らかで上品な雰囲気を漂わせていますね。
ちょっと”あの”モデルに似てるなぁ、なんて、思ったり・・・モゴモゴ。
さて、見た目はクラシックでも、中身は最新!何と言っても”オリンピック”モデルなんですから!
というわけで、この時計に搭載されるのはスイス連邦計量・認定局(METAS)によるマスター クロノメーター認定、15,000ガウスの耐磁性能と72時間のパワーリザーブを誇る、「オメガ コーアクシャル マスター クロノメーター キャリバー 8926」です。
この手巻きムーブメントは、過去に使用されていたヴィンテージ 30T2 ムーブメントへの現代的なトリビュートです。
ボックスはパリ2024の特別仕様。時計とともに、マスター クロノメーター テストに合格したことを証明する認定カードも収められています。
この時計を見に着けてオリンピックを観戦しているセレブもパリにはたくさんいるのでしょうか?
オメガ 「パリ2024 ブロンズゴールド エディション(Paris 2024 Bronze Gold Edition)522.92.39.21.99.001」をご紹介いたしました。
金・銀・銅の3モデルを作るのではなく、1モデルに”全部入り”にしてしまったところが面白いですよね。
初見では、ロレックスの1908風味も感じた本作ですが、いよいよラグスポに飽きて、ドレスウォッチを盛り上げたい、という意向もあるんでしょうか。レギュラーのコレクションに追加してもいいんじゃないかと思えるほどの完成度ですよね。
ロレックス 1908
デ・ヴィル、コンステレーション、シーマスターアクアテラ、グローブマスターなどオメガのドレスウォッチラインは他にもありますが、個人的には本作のほうがささります。ブロンズゴールド製ということで、18Kゴールドモデルより価格が抑えられている点も好印象です。
実機が楽しみですね。ちょっと時差が大きいですが、皆さんオリンピックも楽しみましょう!
モデル | パリ2024 ブロンズゴールド エディション
Specialities Paris 2024 Bronze Gold Edition |
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型番(Ref.) | 522.92.39.21.99.001 |
ケースサイズ | 直径39mm、厚さ11.7mm |
ケース | ブラッシュ仕上げのブロンズゴールド製 |
ムーブメント | 手巻き コーアクシャル ムーブメント 8926 マスタークロノメーター 25200振動/時 |
パワーリザーブ | 72時間 |
ダイヤル | シルバー |
風防 | 両面に無反射加工を施したドーム型強化無反射サファイアガラス |
ストラップ | ブラウンゴールド製のバックルが付いたブラウンのカーフレザーストラップ |
防水性能 | 3 気圧 (30 メートル / 100 フィート) |
発売日 | 2024年7月25日(木) |
価格(税込) | 1,848,000円(税込) |
※掲載内容は2024年07月調査時点のものです。
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