更新日:2024年03月25日
今年2024年にブランド誕生100周年の節目を迎えたセイコー(SEIKO)。
「メカニカルダイバーズ 1965 ヘリテージ」のレギュラーモデル2種(SBDC195&SBDC197)とスペシャルエディションモデルを1種(SBDC199)が、6月8日(土)より発売されます。
「SEIKOブランド100周年記念 特設サイト」には、第四弾目の新作「SEIKO ブランド 100周年記念 メカニカルダイバーズ 1965 ヘリテージ スペシャルエディション」SBDC199も追加されました! まさかの三連続(「マリンマスター」→「スピードタイマー」→「ダイバースキューバ」)で、プロスペックスからのリリースでしたね。ここまで偏るとは、少し驚きました。
セイコー公式サイト https://www.seikowatches.com/jp-ja/special/seikobrand100th/index
2020年の登場以来、国内外問わず高い人気を誇るダイバーズウォッチ「SBDC101」をベースに、本作は様々な改良と進化を遂げています。
オリジナルモデル(※1965年発売の“ファーストダイバー”)に近い雰囲気で人気を博したSBDC101が、新型のSBDC195&SBDC197ではどのように変化&進化したのか?デザイン・スペック・値段全ての面で分析してみましょう!
セイコー100周年記念シリーズ第四弾、SBDC199の特別要素も合わせて解説していきます。
セイコー100周年記念シリーズ4作目、2024年一発目はプロスペックスの「メカニカルダイバーズ 1965 ヘリテージ」でした。
シリーズ第二弾の「マリンマスター」同様、セイコーならではの“細かいこだわり”を随所で感じさせます。野暮なツッコミを入れると、第三弾までは「Seiko Brand 100th Anniversary Limited Editions」という名前でしたが、いつの間にか「Seiko Brand 100th Anniversary」に変更されています。第四弾は限定モデルではなく、特別モデルですから、整合性を取ったのでしょう。
そんな細かい箇所含め、スペック・外観共に、本作も“芸コマな変革”遂げています。
≪SBDC195&SBDC197&SBDC199の見どころ≫
本作「メカニカルダイバーズ 1965 ヘリテージ」は、“初代ファーストダイバー”のヴィンテージスタイルなデザインをきっちり受け継ぎつつ、細かな点をブラッシュアップしています。
機能性や使い勝手を全体的に向上させ、巷で「お買い得」と評判のSBDC101を、更にコストパフォーマンスの高いダイバーズウォッチへ仕上げてきたな、という印象です。
第二弾マリンマスター記事「マリーンマスター プロフェッショナルとダイバースキューバの違い」の項目で述べた、“ダイバースキューバの特徴”に少し変化が見られました。
ダイバースキューバ(Diver Scuba)コレクションは200m防水(※空気潜水用防水)で統一されていましたが、本作3機種は300m空気潜水用防水としてリリースされています。
単純に防水性能だけでは、コレクション分けができなくなりつつありますね。後ほど、「防水性能の違い」についても解説致します。
本作に搭載されたメカニカルキャリバー「6R55」は、空気潜水用ダイバーズウォッチとしては“セイコーで最高のスペック”である、300m空気潜水用防水&約72時間のロングパワーリザーブを実現。
SBDC101などでお馴染みのメカニカルキャリバー「6R35」の200m空気潜水用防水&70時間のパワーリザーブをワンランク上のスペックへパワーアップさせています。
人気カラーのグリーン文字盤を231,000円で購入できるSDKS019(※10気圧防水)もキャリバー「6R55」
2023年2月にキングセイコー 誕生の地“亀戸(亀島)”にちなんだ亀甲文様のSDKS013(※メカニカルキャリバー「6R31」搭載)と同時リリースされた、SDKS015(ホワイト)、SDKS017(ダークブルー)、SDKS019(グリーン)の3機種も、先駆けてキャリバー「6R55」を搭載していましたね。
記事を書いていた当時は、キャリバー「6R55」搭載モデルが空気潜水用防水300mにパワーアップして、2024年プロスペックス新作の目玉としてリリースされるとは想像もつきませんでした。
(左)1965オリジナルモデル(ケース径38mm×ケース厚13mm)の“初代ファーストダイバー”(右)マリンマスターの限定モデル「1965 メカニカルダイバーズ 現代デザイン」SBEN005(ケース径39.5mm×ケース厚12.3mm)。
100周年シリーズ第二弾のマリンマスターは、メカニカルキャリバー「6L37」を搭載。耐衝撃性を確保しつつ、現行メカニカルダイバーズウォッチ最薄の12.3mmを実現しています。
「マリンマスター プロフェッショナル」は、深海でのダイビングに耐える“プロ仕様”の300m~1000mの飽和潜水用防水でしたが、新コレクションのマリンマスターは、外観美(※最薄12.3mmのケース厚、ダイバーズウォッチ初の裏スケルトン)に力を入れた、200m空気潜水用防水を選択しています。
次回作以降マリンマスターシリーズがどのような特徴を持ち合わせていくのか、今後が楽しみですね。
一方、本作3機種は、セイコーの空気潜水用防水では最高水準(※注)の300m空気潜水用防水(“DIVER'S WATCH 300m”表記)に進化しており、ツールウォッチ要素も磨きをかけてきました。ダイバースキューバコレクションに相応しい、“価格以上の実用性”は「お見事!」のひと言に尽きます。
*注*セイコーの空気潜水用防水の区分は、100~200m表記が一般的
分かるようで分かりづらい、「防水時計の種類と違い」。セイコーの「防水表示」公式ページを基準に、情報を整理してみました。
セイコー公式サイト⇒https://www.seikowatches.com/jp-ja/customerservice/operation_care/waterproof
例えば「10気圧防水(WATER RESISTANT 10 BAR)」と「100m防水(DIVER'S WATCH 100m)」では 、品質規格と検査項目が大きく異なります。
日常生活用強化防水(※「BAR」表記)は「水上スポーツ(水泳・ヨット・ボートなど)や素潜り(スキンダイビング)を想定した規格」に対し、潜水用(※「m」表記)は「空気ボンベを使用する“潜水”を想定した規格」です。
100m防水なら、水深100mまで長時間の水中使用に耐え抜く防水性を備えていますが、静置条件よりも大きな水圧がかかる10気圧防水では、100mの潜水には耐えられないのです。
大雑把な目安として、水辺で遊ぶ程度なら10気圧防水、浅い海やプールで泳ぐ場合は20気圧防水の時計が望ましいとされています。10気圧防水の時計でも、飛び込みや水泳など激しい動き(※瞬間的な強い水圧)が原因で、トラブルや故障に繋がる恐れがございますのでご注意ください。
空気ボンベを使用する本格的なスキューバダイビングにセイコーウォッチを着用する際は、くれぐれも“DIVER'S WATCH ○○m”表記のある、「空気潜水用防水」をお選びください。
実際にセイコーの裏ぶたを見比べていきましょう。
SBDC199の裏ぶたには、“DIVER'S WATCH 300m”表記
本作SBDC199の裏ぶたには、上部に“DIVER'S WATCH 300m”、真ん中には「潜水用防水」のマークである“波のロゴ”が刻印されていますね。空気ボンベを使用するスキューバダイビングにもバッチリ対応可能です! 空気潜水用防水は「第1種潜水時計」とも呼びます。
こちらはセイコー 100周年第二弾に発表された、レギュラーモデルのSBEN007の裏ぶたです。
裏スケルトン仕様のマリンマスター SBEN007の裏ぶた
シースルーバックですが、こちらにも空気潜水用防水を意味する、“DIVER'S WATCH 200m”と“波のロゴ”がプリントされています。
水泳・スキンダイビングは何のその、200mまでのスキューバダイビングにまで耐える 裏スケ時計です。
こちらはセイコー 100周年シリーズ第三弾、SBEC023の裏ぶたです。
スピードタイマー SBEC023の裏ぶたには、波のロゴと「m」表記がない
日常生活用強化防水を意味する“WATER RESISTANT 10 BAR”が右上に表示されていますね。
SBEC023は10気圧防水ですので、(公式的には)素潜りまでが 推奨目安です。なるべく水場のシーンは避けたいところです。セルフ洗浄も慎重に!
こちらは2021年発売の「マリンマスター プロフェッショナル 1986 クオーツダイバーズ 35周年記念限定モデル」SBBN051。
2021年発売の「マリンマスター プロフェッショナル 1986 クオーツダイバーズ 35周年記念限定モデル」SBBN051は裏ぶたのないワンピースケース構造で高い気密性を実現
SBBN051(※1000m飽和潜水用防水)の裏ぶたには、“DIVER'S WATCH 1000m”の下に 「飽和潜水用」を意味する“FOR SATURATION DIVING”と記載され、深海へのダイビングにも耐えることができます。このレベルの防水性能ですと、プロのダイバー向けの“プロフェッショナルツール”らしさが醍醐味です。
飽和潜水用防水は「第2種潜水時計」とも呼びます。
一般の方がダイビング目的で使用する場合は空気潜水用防水で十分。ダイバースキューバ、マリンマスターコレクションから、機能性とデザイン、価格のバランスがよい時計が見つかるでしょう。
ロレックスの「シードゥエラー」「ディープシー」やオメガの「シーマスター プラネットオーシャン ウルトラディープ」など、オーバースペックが魅力の飽和潜水腕時計は多々ありますが、そもそも「飽和潜水」とはどんなものなのでしょうか。
飽和潜水は、ダイバーの身体にヘリウムと酸素の混合ガスで圧力をかけ、飽和状態(※潜りたい深さの水圧に耐えられるよう)にしてから行う潜水技術です。
ダイバーズウォッチのスペック表記に見慣れるとある種マヒしてしまいますが、水深が深くなればなるほど「水圧」が増し、水深120mでは13気圧(※約13倍の圧力)の負担が人体にかかります。ちなみに、飽和潜水員養成の訓練学校に入学できるのは毎年5~12人と、少数精鋭の狭き門だそうです。
*注*スキューバダイビングの目安は最大水深約40m。4気圧の加圧状態は、バレーボールがぺしゃんこに潰れるほどです!
プロの飽和潜水士が実際に行う水深400m級の飽和潜水の場合は、加圧に数日の“慣らし”、減圧に20日程度の“戻し”を必要とし、その間はカプセル(加圧室)から一歩も外に出られないそうです。深い海を潜る飽和潜水作業は、1ヶ月近くも地上とかけ離れた条件で過ごす、とても過酷な世界なのです。
SBDC101は横40.5mm×縦47.6mm×厚さ13.2mmでしたが、2024年新作のSBDC195&SBDC197(&SBDC199)は横40.0mm×縦46.4mm×厚さ13.0mmとわずかにサイズダウンしました。防水性能をアップさせながら、サイズは小さくなっているのです。
第二弾マリンマスターも、裏スケ仕様にも関わらずケース厚12.3mmと小型化を推し進めていましたし、 本作もどれだけシャープな見た目になっているのかも、要チェックポイントです。
コンパクト化に伴い、ブレスレットも新開発!装着性もより改善されました。8.0mmの短いピッチのコマは、腕のカーブに沿ってしなやかに動き、小ぶりなバックルと共に心地よいフィット感を実現しています。美しい曲線を描いていますね!
マリンマスターの新ブレスレットは、センターリンクの細かい、ショートピッチの曲面形状ブレスレット
ちなみに、第二弾のマリンマスター(SBEN005&SBEN007)、第三弾のスピードタイマー(SBEC023&SBEC021)含め、セイコー100周年シリーズはブレスレットも相当こだわっています!本作の新開発ブレスレットも、既に待ちかねているセイコーファンも多いのではないでしょうか!?
SBDC101とのサイズの違い含め、どれだけ腕馴染みが良くなったのか、今から実機レビューが楽しみです。
2024年2月5日にプロスペックスも一部モデルの値上げを発表しましたが、今回はミドルクラス の価格帯(※税込価格176,000円~203,500円)を維持しつつ、普段使いに重要な腕馴染みに関わるブレスレットを新開発。旧型SBDC101の159,500円(税込)とほぼ変わらない値段に仕上げており、お買い得感すらあるかも。
他にも細かい部分が変更、改良されています
一部口コミでは、「AUTOMATIC 3 DAYSが不要」「デイト表示はなくていい」という揶揄もありますが、そんな不満も吹き飛ばすトータルバランスの良さが本作の魅力でしょう。
チャコールグレーのベゼル&文字盤に、ゴールドカラーの指し色がエレガントなSBDC199。「夜景が織りなす輝き」をテーマに、SEIKOブランドが100年間に渡って追い求めてきた、“時計製造の進歩という「輝き」”を本作で表現したそうです。気品を感じさせる色使いで、高級感があっていいですね!
スペシャルエディションに相応しい特別要素として、サステナビリティ素材のファブリックストラップ(※ペットボトル再生原料を100%使用)が付属。今回もSBDC141やSBDC143でもお馴染みの「製紐(せいちゅう)」で編み込まれています。
本作SBDC199のファブリックストラップも、立体的な織り柄がいいアクセントになっています。
*注*「製紐」は着物の帯締めなどに使われる、日本伝統の技法
セイコーのファブリックストラップは、ツールウォッチに相応しい丈夫さ以外にも、通気性や肌当たりの良さも配慮されており、暑い夏でも快適に着用できるように工夫されています。
弊社姉妹サイトの『ブランド時計販売のクエリ』では、ファブリックストラップ付属のSBDC141(販売ページ)、SBDC153(販売ページ)などを早い者勝ち、約10万円付近で取り揃えております。※売り切れの場合はご容赦ください。
その他の『ブランド時計販売のクエリ』プロスペックスウォッチ販売ページはこちらから。
新レギュラーモデルのSBDC195&SBDC197が176,000円(税込)、スペシャルエディションモデルのSBDC199は203,500円(税込)でリリースされた本作3モデル。旧型「メカニカルダイバーズ 1965 ヘリテージ」のSBDC101やSBDC103の定価は159,500円(税込)でしたが、スペック面や実用性を考慮すると、価格に対しての総合力は本作でより高まった印象です。
旧型SBDC101と本作を値段・スペック・デザインで比較してみましょう。
まずはスペックから。比較対象のモデルは、「エンゼルス→ドジャース」へ移籍したセイコーのイメージキャラクター大谷翔平選手の新天地での更なる飛躍を願い、“ドジャーブルー”っぽい(?)SBDC195をチョイスしました。
(左)SBDC101(右)SBDC195
SBDC101 | 項目 | SBDC195 |
---|---|---|
6R35 | ムーブメント | 6R55 |
日差+25秒~−15秒 | 精度 | 日差+25秒~−15秒 |
最大巻上時約70時間 | パワーリザーブ | 最大巻上時約72時間 |
21,600 振動/時間(6 振動/秒) | 振動数 | 21,600 振動/時間(6 振動/秒) |
横40.5mm×縦47.6mm×厚さ13.2mm | ケースサイズ | 横40.0mm×縦46.4mm×厚さ13.0mm |
200m空気潜水用防水 | 防水性能 | 300m空気潜水用防水 |
ソリッドバック | 裏ぶた | ソリッドバック |
159,500円(税込) | 価格 | 176,000円(税込) |
サイズダウン&持続時間&防水性能のパワーアップに、16,500円の値上げ。円安を要因とした物価高が消費を冷え込ませ、どの時計ブランドも値上げが続く昨今、良心的とも言える程度の幅でしょう。
「常に時代の一歩先を行く」創業以来の信条は、2024年新作のSBDC195ほか2作にも、しっかり受け継がれていますね。見た目にこだわりがなければ、ズバリ新型の方がお得と言い切れるバージョンアップです。
次にデザイン面の変化を見比べてみました。大まかな変更点は以下の通りです。
≪SBDC101とSBDC195のデザインの違いと変化≫
デザインの変化について語る際に、旧型SBDC101が「1965 メカニカルダイバーズ 現代デザイン」の草分け的存在だったという点は非常に重要です。本作やSBDC101の「現代デザイン」は、オリジナルモデルの忠実なデザインとして話題になったSBEN003の「復刻デザイン」とは、コンセプトやベクトルが異なります。
「復刻デザイン」は、いかにオリジナルモデルに近い(忠実な再現ができている)か「継承」を重視しているのに対し、「現代デザイン」はどう発展させていくか「進化」を重要視しているのです。
本作は初代ファーストダイバーのルックスからは少し離れたものの、その分“現代的な実用性重視”のスペックとデザインに進化しています。
国内SNSの反応は概ね好評で、順調な出足です。
「SBDC199がカッコいい!」
「ブルーがちょっと気になる」
「100周年でまたダイバーズ?」
「値上げのことを考えると、買うならお早めにという気がする」
特別モデルのSBDC199が断然人気で、青文字盤のSBDC195もなかなかといったところです。第二弾マリンマスター、第三弾スピードタイマーの口コミと比べると、価格に対する否定的な見解が、第四弾では少なかったのも印象的です。
海外の評判も好調な滑り出しでした。海外版SPB451(青)&SPB453(黒)&SPB455(スペシャル)に寄せられたコメントも、ほぼ満点に近い肯定的な意見が目立ちました。
「100%欲しい!発売日に黒を買います」
「6月が待ち遠しい、スペシャルが気になる」
「日付位置の変更は個人的には好意的」
海外は黒文字盤のSPB453が大人気でした!第三弾スピードタイマーのコメントとほぼ同じくらい、デザイン面を絶賛する感想が多い傾向でした。
2023年1月、11月と「1965メカニカルダイバーズ 現代デザイン」の販売相場をリサーチしてきましたが、2024年3月の現在どう相場状況が変化したのか、ボリュームゾーンを調べてみました。
※2024年3月調査時点
前回、前々回の調査同様、大きな変化は見られません。ただ、青系統(SBDC107、SBDC163)はわずかに値下がり気味で、黒グレー系統(SBDC141、SBDC101)は出品数・価格も少し勢いを増しているような傾向です。
セイコー100周年第四弾の3モデルが、奇しくも青・黒・グレーと出揃っているので、今後どのカラーリングがトレンドとなっていくのか、気になるところです。
SBDXシリーズの相場もほぼ変わらず、な状況です。2023年1月調査時点では、SBDX019が別格の資産価値を誇っていましたが、“復刻デザイン”のSBEN003が取って代わりそうなほど、隆盛を極めつつあります。
売り時の見極めも難しいところですが、数か月後の次回調査でも、まだまだ粘り強いリセールバリューをキープしていそうな雰囲気です。
第二弾から三連続でプロスペックスがリリースされましたし、おまけとして「セイコー100周年限定モデルの販売価格相場」も調査しました。
スピードタイマーのSBEC023が、当初の見解(※30万~35万円予想)より跳ねましたね。セイコー100周年シリーズも折り返し地点(※全8種類)を迎え、残り4つのリリースも(モデル次第ですが)一定以上の資産価値が期待できそうです。
四連続でプロスペックスがリリースされるのか……あるいは少し間が空いた7~8作目当たりで、またプロスペックスが出るのか、続報に乞うご期待です。
スペック面では順調に正統進化を遂げつつ、美観にも力を注いでいるSBDC195&SBDC197。
セイコーのグローバルアンバサダー、大谷翔平選手のドジャーブルーにあやかって、人気が増しそう(?)なブルー文字盤のSBDC195。海外セイコー通からも上々の評判なブラック文字盤のSBDC197。どちらのモデルも普段使いにもってこいなスペック&デザインです。
モデル | プロスペックス メカニカルダイバーズ 1965 ヘリテージ
Prospex Diver Scuba Mechanical Divers 1965 Heritage |
---|---|
型番(Ref.) | SBDC195(ブルー) SBDC197(ブラック) |
ケース径 | 横:40.0mm 縦:46.4mm 厚さ:13.0mm |
ケース | ステンレススチール(ダイヤシールド) |
ムーブメント | 自動巻(手巻つき) メカニカルムーブメント キャリバー6R55 |
精度 | 日差+25秒~−15秒(気温5℃~35℃において腕に着けた場合) |
パワーリザーブ | 約72時間 |
防水性 | 300m空気潜水用防水 |
ガラス | カーブサファイア(内面無反射コーティング) |
発売日 | 2024年6月8日(土)発売予定 |
価格 | 176,000 円(税込) |
※販売開始時期・価格は予告なく変更される場合があります。
チャコールグレー&ゴールドの組み合わせがハイセンスなSBDC199も“普遍的な輝き”に満ち満ちています。100周年記念にリリースされた“スペシャルエディション(特別仕様)モデル”という肩書きも、今後色褪せることはないでしょう。
モデル | プロスペックス SEIKO ブランド 100周年記念 メカニカルダイバーズ 1965 ヘリテージ スペシャルエディション
Prospex Diver Scuba SEIKO Brand 100th Anniversary Mechanical Divers 1965 Heritage Special Edition |
---|---|
型番(Ref.) | SBDC199 |
ケース径 | 横:40.0mm 縦:46.4mm 厚さ:13.0mm |
ケース | ステンレススチール(ダイヤシールド) ※替えポリエステルストラップ付 |
ムーブメント | 自動巻(手巻つき) メカニカルムーブメント キャリバー6R55 |
精度 | 日差+25秒~−15秒(気温5℃~35℃において腕に着けた場合) |
パワーリザーブ | 約72時間 |
防水性 | 300m空気潜水用防水 |
ガラス | カーブサファイア(内面無反射コーティング) |
発売日 | 2024年6月8日(土)発売予定 |
価格 | 203,500 円(税込) |
※販売開始時期・価格は予告なく変更される場合があります。
クラシックなデザインはそのままに、随所のアップデートに成功した「メカニカルダイバーズ 1965 ヘリテージ」の2024年新作、SBDC195&SBDC197&SBDC199。今回の新作で“お値段以上の実用性”に更に磨きをかけ、国内外問わず、6月の発売日が待ち遠しいという声も多く上がっています。
公式「SEIKOブランド誕生100周年」ページで謳う『これまでの100年に感謝を示し、笑顔であふれる次の100年を目指し』の文言通り、腕時計初心者の方からプロのダイバーまで大満足の“眺めてニッコリ、買ってほっこり”な、セイコー100周年に相応しいモデルでしたね。
セイコー買取 時計買取ピアゾでは腕時計買取を専門とする9社無料一括査定が受けられます!買取実績掲載中!
セイコーはもちろん、ロレックス、オメガ、タグホイヤー、オーデマ・ピゲなどの高級ブランド時計を独自ルートで激安価格にて販売中です!