更新日:2024年09月02日

【2024年最新】世界一高い腕時計とは?歴代高額落札ランキングと高額時計の魅力を解説!

パテック・フィリップ オンリーウォッチ2019 グランドマスター・チャイム

誰でも手軽に時間を確認できる腕時計は、社会人のマストアイテムの一つです。一方、スマートフォンで簡単に時刻を確認できる現代においては、「時間を測る」以外の付加価値が求められています。ブランドのネームバリュー、デザイン性や希少性など、その価値基準は様々ですが、“資産価値”の向上が期待されるモデルは投資目的で購入されることも多いです。

資産価値の高いモデルは時に定価の倍以上の価格で取引されています。では、世界一高額な時計とはどのようなものなのでしょうか。ここではオークションにおける腕時計高額落札ランキングや、資産価値向上の背景について簡単に紹介します。

目次

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最新の腕時計高額落札ランキングをご紹介します。なお、ランキングは当時の為替レートで【円換算】した落札価格で決定しています。
後述いたしますが、レートの影響でドルやスイスフランベースではランキングが異なる結果となります。

パテック・フィリップ ノーチラス ティファニーブルー ダブルネーム

第10位は世界最高峰とも言われるブランド「パテック・フィリップ」から「ノーチラス」がランクイン。潜水艦ノーチラス号の船窓をイメージしており、丸みのある八角形のベゼルを採用しています。さらにこちらはジュエリーブランド「Tiffany & Co.」とパテック・フィリップの提携170年を記念した特別モデルで、170本限定かつロケーション限定で販売されたものです。
6時位置にティファニーのロゴが入ったダブルネームモデルで、人気が高く入手が難しいため、価格が高騰しています。ステンレススティールケースに、水平のパターンが入ったティファニーブルーの文字盤が爽やかな印象です。シースルーのケースバックには「170th ANNIVERSARY」の文字が記されています。

オークションは2021年12月11~12日に行われ、落札額は約7億3866万円(6,503,500ドル、1ドル=113.58円、2021年12月13日時点)でした。

パテック・フィリップ トゥークラウン ワールドタイム 「ユーラシア」「シルクロード」

第9位もパテック・フィリップから、美しいエナメルの地図が文字盤を彩るワールドタイムウォッチがランクインしました。
こちらは都市が書かれたリングと24時間のリングを組み合わせ、世界中の都市の時刻を同時に示すことができます。24時間リングは一目で昼夜を判別できるように塗り分けられており、二つあるリューズの片方を用いて回転させることが可能です。グローバルな業界で役立つ実用性を備えています。

ダイヤル中央に描かれているのは、金属の縁取りにエナメルを流し込む「クロワゾネ・エナメル」による世界地図です。Ref. 2523の中には北アメリカや南アメリカを描いたものも存在しますが、こちらは唯一アジアを含むデザインで、「ユーラシア」モデルとして知られています。また、ヨーロッパとアジアを結ぶ「シルクロード」の愛称でも親しまれています。

同モデルのうち3本はパテック・フィリップ博物館にも所蔵されており、ブランドにとっても重要な品であることがうかがえます。

オークションは2021年5月8~9日に行われ、落札額は約8億5189万円(7,048,000スイスフラン、1スイスフラン=120.87円、2021年5月10日時点)でした。

パテック・フィリップ グランド・コンプリケーション SS ネイビーブルー

第8位はパテック・フィリップから、複数の複雑機構を備えたグランド・コンプリケーションがランクイン。こちらはオンリーウォッチ2015のために製作されたもので、時計の世界三大機構であるトゥールビヨン、ミニッツリピーター、ムーンフェイズ付きのパーペチュアルカレンダーを搭載しています。

日付表示は31日に到達した後、一瞬で月の1日に戻るレトログラード針を採用。これらの複雑な機構は506個の部品からなるムーブメントによって実現されており、職人の卓越した技術が感じられる一本です。パテック・フィリップのグランド・コンプリケーションとしては珍しいステンレススティールモデルで、洗練されたクラシカルなデザインも魅力的です。

オークションは2015年11月7日に行われ、落札額は約8億9498万円(7,300,000スイスフラン、1スイスフラン=122.6円、2015年11月8日時点)でした。

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パテック・フィリップ ゴッビ ミラノ ウール ユニヴェルセル

第7位はパテック・フィリップから、8位と同型番のダブルネームモデルがランクインしました。デュアルクラウンのワールドタイム「Ref. 2523」のピンクゴールドモデルは、これまで7台しか製造されていないと言われており、イタリアの宝飾店「ゴッビ ミラノ」のダブルネームはこの一本のみだそうです。40の都市リングおよび24時間リングの内側には、奥深いロイヤルブルーのエナメルダイヤルとゴールドのリングが鮮やかに映えています。

オークションは2019年11月27日に行われ、落札額は約9億8048万円(70,175,000香港ドル、1香港ドル=13.972 円、2019年11月27日時点)でした。

パテック・フィリップ プリンス モハメド テューフィック A. トゥーソン

第6位はパテック・フィリップから、エジプトの王子が所有していたという希少な一本がランクインしました。こちらはコッパーピンクの文字盤にピンクゴールドを合わせたパーペチュアルカレンダーで、ムーンフェイズおよびクロノグラフ機能も備えたハイスペックモデルです。それだけでも高価なものですが、こちらは近代エジプトの創始者モハメド・アリの直系子孫であり、第10代君主ファールーク1世のいとこでもあるテューフィック・アディル・トゥーソン王子が所有していた実物であることから、歴史的価値も相まって超高額落札となりました。

オークションは2021年12月10日に行われ、落札額は約10億8514万円(9,570,900ドル、1ドル=113.38円、2021年12月10日時点)でした。

パテック・フィリップ パーペチュアルカレンダー ステンレススティール

第5位はパテック・フィリップから、Ref. 1518のステンレススティールモデルがランクインしました。Ref. 1518は計281本生産されていますが、ステンレススティールモデルはたったの4本しか存在しません。多くはイエローゴールドモデル製、約20%がモハメドモデルと同じピンクゴールド製です。ムーンフェイズにパーペチュアルカレンダー、さらにクロノグラフを備えた高価な時計ですが、その希少性が資産価値を何倍にも高めています。

こちらはブダペストのジョセフ・ラングが購入したものの一つで、彼は1944年の2月に全く同じものをもう一本購入しています。世界に4本しかない時計のうち、同じ人物が2本を所有していたというのも不思議な運命ですね。これらの時計は90年代および2000年代に市場に出され、落札されています。

オークションは2016年11月12~13日に行われ、落札額は約11億8733万円(11,002,000スイスフラン、1スイスフラン=107.92円、2016年11月13日時点)でした。

ロレックス コスモグラフ デイトナ “ポール・ニューマン

第4位は高い知名度を誇るロレックスから、人気コレクション「デイトナ」がランクインしました。ホワイトダイヤルにブラックカウンターの文字盤は「パンダ」の愛称で親しまれており、市場でも大変人気があります。
さらにこのモデルは、ハリウッドスター、ポール・ニューマンが身に着けていた特別な一本です。

1968年、妻のジョアン・ウッドワードがニューヨークのティファニーで購入したとされており、それから約50年を経て世に出ることとなりました。状態は比較的良好で、ケースバックには“DRIVE CAREFULLY ME”の刻印が鮮明に残っています。

「エキゾチックダイヤル」、通称「ポールニューマンダイヤル」とも呼ばれるこの文字盤は、アールデコ調のフォントや、ミニッツトラックおよびインダイヤルに文字盤の反転カラーを使用しているのが特徴です。また、インダイヤルにアラビアンインデックスのほか、各所に四角形のポイントを配置しています。

オークションは2017年10月26日に行われ、落札額は約20億2591万円(17,752,500ドル、1ドル=114.12円、2017年10月26日時点)でした。

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パテック・フィリップ オンリーウォッチ2024 グランド&プチソヌリ ミニッツリピーター

第3位はパテック・フィリップから、オンリーウォッチ2024にて出品されたソヌリ&ミニッツリピーターがランクインしました。グランドソヌリ・プチソヌリ・ミニッツリピーターという究極のチャイム機構を備えており、パテック・フィリップのグランド・コンプリケーションとしては貴重なステンレスモデルです。ゴールドの文字盤には手仕上げで渦巻き模様を彫り込み、深みのあるブルーグリーンのフランケエナメルで仕上げました。ケースには凹面や段差など滑らかで繊細な加工を施し、インデックスにはバゲットカットダイヤモンドを使用しています。

オークションは2024年5月10日に行われ、落札額は約26億9820万円(15,700,000スイスフラン、1スイスフラン=171.86円、2024年5月10日時点)でした。

パテック・フィリップ ヘンリー・グレーブス・ジュニア スーパーコンプリケーション

第2位はパテック・フィリップから、2つのダイヤルを持つ印象的な懐中時計がランクインしました。こちらはニューヨークの銀行家であり、歴史的に重要な時計コレクターであるヘンリー・グレーブス Jr.氏の依頼を受けて作られたものです。製作には7年もの年月を要し、実に24もの複雑機構を搭載しています。それぞれの部品製造において熟練した職人たちが力を合わせ、この時計のためだけに特別なキャリバーを開発しました。

片面のシルバーのダイヤルにはパーペチュアルカレンダーやパワーリザーブ、セントラルアラーム機構やクロノグラフカウンターが配置されています。ケース側面にはスイッチがあり、ソヌリやアラームのオンオフを切り替えたり、ミニッツリピーターを作動させたりすることができます。ミニッツリピーターの音楽は「ビッグベン」で知られる「ウェストミンスターチャイム」を採用。目と耳の両方で味わえる特別な作品となりました。

裏面のダイヤルにはシャンルヴェブルーのエナメルで覆われた星座図が配置されているほか、外周の24時間表示で恒星時、6時位置のダイヤルで均時差、左右のインダイヤルで日の出・日の入りの時刻が示されています。これらは依頼主であるヘンリー・グレーブス Jr.氏の自宅場所に合わせて調整されており、唯一無二の特別感あふれる仕様です。

直径は70mm以上、重さ1ポンド(約453g)以上という大ぶりな時計。華やかなイエローゴールドケースにパテック・フィリップの技術と情熱が結集しています。

オークションは2014年11月11日に行われ、落札額は約27億8028万円(23,237,000スイスフラン、1スイスフラン=119.64905円、2014年11月11日時点)でした。

パテック・フィリップ オンリーウォッチ2019 グランドマスター・チャイム ステンレススティール

栄えある第1位は、オンリーウォッチ2019にて落札されたパテック・フィリップのグランドマスター・チャイムです。世界に一本という希少価値もさることながら、20もの複雑機構を搭載したその性能にも注目すべきでしょう。
こちらは2つのダイヤルを備えており、ギョーシェ装飾が施されたローズゴールドの文字盤には、時刻やムーンフェイズ、アラームサブダイヤル、昼夜のインジケーターなどが配置されています。

一方エボニーブラックの文字盤では、西暦や月・曜日表示、閏年表示などのパーペチュアルカレンダーが表示されています。ミニッツリピーターやグランソヌリ、プチソヌリ、ワールドタイムまで搭載されており、パテック・フィリップ史上最も複雑な時計とも言われています。

オークションは2019年11月9日に行われ、落札額は約33億9481万円(31,000,000スイスフラン、1スイスフラン=109.51円、2019年11月10日時点)でした。

上で紹介したランキングは、落札額を落札当時の為替レートで日本円に換算し、円ベースで順位を付けたものです。しかし、世界で最もメジャーなアメリカドル(USD)に換算してランキングをつけた場合、一部順位に変動が見られます。ドルベースのランキングは以下の通りです。

腕時計高額落札ランキングTOP10(USドルベース)
  • 10位:パテック・フィリップ ノーチラス Ref. 5711/1A-018
    6,503,500ドル
  • 9位:パテック・フィリップ グランド・コンプリケーション Ref. 5016A-010
    約7,256,930ドル(7,300,000スイスフラン、1スイスフラン=0.9941ドル、2015年11月8日時点)
  • 8位:パテック・フィリップ トゥークラウン ワールドタイム “ユーラシア” “シルクロード” Ref. 2523
    約7,826,099ドル(7,048,000スイスフラン、1スイスフラン=1.1104ドル、2021年5月10日時点)
  • 7位:パテック・フィリップ ゴッビ ミラノ ウール ユニヴェルセル Ref. 2523
    約8,961,347ドル(70,175,000香港ドル、1香港ドル=0.1277ドル、2019年11月27日時点)
  • 6位:パテック・フィリップ プリンス モハメド テューフィック A. トゥーソン Ref. 1518
    9,570,900ドル
  • 5位:パテック・フィリップ パーペチュアルカレンダー Ref. 1518
    約11,123,022ドル(11,002,000スイスフラン、1スイスフラン=1.0110ドル、2016年11月13日時点)
  • 4位:パテック・フィリップ グランド&プチソヌリ ミニッツリピーター Ref. 6301A-010
    約17,320,240ドル(15,700,000スイスフラン、1スイスフラン=1.1032ドル、2024年5月10日時点)
  • 3位:ロレックス コスモグラフ デイトナ “ポール・ニューマン” Ref. 6239
    17,752,500ドル
  • 2位:パテック・フィリップ ヘンリー・グレーブス・ジュニア スーパーコンプリケーション No. 198.385
    約24,057,266ドル(23,237,000スイスフラン、1スイスフラン=1.0353ドル、2014年11月11日時点)
  • 1位:パテック・フィリップ グランドマスター・チャイム Ref. 6300A-010
    約31,086,800ドル(31,000,000スイスフラン、1スイスフラン=1.0028ドル、2019年11月10日時点)

円ベースのランキングと比較すると、8位と9位、そして3位と4位の順位が逆転しています。

円ベース8位のグランド・コンプリケーションは2015年、9位のユーラシアは2021年の落札。スイスフランではグランド・コンプリケーションの方が高額となっており、双方の落札日においてスイスフラン/円のレートはあまり差がないため、円ベースでもグランド・コンプリケーションが上位となりました。一方スイスフラン/ドルのレートは、2021年の方がドル安となっており、ドル換算した際にユーラシアが高額となりました。結果、順位が逆転しています。

また、円ベース3位のソヌリは2024年、4位のポール・ニューマンは2017年の落札です。2017年のレートは1ドル=114.12円および1スイスフラン=114.34円、2024年のレートは1ドル=155.79円および1スイスフラン=171.86円でした。ソヌリはスイスフラン、ポール・ニューマンはドルで落札されているため単純な比較は難しいですが、いずれにしても2024年の方が大幅に円安となっていることが分かります。したがって、円ベースでは2024年のソヌリが高額3位となりましたが、ドルベースでは逆転しています。

このように、国を越えて取引されている高級時計は、その当時のレートと通貨によって価格が大きく変動します。為替変動の見極めが落札のカギを握ることもあるかもしれませんね。

ロレックス GMTマスター ペプシ サークルミラー

取引価格が高騰する背景には、様々な要因があります。ここでは、腕時計の価格および資産価値を高める4つの要因について解説します。

一つ目の要因は、その時計の希少性が高く、流通量が少ないことです。販売数を絞った限定モデルや、新作の発表とともに生産終了したモデルなど、生産本数の少ないモデルは高騰する傾向があります。

さらに、同じモデルの中でも希少な特徴を持つ個体は人気が高いです。例えばロレックスでは、経年によって色褪せたトロピカルダイヤルや、ひびの入ったスパイダーダイヤルなどは唯一無二の個性を持っています。ヴィンテージマニアにとってはこの上なく貴重な一本となるでしょう。また、1967年頃まで製造されていたロレックスのミラーダイヤルのうち、ミニッツサークルが描かれている個体は高値で取引されることが多いです。

このように、入手が難しい時計は需要が供給を上回り、価格が高騰することになります。

二つ目の要因は、その時計が歴史的に重要な背景を持っていることです。有名な人物が所有・着用していた時計や、歴史的な出来事に関連する時計はロマンがあり、時計マニアから人気を集めています。需要が多いことから、高額で取引される可能性が高いです。

三つ目の要因は、その時計が高い技術と多大なる労力を用いて製作されていることです。トゥールビヨンやミニッツリピーターなどの複雑機構を搭載した時計は、高い技術力を駆使し、手間暇かけて作られているため、定価の時点で高額になりやすいです。

四つ目の要因は、ブランドのネームバリューです。「世界三大時計」「雲上ブランド」とも称されるパテック・フィリップや、抜群の知名度と実用性を誇るロレックス、ラグスポの代名詞「ロイヤルオーク」が人気のオーデマ・ピゲなど、高級ブランドのモデルはそのネームバリューが価格にも反映されます。
もちろん中古品ということで値が下がるモデルもありますが、ロレックスなどは店頭在庫が少なく、デイトナなどの人気モデルは定価での購入が難しいとも言われています。

世界一の時計ブランドと名高いパテック・フィリップが高額落札上位をほぼ独占しており、桁外れのブランド力を見せつけられましたね。そのほか、ロレックスやオメガも高額落札常連のブランドです。

ロレックスは人気コレクション「デイトナ」ばかりではなく、ベトナムの最後の皇帝、バオ・ダイに捧げた「オイスター パーペチュアル トリプルカレンダームーンフェイズ Ref. 6062」が超高額の5,066,000スイスフラン(約5億7000万円)で落札されています。オメガは1958年製のスピードマスターが同コレクションの最高額275,508ドルで落札されたほか、時計史において重要かつ希少なステンレス製トゥールビヨンが1,428,500スイスフランで落札されました。

また、世界に挑戦する日本ブランド「グランドセイコー」の時計もまれに高額落札されており、2021年に「スプリングドライブSBGD001」が188,200 スイスフラン(約1,065万円)、超高精度モデル「 61GS V.F.A.」は44,100 スイスフラン(約533万円)で落札されました。

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腕時計投資は資産を増やすために魅力的な手段ですが、リスクも伴います。投資を始める前にしっかりと情報収集を行い、購入モデルの資産価値やご自身の状況に合わせて判断することが重要です。

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