更新日:2022年07月01日

グランドセイコー資産価値

今回はグランドセイコーの資産価値に重点を置いて、現在高騰中のモデルや将来的な資産価値の予想をしてみたいと思います。最近海外でも人気が高まっているグランドセイコー。日本限定モデルも多いことから、中古市場も流動的になっており、バイヤーも目を光らせています。そんなグランドセイコーの詳しい事情についてまとめたので、ぜひチェックしてみてくださいね。

グランドセイコー資産価値



グランドセイコーの資産価値を“今”こそチェック

グランドセイコー資産価値

“今”時計界で注目度が高まっているブランドといえば、グランドセイコーをあげる専門家も多いのではないでしょうか?

1960年にセイコーの技術力を受継いで誕生したグランドセイコー。堅実なものづくりで実用的かつ美しいデザインの国産高級時計は、今や世界最高峰と呼べるブランドです。 高級ブランド時計=スイスウォッチという概念を覆す、高い技術力を持つグランドセイコーは、9Fクォーツ、スプリンドライブ、メカニカルなどの他にはないマニュファクチュールムーブメントを開発。スイスの規格を上回る「新GS規格」という独自規格を設定するこだわりようは、日本人らしさとも言えるかもしれません。
世界最大の時計祭典「バーゼルワールド」では、その高性能かつ画期的ムーブメントに、業界人や技術者達から多くの関心と賞賛を集めました。 こうしたムーブメントの機構はグランドセイコーの大きな特徴と言えますが、シンプルなフォルムに刻まれる繊細なデザインにも注目されており、日本の伝統工芸が用いられるなど、“和”と“巧みの業”を感じさせるこだわりがあります。

グランドセイコー資産価値

近年ではそのデザイン性で多くの海外ファンを獲得。2018年にイタリア・ミラノでおこなわれた世界規模のデザインの祭典「ミラノデザインウィーク」に初出店すると、各デザイン関係者からも注目を集めることに。
出展されたスプリングドライブの特徴である、“文字盤の上を滑る秒針”がエモーショナルなタイムピースと絶賛されました。(参照:日刊工業新聞)

1960年から始まったグランドセイコーの歴史は、近年海外からの注目度が急激に高まっていることなども影響し、中古市場での買取価格が高騰しています。そのため、グランドセイコーは“今”だからこそ資産価値をチェックしておきたいブランドなのですね。



グランドセイコー資産価値が高まる理由と高騰モデルの特徴

グランドセイコー資産価値

上記でお伝えしたとおり、海外の流動や動向も関係し、資産価値が高まって来ているグランドセイコー。その理由をもう少し詳しくお話していきます。
実は今台湾やタイ、インドネシアなどのアジア圏でグランドセイコーが大々的に広告活動をおこなっているそう。メインステーションなどに大きなポスターが飾られ、また国の著名人が起用されたCMなども公開されています。そのため、一気に注目度が高まっているんですね。

特に目立った人気があるのが“スノーフレーク”文字盤のモデル。ホワイトやライトブルーなどの雪をイメージしたカラーから、ディープ系のカラーまであり、一見和紙のようにも見える凹凸を施した模様が特徴です。この人気はアジア圏内に留まらず、SNSを見ると欧米やヨーロッパの時計マニア達からも情報発信されているよう。インスタではハッシュタグがスプリングドライブなどを抜いて、#gradseikosnowflakeが5000件以上の投稿数となっています。

しかも、この投稿のほとんどが日本人ではなく外国人。こうしたことから、海外では「日本らしさ」や「和を感じる」など、海外で見ると個性的に見えるデザインに高い人気が出る傾向があります。グランドセイコーの時計には、デザインにそれぞれ“和”のコンセプトが定められており、また、種類が豊富なことから特別感が高いのも、海外人気の理由のひとつ。そのため、日本限定の少量生産モデルに需要が集中することも多々あります。

さらに、最近では逆輸入モデルの価格も高騰中。日本限定モデルではなく、海外の特定ショップ限定モデルが日本で人気が出てきているんです。 このように、国産高級時計のグランドセイコー中古市場には独特の特徴があり、それが価格高騰モデルの特徴にも関係しているんですね。次は具体的にどんなモデルに資産価値がついてきているのかチェックしてみましょう。

グランドセイコー価格高騰中のモデル8選

グランドセイコーの価格高騰モデルをご紹介します。これまでの高騰モデルをチェックすることで、今後の動向を読みやすくなったり、また資産価値を見極めるヒントになることが多々あります。ぜひ参考にしてみてくださいね。



①SBGH297 銀座限定2022モデル
グランドセイコー2022年新作 ヘリテージコレクション メカニカルハイビート36000 銀座限定2022モデル Ref. SBGH297スペック・価格

素材 SS
文字盤 スカイブルー
ムーブメント メカニカル自動巻 Cal.9S85
ケースサイズ 40.0mm×47.0mm
重量 153g
参考定価 770,000円
限定 260本

2022年6月時点販売価格:3,600,000円前後(ピアゾ調べ)

明るいスカイブルーに銀座の地図を再現した”銀座グリッドパターン”が特徴的な国内限定260本の希少モデル、SBGH297。こちらのページで販売前に「資産価値が高騰しそうなモデル」としてご紹介しておりましたが、予想的中です。
定価が770,000円に対し、2022年6月現在、なんと市場価格は350~400万円にまで高騰しています。数多くのグランドセイコーの腕時計を見て参りましたが、ここまでの高騰を見せたのは初めてかもしれません。時期的に高級腕時計市場が過熱気味ではありますが、驚異的な価格ですね。

②SBGA365 大丸創業300年記念モデル
グランドセイコー資産価値

素材 SS
文字盤 グリーン
ムーブメント スプリングドライブ
ケースサイズ 46.8mm×39.0mm
重量 143g
参考定価 496,800円
限定 200本

2022年6月時点販売価格:890,000円前後(ピアゾ調べ)

大丸創業300周年を記念して発表されたSBGA365。大丸のアイコンでもある孔雀をイメージしたグリーンのダイヤルが特徴です。パワーリザーブインジケータにも、孔雀の羽がデザインされています。
定価が496,800円に対し、中古市場での販売価格が2018年7月時点507,000円、2020年7月時点で698,000円、そして2022年6月現在は890,000円前後にまで高騰しています。



③SBGA425 GINZA Limited Edition
グランドセイコー資産価値

素材 SS
文字盤 ブラック/有機的パターン
ムーブメント スプリングドライブ
ケースサイズ 40mm×12.5mm
重量 148g
参考定価 649,000円
限定 銀座店舗限定250本

2022年6月時点販売価格:900,000円前後(ピアゾ調べ)

優雅な銀座の夜の街をイメージして造られたSBGA425 GINZA Limited Editionはブラックカラーに光るピンクゴールドのインデックスが魅力的なモデルです。銀座限定モデルの前作も話題となり人気がありましたが、今作も価格が高騰中。 参考価格が649,000円に対し、市場販売価格は2020年7月時点で898,000円、2022年6月現在、900,000円前後まで高騰しており、中古市場では換金率も需要の高いモデルです。



④SBGN001 25周年記念モデル
グランドセイコー資産価値

素材 SS
文字盤 ブラック
ムーブメント 9Fクォーツ
ケースサイズ 39mm
参考定価 370,000円
限定 9F25周年記念800本限定

2022年3月時点販売価格:550,000円(ピアゾ調べ)

9Fクォーツ25周年を記念して、800本限定で製造されたSBGN001。海外でも便利なGMT機能が搭載されており、イエローカラーにブラックの文字盤というデザイン性も加わって、国内外問わず注目が集まっています。グランドセイコーはシンプルでスタンダードなイメージが定着していますが、近年スポーツウォッチの人気も高まっており、有名人でも使用している人が多いんですよ。 2020年7月時点で、参考定価370,000円に対し、中古市場での販売価格は458,000円まで、2022年3月時点では550,000円前後まで高騰中です。



⑤SBGA409 GINZA Limited Edition
グランドセイコー資産価値

素材 SS
文字盤 グラスグリーン
ムーブメント スプリングドライブ
ケースサイズ 40mm
参考定価 590,000円
限定 銀座店舗限定100本

2022年6月時点販売価格:890,000円前後(ピアゾ調べ)

先ほど登場した銀座限定モデルSBGA425の前作となるSBGA409。銀座の柳並木をイメージした奥ゆかしくも爽やかなデザインで、こちらも海外人気が高まっています。 限定本数がSBGA425よりも少ない100本ということで、更に希少価値が高く価格も高騰中。参考定価が590,000円に対し、一時は990,000円前後まで高騰し、2022年6月現在は890,000円前後と若干値下がりしてはいますが、高い水準であることに変わりありません。



⑥SBGA055 誕生50周年記念
グランドセイコー資産価値

素材 SS
文字盤 シルバー
ムーブメント スプリングドライブ 9R15
ケースサイズ 41mm
参考定価 577,500円(税込)
限定 グランドセイコー誕生50周年記念限定300本

2022年6月時点販売価格:1,000,000円前後(ピアゾ調べ)

グランドセイコーの誕生50周年を記念した、特別な限定モデルのSBGA055。ダイヤルの3時の位置にゴールドの「獅子」のロゴと「50th Anniversary」の文字が更なる特別感を醸し出しています。「キャリバー9R65」(平均月差±15秒(日差±1秒相当))の時間精度を、平均月差±10秒(日差±0.5秒相当)まで高めた「キャリバー9R15」を搭載しています。

参考定価が577,500円に対し、2022年6月時点では定価より大幅に高騰し、1,000,000円前後となっています。50周年というプレミア感と、ファッションを選ばず合わせやすいシルバーカラーということもあり、需要が絶えないようです。

メカニカル限定モデルも同様に人気です。

グランドセイコー資産価値
左:SBGR065 右:SBGR075 (どちらも誕生50周年記念モデル)

メカニカルハイビート SBGH015(300本限定)も見逃せませんね。

⑦SBGJ227 GMT海外限定
グランドセイコー資産価値

素材 SS
文字盤 シルバー
ムーブメント ハイビート
ケースサイズ 40mm
重量 151g
参考定価 4,700ユーロ(約577,000円)
限定 海外限定

2022年3月時点販売価格:1,500,000~1,600,000円前後(ピアゾ調べ)

こちらはいわゆる逆輸入の価格高騰モデル。通称ピーコックと呼ばれるSBGJ227は海外のみの限定モデルで、海外人気だけでなく日本での人気も上昇しています。参考定価は4,700ユーロ(約577,000円)が海外サイトを見てみると202年7月時点では6,931ユーロ(約851,000円)で販売されていましたが、近年のグリーンダイヤル人気や地域限定という希少さが影響したのか、2022年3月時点ではなんと1,500,000~1,600,000円前後で取引されています。定価の3倍近くと、グランドセイコーとしては珍しいぐらいのプレミアモデルとなっていますね。

⑧SBGN017 伊勢丹新宿店限定
グランドセイコー資産価値 SBGN017 伊勢丹新宿店限定

素材 SS
文字盤 ホワイト
ムーブメント クォーツ Cal.9F86
ケースサイズ 39mm
参考定価 396,000 円(税込)
限定 伊勢丹限定56本

2022年3月時点販売価格:900,000円前後(ピアゾ調べ)

「大樹の木肌」をイメージしたホワイトダイヤルを備えたクォーツGMTモデル。伊勢丹新宿店限定で数量も56本とかなり希少です。定価396,000 円(税込)のところ、2022年3月現在900,000円近い価格で販売されています。グランドセイコーは伊勢丹のほかにも、和光や高島屋など日本国内の百貨店限定モデルは多くあり、その生産本数はほとんど二けたと少ないため、いずれも人気が出やすい傾向にあります。

⑨SBGJ241 メカニカル ハイビート36000 GMT アジア限定
グランドセイコー ヘリテージコレクション メカニカル ハイビート36000 GMT アジアリミテッドエディション SBGJ241

素材 SS
文字盤 グリーン
ムーブメント 自動巻 Cal. 9S86
ケースサイズ 40mm
参考定価 Php 355,000、AUD 9,950
限定 アジア限定700本

2022年6月時点販売価格:1,200,000円前後(ピアゾ調べ)

アジア地域の自然、そして日本の伝統建築にインスピレーションを得て、幾重もの縦のダイヤルパターンが施されたグリーンダイヤルが印象的なアジア限定700本モデル。おおよその定価が販売当時のレートで750,000円前後で、市場販売価格は2022年6月現在1,200,000円前後という高騰ぶりを見せています。US限定モデルは1年ほど経つと日本国内でも販売されることが多いのですが、アジア限定はそうでもないようで、より希少性が評価されています。

また、正規店以外で時計を購入すると、ブランド独自で用意されている保証や保証延長、アフターサービスなどが受けられない場合があります。

グランドセイコーの資産価値を見極めるポイント

グランドセイコー資産価値

上記のようにさまざまな理由で価格が高騰し、資産価値として注目されているモデルがたくさんあるのですね。ただし、必ずしも「限定モデルだから資産価値が上がる」「希少価値が高いから価格が高騰する」というわけではないようです。

例えば、以下のモデルを見てみましょう。

グランドセイコー SBGX103

「SBGX103」は9Fキャリバー20周年記念として発売された2000本限定モデルです。2022年6月現在の相場は30万円前後と、定価315,000円と比較してほぼ価値が落ちていない、とも言えますが、プレミア化とは言えない状況です。ダイヤルには20を表す「XX」で構成した格子模様とグランドセイコーの象徴である獅子を合わせた面白いデザインですが、クォーツである点や、限定と言えど多めな2000本、というところであまり評価は上がっていないようですね。
ただし、現状はそうであっても、評価がいつ何時急上昇するか分からないのが時計の世界の面白いところでもあります。

グランドセイコーは限定モデルが多く種類がとても豊富で次々と新作が登場します。そのため、中古市場での価格設定が安定しておらず、相場が読みにくい特徴があるのです。買取店では常に最新情報や市場をチェックしておく必要があるのですね。
また、最近海外人気が飛躍的に上昇しているブランドでもあるため、日々流動する世界のトレンド情報を追っていく必要も出てきます。そうした理由から、買取店では値段設定が非常に難しく、「売れ残ってしまったため価格を下げなければならない」という現象がおきるのですね。そうした理由から、買取自体も店舗によって大きく差が開くことが多々ありますよ。

そしてもう一つ、グランドセイコーの資産価値について知るためにチェックしておきたいのが“インバウンド”についてです。海外人気が高まっているグランドセイコーは、外国人観光客からの需要が急増中。現在はコロナの影響でインバウンドが著しく減少していますが、世界的な自粛が解除されると一気に価格高騰の可能性が出てきます。逆に言うと、現在は日本へ足を運べないファンがなんとか自国で人気モデルを獲得しようとしているため、海外に強い再販ルートをもつ買取業者などは高額買取をしてくれる可能性が高いのですよ。



グランドセイコー今後の資産価値と未発売高騰モデル予想



インバウンドが復活すると価格が一気に高騰する可能性があるとお伝えしましたが、現行モデルはもちろん、今後販売予定のモデルにも既に注目しているファンが多いんですよ。こちらのコーナーでは過去に「SLGA003 60本限定 日本グランドセイコーブティック専用モデル」や「グランドセイコー ヘリテージコレクション メカニカルハイビート36000 銀座限定2022モデル SBGH297」をご紹介し、実際に高騰しましたね。。

2022年6月現在、未発売モデルで高騰しそうなものはあまり見当たりませんが、今後の傾向として、やはり「AJHH限定」、「銀座限定」、「アジア限定」などは高確率で価格が高騰する、資産価値の高いモデルとなるでしょう。
グランドセイコーは毎月のように新作を発表していますので、最新情報に注意してくださいね!

最後に

グランドセイコー資産価値

今回はグランドセイコーの資産価値についてを中心に調査してみましたが、いかがでしたでしょうか?価格高騰中のモデルやその特徴なども非常に興味深い情報がありました。ロレックス投資などと呼ばれ、スイスの高級時計が資産価値として考えられてきましたが、今後は国産のグランドセイコーがそのポジションを担う時代が来るかもしれません。今後も市場の最新情報から目が離せませんね。




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