更新日:2024年07月24日

【2024年度最新版】有名ブランド高級腕時計の保証期間、保証に関する注意点と特徴まとめ

 迷う時間すら楽しい有名ブランドの高級腕時計選び。悩んだ末に、自分の中で納得がいく有名ブランド腕時計の人気モデルを手に入れた喜びは、代えがたいものがあります。腕時計を購入する前に、検討すべきポイントの一つとして、「保証の違い」を理解しておくことはとても大切です。

有名ブランド腕時計は、とても高価な買い物のため各メーカーの保証の違いを理解しておくことは、腕時計を身につけ慣れ愛着が生まれた頃に役立ちます。
近年では、有名ブランドのメーカーが保証を長期に設定するなどのトピックも活発な状況です。今回は調べれば調べるほど複雑な有名ブランド腕時計の保証の違いや注意点をわかりやすくまとめてみました。
失敗しない有名ブランドの腕時計選びの大事な予備知識として、お役立てください。

有名ブランド腕時計の保証の特徴と違い

目次

有名ブランド腕時計の保証の特徴

保証期間は正常な使用方法で内部機械が自然故障してしまった場合、無料で修理を受けられるサービス期間のことです。高級腕時計の保証期間は、ブランドによってまちまちです。同じブランドでも種類によって、保証期間が異なるケースもあります。
保証と一言で言っても、保証の種類も多く、購入した店や状況によっても異なるので、順を追ってご説明致します。
保証書は再発行されませんので、大切に保管するのが重要です。くれぐれも保証書はなくさないようにご注意ください。

有名ブランド腕時計の保証の種類。メーカー保証、店舗保証、修理保証

国内のブランド正規店や信頼できる時計店で高級腕時計を購入した際には、メーカー保証もしくは時計専門店独自の保証が付きます。万全な保証内容と保証の期間の長さは、一つのバロメーターとしてそれだけ商品に自信があるとも言えます。
腕時計の基礎知識として重要な3つの保証をご説明します。

メーカー保証(国際保証書、ギャランティカード)

国内のブランド正規店や信頼できる並行店で購入した場合、正規品の証明でもあるギャランティカードに代表されるメーカー保証が付属されます。

国内のブランド正規店で購入した場合は購入日当日。信頼できる並行店で並行輸入品(海外から輸入した正規品)を購入した場合は、並行店が海外業者から買い付けをした日付から保証期間が適用されています。

一部の並行輸入品の中には、メーカー保証対象外の腕時計モデルも存在するので、並行店で購入する場合は事前に確認しておくのが重要です。

時計専門店オリジナルの保証

中古品を購入したケースがわかりやすいですが、時計専門店オリジナルの保証が付属します。並行輸入品を信頼できる並行店で購入した場合も同様に、メーカー保証とは別に時計専門店オリジナルの保証が付属する場合があります。

特に、メーカーの保証書が付属していない中古品を購入する場合は、初期不良などのトラブルで交換を余儀なくされたケースなどに無償修理が適用されるのは、重要なメリットの一つです。

オーバーホールや修理をした際に適用される保証

メーカーや時計修理店へ時計を修理に出したのに、まれに再度壊れてしまう場合があります。再度修理する場合、また数万円以上の修理費用を出すのは泣きっ面に蜂な状況です。

そこで役立つのは、期間中に再度故障したケースでも無償修理してもらえる修理保証の制度です。もし、保証期間がない修理店で修理後に故障が発覚した際には、有償修理となってしまうのでご注意ください。

各ブランドメーカーの正規店でオーバーホールを行うと、1~2年のメーカー保証の国際サービス保証書が発行されます。時計修理店より金額は高いですが、手厚い保証と本物だという証拠にも繋がります。

有名ブランド腕時計の国際保証と国内保証の違いと注意点

メーカー保証は日本国内のみ有効な国内保証と海外で不具合が起きた際に対象となる国際保証の二つがあるので、ご購入の前にしっかりご確認ください。例えば、国内の代表的な腕時計メーカーであるシチズンのオフィシャルサイトの保証のページには以下の通りの記述があります。

『保証書によって、日本国内限定の保証と、海外での保証も可能な場合があります。
海外で時計をご使用になる場合は、ご購入の際に、販売店にて国際保証書の発行をご依頼ください』

--- https://citizen.jp/support-jp/afterservice/warranty.html

また、国際保証書がついた製品でも、対象となる国の制限があるので、保証が適応されるかどうか確認した上でご購入するのがお勧めです。くれぐれも海外で腕時計を使用するご予定の方は、合わせて確認しておくのが重要です。

有名ブランド腕時計の保証を受ける条件

ギャランティカード、国際保証書に代表される保証書は、メーカーの保証期間を示す以外にも多くの役割を果たしています。「本物の証明」をするために、「いつ、誰が、どこで、どんな腕時計(型番やシリアルナンバー)を購入したか」を示す重要な役割も持っているのです。

メーカーや腕時計のモデルによって異なりますが、実際に無償保証を受けるために、型番やシリアル、販売日付、代理店スタンプが記載されないと正規保証が受けられない恐れもあるので、ご注意ください。

有名ブランド腕時計の永久保証の特徴

ジャガールクルトやIWC、ヴァシュロンコンスタンタンやパテックフィリップ、オーデマピゲなどの有名腕時計ブランドは、高級腕時計の寿命の長さを証明するように、永久保証制度を打ち出しています。
有名ブランド腕時計の永久保証制度は、腕時計の生産を継続している限り永久にメンテナンスや部品交換を保証する制度です。永久保証制度を利用してメンテナンスをする場合は、有償ですが大切な腕時計を半永久的に一生モノの一家の家宝にすることもできます。
自分の子供、孫にまで大切に受け継げる高級腕時計は、資産価値として見ても家宝としての財産の役割を果たすことも可能です。一生モノの腕時計を購入する際には、永久保証制度の有無を購入の決め手とするのもいいでしょう。

有名ブランド腕時計の保証に関するよくあるトラブル

無償修理を受けるためには、事前に有名ブランド腕時計の保証に関する注意点を理解しておくのが重要です。メーカーや腕時計の種類によって、保証対象部位が異なったり、代替品による修理などの条件が決まっているケースもあるので、しっかりと保証書を読んで確認しておくのが大切です。
よくある保証に関するトラブルの事例を列挙致します。

・自然故障

保証による無償修理は、正常な使用方法にも関わらず、保証期間内に機械内部が自然故障してしまったのを無償で修理できる制度です。保証書の提示がない場合や天災や事故が原因の損傷や故障などでも無償修理が適応されないケースが多いのでご注意ください。

・バンドや電池交換

メーカーや腕時計のモデルによって、保証対応部位も異なるのでご注意ください。一般的に腕時計本体(ムーブメントとケース)と金属バンドが保証の対象となることが多いですが、革バンドや樹脂系バンドは保証の対象外となる恐れもあるのでご注意ください。
また、電池交換も保証の対象外です。電池交換をする際に万が一、格安修理店で経験の浅い腕が未熟な時計修理技師に当たってしまったケースや修理経験自体が豊富でも時計修理専門の技師ではない方に電池交換をしてもらった結果、大切な腕時計に傷がついてしまうリスクもあるので特に注意が必要です。

・正規店以外で修理

高級腕時計ブランド、シャネルを例に出しますが、シャネルのリペアサービス以外で、修理や点検を行ってしまった場合、メーカー保証の対象にならないのでご注意ください。同様に、シャネルが規定する基準に合致しない非正規品パーツを使用していた場合も対象になりません。

大切な腕時計を修理、点検する場合は、「どこで修理と点検」をした方がいいかしっかり把握しておくことが、大切な腕時計の資産価値を守るために重要です。

有名ブランド腕時計の保証一覧表

有名ブランド腕時計メーカーの保証は、メーカーごとに様々です。2年の保証期間がメジャーでしたが、5年や8年の国際保証も増えています。保証期間の長い手厚い保証制度は、大切な腕時計をそれだけ長く愛用することができるので、数多の有名ブランドの中から腕時計を購入する際の有効な選択肢の一つとして役立ちます。
保証期間の長いブランドや保証制度が手厚いブランドに絞り、詳しくご紹介いたします。
(※情報は2024年7月調査時点のものです。最新情報に関しては各メーカーの公式サイトなどをご確認下さい。)

有名ブランド腕時計の保証一覧
有名ブランド腕時計の保証を一覧表にまとめました。さらに詳細な解説へは「ブランド名」をクリックしてください。
ブランド名  国際保証期間と備考
ロレックス 5年間
正規品販売店で購入したロレックスウォッチ全て
オメガ 5年間
2018年7月1日以降に購入された全てのオメガウォッチ
オーデマ・ピゲ 2年間(最大5年間)
正規店で2年以内に購入した時計はオンライン登録で3年間延長可能
タグ・ホイヤー 2年間(最大5年間)
正規店で購入したタグ・ホイヤーウォッチはオンライン上でマイ タグ・ホイヤー登録で3年間延長可能
ブライトリング 2年間 or 5年間
ブライトリング自社開発、製造機械式ムーブメント搭載モデルは全て5年間(「ブライトリング保証延長」購入で+3年間)。その他のモデルは2年間(「ブライトリング保証延長」購入で+2年間)。
リシャール・ミル 最大3+2年間
リシャール・ミルウォッチを購入3年以内に無料修理点検すると、保証期間が2年間延長
グランドセイコー 5年間
2021年10月1日より全世界で保証期間を5年に延長
クレドール 5年間
(※2023年3月1日以降に販売された商品、他条件あり)
カシオ 1年間(最大3年間)
一部モデルで3年間。その他のモデルで1年間
シチズン 1年間(最大10年間)
MY CITIZEN対象商品の場合、保証期間を購入日から2年間に、シチズン オーナーズクラブ対象商品の場合、「ザ・シチズン」の時計は購入日から最長10年間、「カンパノラ」「エコ・ドライブ ワン」の時計は購入日から最長3年間に延長可能。
ウブロ 2年間(最大3年間)
ウブロオーナーズクラブに登録すると3年保証。
カルティエ 2年間(最大8年間)
Cartier Careに登録後、保証延長申請が承認された場合、最大8年まで延長可能。
パネライ 2年間(最大8年間)
Pam.Guard入会で最長8年。
IWC 2年間(最大8年間)
「MyIWC」に登録で最長8年。
ジャガー・ルクルト 2年間(最大8年間)
ジャガー・ルクルト ケアプログラムに登録で最長8年。
ヴァシュロン・コンスタンタン 2年間(最大8年間)
オンライン登録で最長8年。
ヴァン・クリーフ&アーペル 2年間または8年間
購入日が2020年4月1日以降の場合は購入日から8年間保証。
ピアジェ 2年間(最大8年間)
PIAGET CAREに登録で最長8年。
チューダー 5年間
2020年1月1日以降に購入したチューダーウォッチは5年間。2018年7月1日から2019年12月31日までに購入した時計は3年6ヶ月間の保証
オリス 最大10年間
MyOrisに登録するとムーブメントごとに保証が3年、5年、10年に延長保証。
ロンジン 2年間(2021年1月1日以降に購入した自動巻き時計の保証期間は5年間)
フランクミュラー 2年間
ゼニス 2年間(最大5年間)
2022年1月1日以降に購入した時計はマイアカウントに登録で最長3年の追加保証。一部の50周年特別モデルは50年間無料保証
A.ランゲ&ゾーネ 2年間(最大3年間)
3年目ブティック保証適用の時計のみ最長3年間。3年目ブティック保証を受けるには条件の縛りあり。
ブルガリ 5年間
(※2023年7月1日以降、現行コレクションに含まれる時計)
ショパール 2年間(最大5年間)
2020年7月1日以降に購入し、オンライン登録すると5年間に延長。
エルメス 5年間
シャネル 5年間
(※2022年10月1日以降に購入した時計)
ロジェ・デュブイ 1年間(最大3年間)
公式WEBサイトに登録で最長3年。条件の縛りあり。
ブランパン 2年間(最大3年間)
ブランパン ブティックで販売された腕時計は3年間。
高級腕時計ロレックスの保証とサービスの特長

「腕時計の王様」のブランドイメージが定着している誰もが知っているロレックス。2015年7月から国際保証期間が2年間から5年間に延長されました。自社製品への自信のあらわれが、正規品販売店で購入した新しいロレックスウォッチ全てに5年間の国際保証が適用されていることにもあらわれています。
ロレックスの国際保証を受けるためには、「型番・シリアル・販売日付・代理店スタンプ」の記入が必須です。

ロレックスの実店舗で購入した方のお話では「10年ぐらいオーバーホールは必要ないぐらいですよ」と案内されたとか。さすがに公にそれを謳ったりはしないでしょうが、品質への自信が感じられるエピソードですね。

公式サイト→「ロレックスの保証」https://www.rolex.com/ja/buying-a-rolex/the-rolex-guarantee.html

高級腕時計オメガの保証とサービスの特長

国内で有名ブランド腕時計を選ぶ際に、ロレックスの有力な対抗馬として親しまれているオメガ。5~8年に1度のメンテナンスで快適に使用できるコーアクシャルを更に進化、改良させたマスターコーアクシャルも人気です。ムーブメントの磁気不良に耐えうる15000ガウスの耐磁性能も魅力な人気モデルです。

卓越性を追求するオメガは、2018年7月1日以降に購入された全てのオメガウォッチに国際保証を5年間と定めています。それより以前に購入したモデルの保証期間は、取扱説明書及び正規サービスセンターでご確認ください。

公式サイト→「オメガ カスタマーサービス」 https://www.omegawatches.jp/customer-service/5-year-warranty

高級腕時計オーデマ・ピゲの保証とサービスの特長

世界五大高級腕時計に数えられるオーデマ・ピゲ。パテック・フィリップ、ヴァシュロン・コンスタンタンと並んで、雲上御三家とも呼ばれ世界中で愛されています。

オーデマ・ピゲの保証期間は、公式WEBサイトで延長保証を申し込むサービスを取り入れています。2年以内に購入した時計なら、5年間の国際保証まで延長することが可能です。

公式サイト→「オーデマ ピゲ 保証を延長する」 https://www.audemarspiguet.com/com/ja/form/extend-warranty.html

高級腕時計タグ・ホイヤーの保証とサービスの特長

タグ・ホイヤーは低価格かつステータスある高級腕時計ブランド戦略に成功しています。F1界のレーシングレジェンド、アイルトン・セナ氏をサポートしたことで、レーシングウォッチと言えばタグ・ホイヤーというイメージ戦略にも成功しています。

タグ・ホイヤーの国際保証期間は2年保証ですが、かつてはエドワードクラブに入会すると2年間の保証延長がつき、最大4年間の国際保証が受けられていました。ただし、エドワードクラブのサービスは現在終了。オンライン上でマイ タグ・ホイヤーのアカウントを作成し、お手持ちのウォッチを登録すると、対象モデルであれば保証期間が3年間延長されます。
詳しくは公式WEBサイトをご確認ください。

公式サイト→「タグ ホイヤー 国際保証」 https://www.tagheuer.com/jp/ja/service/warranty.html

高級腕時計ブライトリングの保証とサービスの特長

国際保証を5年に延長したアフターサービスの火付け役は、ブライトリングです。ブライトリング自社開発、製造機械式ムーブメント搭載モデルは全て3年間延長した5年間の国際保証を受けられます。(※ブライトリング自社開発・製造ムーブメント国際保証は、購入後2年ごとにブライトリング正規サービスセンターで防水テストを受けている場合にのみ、ブライトリング自社開発・製造機械式ムーブメントのあらゆる製造上の不備に対して適用されます。)
その他のモデルに関しては2年の保証なので、ご購入の前に購入しようとしているモデルの保証期間を確認しておくのが大切です。

さらにブライトリングの公式オンラインサイトで時計を購入する場合、合わせて有料の「ブライトリング保証延長」を購入すれば、ブライトリング・機械式マニュファクチュールムーブメントは3年間、その他のムーブメントは2年間延長されます。

また、ブライトリングは国内正規店で購入した方は、「クラブ・ブライトリング」のメンバーになると、メンテナンスやオーバーホールを特別価格で受けられる特典も合わせてご確認することをお勧めします。

公式サイト→「ブライトリング 国際保証」 https://www.breitling.com/jp-ja/service/international-warranty/

高級腕時計リシャール・ミルの保証とサービスの特長

高級腕時計ブランドの新興勢力でありながら、時計好きの富裕層の方に人気な高級ブランド腕時計メーカーと言えば、リシャール・ミルでしょう。2001年に創業され、F1カーのような非日常なデザインをコンセプトに、高級腕時計ブランドの一角にまで躍り出ました。F1大手のマクラーレンと10年間のパートナーシップも締結し、今後の活躍に期待です。

リシャール・ミルは、「3+2」保証というコンセプトを大切にしています。リシャール・ミルウォッチを購入から3年以内に無料修理点検を受けた方は、保証期間が正式に2年間延長される制度です。

公式サイト→「リシャール ミル アフターサービス」 https://www.richardmille.com/ja/page/servicing

高級腕時計グランドセイコーの保証とサービスの特長

国内を代表する高級腕時計ブランド、グランドセイコー。メイドインジャパンブランドに相応しい時計の精度やスプリングドライブなどの革新的な技術で人気です。

更に、グランドセイコーは2021年10月1日から保証期間を5年に延長し、アフターサービス含めた今後の躍進に期待です。グランドセイコーの保証延長の詳しい内容は、関連記事:グランドセイコー、10月1日より全世界で保証期間を5年に延長を合わせて読むと、より理解が深まるのでお勧めです。

公式サイト→「グランドセイコー サポート」 https://www.grand-seiko.com/jp-ja/support

高級腕時計セイコー・クレドールの保証とサービスの特長

1974年から貴金属を素材としたセイコーの「特選腕時計」がセイコー・クレドールです。美しい伝統工芸や日本人の心の豊かさなどの和の美しさとジュエリーの華やかさがミックスされた高級腕時計です。フランス語で「黄金の頂き」の意味を持つクレドールという名が相応しい品質です。

セイコー・クレドールの保証期間は、2023年3月1日以降に販売された商品はお買い上げ日より5年間です。
なお、2022年9月1日~2023年2月28日に販売されたクレドールに対しても、クレドールサービススタジオにて修理を受け付けた際に、お買い上げ日から5年間の保証期間が適用されます。
お手持ちの時計に関しては、説明書や公式WEBサイトで詳細をご確認ください。

公式サイト→「新しいアフターサービスプログラムを導入 保証期間を5年に延長|クレドール公式サイト」 https://www.credor.com/support/warranty/

高級腕時計カシオの保証とサービスの特長

G-SHOCKシリーズでデジタルウォッチが人気なカシオ。最近では、G-SHOCKのハイエンドライン、MR-GやMT-Gなどの高級路線も好調で、腕時計業界の本場ヨーロッパでもブランドイメージの価値を高めています。

カシオの保証期間は、一部モデルで3年間。その他のモデルで1年間なので、説明書や公式WEBサイトで詳細をご確認ください。

公式サイト→「カシオ 保証について」 https://www.casio.com/jp/support/repair/warranty-detail3/

高級腕時計カシオの保証とサービスの特長

シチズンと言えば、時計業界でもっとも長い「10年間無償保証」が話題です。
2024年7月現在、「マイウオッチ」登録で、MY CITIZEN対象商品の場合は購入日から2年間に、シチズン オーナーズクラブ対象商品(ザ・シチズン、カンパノラ、エコ・ドライブワンなどの一部商品)は購入日から3年間または10年間まで保証期間が延長されます。

また、シチズン オーナーズクラブに登録すると、10年間で2回~3回の無償定期点検サポートも付与されるモデルもあるので、万全なアフターサービスが好みの方に強くお勧めできます。詳細は公式WEBサイトでご確認ください。

公式サイト→「保証 | シチズンウオッチ オフィシャルサイト」 https://citizen.jp/support-jp/afterservice/warranty.html
「HOSPITALITY(保証・メンテナンス)|The CITIZEN 25周年記念スペシャルサイト」 https://citizen.jp/the-citizen/25th/hospitality/index.html

高級腕時計ウブロの保証とサービスの特長

2009年に腕時計業界で世界初の電子保証書を採用したウブロ。他にも革新的な技術であるウブロ電子保証システムなど電子保証の分野でもブランドイメージを高めています。

ウブロの保証期間は2年間ですが、ウブロオーナーズクラブ(ウブロティスタ)にメンバー登録すると保証期間が1年間延長され3年保証になります。 詳細は公式WEBサイトでご確認ください。

公式サイト→「ウブロe-warranty」 https://www.hublot.com/ja-es/news/hublot-e-warranty

高級腕時計カルティエの保証とサービスの特長

世界5大高級ジュエリーブランドであるカルティエ。日本では婚約指輪の定番としても人気です。ゴージャスかつハイセンスなイメージをそのままに、カルティエの「サントス・ドゥ・カルティエ」などは、工具なしで簡単にベルト交換できる「クイックスイッチ機構」と1コマの調整も簡単な「スマートリンク機構」を拡充、また今年はハイブランドとしては珍しいソーラー充電モデルを発表するなど、時計ブランドとしても一流のブランドです。

カルティエの保証期間は2年間ですが、Cartier Careに登録後、保証延長申請が承認された場合、最大6年間保証を延長することが可能です。なお、カルティエの公式WEBサイトにも記載していますが、Cartier国際保証はいかなる場合でも合計で8年を超えることはないのでご注意ください。

公式サイト→「カルティエ 国際保証」「カルティエ 国際保証の延長」

高級腕時計パネライの保証とサービスの特長

パネライの国際保証期間延長プログラム「Pam.Guard」を利用すると、従来の2年間の保証から更に、最長8年まで延長することが可能です。

詳しい内容は、関連記事:パネライ「Pam.Guard」入会で、時計の保証期間を最長8年延長を合わせて読むと、より理解が深まるのでお勧めです。

公式サイト→「パネライ Warranty」 https://www.panerai.com/jp/ja/service/customer-service/warranty.html

高級腕時計IWCの保証とサービスの特長

熟練した時計師の手によって一つひとつの時計を作り上げ、厳しい試験や検査プログラムを軸にした高度な開発品質管理システムにより最高級の品質を保証しているIWC 。IWCも国際保証期間内のIWCウォッチを「MyIWC」に登録すると、通常2年間の国際保証を8年間まで延長することが可能です。

公式サイト→「IWC 国際保証延長」 https://www.iwc.com/jp/ja/specials/my-iwc.html

高級腕時計ジャガー・ルクルトの保証とサービスの特長

IWCやカルティエ、パネライと同じくRichemont(リシュモン)系ブランドのジャガー・ルクルト(Jaeger-LeCoultre)。研究開発から組立て、装飾まで、すべての過程を一貫して行うマニュファクチュールであるジャガー・ルクルトも「ジャガー・ルクルト ケアプログラム」に腕時計を登録すると、2年から最大8年間へ延長可能です。また、置時計のアトモスも3年から8年に延長するほど、アフターケアに力を入れています。

公式サイト→「ジャガー・ルクルト ケアプログラム」 https://www.jaeger-lecoultre.com/jp/jp/customer-services/care-program.html

同じくRichemont(リシュモン)系ブランドのヴァシュロン・コンスタンタン(Vacheron Cconstantin)。すべてのヴァシュロン・コンスタンタンのマスターラインの時計は、国際限定保証である最初の2年間の保証期間内であれば、6年間保証を延長することができ、合計8年間の保証を受けることができます。

公式サイト→「ヴァシュロン・コンスタンタンの保証サービスと、高級時計のためのデジタルパスポートの特長」  https://www.vacheron-constantin.com/jp/ja/services/warranty-digital-passport.html

同じくRichemont(リシュモン)系ブランドのヴァン クリーフ&アーペル(Van Cleef&Arpels)の保証期間は、購入日が2020年4月1日より前の場合は購入日から2年間、購入日が2020年4月1日以降の場合は購入日から8年間となっています。

公式サイト→「ヴァン クリーフ&アーペル(国際)保証」 https://www.vancleefarpels.com/jp/ja/care-and-services/van-cleef---arpels-guarantee.html

日本ではジュエリーブランドとしての印象が強いリシュモン系ブランドのピアジェ(Piaget)ですが、実は極薄ウォッチの最高級メゾンとしてその名を世界に轟かせる、ウォッチメーカーでもあります。ピアジェも通常の2年保証以外にも”PIAGET CARE(ピアジェ ケア)”に腕時計を登録すると、最大8年間の保証が受けられます。

公式サイト→「PIAGET CARE」 https://www.piaget.com/jp-ja/services/piaget-care-program

高級腕時計チューダーの保証とサービスの特長

ロレックスのディフュージョンブランド、かつては「チュードル」とも呼ばれたチューダー(TUDOR)。2020年1月1日以降に購入したチューダーウォッチの国際保証は5年間です。なお、2018年7月1日から2019年12月31日までに購入したチューダーウォッチは、保証期間を18ヶ月延長し、計3年6ヶ月間の保証が適用されます。詳細に関しましては、説明書や公式WEBサイトでご確認ください。

公式サイト→「チューダーウォッチ5年間保証2020 | 公式ウェブサイト」 https://www.tudorwatch.com/ja/tudor-care/tudor-guarantee

高級腕時計オリスの保証とサービスの特長

スイスの独立系時計ブランド、オリス(ORIS)。オリスの国際保証は最低2年間ですが、MyOrisに登録するとムーブメントごとに保証が3年、5年、10年に延長されます。

公式サイト→「オリス 国際保証」 https://www.oris.ch/jp/warranty

高級腕時計ロンジンの保証とサービスの特長

1832年、スイスのジュラ地方山間部にあるサンティミエの時計工房で創業したロンジン(Longines)。ロンジンの国際保証は通常2年間、2021年1月1日以降に購入した自動巻き時計の保証期間は5年間です。2020年7月以降に購入した時計は、公式サイトから保証の詳細を確認することができます。その他保証に関する詳細に関しましては、説明書や公式WEBサイトでご確認ください。

公式サイト→「ロンジン 国際保証」 https://www.longines.com/jp/international-warranty

フランクミュラーは正規品と並行輸入品の扱いの差が大きいのが特徴です。保証も例外ではなく、2年間の国際保証は正規店で購入した時計にのみ適用されます。フランクミュラーの日本総代理店、ワールド通商株式会社で詳細を事前に確認しておくのがお勧めです。

公式サイト→「ワールド通商株式会社|保証制度・保証書について」 https://www.wccweb.jp/customer_support.html#cs6
「WATCHLAND|正規認定中古時計」 https://watchland-gallery.jp/paw.html

高級腕時計ゼニスの保証とサービスの特長

エル・プリメロで知られるマニュファクチュール、ゼニス(ZENITH)の国際保証は2年間です。2022年1月1日以降に購入した時計はマイアカウントに登録するとさらに3年間の追加保証が適用されます。
エル・プリメロ 誕生50周年記念復刻モデル「エル・プリメロ リバイバル A386」(世界50本限定)は、エル・プリメロ50周年にかけてなんと50年間無料保証もサービスを適用しています。

公式サイト→「ゼニスの国際保証」 https://www.zenith-watches.com/ja_jp/service/international-warranty

高級腕時計A.ランゲ&ゾーネの保証とサービスの特長

A.ランゲ&ゾーネの国際保証は2年間です。A.ランゲ&ゾーネ直営ブティックおよび認定ブティックで購入した時計のみ、3年目ブティック保証と呼ばれる1年間の延長保証が受けられます。該当書類の提出、不具合が起きた時にA.ランゲ&ゾーネブティックに引き渡すなど条件の縛りもあります。

公式サイト→ 「A.ランゲ&ゾーネ 保証と「時計の履歴書」https://www.alange-soehne.com/ja/customer-service/registration-documents
「A.ランゲ&ゾーネ 3年目の延長保証」 https://www.alange-soehne.com/ja/customer-service/warranty-extension

高級腕時計ブルガリの保証とサービスの特長

ブルガリ(Bulgari)の国際保証は通常2年間でしたが、2023年7月1日以降、現行コレクションに含まれる時計については購入日から5年間となりました。

公式サイト→「ブルガリ 腕時計のデジタル保証書」 https://www.bulgari.com/ja-jp/services/digital-warranties/digital-warranties-watches.html

ショパール(Chopard)の国際保証期間は基本的に2年間ですが、2020年7月1日以降に購入した場合、ショパールの専用オンラインプラットフォームに登録すると最長5年まで延長可能です。

公式サイト→「ショパール スイス製高級ウォッチと高級ジェエリー 保証期間の延長について 」 https://www.chopard.com/ja-jp/services/extended-warranty-service.html

エルメス(Hermes)ウォッチの保証期間は5年間です。ラ・モントル・エルメス社の「保証」冊子は、お買い求めの際に販売店において必要事項と日付が記入され、署名された時点で有効となります。

公式サイト→「エルメスの時計にはどんな保証があるのでしょうか?  ---お手入れとリペア-FAQ | Hermès - エルメス-公式サイト」 https://www.hermes.com/jp/ja/faq/商品/お手入れとリペア/

高級腕時計シャネルの保証とサービスの特長

シャネル(CHANEL)の国際保証は2年間でしたが、2022年10月1日以降に購入した時計は5年間の保証が適用されるようになりました。
リペアサービス以外で時計を修理、点検した場合は国際保証の対象外になるのでご注意ください。

公式サイト→「保証と真正性 | CHANEL シャネル」 https://www.chanel.com/jp/watches/guarantee-and-authenticity/

高級腕時計ロジェ・デュブイの保証とサービスの特長

ロジェ・デュブイ(Roger Dubuis)の国際保証は通常2年間です。正規店で購入もしくは修理した腕時計に関しては、公式WEBサイトに登録すると更に1年間の追加保証を受けることができます。

公式サイト→「保証延長 - Roger Dubuis」 https://www.rogerdubuis.com/jp-ja/services/guarantee

高級腕時計ブランパンの保証とサービスの特長

1735年にスイスで創業された世界最古の腕時計ブランド、ブランパン(blancpain)。ブランパン ブティックで販売された腕時計は3年間の国際保証がつき、それ以外は2年間の保証です。詳細に関しましては、正規取扱店や公式WEBサイトでご確認ください。

公式サイト→「国際保証 | Blancpain」 https://www.blancpain.com/ja/mai-furanhan/afutasahisu/guojibaozheng

パテック・フィリップ、ハミルトン、ブレゲ、ハリー・ウィンストン、モンブラン、ノモスなどの有名ブランドは、国際保証期間は2年間です。
各メーカー保証期間の延長のトピックも活発な状況のため、有名高級ブランドに相応しい保証面もこれからに期待です。

有名ブランド腕時計の保証と高額買取の関連性

腕時計ブランドのメーカーが発行するメーカー保証書は、買取にも影響を与える場合があります。特にロレックスなどの人気モデルは、メーカー保証書の有無が買取価格に数十万円単位で影響するケースもあります。

有名ブランド腕時計のギャランティカードと高額買取の関連性

「スーパーコピー」でも有名なロレックスの精巧な偽物。最近では、ギャランティカードの精巧な偽物まで出回っています。
それ以外にも、ネット購入のトラブルで頻発している保証書そのものは正規品で本物なのに、肝心の腕時計が精巧な偽物だった悪質なケースも実在します。トラブルを避けるために、正規店もしくは信頼できる並行輸入品で購入するのが最重要です。

ギャランティカードは、大切な腕時計を「本物であることを証明」する大切な付属品です。購入する時の大事な判断材料に影響する保証書は、少しでも高く手放したい時にも本物の証明として、大切な腕時計の価値を力強くバックアップします。

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本物の中古品を購入したい方の心理を考えれば、やはり時計単体で販売している製品よりも、保証書や付属品がついている時計を選びたい、という気持ちは分かりますよね。その結果はブランドにもよりますが、多少なりと査定価格にも影響を与えます。

保証書のない大切な本物の腕時計を高額買取してもらいたい場合は、一括査定もおすすめです。ピアゾなら無料の宅配一括査定を実施しています。 時計業界を熟知した専門スタッフが、「どこの業者に依頼すればより高額買取になるか」を熟考した上で、厳選した最大9社にオークション形式で買取価格を競ってもらうので、大切な腕時計達の高額買取も見込めます。

時計の保証を総括すると、有名ブランドはその価値と値段に相応しい保証の長さと手厚さが特徴的です。手厚い保証が長いのは、それだけメーカーに自信があるとも言えます。

資産価値も高い有名ブランドの腕時計は、本物であることが最重要です。本物の高級腕時計の価値を証明するために、その価値に相応しい保証内容と本物の保証書を揃えることは、大切な腕時計の資産価値を底上げすることに繋がります。

本物の高額腕時計を買ったとしても、格安修理店で正規品以外のパーツで修理すると価値が大幅に下がるリスクもあります。価値のある腕時計を購入する場合は、本物の保証書と万全な保証体制が、大切な腕時計を守るために必要です。

購入する場合は、有名ブランドの保証期間、保証体制を理解した上で、信頼できるお店で購入することが大切です。購入に悩んだ際は、正規取扱店や公式WEBサイトでしっかり不明点を確認することをお勧めします。




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