更新日:2021年09月28日
ロレックス ヨットマスターⅡ 116688の実機レビューをお届けします!
2007年に発売されたヨットレースに特化した「ヨットマスターII」REF. 116688。機械式のレガッタ機能が搭載され、耐腐食性能も優秀なプロフェッショナルウォッチ。そこにゴージャスな18Kイエローゴールドを組み合わせた稀有なモデルです。
発売以来マイナーチェンジを繰り返し、古いものは現行品と異なる点が多いことで知られています。今回は人気の高い発売当初に製造されたZ番を実機レビュー!
ロレックス ヨットマスターⅡ Z番 116688を実際に見てみましょう。
まずはケースとブレスに採用されているロレックス最高品質の18ctイエローゴールド合金に目が行きます。画像は保護シートがかかっているので鈍く光っていますが、比類なきほどのイエローの輝き。手首で主張すること間違いなしです。
ゴールドに映えるホワイトダイアル。陶器のような真っ白さです。Z番のインデックスは全て四角で、針は透かしの入ったバータイプ。現行品のインデックスは12時は三角、6時は長方形、針はベンツ針です。現行品に比べたらすっきりとした印象です。
ヨットマスターⅡは 1 分~ 10分までのカウントダウンをプログラムできる機能が搭載されています。スモールセコンド部分を抜かして0~10までの記載があるのはそのためです。プログラミングは内部機能に記憶されるため、リセットすると前回の設定に戻ります。レース開始後は、公式カウントダウンに合わせ、瞬時に同期可能です。
レガッタクロノグラフのリングコマンドベゼルは双方向に90度回転します。内部機能に連動している珍しいしくみ。耐傷性に優れたセラミック製セラクロムインサート。セラミックブルーとゴールドの組み合わせがデザイン的にも〇。
3時側のケースには埋め込み式のリューズ。リューズ頭のロレックスクラウンの下には3つのドットが。これはトリプロック(三重密閉構造)の証で、防水に特化しています。水上のヨットレースのためにつくられたプロフェッショナルウォッチならでは。両隣のプッシュボタンも押しやすい仕様です。
9時側のケースはフラット。多機能のキャリバーを収めるケースには厚みがあります。18Kゴールドも相まってずっしりと重いです。
ずっしりとした重さを支えるのは3列のオイスターブレスレット。手首にがっしりとはまります。バックルは磨き方の異なるイエローゴールドが組み合わさり、クラウンが浮き彫りされています。セーフティキャッチ付オイスターロックで、万が一にも落すことがないように。
裏蓋もロレックスらしいシンプルなものなのですが、正規品を示す購入シールが目立っていますね。
ロレックスが開発・製造した機械式自動巻クロノグラフムーブメント、キャリバー4161が搭載され、ヨットレースに必要な様々な機能が備わったモデル。確かなプロフェッショナルウォッチでありながら、見た目はゴージャスという希少な1本です。2007年の発売当時に製造されたZ番なので、仕様はもちろん当時のまま。めったにお目にかかれないモデルでした。
モデル | ヨットマスターⅡ
YACHT MASTER II |
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型番(Ref.) | 116688 |
ムーブメント | 自動巻Cal.4161 |
駆動時間 | 約 72 時間 |
精度 | 日差 - 2 ~ + 2 秒(ケーシング後) |
防水性 | 100 m/330 フィート防水 |
ケースサイズ | 直径44 mm |
ケース素材 | 18 ct イエローゴールド |
ベゼル | ロレックス リングコマンド(双方向に90度回転) 18 ct ゴールド製、セラミック製ブルー セラクロムインサート 数字はゴールドコーティング |
ダイアル | ホワイトダイアル |
ブレスタイプ | オイスター(3 列リンク) 18ctイエローゴールド |
定価 | 4,836,700円 |
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