更新日:2022年06月01日
ロレックス ヨットマスター ロレジウム 16622の実機レビューをお届けします!
ロレックス(ROLEX) ヨットマスター ロレジウム REF. 16622は、プラチナとステンレスのコンビモデル。スポーツラインでありながら、ラグジュアリーウォッチとして確立するヨットマスター。2012年製造終了した人気モデルを実機レビュー!
ロレックス ヨットマスター ロレジウム 16622を実際に見てみましょう。
シルバーのプラチナダイアルはサンド地のような質感。経年劣化によって黄色が強くなり、個体によっては黒ずんでいくダイアルですが、こちらは比較的きれいなシルバーです。製造開始当初のA番(2000年頃)にしては状態が良いのではないでしょうか。
インデックスはROLEXのダイバーズモデル特有のドット。もちろん夜光塗料も施され、暗所でも視認性抜群です。秒針と6時位置のシリーズ名はビビットな赤色を採用。シルバーと相性がよく、アクセントになっています。
日付カレンダー上の風防にはサイクロップレンズが配置されています。日付表示を約2.5倍に拡大し、視認性を高める役割を担っています。ネーミングの由来はギリシャ神話に登場するサイクロプスだそう。
エンボス加工が施された存在感のある両方向回転ベゼル。サンドブラスト仕上げのベゼルに浮き出た数字、目盛り部分をポリッシュ仕上げにするなど、他のスポーツモデルとは異なる高級感があります。すべてがシルバー色でまとめられているのでスタイリッシュです。デザイン性だけでなく、ヨットレースで実用されるため、細かい計時を行うことが可能です。
防水性の高いダイバーズモデルだけあって、リューズガードが堅牢ですね。プラチナとは異なる鏡面磨きされたステンレススチールの輝きが美しいです。
リューズトップのクラウン下には3つのドットが。これはトリプロックリューズの証で、高い防水性を示しています。
9時側のケースは、曲線美が堪能できます。
裏蓋はROLEXらしくシンプル。
ブレスはステンレススチールを採用し、3列のオイスターブレス。ぴったりと手首に吸い付くようなブレスです。バックル部分がタイルのような形状になっているのが、私的には高級感のあるポイント。
スポーツモデルながらプラチナ仕様で高級感があり、どこかカジュアルな雰囲気も感じるモデル。シーンを選ばず着用することが可能です。
2007年頃にマイナーチェンジが行われ、インナーリングに刻印が施されました。「ROLEX」ロゴ、12時位置にはクラウンマーク、6時位置にはシリアルナンバーが入りました。今回はマイナーチェンジ前のモデルです。
現在、状態の良いモデルで130万円前後の売値で取引されています。ダイアルが経年劣化したものは100万円前後です。販売当初の定価が100万円弱だったことを考えれば、優秀な相場ではないでしょうか。
高いデザイン性からヨットマスター人気の火付け役となった16622。後継機の116622、さらにその次の126622(現行品)もデザイン等に大幅な変更はありません。変わらぬ人気の程がうかがえますね!
モデル | ヨットマスター ロレジウム
YACHT-MASTER Rolesium |
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型番(Ref.) | 16622 |
ムーブメント | 自動巻き クロノメーター Cal.3135 |
駆動時間 | 最大巻上時約48時間持続 |
振動数 | 28,800振動 |
防水 | 100m |
ケースサイズ | 径40mm 厚12.5mm |
ケース素材 | ステンレススチール+プラチナ |
ブレス | オイスターブレス(ステンレススチール) |
ベゼル | 回転ベゼル |
風防 | サファイアクリスタル |
定価 | 976,500円 製造期間1999~2012年でも変動有 |
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