更新日:2024年07月27日

【パリオリンピック開幕】オメガ シーマスター ダイバー300M “パリ 2024” スペシャルエディションがパリブティックで限定発売中

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パリオリンピックが2024年7月26日から開催しており、日本人選手の活躍が楽しみになる夏が始まりました。実は、オリンピック開催の約1年前の2023年7月23日に、オメガシーマスターからダイバー300M “パリ 2024” スペシャルエディションがリリースされています。
オメガはパリオリンピックの公式タイムキーパーで、今回ご紹介する時計はパリオリンピックの開催を記念した特別仕様のモデルです。
オリンピックならではの趣向を凝らしたデザインのオメガ・シーマスターダイバー300M “パリ 2024” スペシャルエディション。注目のポイントやオメガとオリンピックの関係、中古相場や資産価値の考察に至るまでまとめましたのでぜひご覧ください!

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オメガ シーマスター ダイバー300M “パリ 2024” スペシャルエディション 直径42mm、ステンレススティールケース。自動巻きキャリバーオメガ8800搭載。パワーリザーブ約55時間。30気圧防水。1,375,000円(税込)2023年7月23日発売。

オメガ公式サイト

オメガが最初にオリンピックのオフィシャルタイムキーパーを務めたのは1932年に開催したロサンゼルスオリンピックです。当時、オリンピックで行われた全競技で同じブランドタイムキーパーを勤めたのはオメガが初めてでした。
一人の時計技師と30のクロノグラフを使ってオリンピックのすべての競技の計測を担当したそうです。
オメガがオリンピックのオフィシャルタイムキーパーを務めるのは今回のパリオリンピックで31回目。スポーツのタイムを計測するためにオメガは今日まで技術を磨き続けています。当時1/10単位だったものを1/1000単位に縮めるなど、大会ごとに持ち上がった課題に真摯に取り組みながら今日まで至っています。
近年では、オメガは電子スターティングピストルの開発も行いました。従来のピストルは音の伝達速度が光よりも遅いという欠点があり、ピストルから最も遠いレーンにいる選手はピストルの音を最後に聞くことになり、ピストルに最も近いレーンの選手は一番にピストルの音を聞けるという不公平が生まれていました。
電子スターティングピストルは、選手の後方にあるスピーカーに接続されていて、引き金を引くと音が再生されます。スタートの信号が計時装置を作動させる仕組みです。この方法は走者にとって最もフェアな方法とされています。
パリオリンピックを観戦する際にオメガの電子スターティングピストルに注目してみるのも面白いかもしれません。

また、オフィシャルタイムキーパーを務めた際は、数々のオリンピック限定モデルを発表し、ファンを魅了し続けてきました。
「スピードマスター2020東京オリンピック(ブラック文字盤)」「シーマスター アクアテラ 東京2020 リミテッド エディション」「シーマスター プラネットオーシャン 東京2020 リミテッド エディション」「シーマスターダイバー300M北京2022スペシャルエディション」「シーマスター オリンピック コレクション リミテッドエディション セット」などを過去にリリースしています。他にも2018年平昌オリンピックでは「シ⁠ーマスタ⁠ー プラネットオ⁠ー⁠シ⁠ャン ピ⁠ョンチ⁠ャン 2018 リミテ⁠ッド デ⁠ィ⁠シ⁠ョン」を、2016年にはリオオリンピックを記念したモデルを3種類発表するなどしています。

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オメガはオリンピックのカウントダウンクロックの設置にも携わっており、約1年前にパリのブルドネ港にてカウントダウンイベントを開催しました。ブルドネ港はエッフェル塔の真下にあり、カウントダウンクロックと共にエッフェル塔を目にすることができます。
カウントダウンイベントではオメガの社長兼CEOであるレイナルド・アッシェリマンと国際オリンピック委員会のトーマス・バッハ会長、パリ2024会長のトニー・エスタンゲット氏がテープカットをしてカウントダウンを開始しました。
カウントダウンクロックは、中央に銀色の炎があり、その周りを金色の数字やパリオリンピックのアルファベットのモチーフがすかし模様に配置されたデザイン。
パリオリンピックのエンブレムをモチーフにしています。昼間は太陽の元輝き、夜はライトアップされるそうです。エッフェル塔を背景に目にすることができるカウントダウンクロックは絵になりますね。

オメガ シーマスター ダイバー300M “パリ 2024” スペシャルエディション 522.21.42.20.04.001は、第33回パリオリンピック開催を記念して発表されたスペシャルモデルです。
2023年7月23日の発売から約1年経過しておりすでに中古価格で120万円前後で取引されています。 金メダルを思わせる「18Kムーンシャイン™ゴールド」ベゼルが特徴的なデザイン。金メダルを目指すアスリートの夢を詰め込んだかのような見た目に心が踊ります。ダイヤルはホワイトセラミック製で、ケースはステンレススティールで、ゴージャスになりすぎない上品な印象です。
では早速、各特徴を詳しく掘り下げていきます。

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直径42mmのケースはステンレススティールと18Kムーンシャイン™ゴールド製。
18Kムーンシャイン™ゴールドとは、オメガが2019年に開発した合金で、ダークブルーの空に輝く月の光を表現したイエローゴールドです。通常のK18イエローゴールドよりも淡い色合いで経年変化による退色に強い特徴を持っています。
ベゼルは18Kムーンシャイン™ゴールドで作られており、まるで金メダルが時計になったような見た目。ベゼル表面は艶消し加工がされ、数字部分はポリッシュ仕上げです。落ち着いた輝きを楽しめます。12時の位置にはスーパールミノヴァのドットが添えられていてアクセントになっています。
ケースバックは、ミラーポリッシュ加工とフロスト加工で作られた18Kムーンシャイン™ゴールドのメダリオンが存在感を放つ特別なデザインです。
フロスト加工が施されたステンレススティールのケースには「Paris 2024」の文字とオリンピックの五輪が刻印されています。ポリッシュ加工がされているため、光があたるときらりと光るのもデザインのポイントです。

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ケースバックには、特許取得済のオメガのナイアードロック(裏蓋を閉める技術)を採用しています。
実用性の高い時計は、防水性を高めるためにスクリューバック方式というキャップを閉めるような構造で裏蓋を閉めることがほとんどです。キャップを閉めるようにするため、ケースバックにデザインがある場合は、デザインが正面を向かないで閉められてしまう場合があります。
ナイアードロック方式では、決められた位置を上にでき、尚且つ高い防水性も保ちます。
オメガだからこそできる特別仕様のケースバック。目にするたびにオリンピックへのわくわくとした気持ちと感動を思い出させてくれそうです。

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ダイヤルは耐傷性のドーム型サファイアクリスタルに覆われていて実用性も高くなっています。
ホワイトセラミック製のダイヤルにはレーザーエングレービングがされていて、波の模様が描かれています。波模様はポリッシュ仕上げで、角度や光の加減で違った表情が楽しめます。時計の目盛りはダークグレー。デザインが引き締まっていますね。
インデックスは、全て18Kムーンシャイン™ゴールド製でスーパールミノヴァが施されています。長針と短針にも18Kムーンシャイン™ゴールドコーティングが施されていてとても美しいです。
6時の位置にある日付表示のフォントは、パリオリンピックで使用されているものと同じフォントで、更には秒針にはパリオリンピックのエンブレムがあしらわれているのもこだわりのポイントです。

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使われているムーブメントは「オメガ コーアクシャル マスター クロノメーター キャリバー8800」。スイス連邦計量認定局(METAS)が定める8つのテストを合格した、時計業界最高レベルの精度、性能、耐磁性の基準をクリアしている認定を受けています。90年以上にわたってスポーツ計測における技術開発・改良を行ってきたオメガだからこそできる、オリンピックにふさわしいキャリバーです。

ストラップは、オリンピックカラーのパリ 2024 NATOストラップ5種類とフランスならではのトリコロールカラー。 NATOストラップとは、NATO軍(北大西洋条約機構)の軍事同盟のために作られたストラップで、ナイロン素材で軽くて丈夫な特徴があります。

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1本44,000円

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トリコロールカラー 28,600円

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ブレスレットはクイックチェンジシステムが採用されています。クイックチェンジシステムは用具を使わずに簡単にブレスレットを交換できる仕様です。

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オメガ シーマスター ダイバー300M “パリ 2024” スペシャルエディション 522.21.42.20.04.001のボックスも特別仕様となっています。

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ホワイトを基調としていて、箱の上部と中の部分にオリンピックエンブレムとオメガのブランドサインが描かれています。時計をしまう部分にはボルドネ港に設置されたカウントダウンクロックと同じ模様がデザインされています。

ベゼルは「18Kムーンシャイン™ゴールド」を仕様していますが、ブレスレットには使われておりません。同シリーズ(シーマスターダイバー300)のスティール×ゴールドコンビブレスレットのモデルよりもラバーベルトモデルに近い抑え目の価格設定です。

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新作発表は2023年7月と、かなり時間が経っています。2024年7月現在では中古市場にも120万円前後で流通しています。販売価格は、定価よりも1割強安くなっており、プレミアが付くほどではありませんが、まだ高い換金率を保っている時計です。 過去のモデルである、「522.30.41.20.01.001 シーマスター ダイバー 300M リオ2016 リミテッド エディション」や「522.30.42.20.04.001 シーマスター ダイバー300M 東京2020 スペシャル エディション」、「522.30.42.20.03.001 シーマスター ダイバー300M 北京2022 スペシャル エディション」も定価+αの価格を保っているので、シーマスター ダイバー300M “パリ 2024” スペシャルエディション 522.21.42.20.04.001の今後の資産価格もある程度は期待できるかもしれません。

★参考記事★

オメガ スピードマスター 2020 東京オリンピック 数量限定 ブラック文字盤 522.20.42.30.01.001

オメガ東京オリンピック限定モデルについてはこちららから!

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東京オリンピックモデルから歴代オリンピック限定モデルについて解説

フランスらしいエスプリに富んだ上品でおしゃれなデザインの、 シーマスター ダイバー300M “パリ 2024” スペシャルエディション 。オリンピックへの熱意も込められていてとても素敵でした。 パリオリンピックを現地で観戦する方は、手に入れられるチャンスがあり羨ましい限りです。

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