更新日:2022年08月31日
ロレックス コスモグラフ デイトナ 116503の実機レビューをお届けします!
ロレックス コスモグラフ デイトナ 116503は、横40.0mmのステンレススチール、イエローゴールド製ケースに自動巻き Cal.4130を搭載しています。いつかは欲しい、今欲しい!ロレゾールが勝者の証?実機も価格も大注目の一本、早速実機をレビューしていきましょう!
ブラックカラーのダイヤルは磨きのない仕様で、どこまでも吸い込まれそうなほど深みのあるブラック。イエローゴールドが効いています。全面フラットな仕様で、クロノグラフを搭載しても視認性を損なわない仕上がりは、さすがの一言です。
インデックスはペンシル型。クロノグラフがあるため、やや短めの仕上がりです。ダイヤルリングには「ROLEX」のロゴが確認できます(ルーレット刻印)。
黄金に輝くベゼルは、タキメーター目盛りに三角型のドットを配して現代的に。前機116523と比べて異なるのがこのベゼルですが、スポーティでカジュアルな書体になっています。太字によって存在感を増しました。
全面鏡面仕上げのケースは、イエローゴールドの輝きと相まって、迫力抜群。ラグからケースにかけて滑らかな曲線を描き、装着感も良好です。
立ち上がったリューズガードがスポーツモデルらしい仕上がりです。トップにはブランドロゴの王冠が鎮座。
クロノグラフを搭載しているにも関わらず、このスマートなケース厚はロレックスの技術の結晶。ちなみにステンレススチールとイエローゴールドの組み合わせは、「イエローロレゾール」または「ロレゾール」と呼ばれ、ロレックス独自の造語です。「コンビ」と言うよりも通な感じがしますよね!
搭載ムーブメントは「4130」。完全自社製のマニュファクチュールムーブメントです。それまでデイトナには、バルジュー社製やエル・プリメロのチューンナップを使用していましたが、2000年に「4130」がローンチ。伝達方法には垂直クラッチを採用し、スムーズな操作性と、計測における精度の高さを実現しました。振動子には、パラクロム製ヒゲゼンマイを採用し、こちらも安定性に一役買っています。
裏蓋は定番のソリッドバック。堅牢性は勿論、シンプル故に装着感の点でも優れています。
バックルにはブランドロゴの王冠が鎮座。セーフティキャッチ付きで、こちらも堅牢性に優れています。
クロノグラフの王様とも呼べる「デイトナ」。ロレゾールによってラグジュアリーへと昇華した116503は、圧巻の存在感、まさに勝者に相応しいモデルと言っても過言ではないでしょう。高級感がありながらも、機能的であり続けるロレックス。「高級時計が欲しい」「クロノグラフが欲しい」と思われたら、是非一度はこの目で見ておきたいモデルです。他の追随を許さない完成度は、腕時計初心者の方でも見入ってしまうこと間違いなしです。
中古市場では一定の流通数があるものの、昨今の需要と供給バランスの崩壊によって、予測外の価格高騰が続いています。また、店舗に足を運んでも、中々実物を拝めないという現状。欲しい!と思った時が買い時!とは、このモデルのためにある言葉かもしれません。
モデル | コスモグラフ デイトナ Cosmograph Daytona |
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型番(REF.) | 116503 |
ケースサイズ | 横40.0mm |
ムーブメント | 自動巻き Cal.4130 |
パワーリザーブ | 約72時間 |
防水 | 10気圧防水 |
その他 | ブラック文字盤 |
定価(税込) | 1,993,200 円(税込価格) |
※掲載内容は2022年08月調査時点のものです。最新情報は公式サイト等をご確認ください。