更新日:2017年11月29日

BASEL WORLD2016 New Models Report
バーゼルワールド2016新作特集

Baselworld2016 バーゼルワールド2016特集

バーゼルワールドとは?

スイス北西部、ドイツとフランスとスイスの3国の国境が接する地点に位置し、ライン河に面したチューリッヒ、ジュネーヴに次ぐスイス第3の都市バーゼル(BASEL)。
そこで開催されるBASEL WORLD(バーゼルワールド、通称バーゼルフェア)は世界最大級の規模を誇る、時計・宝飾ジュエリーの見本市です。
バーゼルワールドの起源は1917年に開催されたスイス工業博覧会に遡り、ロレックスやパテック・フィリップなどの老舗・名門時計ブランドから中堅、新進ブランド、独立系の時計師まで実に多彩。
会場となるメッセ・バーゼル(Messe Basel)は高級時計ブランドが集中する展示場1.0だけでも10,000平方メートルにもなり、各ブランドがもはや「店舗」と言っても差し支えないほどのゴージャスなパビリオンを構えています。
参考)公式HP http://www.baselworld.com/

2016年3月17日~24日の間、スイスのバーゼルで世界最大規模を誇る時計・ジュエリーの見本市「バーゼルワールド(BASELWORLD Watch and Jewellery Show 2016)」が開催されました!
バーゼルでは世界の時計メーカーが渾身の最新コレクションを発表し、最新トレンド・技術・時計の奥深い魅力に触れることができるとあって、近年は関係者・一般者を合わせて10万人以上が来場する一大イベントとなっています。
バーゼルワールド入場。新聞を配る女性たち 今回、バーゼルワールド2016には約1,500のブランドが出展し、全世界から14万5000人の人が訪れたとのことで、毎年この時期のバーゼルはお祭りムード。
ちなみに来場者数の内訳は、2015年と比べるとバイヤーと一般来場者は3.0%減、プレスは4,400人ほどで2.3%増となっています。
ピアゾでは時計の新作情報はもちろん、バーゼルワールドのミニ知識、バーゼル周辺の交通事情や観光情報など、幅広くお伝えします!

Baselworld2016 hall2 バーゼル2016ホール2

バーゼルワールドの開催時期は?

毎年3月、4月頃に1週間ほど開催され、2016年は3月17日(木)~3月24日(木)で、開催前3月16日は関係者のみ入場可能なプレスデイが設定されていました。
なお、来年バーゼルワールド2017の開催時期は2017年3月23日~30日と発表されています。

■バーゼルワールドの入場料は?チケットはどこで買う?

Baselworld2016 ticket office バーゼル2016 チケット売り場
Baselworld2016(バーゼルワールド) 1日入場券 商談がメインのイベントですが、入場料を払えば一般客も見学可能です。
入場券は会場の窓口のほか、バーゼル中央駅のトラム乗り場の特設窓口、オンラインで購入できます。
バーゼルワールド2016の入場料は以下の通りでした。
・1日券(Day ticket):60スイスフラン
・期間中フリーパス(Ticket for the whole show):150スイスフラン

入場の際には、入口で入場券(show card)裏面のバーコードを読み取らせ、バーを押して入ります。
有効期間中の出入りは自由ですので、少し離れたパレス会場に行ったり、外でランチを楽しむことができます。

     
BASELWORLD2016 バーゼルワールド2016概要まとめ
開催地 メッセバーゼル(スイス・バーゼル)
Messe Basel, Switzerland 
入場料 ・1日券(Day ticket):60スイスフラン
・期間中フリーパス(Ticket for the whole show):150スイスフラン
来場者数 14万5000人
出展ブランド ロレックス(ROLEX)、パテック・フィリップ(PATEK PHILIPPE)、ブルガリ(BVLGARI)、タグ・ホイヤー(TAG HEUER)、ウブロ(HUBLOT)、ゼニス(ZENITH)、チュードル(TUDOR)、ショパール(Chopard)、ブレゲ(Breguet)、ブランパン(BLANCPAIN)、オメガ(OMEGA)、ハリー・ウィンストン(HARRY WINSTON)、ブライトリング(BREITLING)、シャネル(CHANEL)、ロンジン(LONGINES)、ブシュロン(BOUCHERON)、オリス(ORIS)、コラム(CORUM)、カール F. ブヘラ(CARL F. BUCHERER)、フレデリック・コンスタント(FREDEROQUE CONSTANT)、ハミルトン(HAMILTON)、ジラール・ペルゴ(Girard-Perregaux)、ベル&ロス(Bell&Ross)、セイコー(SEIKO)、シチズン(CITIZEN)、ジェイコブ(JACOB&Co.)、エルメス(HERMES)、ラドー(RADO)アルピナ(ALPINA)、エドックス(EDOX)、ユリス・ナルダン(ULYSSE NARDIN)、ドゥ・グリソゴノ(de GRISOGONO)、HYT、スピーク・マリン(Speake Marin)、ディオール(Dior)、グッチ(GUCCI)、クストス(CVSTOS)など。
バーゼルワールド2016のトレンドは?
2016年のトレンドは、ダイバーズやGMT、ブルーダイアルなどの人気を継続しつつ、高い技術力でケースを小型化、軽量化したり、薄型やスケルトン・モデルを発表するブランドが多くありました。
パテック・フィリップのワールドタイム ref.5230は高性能ながら1mm小さくなり、 シチズンの「エコ・ドライブワン」は僅か2.98mmの薄型モデルを発表しています。
また新たな自社製ムーブメントやミリタリー系モデル、さらにカーボンやシリコン、ファインセラミックスなどの新素材ケースの導入なども継続しています。
これらは従来、数百万~数千万円クラスの超高額モデルに多く採用されていましたが、、高度に工業化することで、比較的リーズナブルな価格を実現したメーカーもありました。
ブライトリング「アベンジャー・ハリケーン」は迫力の50mmケースながらブライトライトという新素材により重量はたったの69g。
開催前から大きな注目を集めたロレックスのデイトナ新作も発表され、文字盤のバリエーションが追加されたほか、セラミックベゼルが採用され話題となりました。

一方、2015年4月に販売開始されたアップルウォッチにスイス時計界がどう対応するかが注目されていましたが、今回のバーゼルでは「タグ・ホイヤー コネクテッド」こそ大々的に展示スペースが設けられていましたが、さほどスマートウォッチに注力したブランドは多くない、という印象です。
「カシオ」「ティソ」「フォッシル」「マイケル・コース」などの手頃なモデルから、「ドゥ・グリソゴノ」のように宝飾加工を加えた百万円を超える高額モデルまで、いくつかスマートウォッチ新作は発表されたものの、バーゼルワールド全体を見渡せばそれほどの盛り上がりを見せてはいませんでした。

各ブランドの新作情報は以下からご覧ください。
バーゼルワールド2016<ブランド別インデックス>新作モデル情報(続々更新中!)

バーゼルワールドお役立ち情報




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