バーゼルでお土産探しをするなら?
世界最大規模を誇る時計・ジュエリーの見本市「バーゼルワールド(BASELWORLD Watch and Jewellery Show)」(通称・バーゼルフェア)が開催されるスイス第3の都市、バーゼル(BASEL)。
各ブランドのブースでもらった分厚い時計のカタログをおみやげに、という方もいらっしゃるかもしれません(?!)が、
バーゼルワールドはバイヤーの商談がメインのイベントのため、
バーゼルワールド会場ではあまりお土産になるようなものは販売されていません。
ショップのようなものはせいぜいメイン会場入り口近くのコンビニエンスストアavec.ぐらいでしょうか。
そんなわけで、観光の合間にお土産探しをするなら、メッセ・バーゼルから伸びるクラーラ通り沿いにあるマノール(MANOR)や、マルクトプラッツにある百貨店"Globus"などがお勧めです。
お店の所在地などについては
「バーゼルワールドへの旅~スーパーでお買い物編~時計買取ピアゾの最新ブログ」
をご覧くださいね。
バーゼル定番のお土産レッケリーとは?
レッケリー Basler Läckerli
発音はレッケリー、レッケルリ、レッカリーなど様々に聞こえますが、シナモンやナツメグ、ジンジャーなどのスパイスと蜂蜜などをまぜて焼いた伝統あるちょっと大人の味なクッキーです。
およそ600年もの歴史を持つとされ、バーゼルの街を代表するお菓子となっていて、日本では売ってるのをほとんど見かけません。
「レッカリー・フース(Lackerli Huus)」はレッカリーの専門店で、バーゼルをはじめスイス各地に支店を持つ有名店です。
デパートやスーパーにも入っていますし、バーゼルSBB駅にも店舗があり、とにかく町中で見かけます。
オリジナルのほか、チョコレート、シトロン(レモン)などもあり、アソートセットや季節で変わるパッケージや缶入りのものなど種類が豊富ですので、せっかくなら専門店で見てみることをおすすめします。
スイスといえばやっぱりチョコレート!
バーゼルでお買い物編でもご紹介していますが、とにかくスイスのチョコレートは種類が多いのです!!
そしてスイスのチョコレートは、日本のチョコレートと比べても非常に濃厚で、種類も豊富。
特に高級ブランドは、クリスマスやバレンタインのシーズンにはシーズン限定のチョコレートを販売していて、とてもお洒落なパッケージだったりするので、スイス旅行の際のお土産やプレゼントとしても向いています。
日本の輸入食料品店などでも人気のLintz(リンツ)やCallier(カイエ)などは、スイスではマノールやミグロなどのスーパーでも販売されています。
特売コーナーで日本で買うより格段に安い場合もありますので、ぜひチェックしてみてください。
ほかにスイスの有名なチョコレートブランドといえば、、
レダラッハ(Laderach)ですね。
1962年スイス東部の小さな村で生まれたチョコレート店レダラッハ。
種類の豊富なトリュフや、蝶などの可愛いモチーフが象られたチョコレート、チリや胡椒などを乗せたユニークな板チョコなど、子供から大人までワクワクしてしまうカラフルで遊び心満載なチョコレート店です。
一時期日本の青山などにも店舗がありましたが、残念ながら撤退してしまい、最近はバレンタインのときだけ百貨店などで限定出店していることがあるようです。
バーゼル市内ではバーゼルSBB駅構内やマルクトプラッツ、Clarashoppingなどに店舗があります。
もう1つ、チョコレートの老舗をご紹介します。
Schiesser(シーサー)
1870年創業のバーゼルで最も古い歴史を持ち、創業からずっと手作りの製法を守り続けている「シーサーSchiesser」。
1階がチョコレートショップ、2階はカフェ(ティールーム)となっています。
こちらはスイスで一番古いカフェだそうで、店内は重厚感のある落ち着いた素敵な雰囲気ですので、ぜひ立ち寄ってみてください。
男性にはコレ!定番アーミーナイフ
日本でもお馴染みのアーミーナイフは、スイスに住む人々の日常生活に定着しているアイテムです。
折り畳み式のアーミーナイフは、ハサミや栓抜きなど、いろんなツールを搭載したナイフで、実用性も機能性も抜群です。
特に有名なのがヴィクトリノックス(VICTORINOX)で、スイスアーミー公式のナイフに認定されています。
またお店によっては、アーミーナイフに自分のイニシャルや名前を入れてくれるサービスを行っているところもあるそうです。
キャンプやバーベキューが好きなアウトドアな人におすすめのスイス土産です。
また、上の写真の「クラシック・リミテッドエディション CLASSIC LIMITED EDITION 」というシリーズはカラフルな模様が施された小型のアーミーナイフで、小型ナイフ、はさみ、爪やすり、マイナスドライバー、ピンセット、トゥースピック、キーリングがついており、女性にもお勧めのお土産です。
また、日本ではあまり有名ではないかもしれませんが、
ヴィクトリノックス(VICTORINOX)はキッチンナイフ(包丁)も切れ味抜群で、スーパーなどでも安く購入できる隠れた名品です。
アルザスのシンボル、コウノトリのぬいぐるみ
バーゼルワールドへの最寄り空港であるユーロエアポート・バーゼル・ミュルーズ・フライブルク空港(EuroAirport Basel Mulhouse Freiburg,BSL)は、スイスのバーゼル、フランスのミュールーズ、ドイツのフライブルクの名前があるとおり、この3国へのアクセスが抜群な空港です。
ユーロエアポート内の雑貨店、お土産店はフランスのものも多く置いてあって、スイスにしか滞在しなかった方でもフランスのお土産が買えてしまって、ちょっとオトク感がありますね。
その中のある店舗にはフランス・アルザス地方のシンボルでもあり、バーゼルからも電車で行ける人気観光都市ストラスブールの市鳥にもなっている【コウノトリ】のぬいぐるみがありました。
アルザスはフランスで最も多くコウノトリが営巣している地方で、空を飛んでいるところや、家の煙突の上に巣を作っているところを見ることができ、再生、豊饒、幸福の象徴として、愛されています。
日本にいるコウノトリより小型で、くちばしは赤色です。
お子様へのお土産に喜ばれるかもしれませんね。
ちなみにピアゾスタッフはバーゼル空港で最後にユーロを消費すべく、日本でも人気のボンヌ・ママンのクッキーを買いました!
現地価格なので日本の輸入食料品店の半額以下で、大変お買い得でした。
バーゼルワールドお役立ち情報