更新日:2021年07月14日

バーゼルワールドでの食事はどうする?

スイスのバーゼルで世界最大規模を誇る時計・ジュエリーの見本市「バーゼルワールド(BASELWORLD Watch and Jewellery Show)」(通称・バーゼルフェア)では、世界の時計メーカーが渾身の最新コレクションを発表し、近年は関係者・一般者を合わせて10万人以上が来場する一大イベントとなっています。

例年バーゼルワールドの開場は朝9時から、閉場時刻は意外と早めの18時(最終日は16時)までとなっており、限られた時間の中で広大な敷地を網羅するには丸2日はかかります。
バーゼルワールドはパスがあれば出入りは自由ですので、近くでランチや軽食が摂れるお店をご紹介します!

もちろん会場の目の前にもおしゃれなレストランがあるのですが、バーゼルワールド開催期間中は大混雑します。
時間と懐事情にの余裕のある方はこちらもよいかと思いますが、 まず一番お手軽なのはメッセ・バーゼルの会場入口すぐそば、トラム停留所の近くにある、ソーセージの屋台
BASELWORLDの屋台のソーセージ 屋台というには随分おしゃれな感じで、お値段もちょっとお高め・・・?
パンとソーセージのセットで8.5CHFぐらいでしたかね。
周りにテーブルが用意されていて、そこで立食するスタイルで、 さらに3月のバーゼルは日本より気温が低くかなり寒いですので、長居はできません。

ソーセージといえば、数年前までバーゼルフェアではソーセージを座り込んで食べている人もいたとか、会場内にソーセージの匂いが充満していたとか耳にしたことがありますが、中でも嘘か真か、カルティエなどの高級時計メーカーグループが『ソーセージを食べながら、高級品の商談が出来るか』と、バーゼルフェアから独立してジュネーヴでSIHH(通称ジュネーヴサロン)を開催するようになった、という話は有名です。
2016年のバーゼルワールドではソーセージを販売しているのはその1店舗のみでしたし、あの高級感溢れる会場内にソーセージを持ち込むようなツワモノはピアゾスタッフが見た限り一人もいませんでした。
(というか絶対いないと思います・・・。)

お次はバーゼルワールドメイン会場入り口すぐ横にあるラーメン屋です!
Namamen   --Messepl. 1a, 4058 Basel
BASELWORLD会場入口すぐ横のNamamen バーゼルやベルンに数店舗を構える"Namamen"。
スープは醤油、味噌、塩、唐辛子などを取りそろえ、麺も通常のもののほか、蕎麦やうどんも選べます。
コーンや玉子、メンマ、シーフードなど豊富なトッピング、さらに枝豆、サラダ、おにぎり、いなり寿司餃子などの一品料理、どら焼きやアイスなどのデザートも用意されています。
ラーメンの価格は17~20CHF前後で、日本のラーメンと比べれば随分とお高い印象ですが、 そのロケーションの良さもあり、バーゼルワールド期間中はお昼時ともなると行列ができています。

もう一つ、会場入り口すぐそばのショップをご紹介します。
avec. Bistro Messe Basel    --Messeplatz 1B, 4058 Basel
avec. Bistro Messe Basel 軽食もとれるコンビニエンスストア
avec. Bistro Messe Baselにて avec.はスイス全土に展開している食料品などを扱うコンビニエンスストアのようなお店です。
メッセ・バーゼル店にはパンやドリンクなどの軽食があり、ちょっとした飲食スペースもありますので、さくっと朝食・昼食を済ませたい方にはお勧めです。
それなりとホテルに宿泊していますと、朝食代も20EURO近くかかったり、結構な出費となりますので、ピアゾスタッフは今回こちらで朝食にソーセージ入りのパン(2.45CHF)とコーヒー(4.4CHF)を頂きました。


以上はメッセ・バーゼル敷地内の店舗でしたが、近くで立ち寄ったカフェがとても感じがよかったのでご紹介します。
Bäckerei Konditorei Schneider   --Clarastrasse 23, 4058 Basel
ベーカリー・パティスリー併設のカフェ Bäckerei Konditorei Schneider
"Bäckerei(ベッカライ)"はいわゆるベーカリー、"Kondi"は"Konditorei(コンディトライ)"の略でケーキ屋ということで、パティスリーとカフェを併設した店舗となっています。
もちろん持ち帰りもできますが、ショーケースに並ぶパンやキッシュなどを選び、カウンターで本格的なエスプレッソやカプチーノを注文すれば軽い昼食にもなります。
今回ピアゾスタッフはキッシュとカプチーノを注文し、9.3CHFでした。
メッセ・バーゼルから150mほどの徒歩圏内にありますし、おすすめです。

バーゼルで郷土料理を食べるならココ!


さて、スイス・バーゼルの料理ってどういうものがあるの?というと、バーゼルはフランス・ドイツと国境を接しているという土地柄から、ドイツ料理、フランス料理の影響を強く受けています。
代表的な郷土料理には、ロシュティ(rosti、ロスティ、ジャガイモをスライスして焼いたもの)やブラートヴルスト(豚肉や牛肉の大きなソーセージ)、日本でもお馴染みのチーズフォンデュなどがあります。
街中にはこれら郷土料理以外にも世界各国のレストランが揃っています。

Restaurant Hasenburg   --Chateau Lapin, Schneidergasse 20, 4051 Basel
バーゼルの郷土料理レストラン Restaurant Hasenburg 今回のバーゼルワールド2016を取材したピアゾスタッフは、初めてのスイスということで、 バーゼル在住の友人が紹介してくれた「郷土料理」が食べられるお店が、マルクトプラッツ近くにある"Restaurant Hasenburg"です。
地元民のみなさんにもとても人気で、予約が必須、とのこと。
訪れたときも確かに満席状態でした。
スタッフもとても親切でフレンドリーで、木の温もりが感じられるカジュアルな雰囲気の中、種類豊富なビールや、ロシュティなどスイスの伝統料理が堪能できます。
ピアゾスタッフが注文した「スモークサーモンのロシュティ マスカルポーネチーズソース」は、肉厚なスモークサーモンが載っており、ボリューム満点でした。
スイスにおいてはリーズナブルな価格設定も魅力です。

  • バーゼルの郷土料理レストラン Restaurant Hasenburg ビールのメニュー

    ビール等のドリンクメニュー

  • バーゼルの郷土料理レストラン Restaurant Hasenburg フードメニュー

    フードメニュー ロシュティの種類も豊富

  • バーゼルの郷土料理レストラン Restaurant Hasenburg スモークサーモンのロシュティ

    スモークサーモンのロシュティ

  • バーゼルの郷土料理レストラン Restaurant Hasenburg ロシュティ マッシュルームソース

    ロシュティ マッシュルームソース

  • バーゼルの郷土料理レストラン Restaurant Hasenburg サラダ

    サラダもボリュームたっぷり


Walliser Kanne   --Gerbergasse 50, Basel 4001
Basel バーゼルで人気のレストランWalliser Kanne マルクトプラッツから200mほどのところにある、シュニッツェル(schnitzel, カツレツ料理)で有名なスイス伝統料理店。
溶かしたチーズをジャガイモなどに絡めて食べるラクレット(Raclette)やチーズフォンデュなども堪能できます。
日本人の感覚からすると若干塩が効きすぎている感はありますが、地元でも人気のお店だそうです。

バーゼルで地ビールを堪能するなら?

Restaurant Fischerstube   --Rheingasse 45, Basel 4058
Restaurant Fischerstube 40年ほど前に生まれたバーゼルの地ビール「ウエリ・ビール(Ueli beer)」の醸造所直営のブリュワリーレストラン「フィッシャーシュトゥーベ」。
スイス風料理を楽しみながら出来立てのフレッシュなビールを楽しむ事ができます。
プレッツェルと4種類のビールを楽しめるウエリビール・セット(Ueli Bier Satz)で白ビールやラガービールなど飲み比べするのもお勧めです!

バーゼルで人気のお洒落なカフェ&バーレストランは?

1777 Kaffee Restaurant Bar   --Im Schmiedenhof 10, Basel 4001
1777 Kaffee Restaurant Bar 旧市街の真ん中、Schmiedenhof squareにあるオシャレなカフェ&バー「1777 Kaffee Restaurant Bar」。
スタイリッシュなお店の雰囲気に違わぬお洒落チックな店員さんは、意外なほどフレンドリーで居心地抜群です。
サラダやバゲット、ハンバーガー、チーズなどフードメニューも豊富で、朝食、ランチ、ディナーとそれぞれメニューが用意されています。
コーヒーからソフトドリンク、ピールやワインなどのアルコールまでドリンクメニューも充実しており、 ディナー前に軽く一杯、というときにもぴったりなお店です。
ピアゾスタッフはここで「リベラ(rivella)」というスイスローカル(?)の乳清入りの炭酸飲料をいただきました。
乳酸菌飲料というと白濁したものを想像しますが、リベラは色味もジンジャエールに似た薄いゴールドで、味も意外にさっぱりとしています。
スイス国内ではもう60年以上愛されている、国民的ロングヒット飲料で、赤がオリジナル、青は低カロリー、緑が緑茶成分入り、だそうです。
団体でスイス旅行に行くと、ガイドさんがお勧めすることも多いそうですので、スイスに来たら一度は飲んでみるとよいかと思います。

ついでにお時間があれば、1777に隣接している図書館(stadtbibliothek)を覗いてみるのもいいですね。
日本と違って有料で、年齢やプランなどによって料金も様々です。
また内装が非常にモダンで、図書館というより書店のような雰囲気です。
  • 1777 Kaffee Restaurant Bar Schmiedenhof square

    カフェ1777がある
    Schmiedenhof square

  • 1777 Kaffee Restaurant Bar Schmiedenhof square 店内の様子

    1777 店内の様子。

  • 1777 Kaffee Restaurant Bar Schmiedenhof square リベラ

    スイスの国民的飲み物 リベラ。

  • GGG stadtbibliothek

    1777に隣接する図書館。
    まるで書店?!

  • Basel stadtbibliothek

    児童書コーナーにはトラムが。

  • Basel stadtbibliothek

    ソファでゆっくり読書を。


バーゼルでお勧めのスイーツカフェは?
Acero Eiscafe   --Rheingasse 13, Basel 4058
BASEL Acero-Eiscafe ライン川にほど近い、クラインバーゼル側にある小さなカフェ「Acero Eiscafe」。
手作りジェラートやワッフルが自慢の人気店です。
今回ピアゾスタッフは上記をいいとこどりするべく、ジェラート添えのワッフル(9.5CHF)を注文。
ジェラートは好きなものを選ぶことができます。
ちなみにコーヒーは4CHFでした。
お買い物の合間にほっと一息つくのにお勧めです。

  • Acero-Eiscafeのワッフル&ジェラート

    Acero Eiscafe
    ワッフル&ジェラート

  • Acero-Eiscafeのワッフルメニュー

    Acero Eiscafeのメニューの一部


バーゼルワールドお役立ち情報




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