更新日:2024年02月19日

【オメガ×スウォッチ2023年限定コレクション】ムーンスウォッチ ミッション トゥ ムーンシャインゴールド(Mission to MoonShine Gold™)全11モデルまとめ

「オメガ×スウォッチ」コラボ、2023年発売の全11モデル「ムーンスウォッチ ミッション トゥ ムーンシャインゴールド」の概要と評価

2022年3月にオメガ×スウォッチの超絶コラボ&惑星11種デザインのポップさで、一大センセーションを巻き起こした「ムーンスウォッチ(MoonSwatch)」。2022年世界で一番話題になった腕時計と言っても過言ではなく、ムーンスウォッチは初年度に100万本を突破、現在は数百万本の売り上げたと推測されています。
その勢いを引き継いだ「MISSION TO MOONSHINE GOLD(ミッショントゥムーンシャインゴールド)」。第一弾(※SO33M102)は、4大都市(東京、チューリッヒ、ロンドン、ミラノ)で、3月7日のたった一日だけ発売され、阿鼻叫喚の争奪戦が繰り広げられました。

その後、「毎月“満月の日にのみ”生産、次の満月に発売される」という趣旨の元、大攻勢を仕掛ける「ムーンスウォッチ ミッション トゥ ムーンシャインゴールド」。時計愛好家達にも賛否両論(!)の少しだけ変化を加えた“ムーンシャインゴールドを塗布した秒針”のムーンスウォッチ(※黒文字盤の「Mission to the Moon Ref.SO33M100」がベース)が、恒例行事のようにリリースされました。

その後、新たに「ブランパン×スウォッチ」コラボウォッチも登場し、次はスヌーピーも?と注目されていますが、本記事ではあらためて“ムーンシャインゴールド“の基本情報や人気機種、相場や評判をまとめてみました。合わせて、SNS上に寄せられた賛成&反対意見の口コミと共に、「ミッション トゥ ムーンシャイン ゴールド」11種を振り返ってみましょう。
“高級腕時計の買取のプロ”ピアゾならではの目線で、たっぷりと本音を語ります!

人類初の月面着陸に貢献したオメガの「スピードマスター」は、その名誉を讃え“ムーンウォッチ”とも呼ばれます。そんなムーンウォッチのデザインをベースに、「オメガ×スウォッチ」の初コラボで、 ムーンスウォッチ(Moon Swatch)が2022年3月に発売されました。それはもう、業界騒然のビッグニュースでした。

≪2022年発売のムーンスウォッチの良さ≫

  1. スピードマスターに忠実な外観
  2. スウォッチらしい手頃な価格設定(※改定前は税込み36,300円)
  3. スピードマスターの「ムーンウォッチ(moonwatch)」と「スウォッチ(SWATCH)」を組み合わせたゴロの良さ、「MOON“S”WATCH」と“S”の文字を強調した遊び心もハイセンス
  4. 太陽系惑星(※太陽・月・火星・水星・木星・金星・土星・地球・海王星・天王星・冥王星)にちなんだポップでカラフルな11色のバリエーション
  5. レギュラーモデルだが、店舗限定(※公式オンラインストア不可)でレア度も高め

キャッチーさ&話題性で、世界中で大行列ができるほどの争奪戦も引き起こしました。

2022年発売のムーンスウォッチは、販売中止の大騒動で入手困難が続いた

2022年発売の「バイオセラミック ムーンスウォッチ」は、急遽販売中止の大騒ぎに

数量限定ではないのに限定感満載なムーンスウォッチ。2022年発売の太陽系惑星「バイオセラミック・ムーンスウォッチ・コレクション」は 、発売初日に「販売中止」がトレンド入りするお祭り騒ぎに。販売当初の渋谷は1,500人以上集まったと伝えられています。「前日から新幹線に乗って並んだのに買えなかった」なんて話も耳にしました。

その後紆余曲折を経て、ムーンスウォッチ人気(&相場)も落ち着いた頃に、2022年10月13日からムーンスウォッチを載せたフィアットが全国津々浦々 を巡るムーンスウォッチツアーが開催されました。主要都市以外にも、2022年11月のいよてつ髙島屋(愛媛県松山市)、同年12月の元箱根(神奈川県)、2023年2月の新潟伊勢丹と小倉井筒屋(福岡県北九州市)、同年3月の札幌大丸、5月の静岡松坂屋、8月の草津湯畑(群馬県)など、どの都市も1~3日程度の滞在でしたが、ムーンスウォッチの現物を日本全国のあちこちで見てもらい販売する試み は、概ね好意的に受け入れられました。
当時の購入状況も懐かしく思い出します。まさか、ティファニーブルーのウラヌスが手に入るとは 、と驚いたものです。

そんな多くの話題を振り向いてきたムーンスウォッチ 。いよいよ供給も行き渡ってきたかな、という空気が漂い始めた2023年3月に「オメガ×スウォッチ」の続・コラボシリーズ「ミッション トゥ ムーンシャイン ゴールド」がリリースされるのです。
世界中を巻き込む“ムーンスウォッチフィーバー”は、まだまだ続きます。

毎月満月に発売したムーンシャインゴールドコレクションは、史上初の月面着陸に成功したアポロ11号にちなんだ、全11種類

2023年発売のミッション トゥ ムーンシャイン ゴールド

「ミッション トゥ ムーンシャイン ゴールド」シリーズは、2022年ムーンスウォッチの「Mission to the Moon(月)」のデザインをベースに、「Moonshine ™️ Gold(※2019年開発のオメガ独自の18Kイエローゴールド合金)」の特別なクロノグラフ針をセールスポイントの柱に据えています。

バイオセラミック ムーンスウォッチ「ミッション トゥ ムーンシャインゴールド」の押さえておきたいポイント

  • 秒針をMoonshineTM Goldでコーティング
  • 毎月満月の日に生産された秒針を使用、次の満月に1日だけ発売
  • 定価は¥39,600円(税込)⇒現定価は¥45,100円(税込)
  • 変化の少ない、コレクター泣かせ(?)な芸の細かい秒針の変化

公式ページでは、『Bioceramic MoonSwatchコレクションに挑発的なひねりを加え、ユニークな秒針のMission to the Moonは世界中にセンセーションを巻き起こしました』と記載。
何と申しますか……いち時計好きとしては、“挑発的なひねり”というニュアンスが引っ掛かりますね。

 公式リンク⇒https://www.swatch.com/ja-jp/bioceramic-moonswatch/moonshine-gold.html

魅惑的なコラボレーションだった「オメガ×ムーンウォッチ×惑星」の2022年ムーンスウォッチに対し、「2回目のコラボ企画×ムーンシャイン™ゴールド×満月」と2023年ミッション トゥ ムーンシャインゴールドシリーズは、ややインパクトが足りない気がしていまいます。

ムーンシャインゴールドシリーズには、満月 の間だけ作られたムーンシャインゴールドコーティングの針ですよ、と記載された証明書が付属します。

ミッション トゥ ムーンシャイン ゴールドの仕様書は、満月の日にのみ「Moonshine ™️ Gold」コーティングのクロノグラフ秒針を製作し、レア度だが高い

ボックスにもゴールドカラーを取り入れていカッコ いいですね。

ミッション トゥ ムーンシャイン ゴールドは、2022年ムーンスウォッチとボックスが違う

惑星系11種のムーンスウォッチは、カラフルなボックスが魅力だったが、本シリーズは「黒×金」でシック!
オリジナルのスピードマスターに一番近い、2022年ムーンスウォッチの人気デザイン「ムーン」の針違いを税込価格39,600円で購入できる、第一弾のコンセプトは見事でした。

上々の滑り出し を見せた「ミッション トゥ ムーンシャイン ゴールド」シリーズでしたが、第二弾~第三弾頃から雲行きが怪しくなり始めました。

ミッション トゥ ムーンシャイン ゴールド全11種類の特徴とデメリット

第三弾ムーンスウォッチ ムーンシャインゴールドのSO33M102-105は針がピンク色に

その後は悪く言えば、クロノグラフ針が少し違うだけの“ムーン”が約一年がかりでリリースされていきます。
スウォッチ自身は決して限定を謳ってはいませんが、
「ムーンスウォッチ ムーンシャインゴールド」シリーズの特徴である「〇〇月の満月の間にのみ生産された」という証明書の一文で、“満月限定モデル“という属性へ早変わり。

“満月限定”で、自社の認定精錬所からリサイクルされたゴールドを使用しています。結果、転売ヤーも殺到し、海外では列に並ぶために、50~100ユーロを支払う(※ムーンシャインゴールドは285ユーロ)という行為も横行。最早、ムーンスウォッチシリーズが欲しいのか、バイト代が目的なのか、どちらともつかない大行列が世界中で形成されました。

2023年3月7日の満月の夜、東京・チューリッヒ・ロンドン・ミラノの4都市でミッション トゥ ムーンシャイン ゴールドが発売。『KABUTO ONE(東京・日本橋)』ではブロックをまたいで1km以上の長蛇の列ができるなど、なかなかなカオスぶりが目撃されました。西洋では今でも「満月が人の狂気を誘う」と信じられていますが、まさに“ミッション トゥ ムーンシャイン ゴールド狂騒曲”とでも言ったところ。

第二弾横浜ビブレでの発売時はもっと酷く、警備員が何度も出動する、6~7時間並んでも買えない人が出たという大騒ぎに。寒空の中、ひたすら立たされた挙句、それでも買えないとは。販売総数(300個ほどという噂)は決まっているでしょうから、列の最後尾手前にスタッフが立ち、「(申し訳ございません)並んでも、もう購入できません」とやんわりと断る、オンライン抽選、整理券などスマートな売り方があったのでは?と思わざるを得ません。

第三弾の4か所(大阪・東京・神奈川)では、販売開始後に並んでも買えた、という声もあり、販売数が前回よりも多かったのでは、との見方もありました。
販売方法に関しては、ある意味“予想通りの期待外れ”さもあった「ミッション トゥ ムーンシャイン ゴールド」シリーズ。当時のSNSの様子は後ほど。

2022年ムーンスウォッチもそうでしたが、「転売目的の長蛇の列→暴動寸前の長時間待機→警察や警備員が出動」という事態。
公式SNSにも行列の様子をいつもアップしていますし、「ムーンスウォッチシリーズは大人気」と見せる“過度な品薄商法”は、一年経った2023年3月~5月の第一弾~第三弾でも改善されなかったのです。

2023年ムーンスウォッチ第七弾のブルームーンSO33N101-108以外、ミッション トゥ ムーンシャイン ゴールドはワンパターンな違いが多い

ブルームーンのSO33N101-108はネイビーブルーカラー&ムーンシャインゴールド針で人気!

「飽きた」という声も目立ち始めた、8月末。第7弾に当たるSO33N101-108は、ベースモデルをムーン(グレー)からネプチューン(ネイビーブルー)へ大幅チェンジ!
数年に一回しか訪れない、“ブルームーン(※同月2回目の満月の呼び名)”で更なる特別感を煽ります。

モデル元の「Mission to Neptune」が一時的に生産が中止(※腕への色移りが原因)になった品薄感も影響し、相も変わらずの大行列(※日本では前日から並ぶ強者も!午前中には100人前後で打ち切りになったという噂も)が世界のあちこちで形成されました。

2022年発売の惑星系ムーンスウォッチが素晴らしい企画だっただけに、2023年度の「ムーンスウォッチ ムーンシャインゴールド」シリーズは、“要所で残念なところ”が目立つのも事実です。

人類の歴史を変えた「スピードマスター アポロ11号ウォッチ」にちなんだであろう、“11”の数字縛りは素晴らしいですし、オリジナルに近いムーンをベースに選んだのも英断でしょう。しかし、全体的に何かが足りなかったのです。
「ミッション トゥ ムーンシャイン ゴールド」各11種類の基本情報と評価を述べる前に、今後の改善を願い、ピアゾ編集部が分析した“修正して欲しい点=耳の痛い話”を幾つか記載してみました。

≪ミッション トゥ ムーンシャイン ゴールドのダメだったところ≫

  • 何と言っても、販売方法(事前抽選、並ばせるなら人数を決めて打ち切る等)が良くなかった
  • 満月限定の割に限定要素(=満月の間にだけ生産された特別な秒針、ボックス+仕様書)がしょぼい
  • ネプチューンベースの“ブルームーン”以外、針しか変わらなかった
  • 惑星系11種のムーンスウォッチに比べ、カラーバリエーションが少なすぎる

2022年惑星系ムーンスウォッチのワクワク感やドキドキが、約一年も似たような手法(やり方)で引き延ばしたことで、マンネリ展開に変化してしまったのが問題だったのではないか?と分析しています。

第一シリーズ(惑星系11種)の企画が素晴らしく、「社会現象」になった点は「流石、スウォッチ!」なのですが、「ミッション トゥ ムーンシャイン ゴールド」シリーズではグダグダ感が否めず残念でした。

加えると、スウォッチらしい「ポップで可愛い」「手頃な価格」という当初のイメージが、「修理不可、飽きたら終わり」「4万円前後の“高級クォーツ”(改定前:39,600円、改定後:45,100円)」へと変わりつつある一年だったとも言えます。

“高級腕時計買取のプロ”としては、「メーカー修理できない時計」には、厳しい評価をつけざるを得ません。サステナブルな取り組みが尊重される令和の時代、“使い捨てカジュアルウォッチ”は、SDGs時代に逆行しているようで気掛かりです。

・・・とまぁ色々と書き連ねましたが、騒乱も落ち着いた2024年1月現在、出揃った全11弾の「ミッション トゥ ムーンシャイン ゴールド」の基本情報と評判を振り返ってみましょう。

2023年3月7日発売の第一弾、ムーンスウォッチ ムーンシャインゴールド  SO33M102の特徴と評価
■“初代モデル”SO33M102の基本情報
  • 2023年3月7日の満月に、一日だけ販売
  • 月の光にインスパイアされたオメガのMoonshine™ Goldをクロノグラフ針に使用
  • 価格は39,600円 ※2022年の従来ムーンスウォッチ(定価¥36,300円)より3,300円値上げ
  • 前回の満月に生産されたことを明記する証明書付き(『full moon night of February 2023』表記)

その後約1年に及ぶ、満月の日限定発売の「ミッション トゥ ムーンシャイン ゴールド」シリーズの初代モデルです。
公式発表はありませんが、日本では300個余りが販売されたと言われています。

惑星系ムーンスウォッチのレギュラー11種からカウントすると、12種類目の仲間が追加した形です。この頃は、某アニメ・お〇松さん並みのそっくり兄弟機達が今後量産されていくとは露知らず、でした。
外観のカッコ良さは、御粗末どころか超イケメンです!

本家「ムーンシャイン™ゴールド製スピードマスター」とはベクトルが異なる、バイオセラミック(※ヒマシ油原料のプラスチックとセラミックの混合素材)と金の針のコントラストは、乙な味。
ミッションオンアース、ウラヌス、マーズでもお伝えしましたが、ムーンスウォッチシリーズは要所の完成度も高く、“公式コラボ”だから味わえる“値段以上のロマン”はプライスレスです。

第一弾は、「金」にゆかりのある4都市が選ばれました。当社スタッフも行列の様子を眺めに(あわよくば買えればと)行きました。

“初代モデル”SO33M102の口コミと評判

≪その他SNSに寄せられた賛成・反対意見≫

「欲しい、カッコいい」
「興奮や興味の押しつけがうんざり」
「7時間並んだのに、手に入れられなかった、トラウマだ」

その他SNSでは、海外を中心に辛辣なコメントが目立ちました。この頃はあまり感じませんでしたが、(もう既に)ちょっと飽きが出始めてきた印象です。

ピアゾの腕時計豆知識 
<「ジュネーブ時計グランプリ(GPHG)」とオメガの浅からぬ関係?>

黄金の針が美しいミッション トゥ ムーンシャイン ゴールド。一方、“時計界のアカデミー賞”と称される「ジュネーブ時計グランプリ(GPHG)」の最高賞は、「エギュイユ・ドール(黄金の針)」と呼ばれています。
オメガは2014年に、ジュネーブ時計グランプリの「リバイバル ウォッチ賞」を受賞以来、GPHGからは距離を置いています。受賞モデルは、「スピードマスター ダーク サイド オブ ザ ムーン クロノグラフ」でした。
そう考えると、本シリーズの「ミッション トゥ ムーンシャイン ゴールド」の“金の針”には、並々ならぬ思いが、実は込められているかも・・・?

SO33M102-104(ムーンスウォッチ ムーンシャインゴールド 4月)の特徴と評価

よく見ると、数字の「3」が刻印された第二弾ムーンスウォッチ ムーンシャインゴールド SO33M102-104

■“第二弾モデル”SO33M102-104の基本情報
  • シリーズ共通の一日限定(※2023年4月6日)販売
  • ゴールドのクロノグラフ秒針に刻印された「3」の文字
  • 証明書(『full moon night of March 2023』表記)付き

2022年ムーンスウォッチ「ムーン」そっくりな“初代モデル”SO33M102を、ほんの僅か(※針に刻印された「3」の文字、仕様書の説明文は「February→March」)変えた第二弾のSO33M102-104。
この時期は11種類のカラフルさも魅力だった惑星系ムーンスウォッチが、本家「オメガ スピードマスター」に一番近い“バイオセラミック ムーンスウォッチ ムーン”に人気が集中し始めていました。

コレクター欲を刺激する「わかる人にはわかる違い」が、本シリーズの魅力だったという認識ですが、時が経ってみると“二番煎じ”感が引っ掛かりますね。第二弾ならではのオリジナリティーがもっと欲しかったところ。

“第二弾モデル”SO33M102-104の口コミと評判

「買える見込みがない人達を並ばせて、長い列を作って見せたいだけ」
「転売が横行し、偽物被害が出る売り方に問題がある」
「スウォッチは並んだ人の時間を無駄にしている、早くから数を数えればよかった」
「悪徳商法」

世界14か所で販売された第二弾のSO33M102-104。
Instagramにはオシャレな映像が投稿されていますが、寒空の中並び続けた皆さま、欲しくても買いに行けない不条理さなど、コメント欄は恨みつらみの否定的な意見が多数書き込まれています。

SO33M102-104

2023年4月頃のフリマアプリの出品状況です。
7万円以下の販売もちらほら出始め、リセールバリューは少し息切れ気味でしょうか。「ムーンスウォッチ ムーンシャインゴールド」の定価は39,600円(税込)なので、手数料や送料を差し引くと、“タイパ(タイムパフォーマンス)の悪さ”も表面化してきた頃です。

ピンクムーン製造のSO33M102-105(ムーンスウォッチ ムーンシャインゴールド 5月)の特徴と評価
■“ピンク秒針モデル”SO33M102-105の基本情報
  • ピンクムーン(※前月4月の満月)に製造、5月6日に限定発売
  • クロノグラフ秒針の先端はピンク(※濃いめの夜光塗料)に
  • 第三弾の販売箇所は19都市に増加・証明書に”produced during the Pink Moon” の記載あり

「3万円台でスピマスそっくりのムーンスウォッチが手に入る」その話題性と勢いはまだまだ健在でした。針がピンクの理由は、アメリカの農事歴で4月を「ピンクムーン」と呼ぶからです。

完全な色違い(※後述のネイビーブルーの“ブルームーン”)を除けば、筆者的にはこのピンク秒針のSO33M102-105、第九弾の“ロリポップ”SO33M102-110を推します!
スピードマスターのクラシックスタイルとモノトーンのカラーリングに、ワンポイントのピンクが映えるな、と感心していたのを覚えています。11種類出揃った今だから思うのは、他のモデルも模様以外に、細かく色を変えたり、創意工夫が必要だった気がしてなりません。スピマスのイケメンぶりに磨きをかける、「大胆なアレンジ&細かなこだわり」があれば最高でした。

ピアゾの雑学コーナー 
<ネイティブアメリカン由来の満月の名前をモチーフに>

第三弾以降は、法則崩れ(第六弾のスイス国旗針や第七弾のブルームーン)が多少あるものの、ネイティブアメリカンが名付けた12種類の満月の呼び名を一部採用しています。

≪各月の満月≫
1月:ウルフムーン(Wolf Moon、狼月)
2月:スノームーン(Snow Moon、雪月)
3月:ワームムーン(Worm Moon、芋虫月)
4月:ピンクムーン(Pink Moon、桃色月)
5月:フラワームーン(Flower Moon、花月)
6月:ストロベリームーン(Strawberry Moon、苺月)
7月:バックムーン(Buck Moon、雄鹿月)
8月:スタジェンムーン(Sturgeon Moon、チョウザメ月)
9月:ハーベストムーン(Harvest Moon、収穫月)
10月:ハンターズムーン(Hunter’s Moon、狩猟月)
11月:ビーバームーン(Beaver Moon、ビーバー月)
12月:コールドムーン(Cold Moon、寒月)

ちなみに、4月ですとエッグムーン(Egg Moon、卵月)やフィッシュムーン(Fish Moon、魚月)という呼び名もあったりします。
価格的な縛りもあるでしょうから、欲張ったことは言えませんが、針だけ変えるにしても、形状を卵(丸っこい卵型)や魚の骨(ギザギザな針)にして、“もうひと捻り”加えてもよかったかも!?

“ピンク秒針モデル”SO33M102-105の口コミと評判

「既に興味がない」
「こんな買い方しかないならいらない」
「主要都市しかまわらない」

不満の声が殺到したためなのか(?)、(恐らく)販売数を大幅に増やし、販売開始後に並んでも購入できるよう対策はとられたものの、根本的な不公平さは改善されなかった模様。いっそ販売都市をルーレット抽選で選ぶ、その様子をライブ中継で開催する……くらいの大胆な企画でもあると良かったのですが。

この頃(2023年5月)には盛り上がりも冷め始め、新品ほやほやの“ピンク秒針モデル”SO33M102-105は6万円以下の出品が相次ぎました。

フラワームーン製造のSO33M102-106(ムーンスウォッチ ムーンシャインゴールド 6月)の特徴と評価
■“フラワームーン”SO33M102-106の基本情報
  • フラワームーン(※前月5月の満月)に製造、6月3日に限定発売
  • クロノグラフ秒針は、夜咲きの花にインスパイアされた花柄模様に・証明書にFlower Moon of Mayの記載あり

第四弾は花柄模様のクロノグラフ秒針がキュートな“フラワームーン”をモチーフにしています。
ミルクムーンという別名もあるので、真っ白なホワイト文字盤だと尚、美しそうです。(金+白で)思い当たるスピードマスター3310.20.00(→販売サイト)」あたりの良さも掛け合わせてくれたらよかったのにな、とも。

“フラワームーン”SO33M102-106の口コミと評判

「どうしても欲しかったのに、転売品しか買う手段がない」
「中国製の時計よりクオリティーが低い、やめとけ」
「アトランタのセキュリティーチームは優秀だった」
「アムステルダムのスタッフもプロフェッショナルな振る舞い」
「フローラル?月やアポロ関係ないじゃん」

国内外問わず、反応も穏やかになってきましたね。
海外口コミでは、スウォッチ非難以外にも、地元販売の“マナー自慢”もちらほら。
個人的には最後の感想に同意、です。

ストロベリームーン製造のSO33M102-107(ムーンスウォッチ ムーンシャインゴールド 7月)の特徴と評価

異論噴出のいちご柄がキュートなSO33M102-107は、価格改定で3,300円の値上げ

■“ストロベリームーン”SO33M102-107の基本情報
  • “ストロベリームーン”(※前月6月の満月)に製造、7月3日に限定発売
  • クロノグラフ秒針は、イチゴ柄模様に
  • 証明書に『strawberry moon of June 2023(6月の満月に製造)』記載
  • 一回目の価格改定で、¥ 39,600円→¥ 42,900円に値上げ

「ストロベリームーン」オマージュのイチゴ柄模様秒針、インパクトありますね。
第五弾は、価格も4万超えの42,900円へ。“揃えてナンボ”なコレクションものですし、現実的に値段面で考えると、可愛さじゃ誤魔化せないような気も。

ヨーロッパではローズムーン、他にはホットムーンなどの別名もあるので、価格改定分のもうひと捻りが欲しいところです。いっそ、「ローズゴールド風ケース&イチゴ柄模様の金針」くらい、ぶっ飛んだデザインをリリースしたら、(一部で)カルト的な人気が出た可能性も。
セドナ™ ゴールド製の「ムーンウォッチ プロフェッショナル(310.60.42.50.01.001)」は、¥6,424,000なので、まぁあり得ないアイディアですが。

“ストロベリームーン”SO33M102-107の口コミと評判

「インドネシアでは20本が既に売り切れ、私は21番目でした」
「オメガとスピードマスターのブランド力にダメージを与え始めている」
「終わらない冗談が続いている」
「実際に並んだけど、ジャンク品を買えなくてラッキー」

肝心要のイチゴ柄は、やや不評気味でした。
並ばない方が正解、買えなくてよかった……そんなニュアンスの感想も目立ち始め、信ぴょう性は置いておいても、並んだ方達とおぼしき書き込みもパンチが効いていますね。
“誰にとってもの正解”“ベターな手段”とは何だったのでしょうか?コメントを読んでいると考えさせられますね。

バックムーン製造のSO33M102-108(ムーンスウォッチ ムーンシャインゴールド 7月)は、8月1日のスイス建国記念日仕様のスイス国旗&ランタン模様のクロノグラフ秒針
■“スイス建国記念日モデル”SO33M102-108の基本情報
  • スイスの建国記念日である8月1日に限定発売
  • クロノグラフ秒針も、スイス国旗柄のランタン模様に
  • 証明書に『full moon of Jury 2023(7月の満月に製造)』記載
  • 価格は¥ 42,900円のまま

第六弾SO33M102-108は、バックムーン(雄鹿)は採用されず、8/1のスイス建国記念日仕様のおめでたいデザインになりました。
ムーンシャイン™ゴールドのクロノグラフ秒針とスイスの国旗は、ベストマッチではないかもしれませんが、特別感のある趣旨が魅力的ですね。
第五弾のイチゴ柄を別案にして、この第六弾でスイス国旗柄を採用し、プレミアム感を出すのもアリだったかも。

“スイス建国記念日モデル”SO33M102-108の口コミと評判

「ボンド、スヌーピー、レーシングパンダ、もっと出来ることが沢山ある」
「スピードマスター愛が消えた、本物のオメガを売却中」
「イチゴよりずっといい」

公式ページへのポストもご覧の通りです。
その他SNSのコメントは、「もうやめて」「どんどん酷くなる」などのシンプルなコメント、「興奮が冷めた」など諦観した内容も散見されます。

スタンジェンムーン製造のSO33N101-108(ムーンスウォッチ ムーンシャインゴールド 8月)は、「MISSION TO NEPTUNE」をベースにした人気色
■“ブルームーン”SO33N101-108の基本情報
  • 本シリーズ初のネイビーブルーカラーを採用、ベースは「MISSION TO NEPTUNE」
  • 証明書に『full moon of August 1(8月1日の満月に製造)』記載

数年に一回しか見られない、同月2回目の満月を「ブルームーン」と呼びますが、第七弾のSO33N101-108は「Mission to Neptune」にムーンシャインゴールドのクロノグラフ秒針を組み合わせ、物珍しさを強調させています。
一時期は生産中止にもなった「Mission to Neptune」は、ダニエル・クレイグ(6代目ジェームズ・ボンド)が授賞式に着用したトピックスもあり、人気の1本。ちなみに「ブランパン×スウォッチ」コラボもREF. SO35A100(ブルー)は人気です。

急に方向転換したこの1本。ここでこう来るなら、他の各月も例えば3月=ムーンのグレー&シンプルなムーンシャインゴールド針、4月=火星の赤&3の数字、5月=水星のディープグレー&花柄模様針といった風に、“色違い&針違い”を毎月リリースした方が楽しかったような気もします。

“ブルームーン”SO33N101-108の口コミと評判

「スウォッチは自分の中で終わった、日本の腕時計万歳」
「手に入れられないプラスチック製品」
「もう並んでます」

人気のネプチューンベースなので、本作に限っては純粋に「欲しい」という賛成派が上回った傾向です。X(旧Twitter)のコメント欄では横入りのトラブルへの言及も。七回目の行列、でまた似たような揉め事は勘弁して欲しいものです。
素敵なデザインだけに、“時計の話題”でもっと盛り上がると良かったのですが。

ハーベストムーン製造のSO33M102-109(ムーンスウォッチ ムーンシャインゴールド 9月)の特徴と評価
■“ハーベストムーン”SO33M102-109の基本情報
  • 二回目の価格改定で¥ 42,900円→¥ 45,100円に値上げ
  • クロノグラフ秒針は、中秋の名月をオマージュした大麦の粒模様(&暗闇で光る秘密のサイン入り)
  • ベースカラーはムーンシリーズに逆戻り・証明書にはFull Moon of August 30thの記載

時計の針を巻き戻すように、基本デザインは「MISSION TO THE MOON」にムーンウォーク(逆走?)してしまいました。モデル単体で見れば、“芸コマ”な大麦の種を模したゴールドの針(+暗闇で浮かび上がる五角形の針型マーク)がイケて・・る?

“ハーベストムーン”SO33M102-109の口コミと評判

「オンラインで買えるようになったら教えて」
「バンドが酷すぎるシリーズ」
「ちょっとダサい」

定例イベントとなっているので、コメント欄は感情的な書き込みも落ち着き、まったりモードな雰囲気が展開されています。

ハンターズムーン製造のSO33M102-110(ムーンスウォッチ ムーンシャインゴールド 10月)は、スピマス「CK 2998-3 FAP」リスペクトのロリポップ秒針

ロリポップの秒針には、うっすら「S×Ω」の刻印入り

■“ロリポップ秒針モデル”SO33M102-110の基本情報
  • ロリポップの秒針は1961年発売のスピードマスター「CK 2998-3 FAP」へのトリビュート
  • 本作以降(ビーバームーン&コールドムーン)も暗闇で光る秘密のサイン付き、定価は45,100円(税込)のまま・・証明書にはFull Moon of Septemberの記載

第九弾は“ひと目で違いのわかる”ロリポップ(棒付きキャンディ)秒針のムーンシャインゴールドがリリースされました。
「針の形状を変える+シークレットサイン付き」というコンセプトは面白いと思いますが、願わくばギリギリ3万円台(税込み39,600円)のリリース当初から、そんな遊び心が欲しかったものです。せめて、¥ 42,900円の頃に、もっとテコ入れがあれば。

“ロリポップ秒針モデル”SO33M102-110の口コミと評判

「スウォッチ×ブランパンは少し失敗している」
「誰でも思いつく怠け者のデザイン」
「セイコーの方がいい」

返信や「いいね!」も減ってきましたね。
流行り物は廃り物、人の噂も七十五日、コメント欄からもブームの終焉を感じさせます。

ビーバームーン製造のSO33M102-111(ムーンスウォッチ ムーンシャインゴールド 11月)の特徴と評価
■“ビーバームーン”SO33M102-111の基本情報
  • ビーバームーンにインスパイアされたクロノグラフ秒針
  • 秒針の根元がビーバーにかじられたような形に
  • 証明書には「the full Moon of October 2023」の記載あり

第九弾のロリポップが3~4番目、第十弾のビーバームーンが4~5番目の頃にリリースされていたら、企業努力を感じられてシリーズ全体に肯定的な感情がわいた気もします。
個人的には、ピンクムーンとの二強です。針自体は可愛いですよね。

“ビーバームーン”SO33M102-111の口コミと評判

「カシオの腕時計を買った」
「もう特別なことは何もない」
「時間を無駄にするタイムピース」

書き込み欄のキレは抜群です。大喜利を見ているような楽しさがありますね。
同価格なら「セイコーorシチズンorカシオ」、もっとお金を貯めて本物のスピマスを買おう、なんて意見も増え始めました。
時間を無駄にする……タイムパフォーマンスの悪さに、45,100円(使い捨て)のコストパフォーマンスの悪さは、スピマスそっくりなムーンスウォッチでも、否定的な見解が生じてしまいますね。

コールドムーン製造のSO33M102-112(ムーンスウォッチ ムーンシャインゴールド 12月)の特徴と評価
■“コールドムーン”SO33M102-112の基本情報
  • 5月発売の“フラワームーン”のような、雪の結晶模様に
  • 証明書には「the full Moon of November」の記載あり
  • シリーズ最後の第11弾モデル

2023年最後の満月に発売された第11弾のSO33M102-112は、コールドムーンへのオマージュとして、雪の結晶模様が施されています。
シリーズ合計でしめて467,500円(※39,600×4+42,900×3+45,100×4)です。全11作品を毎回並んで手に入れた猛者中の猛者もいらっしゃるんでしょうね。

“コールドムーン”SO33M102-112の口コミと評判

「ブルームーン以外は基本的に同じだった」
「なんて退屈な、最後のムーンシャインゴールド」
「シークレットサインに、それぞれの惑星記号(月=☽、海王星=♆)が欲しかった」

個人的には、シリーズ通じて最後のコメントに一票を投じます。
2022年惑星系ムーンスウォッチは、ワクワクドキドキの最高なコンセプトだったので、本シリーズは11作全てが(※惑星系の色違い&ムーンシャインゴールドの針違い&惑星記号の秘密のサイン付き)くらい凝っていたら、もう少し付加価値がプラスされたかもしれませんね。

2022年発売当初は15万円台の取引も目立った「Mission to the moon」。その勢いを受け継いだ、“初代モデル”SO33M102(※2023年3月7日発売)は、初動が8~9万円前後と、並ぶ(追っかける)労力に見合う資産価値を誇っていました。
2024年1月現在、相場はどれくらいか調べてみました。

「ミッション トゥ ムーンシャイン ゴールド」の相場は今いくら?どれくらいの価値?

「ムーンスウォッチ ミッション トゥ ムーンシャイン ゴールド」シリーズの2024年1月の相場

11モデル出揃った2024年1月現在、最安値38,000円の価格で落札されています。ボリュームゾーンも定価割れの4万円弱~55,000円が目安です。
ポジティブに解釈すれば、第三弾発売の時点(※2023年5月頃)で6万円以下の出品も増え始めていたので、まだまだ人気と需要を一定以上キープしているとも言えます。シリーズ全体で辛口批評をしてしまいましたが、「オメガ×スウォッチ」コラボのネームバリュー(製品の出来も!)は、やっぱり凄いですね!

とは言え、“本物”の価値を持つスピードマスター&オメガウォッチと比較するべくもなく、”月とすっぽん”と言うと失礼かもしれませんが、やはり本家のクオリティは圧巻です。
定価がどんどん上がっている現行のスピードマスター、100万円超は予算オーバー、という方は 姉妹 サイト「クエリ」では、本家スピードマスターを30万円台からお求めが可能です。“本物志向”の方は是非一度ご覧くださいませ。

★ 関連サイト ★

■2024年はブランパン×スウォッチで月シリーズが展開!?■

「ブランパン×フィフティ ファゾムス×5大洋」の2023年ブランパンスウォッチに続き、「OCEAN OF STORMS」が新たに発売されました。
新月(ブラックムーン)をイメージしたオールブラックカラーがカッコいいですね。
価格は¥ 60,500円です。三日月バージョンや赤黒いブラッドムーン当たりも出るかもしれませんね。時計ファン達が噂する、“悪い予感”は当たらないことを時計ファンとして願っています。

SNS全体でちょっと反応が薄いのは、オメガとブランパンのブランド力の差なのか、第一シリーズのブランパンスウォッチが微妙だったからか、(自動巻きなので妥当とはいえ)高くなった定価設定のせいなのか、ムーンシャインゴールドシリーズ で懲りてしまったのか……今後のスウォッチの巻き返しに期待です。
ムーンスウォッチブームも去りつつある昨今、ブランドの真価が問われる2024年となりそうです。

星系ムーンスウォッチ(第一シリーズ)と本シリーズのムーンシャインゴールドを比較、再評価してみました。

≪2022年ムーンスウォッチとムーンシャインゴールドシリーズを比較≫
  • 「オメガ×ムーンウォッチ×11惑星」のインパクト絶大な斬新のコンセプト
    ⇒ムーンシャインゴールドの評価×:前シリーズのカラフルなバリエーション豊富さは鳴りを潜め、ほぼ針のデザインが違うだけ、のマンネリ感は覆せず
  • ムーンスウォッチの定価は33,550円
    ⇒評価▲:価格改定は致し方ないとしても、現定価45,100円は冷静に考えると高め。値段が高くなると、“使い捨て”のデメリットは大きい

時計に興味が減りつつある世代への猛アピールに成功した「オメガ×スウォッチ」コラボのムーンシャインゴールドシリーズ。毎月ひと捻り加えた“満月仕様”のムーンスウォッチを発売する、面白い試みでしたが、要所で「もっとやりようがあったのに!」という、残念さは拭えないものもあります。

1990年代にも空前のスウォッチブームがありましたし、ムーンスウォッチシリーズ(※惑星系&ムーンシャインゴールド)も、遠い未来に「並んでも買えなかったんだよな」「転売品だけど今じゃ宝物」など、皆さまの“思い出の時計”になるといいですね。

ブームには必ず終焉が訪れますが、みんなが熱狂したあの日々は、色褪せないままで“記憶の引き出し”にそっとしまっておきたいものです。
5年後、10年後の「ムーンスウォッチ騒動」の備忘録・回顧録として、当記事が役立てば幸いです。

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