更新日:2024年11月26日
オーデマ・ピゲ コード11.59 バイ オーデマ・ピゲ クロノグラフ 26393OR.OO.A028CR.01の実機レビューをお届けします!
オーデマ・ピゲ コード11.59 バイ オーデマ・ピゲ クロノグラフ 26393OR.OO.A028CR.01は、横41mmの18金ピンクゴールド製ケースに自動巻き Cal.4401を搭載しています。
コード11.59からどんな装いにも似合う、PG×ブルーが到着!早速実機をレビューしていきましょう。
ダイヤルはグラデーションがかったブルーカラー。18KPGとのコンビで美しく輝きます!早速ディティールを見ていきましょう。
実に多彩なコード11.59のカラーリング。こちらのブルーはラッカー。タキメーター部分はガラス内にインナーベゼルとして格納されます。視認性を損なわないクロノグラフたち。
硝子に屈曲して映るダイヤルのカラー。これは、ガラスに秘密がありました。内側のカーブ局面に対し外側は縦方向に湾曲させることで、レンズのような役割を旗しているのです。
オープンワークになっているラグは、コード11.59シリーズの顔。
リューズからのカット。
9時位置からのカット。インナーケースは、オーデマ・ピゲが大切にしているオクタゴンを模っています。
搭載ムーブメントは「4401」。APクロノグラフの基幹キャリバーです。基本的スペックは。8振動/秒、70時間パワーリザーブ。コラムホイール・垂直クラッチ・フライバック機能と、高級機の文法をしっかり抑えた作りになっています。
特筆すべきは2つ。まずこのフライバック機能というのは、もとより存在したムーブに後から追加したのではなく、フライバック機能がある前提で設計されたキャリバーである、ということ。これだけを読んでもヒィィ…と慄いてしまいそうですが、コラムホイールがスタート状態でも、リセットレバーが一度「リセットに上書き」し、手を離すと針が動くという。つまりは、瞬時に次の測定ができるということでしょう。耐久性にも優れています。
もう1つはリセットハンマー。時、分、秒それぞれが独立した作りになっています。つまり調整も独立して行うことができ、安定して精度の高い計測が可能というわけです。最終的にレバーは連結するのですが、これらがカチッと作動する様は何とも小気味いい。少し遠目からの写真になってしまいましたが…実機では、ムーブメント鑑賞が可能です。
こちらはファブリックストラップ。程よく洒脱な印象を与えながらも、ブラックカラーと尾錠でキリリと引き締めます。
本日の一本目は、APのコードシリーズ。カラーも豊富になり、そして複雑機構モデルもたくさん登場してきました!2019年に発表され、はや5年が経とうとしていますが、AP側の情熱が伝わってくるようです。ウォッチメイキングにおける技術的な素晴らしさは勿論言わずもがなですし、もう少し魅力が広く伝わっても良いのでは…と思うのは、筆者だけでしょうか。
意を決して申しますと。人気がイマイチなので…リセールも伸び悩んでいます。これから、とも思いたいですが、その「これから」を待つ間にどんどんと…総じて時計界の期待値は低め。王者ロイヤルオークに関しても、流通数が増えてきた印象ですので今は慎重な姿勢を取った方が良いかもしれません。その時々の最高金額を引き出してみせますので、ご売却価格が気になった方はピアゾの一括査定サービスを、是非ご検討くださいね。
モデル | コード11.59 バイ オーデマ・ピゲ クロノグラフ CODE 11.59 By Audemars Piguet Chronograph |
---|---|
型番(REF.) | 26393OR.OO.A028CR.01 |
ケースサイズ | 横41mm |
ムーブメント | 自動巻き Cal.4401 |
パワーリザーブ | 70時間 |
防水 | 3気圧防水 |
その他 | 2020年発売 ブティック限定モデル |
定価(税込) | 6,820,000円 |
※掲載内容は2024年11月調査時点のものです。最新情報は公式サイト等をご確認ください。