更新日:2023年07月28日
オーデマ・ピゲ CODE11.59 バイ オーデマピゲ 26393.OR.OO.A321CR.01の実機レビューをお届けします!
オーデマ・ピゲ CODE11.59 バイ オーデマピゲ 26393.OR.OO.A321CR.01は、横41㎜の18金ピンクゴールド製ケースに自動巻き Cal.4401を搭載しています。
きましたAP!胸躍る11.59!早速実機をレビューしていきましょう。
ダイヤルは、クールなブラック。ピンクゴールドがラグジュアリー‼早速ディティールを見てまいりましょう。
インデックスは12時を除くほかがバーインデックス。ケースのインパクトの一方で、エレガントな印象です。
ベゼルはインナータイプでダイヤル内に格納されています。このサファイアガラスまでも美しい!
ラグの形が特徴的なCODE11.59。ケースを挟み込むような繊細なラグ。
存在感のあるリューズに、スクエアタイプのボタン。
9時サイドから見たところ。ケース素材は18KPG!ケース部分が八角形なのは、ロイヤルオークの意匠。
搭載ムーブメントは「4401」。APクロノグラフの基幹キャリバーです。基本的スペックは。8振動/秒、70時間パワーリザーブ。コラムホイール・垂直クラッチ・フライバック機能と、高級機の文法をしっかり抑えた作りになっています。
特筆すべきは2つ。まずこのフライバック機能というのは、もとより存在したムーブに後から追加したのではなく、フライバック機能がある前提で設計されたキャリバーである、ということ。これだけを読んでもヒィィ…と慄いてしまいそうですが、コラムホイールがスタート状態でも、リセットレバーが一度「リセットに上書き」し、手を離すと針が動くという。つまりは、瞬時に次の測定ができるということでしょうかね!(雑)耐久性にも優れています。
もう1つはリセットハンマー。時、分、秒それぞれが独立した作りになっています。つまり調整も独立して行うことができ、安定して精度の高い計測が可能というわけです。最終的にレバーは連結するのですが、これらがカチッと作動する様は何とも小気味いい。裏ブタから見ることができます!ローターの肉抜きもエクセレントですね~。
アリゲーターレザーにシンプルな尾錠。
本日は、オーデマピゲのCODE11.59をご紹介致しました。前回、YGとWGのコンビ三針モデル(→★)をご紹介しましたが、今回はオールPGにクロノグラフ!外装、内装ともに素晴らしい一本でした。このCODE11.59は登場した2019年には賛否飛び交っていたようです(筆者は一目ボレするほどスペシャリティな時計だなぁ~と思ったのですが…)が!ようやく落ち着いてラインナップの一つとして認められたのかな、という印象を受けます。
ケースが八角形なのは、絶対王者ロイヤルオークに敬意を払いつつ、21世紀にふさわしい新たな一石を投じたかったのでしょうか。自社製ムーブメントの素晴らしさも相まって、見惚れるウォッチとはまさにこのこと。読者の皆様にも、是非ブティックなどで実際にご覧頂きたいと思います。
つい先日、「最も資産価値の高いウォッチはオーデマピゲ!」という記事を見かけました。これは大仰なことではなく、今作も高い水準をキープ!価格が気になった方はぜひ、ピアゾまでお問い合わせくださいね。
モデル | CODE11.59 バイ オーデマピゲ CODE 11.59 By Audemars Piguet |
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型番(REF.) | 26393.OR.OO.A321CR.01 |
ケースサイズ | 横41㎜ |
ムーブメント | 自動巻き Cal.4401 |
パワーリザーブ | 70時間 |
防水 | 3気圧防水 |
その他 | 2020年発売、ブティック限定モデル |
定価(税込) | 5,950,000円 |
※掲載内容は2023年07月調査時点のものです。最新情報は公式サイト等をご確認ください。