更新日：2023年02月08日
ロレックス サブマリーナーデイト 126610LVの実機レビューをお届けします！
ロレックス サブマリーナーデイト 126610LVは、横41.0mmのステンレススチール製ケースに自動巻き Cal.3235を搭載しています。名実ともにナンバーワン、グリーンサブ！早速実機をレビューしていきましょう。
2020年に登場した「グリーンサブ」。マットなブラックダイヤルに、グリーンの組み合わせが何とも洗練されています。それではディティールを見ていきましょう！
ダイヤルは前作より1mm大きくなっていますが、どんな方の手元にも合う絶妙なフィット感。
ロレックス独自のセラクロムを用いた艶やかで美しいベゼル。
実用性を最優先したケースデザインは、全面が傷の目立ちにくいサテン仕上げ。ソリッドでパーフェクトなケース形状はさすがの一言です。
ストレートタイプのリューズ。
9時サイドから見たところ。
搭載ムーブメントは「3235」。27年エントリーし続けた、マニュファクチュール3135をチューンアップしたキャリバーです。ユーザーに一番うれしいのは、パワーリザーブが70時間と大幅に伸びたこと。パーツの90％を新しくし14の特許を取得したといいますが、ここまで来るとチューンアップというより新キャリバ―と呼ぶに相応しいようにも思います。
パワーリザーブ延長の秘密は二つ。まずは、香箱径を薄くしたことで、内部のスペースを確保したこと。こうすると従来より長い主ゼンマイを収めることが出来ます。次に、脱進機の効率化。ガンギ車とアンクルの形状を再設計し、材質をニッケル・リン合金にすることで、15％ほど効率アップに成功しました。
更に、近年のキャリバーに採用される「ブルーパラクロム・ベアスプリング」。復元性、耐磁性、温度変化にも強いという優れたヒゲゼンマイが、キャリバーの高い精度を保ちます。ローターがルビーベアリングになった点も、回転効率を高めています。
と、語りだすと枚挙に暇がありませんが…とにかく今のロレックスを支える、優れたキャリバ―なのです。
隙間なく、堅牢なオイスターブレス。
本日1本目は、2020年に発売したサブマリーナーをご紹介しました。前期の116610LVから一新、ブラックダイヤルにグリーンベゼル。このスタイリッシュなカラーリングに世間は驚嘆し、争奪戦となりました。ロレックスの中でも特に人気の高いサブマリーナーですが、126610LVはブルネイ国王も愛用しているのだとか。見た目よし、実用性よし、ステータス性大アリ、堅牢性よし、と来れば、人気になるのも頷けますね。
話変わって、某有名時計ブログにて「10万ドルあったら何(もちろん時計)を買う」という何とも面白いコーナーを見つけました。最近始まった新シリーズのようなので、もしかしてご覧になった方もいらっしゃるかもしれません。厚かましくもそれに倣って筆者も「時計を買うなら…」と夢を膨らませてみますと、やはり、ロレックスを絶対一本は欲しいのです。腕時計としてあまりに完成された実用性、ロレックスという名声、そしてどんな装いにも合わせやすいこと。所持者が多くあまりにも高すぎる知名度がゆえに、ロレックスおよびロレックスユーザーに対して、半ば偏見じみた印象をお持ちの方も少なからずいらっしゃるかもしれませんが、もし「時計が欲しい」と思うことがありましたら、一度はお手に取って、見て、腕に着けてみて頂きたい。その良さが伝わることを切に願っております。店頭で購入できるか否かは、また別のお話し。
大人気のグリーンサブ、依然として高い水準を保っています。価格改正がありまだまだ予想しづらいロレックス市場ではありますが、気になった方は是非、査定をご検討されてみて下さいね！勿論、使用価値も十二分ですので、貴方様のパートナーとして愛用していくのも、また素敵な楽しみ方です。
| モデル | サブマリーナーデイト Submariner Date |
|---|---|
| 型番（REF.） | 126610LV |
| ケースサイズ | 横41.0mm |
| ムーブメント | 自動巻き Cal.3235 |
| パワーリザーブ | 約70時間 |
| 防水 | 30気圧防水 |
| その他 | 2020年発売 |
| 定価（税込） | 1,284,800円 |
※掲載内容は2023年02月調査時点のものです。最新情報は公式サイト等をご確認ください。
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