更新日：2023年03月10日
ロレックス オイスターパーペチュアル エクスプローラー オイスタースチール＆イエローゴールド 124273の実機レビューをお届けします！
ロレックス オイスターパーペチュアル エクスプローラー オイスタースチール＆イエローゴールド 124273は、36mmのステンレススチール製ケースに自動巻き Cal.3230を搭載しています。ロレゾールのエクスプローラー！何ともカッコイイではありませんか。早速実機をレビューしていきましょう！
ダイヤルは、マットなブラックカラー。デイト表示のない三針モデルです。インデックス3，6，9時位置にアラビア数字が配されていて、長年変わらない意匠がカッコイイ！ですよね。それではディティールを見ていきましょう！
インデックスと時分針はクロマライトが塗布され、暗所でも安定した視認性を確保。メルセデス針もスポーティですね。それぞれゴールドの縁取りが、エクスプローラーをワンランクアップさせてくれます。ダイヤルリングにルーレット刻印を確認できますね。
ベゼルに18金イエローゴールドを用いています。艶やかで美しい！
ラグは滑らかにすっと下降しています。面や磨き分けが無くとも、エッジが極めて美しいです。
ストレート形状のリューズ。これも18金YGです。
9時サイドから見たところ。
搭載ムーブメントは「3230」。自動巻きのマニュファクチュールムーブメントです。脱進機には、ロレックスが特許を取得した耐磁性ニッケル・リン合金製のクロナジーエスケープメントが搭載。これには、スイスレバー方式の脱進機よりもエネルギー効率が15％ほど向上した上に、更に常磁性のブルーパラクロムヘアスプリング（ヒゲゼンマイ）を装備しています。そして香箱とこれらの優れた脱進機の設計変更により、前機に搭載された「3132」よりもパワーリザーブが48時間から70時間へと大幅アップ。ここが前機と最も異なる部分かも知れません。
裏蓋はソリッドバック。ロレックスのムーブメントが動く様を、いつか見てみたいものです…！"
5mmずつ微調整が可能なエクステンションリンクが付いた、バックル。セーフティキャッチ付きです。
ロレックスのエクスプローラーをご紹介しました。1953年に初登場してから半世紀以上も形を変えず、ロレックスと共に歩んできたモデルです。サイズチェンジはあったものの、デザインコードはそのままにロレゾール（ロレックスのコンビモデルはこう呼びますね！）となってW&Wに登場した際は、賛否両論が飛び交ったと言います。エクスプローラーは堅牢で、オーセンティックな姿がクールなんだ！という愛好家たちの声が聞こえて来そうですね。
確かに、124273を左手首に洞窟探検へいざ行かんという猛者は居ないと思いますが…それでも素材使いがラグジュアリーになったこの124273、とっても素敵ではありませんか？殊更、あまりデザインに変化が無かったエクスプローラーにロレゾールを採用するなんて、新しい試み自体が今の時流に合っている気がします。そして洞窟探検には行かずとも様々な荒波に立ち向かう現代人に相応しいウォッチ、そんな風に感じました。新素材を採用したロレックスも、そして21世紀を生きる我々も、Explorer（冒険家）なのです。そしてそれは大成功！ということで、老若男女、古今東西問わず（？）新しいことへ挑戦する気持ちを後押ししてくれそうなウォッチでした。
ロレックスの価格改正もあり、中々市場価格を読みづらい昨今ですが、ご売却に踏みとどまったら思いっきり使用してみるのは如何でしょうか？コットンやデニム、チノ素材のジャケットの袖をまくれば、１も２もランクアップした大人の装いになりますね。実用時計ナンバーワンの名は伊達ではありませんので、是非様々な装いに、ＴＰＯに合わせて頂きたい一本です（くれぐれも洞窟探検には…色々な意味で気をつけて！）。
| モデル | オイスターパーペチュアル エクスプローラー オイスタースチール＆イエローゴールド Oyster Perpetual Explorer SS YG |
|---|---|
| 型番（REF.） | 124273 |
| ケースサイズ | 36mm |
| ムーブメント | 自動巻き Cal.3230 |
| パワーリザーブ | 70時間 |
| 防水 | 10気圧防水 |
| その他 | 2021年発売 |
| 定価（税込） | 1,397,000円 |
※掲載内容は2023年01月調査時点のものです。最新情報は公式サイト等をご確認ください。
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