更新日:2026年10月27日
グランドセイコー ヘリテージコレクション 9Fクォーツ 18KYGベゼル SBGT238の実機レビューをお届けします!
グランドセイコー ヘリテージコレクション 9Fクォーツ 18KYGベゼル SBGT238は、横37mmのステンレススチール製ケースにクォーツ Cal.9F83を搭載しています。
高級時計の世界において、「最高級の実用時計」とは何かと問われれば、やはりグランドセイコーは外せない!上品で華やかな18Kイエローゴールドのベゼル、デイデイト表示を備えたCal.9F83を採用。ステンレススチールの実用性と貴金属の気品が絶妙なバランスで融合した、知る人ぞ知る名作クォーツです!その魅力を徹底解剖します。
時計史におけるグランドセイコーの重大な分岐点、2017年のブランド独立を象徴する、極めて重要な意味を持つリファレンスです。前身モデルである「SBGT038」は、文字盤の12時位置に「SEIKO」ロゴ、6時位置に「GS Grand Seiko」ロゴが配された「ダブルネーム」仕様でした。
しかし2017年、GSはセイコーブランドからの完全な独立を宣言。ダイヤルから「SEIKO」の文字が消え、12時位置に力強く「GS」ロゴのみが与えられた新世代型として誕生したのが、このSBGT238です。
文字盤には、光の射し込む角度によって表情を変える繊細なダイヤルパターンが施されています。その上で輝く多面カットされたインデックスと針にもベゼルと同調するゴールドカラーが採用されており、視認性を高めると同時に、文字盤全体に立体感と奥行きを生み出しています。12時位置に立体的に鎮座する「GS」ゴールドロゴが、ダイヤルを引き締める最良のアクセントです。
品格と実用性の調和が見事ですよね。ケース本体はステンレススチール(SS)ですが、時計の「顔」の輪郭を決定づけるベゼル部分には、純度の高い18Kイエローゴールドが贅沢に使用されています。
メッキやPVDコーティングではなくソリッド(無垢)の18Kゴールドベゼルであるため、光を受けた際の色調に奥行きと温かみがあります。鏡面に磨き上げられたポリッシュ面は、ポリッシュされたSSとは明らかに異なるしっとりとした黄金色の輝きを放ち、派手すぎず、かといって控えめすぎない絶妙な存在感を主張します。
滑らかに加工するラグ。2017年から、この長年の意匠をふんだんにあしらったコレクションは「ヘリテージコレクション」として刷新されます。
リューズからのカット。GS伝統の「ザラツ研磨」によって歪みなく磨き上げられたケースサイドの鏡面とサテン仕上げのコントラストは、光と影の立体美を作り出し、37mmというサイズ以上の圧倒的なオーラを放ちます。
9時側からのカット。現代のメンズウォッチとしてはやや小さめとも言える37mm径は、クラシカルな時計黄金期のサイズ感を踏襲しています。腕元への収まりが抜群で、シャツの袖口にスッと滑り込む厚さ9.9mmの薄型設計なところも注目。
グランドセイコーが誇る9F系ムーブメントは、機械式時計の伝統的なものづくりと最新技術を融合させた、世界最高峰のハイエンド・クォーツ・ムーブメントです。こちらに搭載されているのは「9F83」。知れば知るほど沼にはまる、技術的マニアックポイントをいくつかご紹介します。
まずは「ツインパルス制御モーター」。太く重い針を回すトルク通常のクォーツは省電力化のため、薄く軽い針しか動かせません。しかしGSは「機械式時計のような堂々とした太い針」にこだわりました。これを実現したのがこのツインパルス制御モーターです。1秒間に2回のパルス信号を送ることで、省電力を維持しながら通常のクォーツでは考えられない高トルクを発生させ、力強い太いゴールドの針をぐいぐいと駆動させています。この2回ステップは肉眼では追えず、極めてスムーズな1秒ステップ運動として見えます。
次に「瞬間日送りカレンダー」。午前0時に一瞬で切り替わる快感Cal.9F83最大の特徴が、日付と曜日を表示する「デイデイト機構」です。一般的なクォーツ時計は、数時間かけてじわじわと日付が切り替わります。しかし9F83は、トルクの強い「瞬間日送りカム」を搭載。午前0時の前後わずか「1/2000秒」という一瞬で、カレンダーがパチンと切り替わります。この爽快な切り替わりは、機械式の上級複雑機構にも匹敵する快感を与えてくれます。
続いて「バックラッシュオートアジャスト機構」。秒針のズレや震えを極限まで抑えるクォーツ時計の秒針が目盛りから微小にズレたり、刻む瞬間に「プルプル」と震える現象を見たことがあるでしょう。9Fムーブメントには、ヒゲゼンマイの力を利用した「バックラッシュオートアジャスト機構」が組み込まれています。これにより歯車のあそび(バックラッシュ)を吸収し、秒針が「ピタッ、ピタッ」と完璧にインデックスの真上に一発で止まる、驚異的な運針の美しさを実現しています。
SS製のブレスレットは、コマの細部まで精密にフィッティングされた3列タイプ。中央コマの側面にさりげなく配されたゴールドのアクセントが、ベゼルの18KYGと美しく調和し、全身の一体感を演出します。
本日はグランドセイコー、生産終了した9Fシリーズのコンビモデルをご紹介いたしました。物価高騰、懐古主義の台頭、様々な要因によってヴィンテージブームはもはや一種の「定番」となりました。ことにRef.SBGT238のように生産終了しているモデルは多くの注目を集めています。地金相場も気になるところ。
18KYGの高級感がありながら、37mmの絶妙サイズで嫌みにならない佇まい、独立後のシンプルで研ぎ澄まされたダイヤルデザイン、9Fクォーツの最高峰と実用美…機械式に劣るでしょ?という固定観念は見事に覆されますね。その圧倒的な完成度と精度の高さ、そして18KYGベゼルが醸し出す気品に魅了され、気付けば「最も着用頻度の高い相棒」になっている、なんて方も多いのでは。
グランドセイコー Ref.SBGT238の買取価格相場は、現在20万円~35万円前後(状態・付属品の有無により変動)で推移しています。過去数年の傾向を振り返ると、かつてコンビモデルは10万円台半ばでの取引が中心でしたが、近年の歴史的な地金相場の高騰に伴い、ベゼルに贅沢な18KYGを無垢で使用していることも相まって資産価値は底上げ傾向にあります。今後の見通しとしては、「中長期的に安定した底堅い相場」が見込まれます。
金の資産価値という明確な下支えに加え、グランドセイコーの現行ラインナップから「デイデイト付き9Fクォーツ」が姿を消しつつあることから、希少な実用高級機としての評価が再認識されています。特に2017年のブランド独立後に製造された「GSロゴ単独ダイヤル」は流通数が少なく、極上品や完品であれば今後さらにプレミアム評価が乗る可能性も秘めています!
グランドセイコーの取り揃えなら業界随一!商品が気になった方は姉妹サイトクエリまで!ご売却価格が気になった方はピアゾの一括査定サービスを、ぜひご検討くださいね。
| モデル | ヘリテージコレクション 9Fクォーツ 18KYGベゼル Heritage collection 9F Quartz 18KYG |
|---|---|
| 型番(REF.) | SBGT238(9F83-0AJ0) |
| ケースサイズ | 横37mm |
| ムーブメント | クォーツ Cal.9F83 |
| パワーリザーブ | |
| 防水 | 10気圧 日常生活強化防水 |
| その他 | 2017年発売 生産終了モデル |
| 定価(税込) | 418,000円 |
※掲載内容は2026年10月調査時点のものです。最新情報は公式サイト等をご確認ください。
この記事を読んで「売ろうかな」と思ったら
そんなお悩み・不安は、宅配専門の9社一括査定サービス「ピアゾ」がまとめて解決します!
ピアゾの一括査定サービスはすべて完全無料です!以下はすべて0円でご利用いただけます。
お伝えした査定額そのままのお振込みとなりますのでご安心ください。
あなたの時計、今いくら?チャットで即答
本気で最高値を狙うなら一括査定(無料)