オメガ(OMEGA)を代表するウォッチコレクション、「スピードマスター（Speedmaster）」。世界中から人気を集める中、日本は重要なマーケットと認識されていたようで、1990年代から2000年代前半を中心に多くの【日本限定モデル】が製作されてきました。ダイヤルカラーを変更したものや、特別なリミテッドナンバーが刻印されたものなど、その種類は様々です。オリンピックモデルや、全国展開を行っている百貨店「丸井」や「三越」限定モデルなども存在します。

本数を絞らず「日本市場向け」として発表されたモデルも数多く存在しますが、今回はその中でも「数量限定」で製作された日本限定モデルおよび百貨店限定モデルをご紹介します。2024年4月時点での販売価格相場も徹底調査しましたところ、製作本数が二桁のモデルは、海外オークションでも高値で取引されているようですので、腕時計の資産価値に興味のある方は必見です！

オメガの希少モデルをお探しの方はぜひ参考にしてみてくださいね。
それではどうぞ！

1957年に発表された「スピードマスター」は、宇宙探査と深い関わりを持つ特別なコレクションです。宇宙空間に適応する耐久性・精度を誇り、1965年にはNASAが課した厳しいテストをクリアしました。1969年のアポロ11号月面着陸にも使用されており、「ムーンウォッチ」の愛称でも親しまれています。ベースは初期からほとんど変わっておらず、クロノグラフでありながらスタイリッシュで視認性が高いです。ビジネスにもカジュアルにも合わせやすいデザインに仕上がっています。

ダイヤル・インダイヤルをホワイトで統一した丸井限定モデル。パンダダイヤル「3510.21」はクリームがかった色味であるのに対し、艶と透明感のあるホワイトダイヤルを採用しています。海外では「アルビノ」とも呼ばれているようです。3時位置にスモールセコンド、6時位置に12時間計、9時位置に30分計を配置しています。ベゼルや針・目盛りなどは黒で統一されており、メリハリのあるデザインです。

宇宙空間でのガラスの飛散などを防ぐため、伝統的なプラスチック風防を採用。風防中心には「Ω」マークが刻まれています。また、裏蓋はソリッドタイプで、限定モデルを象徴するリミテッドナンバーなどの刻印はありません。

約29万円の定価に対し、2024年4月時点の中古販売価格相場は570,000円～780,000円前後と高騰しています。

スイス建国700周年を記念して製作された金無垢のパーペチュアルカレンダー。ケース・ベゼル・ダイヤルをゴールドで統一した豪奢なビジュアルが特徴的です。3時位置にムーンフェイズという独特の配置で、各サブダイヤルに複数の機能をまとめることで、すっきりとしたデザインに仕上げています。

裏蓋には「Omega, maison fonde en 1848 - Speedmaster Perpetual - 1291-1991 - Schweiz - Suisse – Svizzera」と刻印されています。スイスの記念モデルを日本市場向けに限定販売するというのは、なんとも不思議ですね。流通数も少なく、非常に希少な一本と言えます。

2024年4月時点の中古販売価格相場は、2,730,000円～4,970,000円前後です。

上品で深みのあるワインレッド（バーガンディ）のダイヤルが目を引く丸井限定モデル。丸井のイメージカラーをベースに、ゴールドの針やインデックスが高級感をプラスしています。比較的小ぶりなサイズで、女性も身に着けやすい一本です。ケースは鏡面のステンレススティール製で、ラグジュアリーな雰囲気をまといつつ、派手さを抑えた大人のデザインに仕上がっています。限定モデルの象徴であるリミテッドナンバーの刻印などはありません。

2024年4月時点の中古販売価格相場は、350,000円～500,000円前後です。流通数が少なく、高騰の可能性もあります。

1957年に誕生したスピードマスターの40周年を記念し、日本限定で販売されたモデル。オレンジやブロンズにも近いサーモンピンクのダイヤルが印象的なモデルです。ブラックのリングやインデックスがコントラストを強め、視認性を高めています。また、ベゼルやケース・ブレスの一部に鏡面仕上げを施すことで、立体感や高級感を生み出しています。

2024年4月時点の中古販売価格相場は、530,000円～640,000円前後です。

白地に黒のカウンターを配置した「パンダ」ダイヤルに、華やかなイエローゴールドを合わせたモデル。SSモデルと区別して、通称「ゴールデンパンダ」と呼ばれています。ベゼルおよびダイヤル外周のブラックリングが強いコントラストを生み出し、圧倒的な存在感を放っています。

2024年4月時点の中古販売価格相場は、10,780,000円前後です。市場にはほとんど流通していない希少モデルで、2020年のAntiquorumオークションではCHF 52,500（約8,830,000円）で落札されていました。ただでさえ注目度の高いパンダモデルですが、ゴールドケースや数量限定という付加価値により、資産価値はさらに上昇しています。

漫画家・松本零士さんが描いた伝説的人気コミック『銀河鉄道999』とのコラボモデル。NASAの月面着陸にも使用されたスピードマスターには相応しい作品ですね。表面はブラックを基調としたシンプルなデザインで、フォーマルにもカジュアルにも合わせやすいでしょう。細身のブラックベゼルにはアルミニウム素材を使用しています。裏蓋には『銀河鉄道999』に登場する謎のヒロイン・メーテルの横顔と、「999」のロゴ、松本さんのサイン、「XXXX/1999」の限定ナンバリングを刻印。スピードマスターのファンはもちろん、同作品や松本さんのファンにとっても特別な一本です。

2024年4月時点の中古販売価格相場は、660,000円～1,100,000円前後です。流通数はそれほど少なくありませんが、価格帯は定価の2～4倍に高騰しています。

ホワイトベースにブラックのインダイヤルを合わせた「パンダ」ダイヤルの丸井限定モデル。針やインデックスはシンプルかつ細身で、タキメーターなどの目盛りも主張しすぎないデザインに仕上がっています。ケースサイドの処理も滑らかで美しく、クロノグラフとしては小ぶりであるため、パンダに挑戦したい女性にもおすすめの一本です。

2024年4月時点の中古販売価格相場は、840,000円～1,210,000円前後です。流通数はそれほど多くなく、ステンレススティールモデルとしては高騰していることが分かります。

シルバーカラーにサーモンピンクのダイヤルが映える西武百貨店限定モデル。9時位置にスモールセコンド、12時位置に30分計、6時位置に12時間計を配置しています。温かい色味は肌になじみやすく、優しい印象を与えてくれます。

中古販売市場ではほとんど流通が見られず、かなり希少なモデルとなっています（2024年4月時点）。過去の販売実績は320,000円～330,000円前後です。

スポーティーなクロノグラフでありながら、スタイリッシュでエレガントな雰囲気をまとう「スピードマスター」。こちらはアラビアンインデックスを採用し、比較的カジュアルな雰囲気に仕上げています。ブラックダイヤルにホワイトのペイントを施しており、視認性も良好です。ベゼルには鏡面仕上げが施されています。

2024年4月時点の中古販売価格相場は、260,000円～450,000円前後です。生産本数の割に流通量は多くありませんが、それほど高騰もしていないようです。

美しいブルーのダイヤルが目を引く限定モデル。ホワイトのアラビアンインデックスがくっきりと浮き上がり、視認性も良好です。ベゼルには鏡面仕上げが施されており、SSモデルながら高級感があります。

2024年4月時点の中古販売価格相場は、250,000円～510,000円前後です。生産に対して流通量は少なめですが、定価前後で購入できるものもあります。

クロノグラフ・トリプルカレンダーを兼ね備えた多機能モデルです。12時位置のインダイヤルは月・曜日・30分計を兼ねており、ダイヤル外周の目盛りは日付を表しています。デザインは黒文字盤とシルバーのインダイヤルをベースとし、ホワイトのアラビア数字と赤いポインターによってスポーティーな印象にまとめています。カウンターをブラックに、インデックスをバータイプにした同系モデルが「Ref. 3523.50」です。

2024年4月時点の中古販売価格相場は、310,000円～610,000円前後です。流通量はそれほど多くありませんが、定価前後で購入できるものもあります。

鮮やかなブルーダイヤルにシルバーのインダイヤルを合わせ、アラビアンインデックスを書いたメリハリのある一本。ダイヤル外周を指すポインターデイトの赤がアクセントとなっています。インダイヤルまで青く統一し、バーインデックスを合わせた「3523.80」も流通しています。

2024年4月時点の中古販売価格相場は、300,000円～390,000円前後です。流通数は少なめで、価格の幅も狭いようです。

根強い人気を誇る「パンダダイヤル」に、振動数21600を誇る高精度の手巻きムーブメント「cal.1861」を搭載した三越限定モデル。ブラックのカウンターをダイヤル中央に寄せ、余白を大きめに確保しています。さらに細身のブラックベゼルを合わせ、スタイリッシュなデザインに仕上げました。風防は伝統的なプラスチック製を採用しています。

素材やディテールの違いはありますが、こちらは「スピードマスター東京 2020 リミテッド エディション 522.30.42.30.04.001　”パンダ”」とよく似ていますね。東京モデルは「professional」表記を赤で強調し、サファイアクリスタル風防およびWGインデックスを使用しています。三越モデルに比べると安価で流通しているため、こちらのデザインに惹かれた方はぜひ検討してみてください。

2024年4月時点の中古販売価格相場は、2,640,000円～6,210,000円前後です。流通数が少ないうえに、定価の約7～16倍という激しい高騰をみせています。

ブラック文字盤にシルバーカラーのインダイヤルを合わせた「逆パンダ」の日本限定モデル。スピードマスターならではのプラスチック風防を採用しています。バーインデックスや細身のベゼルを合わせた控えめなデザインで、スーツスタイルにもよく似合うでしょう。

2024年4月時点の中古販売価格相場は、530,000円～720,000円です。流通数はそれなりに多いですが、定価の3倍前後まで値が上がっています。

「3510.52」をベースに、鮮やかなブルーダイヤルとシルバーのインダイヤルを組み合わせた日本限定モデル。逆パンダを想起させるデザインで、通称は「青パンダ」です。ダイヤルの色味が非常に美しく、腕元に彩りを添えてくれます。また、アンティークモデルにも使用されるプラスチック風防が独特の雰囲気を醸し出しています。こちらは1000本限定説と1500本限定説があるようですが、裏蓋にリミテッドナンバーの刻印がないため、真偽は不明です。

2024年4月時点の中古販売価格相場は、510,000円～850,000円前後です。やはり人気のパンダモデルということで、定価の倍以上に値上がりしています。

ホワイトMOP（マザーオブパール）ダイヤルにブルーMOPのインダイヤルを合わせた珍しいモデル。見る角度によって表情が変化するという、美しく味わい深い一本です。エレガントなビジュアルや小ぶりなサイズ感から、レディースと位置付けるサイトもあります。

中古販売市場ではほとんど流通が見られず、かなり希少なモデルとなっています（2024年4月時点）。過去の販売実績は220,000円～440,000円前後です。

画像左が、1969年のアポロ11号月面着陸から35周年を記念して販売された日本限定モデル。1969年の「スピードマスター マークII」を踏襲したダイヤルデザインで、針やインデックスに赤とオレンジの彩りを加えています。アルミニウムベゼルにプラ風防を合わせた宇宙仕様の一本です。

1968年にリリースされた「1039/516」のレーシングダイヤル（画像右）の復刻版とも言えるでしょう。針の色が赤かオレンジか、それ以外の違いはあまり分からないですよね。

2024年4月時点の中古販売価格相場は、1,500,000円～3,790,000円前後です。流通は少なくありませんが、定価の5倍以上の高騰を見せており、手が出しにくい状況となっています。

自動巻きのオメガキャリバー1152を搭載した縦三つ目の丸井限定モデル。「3513.50」のインダイヤルをシルバーにしたもので、他モデルよりもインダイヤルが大きく存在感があります。控えめなカラーリングは様々な服装に合わせやすいでしょう。

2024年4月時点の中古販売価格相場は、260,000円～280,000円前後です。流通数は少なめですが、定価程度で購入することができます。

ピンクシェルにポップなフォントのアラビアンインデックスを合わせた限定モデル。小ぶりなサイズ感と可愛らしい雰囲気で、レディースとして扱っているサイトもあります。ダイヤルにはスモールセコンド、30分計、12時間計を配置。スピードマスターらしさをしっかりと残したデザインで、カジュアルにもフォーマルにも合わせることができます。

2024年4月時点の中古販売価格相場は、450,000円～480,000円前後です。流通数が少ないため、人気によってはさらなる高騰の可能性も考えられますね。

ブラックダイヤルにゴールドの針やインデックスが映え、高級感漂う限定モデル。スティール製のクロノグラフでありながら気品あふれるデザインで、フォーマルスタイルにもよく似合うでしょう。ロゴや目盛りまでゴールドで描かれています。

2024年4月時点の中古販売価格相場は、260,000円～870,000円前後です。流通数は少なめですが、定価程度で購入できる個体もあります。

「3513.50」をベースに、インダイヤルの縁をシルバーに変更した日本限定モデル。ブラックダイヤルにリングが浮かび上がるデザインは、どことなくロレックスの「デイトナ」にも似通っています。コントラストが強く、存在感のある一本です。

2024年4月時点の中古販売価格相場は、290,000円～350,000円前後です。流通数は少ないですが、定価程度で購入することができます。

「3513.50」のダイヤルをブルーグレーに変更し、インダイヤルの縁にシルバーのリングをあしらった限定モデル。角度によって風合いが異なる奥深い色味が魅力です。ベゼルには鏡面仕上げが施されています。

2024年4月時点の中古販売価格相場は、350,000円～580,000円前後です。流通数は非常に少なく、需要によっては高騰の可能性もあるでしょう。

白地に黒のカウンターを備えた「パンダ」の丸井限定モデル。3・9時位置のインダイヤルが少し離れ目に配置されています。デザインは、同じく丸井限定の「3510.21」とよく似ていますが、こちらはメタリックな植字インデックスを採用しており、スタイリッシュな印象です。また、ブレスレット中央列にはストライプの特別な仕上げが施されています。

2024年4月時点の中古販売価格相場は、950,000円～1,550,000円前後です。流通数は極めて少なく、定価の3倍以上に高騰しています。

シルバーダイヤルに、ブルースチールの針およびインデックスが爽やかな日本限定モデル。クロノメータームーブメント「Cal. 1164」を搭載しており、100mの防水性を誇ります。インダイヤルは大きく、視認性も良好です。

2024年4月時点の中古販売価格相場は、360,000円～380,000円前後です。流通数は極めて少ないですが、定価前後で購入できるようです。

ブラックダイヤルにゴールドカラーの針やインデックスを合わせ、高級感を演出した日本限定モデル。クロノメーター認定を受けた自動巻きキャリバー1164を搭載しており、100m防水など高いスペックを保有しています。

2024年4月時点の中古販売価格相場は、250,000円～370,000円前後です。こちらも生産数に対する流通数が非常に少ないですが、価格は据え置きとなっています。

ホワイトダイヤルに大きめのブラックインダイヤルを合わせた「パンダ」の限定モデル。スピードマスターの誕生年である「1957」がプリントされた特別な一本です。コントラストが強く立体感のある文字盤に、赤い秒針および「Speedmaster」のロゴがアクセントを加えています。

2024年4月時点の中古販売価格相場は、500,000円～690,000円前後です。流通数は多くありませんが、それほど高騰はしていないようです。

ブラックのベースに赤色のアクセントを加え、ダイヤル中央にスピードマスターの誕生年である「1957」の文字を記した限定モデル。パンダモデル「323.30.40.40.02.001」の色違いです。裏蓋には「Limited Series」およびリミテッドナンバー「XXXX/2009」が刻印されています｡さりげない特別感を求める方にはぴったりですね。

2024年4月時点の中古販売価格相場は、400,000円～860,000円前後です。ある程度流通があり、定価近い値段で購入できるものもあります。

ステンレススティールケースに鮮やかなブルーダイヤル、オパーリンシルバーのインダイヤルが映えるオリンピック限定モデル。アルミニウム製ベゼルリングにはブルーの陽極酸化処理を施し、ダイヤルはサンブラッシュ加工で仕上げています。ロジウムプレート加工の針や18Ｋホワイトゴールドのアプライドインデックスを合わせ、赤字の「Speedmaster」および赤針によってアクセントを加えました。裏蓋には東京2020オリンピックのエンブレムが彫られ、「LIMITED EDITION」および限定番号「XXXX/2020」が刻印されています。

2024年4月時点の中古販売価格相場は、900,000円～1,520,000円前後です。流通数はそれなりに多くありますが、いずれも定価より高騰しています。

SS×YGのコンビケースにブラックダイヤルを合わせたオリンピック限定モデル。インダイヤルのリングやインデックスにもイエローゴールドが使用されており、高級感があります。金と黒はコントラストが強く、視認性も良好です。また、ブラックのアルミニウム製ベゼルリングにタキメータースケールを描き、赤字の「Speedmaster」および赤針によってアクセントを加えました。裏蓋には東京2020オリンピックのエンブレムが彫られ、「LIMITED EDITION」および限定番号「XXXX/2020」が刻印されています。

2024年4月時点の中古販売価格相場は、800,000円～1,350,000円前後です。流通数が多く、定価より安く購入できるものもあります。

ステンレススティールケースにオパーリンシルバーダイヤル、ブラックのインダイヤルを合わせた「パンダダイヤル」のオリンピック限定モデル。ロジウムプレート加工の針や18Ｋホワイトゴールドのアプライドインデックスを合わせ、エレガントな雰囲気に仕上げました。モノトーンを基調としており、赤字の「Speedmaster」および赤針が良いアクセントとなっています。また、裏蓋には東京2020オリンピックのエンブレムが彫られ、「LIMITED EDITION」および限定番号「XXXX/2020」が刻印されています。

2024年4月時点の中古販売価格相場は、1,260,000円～2,640,000円前後です。流通数はそれなりに多くありますが、パンダモデルは人気が高く、最低でも定価プラス50万円以上の高値で販売されています。

SS×セドナゴールドケースにサンブラッシュ仕上げのグレーダイヤルを合わせ、グリーンベゼルによって彩りを添えたオリンピック限定モデル。温かみのある18Kセドナゴールドは、針やアプライドインデックス、「Ω」のロゴ、インダイヤルのリングにまで使用されています。赤字の「Speedmaster」および赤針がアクセントです。裏蓋には東京2020オリンピックのエンブレムが彫られ、「LIMITED EDITION」および限定番号「XXXX/2020」が刻印されています。

2024年4月時点の中古販売価格相場は、920,000円～1,790,000円前後です。価格帯の幅は広いですが、定価前後で購入できる個体も多くあります。

ステンレススティールケースにサンドブラスト仕上げのライトグレーダイヤルを合わせたオリンピック限定モデル。アルミニウム製ベゼルリングにはレッドの陽極酸化処理を施し、赤字の「Speedmaster」および赤針とともに全体を引き締めています。裏蓋には東京2020オリンピックのエンブレムが彫られ、「LIMITED EDITION」および限定番号「XXXX/2020」が刻印されています。

2024年4月時点の中古販売価格相場は、1,020,000円～1,830,000円前後です。流通数は少なくありませんが、相場は定価よりも数十万円高くなっています。

東京2020オリンピック限定モデルについては、5本を1セットにした「スピードマスター プロフェッショナル 東京 2020 リミテッド エディション コレクションボックス」も販売されています。数量は55セット限定で、定価は4,050,000円（税抜）です。見た目は1本ずつ購入したものと変わりませんが、型番の末尾が「002」に変更されているほか、裏蓋に「XX/55」のシリアルナンバーが刻印されています。交換用のレザーストラップも5本付属しており、好みに合わせて付け替え可能です。

ステンレススティールケースに深いブルーのダイヤルを合わせ、針やインダイヤルにゴールドカラーをあしらった限定モデル。独特のカラーリングで特別感がありますね。

「日本限定」と記載している販売サイトがあるため掲載しておりますが、少数なので確証はありません。あらかじめご了承ください。

2024年4月時点の中古販売価格相場は、440,000円～470,000円前後です。流通が少ないため、希少なモデルだと思われます。

スピードマスターの日本限定モデルは希少性が高く、国内外から注目を集めています。中でもパンダなどの人気モデルは定価の何倍にも高騰しており、資産としても有効です。また、通常モデルにはない特別な刻印やカラーも大変魅力的で、購買意欲をそそりますね。

時計買取のピアゾでは最大9社のトップバイヤーとオークション形式で交渉を行い、買取価格を決定いたします。そのため、一般的な査定よりも高い金額で買い取れる可能性が高いです。希少なモデルや限定品はもちろん、お手元の時計をできるだけ高く売りたいという方はぜひ一度ご相談ください。