更新日:2022年03月09日

【実機レビュー】オメガ スピードマスター アポロ15号 40周年記念 311.30.42.30.01.003

オメガ スピードマスター アポロ15号 40周年記念 311.30.42.30.01.003の実機レビューをお届けします!

オメガ スピードマスター アポロ15号 40周年記念 311.30.42.30.01.003

2011年に発表されたオメガ(OMEGA) スピードマスター アポロ15号 40周年記念 REF. 311.30.42.30.01.003は、アポロ15号がルナローバー(月面移動車)を使ったミッションから40年を記念して発売されたモデル。

1971年、アポロ15号ははじめてルナローバーを用いたミッションを成功させました。これはNASAの月着陸ミッションの第4回目にあたり、月面で初の長期滞在(1971年7月26日-8月7日)で、科学実験に重点が置かれた重要なものでした。その成功から40周年を記念して、オメガは“月に行った唯一の時計”であるスピードマスター プロフェッショナルの限定版を発表したのです。ミッション当時の1971年にちなみ、1971本限定のレアモデルを実機レビュー!


オメガ スピードマスター アポロ15号 40周年記念 311.30.42.30.01.003を実際に見てみましょう。

オメガ スピードマスター アポロ15号 40周年記念 311.30.42.30.01.003 文字盤

マットなブラックダイアルにホワイト・レッド・ブルーのラインがきいたスタイリッシュなデザイン。3つのスモールダイアル部分は凹み形状。目盛や針は白で視認性抜群。9時位置にスモールセコンド、6時位置に12時間積算計、3時位置に30分積算計という、スピードマスター プロフェッショナルのオリジナルとおなじデザイン。スモールダイアルを取り囲むラインは3色に分かれ、よいアクセントに。この3色はアポロ15号のミッションパッチに合わせたカラーリングとなっています。

インデックスは細いバータイプで、針と共に蓄光塗料が施されています。細く塗られたミニッツトラック部分にも3色が施されています。細いカラーラインが重くなりがちなブラックダイアルに爽やかな印象を与えています。

オメガ スピードマスター アポロ15号 40周年記念 311.30.42.30.01.003 文字盤

暗所ではこのような形で光ります。ダイアルの上下がわかるよう、12時のインデックスは2本になり、2つのドットが両脇に施されています。

オメガ スピードマスター アポロ15号 40周年記念 311.30.42.30.01.003 文字盤

ドーム型の強化プラスチック風防。側面から見るとプラスチックガラス独特の質感がみてとれます。レトロでファンが多い仕様です。

オメガ スピードマスター アポロ15号 40周年記念 311.30.42.30.01.003 文字盤

細く作られたタキメーターベゼル。走行時速や平均速度を瞬時に直読して計測することができる計算尺です。さすがプロフェッショナル仕様。

オメガ スピードマスター アポロ15号 40周年記念 311.30.42.30.01.003 ケースサイド

ケース側面やラグ部分にカッティングが施され、異なる磨き方がなされています。太さのあるラグ部分まで精巧なつくりで、様々な曲線美が楽しめます。

オメガ スピードマスター アポロ15号 40周年記念 311.30.42.30.01.003 ケースサイド

ケースと一体化したリューズガードに埋もれるリューズ。2つの押しやすいプッシュボタン。

オメガ スピードマスター アポロ15号 40周年記念 311.30.42.30.01.003 ケースサイド

9時側のケースはシンプルで、飾り気なし。その分サテン磨きされたステンレススチールの輝きが堪能できます。

オメガ スピードマスター アポロ15号 40周年記念 311.30.42.30.01.003 裏蓋

裏蓋にはルナローバーの絵と、“APOLLO 15”、“40th ANNIVERSARY”の文字、着陸日の“JULY 30,1971”が彫られています。ブレスは3列ですが中央コマの両端に磨きの異なる部品が接続されたタイプ。ほどよい重みの本体を支えるため、太めのブレスが採用されています。中留はワンプッシュで開く落下防止仕様。

オメガ スピードマスター アポロ15号 40周年記念 311.30.42.30.01.003 ボックス

スペシャルボックスは豪華! カラーリングのモデルとなったアポロ15号のミッションパッチが同梱されています。

「ムーンウォッチ」の愛称で親しまれているスピードマスター プロフェッショナル。1957年に誕生してから半世紀以上経ちますが、オメガの代名詞ともいえるこのモデルのデザインはほとんど変わっていません。また、当時とおなじ手巻きのムーブメントを搭載しています。オメガ スピードマスター アポロ15号 40周年記念 311.30.42.30.01.003に搭載されているキャリバー(オメガ1861)は実際に月に行ったモデルに搭載されたキャリバーの後継です。

311.30.42.30.01.003は2011年に1971本が発売されました。その希少性から中古市場に出回らないことも。発売以来順調に相場は上昇していますが、最近さらに高騰し、定価57万円ほどだったこのモデルは現在140万前後の売値で取り引きされています(2022年3月ピアゾ調べ)。どこまで上がるのか目が離せません。

オメガ スピードマスター アポロ15号 40周年記念 311.30.42.30.01.003
オメガ スピードマスター アポロ15号 40周年記念 311.30.42.30.01.003 スペック
モデル スピードマスター アポロ15号 40周年記念
Speedmaster moonwatch Apollo 15 40th Anniversary
型番(Ref.) 311.30.42.30.01.003
ムーブメント 手巻きクロノグラフムーブメント オメガ1861
駆動時間 最大巻上時約 約48時間
ケースサイズ 直径42mm
ケース素材 ステンレススティール
ダイアルカラー ブラック
クリスタル 強化プラスチックガラス
防水 5 気圧 (50 メートル / 167 フィート)
主な機能 クロノグラフ、スモールセコンド、タキメーター
限定 世界限定1971本
価格 572,000円
※定価は2022年3月現在調べのものです。予告なく変更される場合があります。

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