更新日：2022年03月08日

オメガスピードマスター'57 コーアクシャルマスタークロノメータークロノグラフ 332.10.41.51.01.001ほか

オメガ2022年新作が発表されました！まずは新しいスピードマスターからご紹介しましょう！2013年に登場した2レジスターのスピードマスター '57が完全リニューアルされ、新たに「スピードマスター'57 コーアクシャルマスタークロノメータークロノグラフ（Speedmaster '57 Co-Axial Master Chronometer Chronograph）」としてリリースされました。

2017年に発表された57トリロジー同様 CK2915-Xをベースとしながらも、薄型の手巻きキャリバー9906を搭載、新なカラーリングを追加するなど、マスタークロノメーター認定スピマスとしては最小の40.5mmサイズなど、新作らしいポイントが満載です！

【2022年新作】オメガ（OMEGA）スピードマスター'57 コーアクシャルマスタークロノメータークロノグラフ 332.10.41.51.01.001 ほか

【2022年新作】オメガスピードマスター'57 コーアクシャルマスタークロノメータークロノグラフ　40.5mm 手巻きキャリバー9906 パワーリザーブ60時間 50m防水ブレスレット1,100,000円、レザーベルト1,056,000円（税込）

本ブログでは、2022年の新しいスピードマスターの特徴や搭載された新開発ムーブメントの仕様、定価情報などをご紹介して参ります。

オメガスピードマスター'57 コーアクシャルマスタークロノメータークロノグラフの特徴

【2022年新作】オメガ（OMEGA）スピードマスター'57 コーアクシャルマスタークロノメータークロノグラフは、1957年発表の初代スピードマスター Ref.CK2915のケースデザインを踏襲しつつ、新開発の手巻きクロノグラフムーブメント、オメガ Cal.9906を搭載しています。

オメガは2022年新作として年明け早々にスピードマスター誕生65周年を祝す記念モデルとして、「オメガスピードマスターキャリバー321 カノープスゴールド™ 311.50.39.30.01.001」を発表しましたが、こちらは定価957万円（！）の18Kカノープスゴールド™製モデルでした。初代CK2915を踏襲したヴィンテージデザインなど、今回の新作と共通する部分もありますが、なかなか手の届く価格帯ではありませんでしたので、今回の新作は朗報と言うべきでしょう。

ムーブメント

オメガ（OMEGA）スピードマスター'57 コーアクシャルマスタークロノメータークロノグラフに採用された新開発の「コーアクシャルマスタークロノメーターキャリバー 9906」は、オメガが誇る最高峰のMETAS認定マスタークロノメーターで、直列に取り付けられたふたつの主ゼンマイを備え、コラムホイールとオメガ独自のアラベスク模様のコート・ド・ジュネーブが施された手巻きキャリバーです。

オメガ2022年新作スピードマスター'57 コーアクシャルマスタークロノメータークロノグラフ Cal.9906搭載

特筆すべきはその「薄さ」で、たったの6.4mm。ケース厚も13mm以下に抑えられています。

例えば世代を遡って「スピードマスター '57 コーアクシャルクロノメータークロノグラフ 41.5MM Ref.331.10.42.51.01.001」のケース厚は16mmありましたから、3mm薄くなるとかなり装着感が変わってくるでしょう。現行の40mm以下のスピードマスターには、METASの未認定のCal.321やCal.3330などのムーブメントが搭載されていて、この小ささ・薄さは魅力の１つとなりますね。

ケース

新作スピードマスター’57のケースは1957年発表の初代スピードマスター Ref.CK2915の特徴、つまりファセットのないストレートラグ、ガードなしリューズ、左右対称のケースバンド、そしてマニア好きするベゼルのドットオーバー90とベース1000のタキメータースケールなど、よく再現しています。

オメガ2022年新作スピードマスター'57 コーアクシャルマスタークロノメータークロノグラフブラック

スピードマスターの第1作「CK2915-1」はベゼルにタキメータースケールを搭載したオメガ初のクロノグラフウォッチで、1957年から1959年の約2年間しか製造されず、コレクターの間では希少性の高さから「ザ・グレイル（聖杯）」とさえ呼ばれている希少モデル。昨年開催されたフィリップス・オークションで3億円超えで落札されたことでも話題になったので記憶にある方も多いかも。それほどオメガファンの間ではアイコニックな、特別なモデルなのです。

ダイヤル

新作スピードマスター’57のダイヤルには、2013年モデルには採用されなかったクラシックなブロードアロー針を復活させ、さらにブラックダイヤルモデルにはサンドイッチ構造のアワーマーカー、かつてのスピードマスター'57と同じヴィンテージ調の色合いのスーパールミノバを採用しています。個人的には今回の新作の中で、結局のところこのブラックダイヤルモデルが一番「しっくりくる」と感じます。

オメガ2022年新作スピードマスター'57 コーアクシャルマスタークロノメータークロノグラフ 332.10.41.51.01.001

グリーン、バーガンディ、ブルーの各ダイヤルには、アプライドアワーマーカーと、暗闇でグリーンに輝くホワイトスーパールミノバが採用されました。

オメガ2022年新作スピードマスター'57 コーアクシャルマスタークロノメータークロノグラフバーガンディレッドのダイヤル

バーガンディレッドは最初の1本としてはかなりのチャレンジでしょうが、例えばセカンドウォッチとしてコレクションに迎え入れるにはアリな選択かもしれません。

オメガ2022年新作スピードマスター'57 コーアクシャルマスタークロノメータークロノグラフグリーン

流行のグリーンもラインアップされました。

オメガ2022年新作スピードマスター'57 コーアクシャルマスタークロノメータークロノグラフブルーダイヤル

定番のブルーも綺麗ですね。

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