更新日：2024年04月05日
先月発売され話題沸騰中の「バイオセラミック ムーンスウォッチ ミッション トゥ ザ ムーンフェイズ（Bioceramic MoonSwatch MISSION TO THE MOONPHASE）」の新バージョンが早くも登場！”NEW MOON （ニュームーン、新月）”と名付けられた本作は、前作の白一色からすっかり反転したオールブラック仕様となりました。
価格は¥46,200で、4月8日（月）より厳選された〈swatch〉ストアのみで購入可能。限定モデルではありません。
ブラック一色で新月を表現したこのモデルは、ブラックの半透明マスクが付いた、ブラックのムーンフェイズ表示が自慢です。FULL MOONモデルと同様、この時計もムーンフェイズディスクには、うたた寝するSnoopyが描かれています。
本ブログでは「Bioceramic MoonSwatch MISSION TO THE MOONPHASE - NEW MOON 」の詳細や発売店舗などについてお伝えします。
スウォッチ公式サイト https://www.swatch.com/ja-jp/bioceramic-moonswatch/mission-to-the-moonphase/new-moon.html
満月をモチーフにホワイト一色で統一され、OMEGA X SWATCH コラボレーションが生まれてからちょうど2年となる2024年3月26日に、新しいムーンフェイズウォッチ”スヌーピー”モデル登場！
MISSION TO THE MOONPHASE - NEW MOON
その名も「NEW MOON」。このモデルはエレガントなブラック一色なのが特徴で、Bioceramicのケースとクラウン、そしてVELCRO©ストラップを採用しています。クロノグラフの秒針、サブダイアルの針、タキメーターの目盛が付いたベゼルはホワイト、サブダイアルとベゼルの背景はブラックです。このモデルは、時計のあらゆるコンプリケーションの中で最も詩的と言ってもいいブラックのムーンフェイズ機能を備えていることで際立っています。1960年代からNASAの安全大使を務めるSnoopyが、2時位置のサブダイヤルの中で動くムーンフェイズのディスクに描かれていて、月の上に寝そべっています。紫外線が当たると、三日月と星の中に隠されているSnoopyコミックストリップの有名な引用が、ユニークなサブダイヤルに現われます。すべての文字盤には、OMEGA X Swatchの文字、アイコニックなSpeedmasterのロゴ、そしてMoonSwatchのロゴが見られます。ボックス型バイオ由来素材グラス構造、グラス中央にはSwatchのロゴを参照した「S」のエッチング加工、文字盤の外側のリングとへこんだサブダイアルには繊細で洗練された円の模様、シャープでスムーズなラグ構造、タキメーターの目盛が付いたBioceramicのベゼルにはアイコニックな「ドットオーバー90」のディテール、そしてもちろんユニークなBioceramicのタッチ。これらが全モデルに共通です。インデックス、アワーマーカー、時針と分針、クロノグラフの秒針先端は、グレード A Super-LumiNova®により、暗闇でも完璧に光ります。
前作は”満月”をモチーフにホワイト一色で統一されていましたが、今回は”新月”をモチーフにしたブラック一色に、とある意味分かりやすい本作。白、黒、どっち、いやどっちも欲しい？
さっそく本作の特徴を見ていきましょう。
Bioceramic MoonSwatch MISSION TO THE MOONPHASE は、前作同様、2時位置のムーンフェイズのディスクに、月の上に横たわるSnoopy（スヌーピー）とウッドストックが描かれています。
Silver Snoopy Award は、有人宇宙飛行の安全性やミッションの成功に関連する優れた業績を上げた個人や団体に贈られる、米国では最も名誉ある宇宙機関の賞です。そしてこの賞が、1970 年OMEGA に贈られました。アポロ13 号の乗組員を無事に帰還させるために不可欠な貢献を行うなど、宇宙開発の歴史においてOMEGA が果たした役割が評価されたのです。
1970 年、アポロ13 号のミッションでは、酸素タンクが爆発し、飛行士たちの生命が危険にさらされました。乗組員たちは多くの課題に直面しましたが、その一つは、地球に帰還するために必要な14 秒のエンジン噴射時間のタイミングを計ることでした。幸いにも、彼らにはOMEGA のクロノグラフウォッチ「Speedmaster Moonwatch」があり、この仕事をやってのけることができました。そして1969 年5 月にはアポロ10 号のミッションがあり、月面着陸のリハーサルとして事前検証を任務とするアポロ10 号は、アポロ11 号の着陸地点を定めるために、月面を周回しながら、「嗅ぎ回る」 必要がありました。そしてこの月着陸船がSnoopy と命名されました。それ以来、Snoopy のエンブレムは宇宙飛行士の間で幸運のお守りとされています。
ムーンフェイズ部分に暗闇で紫外線を当てれば、Snoopy のコミック・ストリップの有名な引用、"I CAN'T SLEEP WITHOUT A NIGHT LIGHT!（ナイトライトなしでは眠れない！）"という言葉が浮かび上がります。
秘密のメッセージ このモデルのムーンフェイズマスクとディスクには、天空の秘密があり、Snoopyのコミックストリップの有名な引用が三日月と星の中に隠されています。紫外線が当たると、天空の光景に生命が吹き込まれ、魅惑的な青い輝きを発します
PEANUTSコミックのフォントを忠実に再現しているように見えますね。
月の周期に合わせて、スヌーピーの描かれたムーンフェイズディスクが回転し、その姿が見え隠れします。
ムーンフェイズ表示
地球の周りを公転するとき、月はさまざまな形を見せ、それは月相として知られています。月の周期を通して全部で8つの月相が観察されます。ムーンフェイズ表示を備えた時計は、これらの相を正確に描写するように設計されており、計時に天空の美しさを添えます。
ディスクを覆うマスク部分が半透明なので、その下に隠れてしまってもスヌーピーの姿が透けて見えそうですね。
バイオセラミック ムーンスウォッチ ミッション トゥ ザ ムーンフェイズ ニュームーンのケース素材はSwatch独自の”バイオセラミック”を採用しています。
Bioceramicとは？
Swatchによって開発され、特許取得済みのBioceramicは、3分の2が高級時計で使用されるセラミック、3分の1がヒマシ油を原料にしたバイオ由来素材の独特のブレンドで、その結果、シルクのようなマット仕上げで非常に堅牢な素材ができあがります。
ケース直径は42mm、月面に達した最初の時計 Speedmaster Moonwatchのオリジナルモデルの主な特徴を引き継ぎ、非対称なケース、ベゼルの「ドットオーバー90（DON）」といったディテールも踏襲しています。
ベルクロストラップも黒一色。ホワイトより汚れの心配しなくて良さそうですね。
前作に続き、裏蓋の電池カバーにはSnoopy の足跡が残る月が描かれています。ここは真っ黒ではなく白のままなんですね。
Bioceramic MoonSwatch MISSION TO THEMOONPHASE は、ケースバックに独自のミッション、そして文字盤とクラウンにOMEGA X SWATCH のロゴがあるのが特徴で、電池カバーには、Snoopy の世界にインスパイアされた月が描かれています。
白モデルよりもコントラストが強い分、引き立ちますね。
「バイオセラミック ムーンスウォッチ ミッション トゥ ザ ムーンフェイズ ニュームーン」な、日本国内では以下の9カ所で4月8日に販売されます。記事執筆時点での情報ですので、変更される可能性もあります。最新情報は公式サイトをご確認ください。
販売方法については以下の通りアナウンスされています。
Bioceramic MoonSwatch MISSION TO THE MOONPHASE – NEW MOON は4 月8 日発売開始で、厳選されたSwatch ストアでのみ購入可能です。Bioceramic MoonSwatch コレクション全体と同様に、ご購入はお一人様につき、Swatch ストア1 店舗、1 日で1 本に限らせていただきます。 ---プレスリリースより
従来通りですね。前回の白の発売日には「始発で4時間かけてきたけど間に合わなかった」と仰る方もいて、今回も初日に購入するのはかなりの覚悟が必要になりそうです。これは祭りと割り切るしかなさそうですね。あくまで非限定モデルですので、長く腰を据えて待てば買えるはず、ですが、、、？
さて、ここで前回の白（フルムーン）と黒（ニュームーン）を比べて見ましょう。
OMEGA X Swatchの文字、アイコニックなSpeedmasterのロゴ、MoonSwatchのロゴ。ボックス型バイオ由来素材グラス構造、グラス中央のSwatchのロゴを参照した「S」のエッチング加工、文字盤の外側のリングとへこんだサブダイアルには繊細で洗練された円の模様、シャープでスムーズなラグ構造、ベゼルの「ドットオーバー90」のディテール、インデックス、アワーマーカー、時針と分針、クロノグラフの秒針先に施されたグレード A Super-LumiNova®などは共通です。
白と黒、というカラーリングを除けば、大きな違いはムーンフェイズ部分ぐらいでしょう。
前作はムーンフェイズのマスク部分が横向きで、紫外線で浮かび上がるテキストの配置も横一直線だったところが、新作では縦向きとなり、テキストが上下に分かれています。
今回の黒ではディスクを覆うマスク部分が半透明なので、完全にスヌーピーが隠れて見えない、と言うことはなさそう、というのも個人的にはプラスポイントです。
フルムーンかニュームーンか。白か黒か。果たしてどちらが欲しいですか？
Bioceramic MoonSwatch MISSION TO THE MOONPHASE – NEW MOON
— swatch_jp (@swatch_jp) April 4, 2024
FULLMOON モデルと同様、この時計の文字盤も、うたた寝するSnoopy が描かれたムーンフェイズを備えています。は4 月8 日発売開始で、厳選されたSwatch ストアでのみ購入可能です。#MoonSwatch #OMEGAxSwatch #Swatch pic.twitter.com/gqaQG7cD48
フルムーン白も非限定モデルながら入手は決して簡単ではなく、発売直後から数万円のプレミアつきでフリマサイトなどに出品されており、注目度の高さが窺えます。本作もプレミア化は免れないでしょう。
気になるのはさらなる続編があるのかどうか、ですね。スウォッチのSNS公式アカウントが投稿した動画で、スヌーピーが運んでいたバースデーケーキにたてられたロウソクは白と黒の2本だけでした。”2周年”を示したものでしょうが、そうするとこれで終わり・・・？
3本目に白×黒のパンダ顔なんてアツイと思うんですが、どうですか。すみません、願望です。
本家オメガ スピードマスターもパンダ顔は圧倒的人気＆資産価値ですからね。3周年でもいいので出たらいいなぁ、などと想像も膨らみます。
ダニエル・クレイグが着用したことでも話題となった、オメガの新作「スピードマスター ムーンウォッチ プロフェッショナル」ホワイトダイヤルモデルを徹底解説！
※販売開始時期・価格は予告なく変更される場合があります。
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