更新日:2024年12月02日
セイコー プロスペックス スピードタイマー クロノグラフ ウォッチサロン限定モデル SBEC021の実機レビューをお届けします!
セイコー プロスペックス スピードタイマー クロノグラフ ウォッチサロン限定モデル SBEC021は、横42mmのステンレススチール製ケースに自動巻き Cal.LFT023を搭載しています。
国産クロノグラフの素晴らしさをきっと体感できるはず!早速実機をレビューしていきましょう。
ダイヤルはシルバーカラー。ヘアライン仕上げでシャープな印象を与えています。こちらは1972年に登場した、Cal.6138搭載モデルから着想を得たモデルです。早速ディティールを見ていきましょう!
インダイヤルとタキメーターはブルーがかったブラック。高低を付けることで視認性の良さと高級感を実現しています。完全なブラックでないところもまたオシャレ。各針先端のオレンジがデザインの良いアクセント!こちらは公式に明記はないものの、以前ご紹介したモデルには「判読性を高くするための朱色」と表記がありましたので、そちらに寄せたのかなぁと。
平滑面、斜面、角度を変えてケースに対し垂直に落ちていくベゼル。この価格帯で、ここまで手の込んでいる外装仕上げはさすがセイコーです。
ラグはエッジの面取りが丁寧に施され、先端はすっと切り落とされたような形状になっています。
リューズから見たところ。
9時側からのカット。素材はステンレススチールを使用しています。
搭載ムーブメントは「8R48」。 28,800振動/時、パワーリザーブ45時間。ピラーホイール、垂直クラッチを採用した高級機仕様。セイコー得意のMEMS製造法を採用してパーツ一つ一つの質を高めており、独自の三点ハンマーなどで計測の精度にも徹底的に拘っています。
ブレスの形状も、過去の名機からトリビュートしつつもより高級感ある仕様に。このきらっと光る、内側の細い駒が良いですね!どこか懐かしく新しいブレスは、きっと注目の的となるはず。
本日は、セイコーの作るクロノグラフをご紹介いたしました。精緻で丁寧なモノづくりの歴史を重ねてきて、体現された一本だなと感じました。派手さはなくとも、細部に息遣いを感じられるような美しさ、凛とした印象を受けます。あれ、いつもより語彙力が冴えている(気のせい)
クロノグラフというと、運上ブランドのコンプリケーション、ロレックスのデイトナ、ブライトリングのB01、GSのスプリングドライブや、各社出しているクォーツクロノグラフなど、選択肢が豊富!勿論どれも素晴らしい点がそれぞれにありますが、実用性・コストパフォーマンス・外装仕上げと総合得点に軍配が上がるのが、セイコーのスピードタイマーではなかろうか!?と。それほどまでに推したい、完成度の高い一本でした。クロノデビューの方、そしてクロノ愛好家も、一本持っていて絶対に損なし。
資産価値としては、現在のところ安定した水準で価格を推移しています。商品が気になった方は姉妹サイトクエリまで!ご売却価格が気になった方はピアゾの一括査定サービスを、是非ご検討くださいね。
モデル | プロスペックス スピードタイマー クロノグラフ ウォッチサロン限定モデル Prospex Speedtimer Chronograph SEIKO Watch Salon Limited Edition |
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型番(REF.) | SBEC021(8R48-00S0) |
ケースサイズ | 横42mm |
ムーブメント | 自動巻き Cal.8R48 |
パワーリザーブ | 最大巻上時約45時間 |
防水 | 10気圧 日常生活強化防水 |
その他 | 2023年発売 セイコーウォッチサロン限定販売モデル |
定価(税込) | 352,000円 |
※掲載内容は2024年12月調査時点のものです。最新情報は公式サイト等をご確認ください。