更新日:2024年09月30日
セイコー スピードタイマー クロノグラフ SBEC017の実機レビューをお届けします!
セイコー スピードタイマー クロノグラフ SBEC017は、横42.5mmのステンレススチール製ケースに手巻き付き自動巻き Cal.8R46を搭載しています。
機械式クロノグラフに興味はあるけど、ちょっと敷居が高いかなぁ…なんて感じている方には是非見て欲しい!コスパ抜群な一本、早速実機をレビューしていきましょう。
落ち着いたトーンのブルーカラー!ちょっとレトロな感じが今とても洒落ています。早速ディティールを見ていきましょう。
インダイヤルのホワイトカラーに、秒針先のレッド。ブルー×レッドの組合せは、1969年に登場したオリジン「スピードタイマー」を踏襲しています。
この1969年とは腕時計史にとって非常に重要な年でして、三社同時に自動巻きクロノグラフを生み出した年なのです。三社とは、①ホイヤー・ブライトリング・ハミルトン・デュボアデプラ共同で「キャリバー11」、②セイコーが「6139」、③ゼニスとモバートが「エルプリメロ 3019」。ああスペースが足りないのでまたいつか。
そして、国産初クロノグラフ「クラウン クロノグラフ」は今年で誕生60周年!プレザージュから、アニバーサリーモデルが登場しています。
フラットなガラスに鏡面仕上げのベゼル。
ケースとは対称的な、シャープなラグ。
リューズから見たところ。このプッシュボタンは、競技用ストップウォッチからインスパイア。
9時位置からのカット。ケース素材はステンレススチールを採用しています。ボリューミーなケースは厚さ15mm!
搭載ムーブメントは「8R46」。セイコーのメカニカルクロノグラフキャリバーです。スペックは、28,800振動/時、パワーリザーブ45時間。制御方法にコラムホイール、伝達方式には垂直クラッチを採用しています。高級機仕様ですよね。
パーツ製造にはセイコー得意のMEMSを採用して、パーツの質を高めています。あとはこちらもセイコー独自の三点ハンマーを用いて、ゼロ位置に戻る際に誤差のないような工夫が。更に、これもセイコーが誇る「マジックレバー(爪)」を採用していて、巻き上げ効率を高めています。
こちらの実機はSSブレスですが、正規店購入時はレザーベルトが付いてきます。また違った印象になって、どちらも素敵!
本日は、セイコーのスピードタイマーをご紹介いたしました。こういう絶妙な色合いが表現できるのは日本ならではなんじゃないかなーと密かに思っています。キリッとジャケットに合わせても、休日の装いに合わせてもしっくり来るような汎用性も持ち合わせています。
資産価値は現在のところ、安定した水準を記録しています。商品が気になった方は姉妹サイトクエリまで!ご売却価格が気になった方はピアゾの一括査定サービスを、是非ご検討くださいね。
モデル | スピードタイマー クロノグラフ Speedtimer Chronograph |
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型番(REF.) | SBEC017(8R46-00B0) |
ケースサイズ | 横42.5mm |
ムーブメント | 手巻き付き自動巻き Cal.8R46 |
パワーリザーブ | 最大巻上時約45時間持続 |
防水 | 10気圧 日常生活強化防水 |
その他 | 2022年9月9日発売モデル |
定価(税込) | 407,000円 |
※掲載内容は2024年09月調査時点のものです。最新情報は公式サイト等をご確認ください。