更新日:2023年10月03日

【体験レポート】没入体験型イベント「TIME UNLIMITED - カルティエ ウォッチ 時を超える」

カルティエ ウォッチの没入体験型イベント「TIME UNLIMITED - カルティエ ウォッチ 時を超える」が、原宿にて2023年9月15日(金)~10月1日(日)の期間限定で開催されていました。事前予約制で行われたこのイベントは混みすぎることもなく、また無料のイベントとは思えないほど素晴らしいインスタレーションで、見る人を魅了。
さらに会場コンテンツを案内するオーディオガイドのナレーターは渡辺謙、平手友梨奈、山田五郎、おぎやはぎという豪華かつ個性的な顔ぶれ。
オープニングレセプションには吉沢亮さんや北村匠海さん、平手友梨奈さん、戸田恵梨香さん、赤楚衛二さんなど多くの人気芸能人が出席し、ニュースにもなっていましたね。

【体験レポート】「TIME UNLIMITED - カルティエ ウォッチ 時を超える」
香港、北京、ソウルにつづく4都市目として、東京にて開催されるこのイベントは、フランス系カナダ人のデザイナーであるウィロ・ペロンが会場デザインを手掛け、カルティエ ウォッチメイキングの重要なビジョンである、「パイオニア精神」、「フォルム」、「デザイン」、「美を支える技術」に光を当てた世界巡回展です。 

本ブログではこのカルティエのイベントの様子をお届けします。詳しくご紹介しておりますので、期間中に行けなかった!という方もぜひお楽しみください。

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原宿駅からすぐに真っ赤な目を引く建物が現れます。遠くから見てみると、めちゃくちゃ目立っていることがわかります。

遠景・外観

お天気が良すぎて逆光気味ですが、こちら入口です。

外観 入口

カルティエのイメージカラー「赤」で統一されたエントランス。ここでLINEで予約したQRコードを提示し、入場します。
壁面には、カルティエを代表するケースのシェイプのモチーフが。

カルティエケースのシェイプのモチーフ

本イベントは、四つのテーマに沿った空間を通して、カルティエのウォッチメイキングの歴史やデザイン、技術について深く知ることができるもの。工夫を凝らしたそれぞれの空間をじっくり見ていきましょう。

まず最初の空間のテーマは「パイオニア精神」。星空に浮かぶ「Cartier」のロゴから始まる約3分間のムービーでは、カルティエの創業時から現代に至るカルティエの時計作りのパイオニア精神が紹介されています。

カルティエ 「パイオニア精神」1
カルティエの黎明期に、如何にしてカルティエファミリーがメゾンの進化を促したのかに焦点をあて、世界で初めての実用的腕時計である「サントス」誕生の背景や「タンク」の誕生にかかわった3代目ルイ・カルティエの時計史における功績を紹介いたします。
カルティエ 「パイオニア精神」2

カルティエのめくるめく時計の歴史を駆け足で紹介してくれます。カルティエフリークの皆様にはおなじみのエピソードばかりかとは思いますが、さすがカルティエ、映像がお洒落などで結構見入ってしまいます。

次の空間は「フォルムを生み出すウォッチメイカー」ルーム。暗闇から一転、天井には青空が広がっています。よく見ると、カルティエを象徴するローマンインデックスが象られていますね。

「フォルムを生み出すウォッチメイカー」ルーム

(C) Cartier

時計の内部にいるかのような設えが特徴的な このエリアには、 約50本のカルティエ ウォッチが展示されており、 それぞれが持つフォルムのユニークさを垣間見ることができます。また、このイベントのためにアーカイブピース「カルティエ コレクション」も展示。時代を超越したケースフォルムへの追求を体感いただけます。

部屋の中央部には貴重なヒストリカルピースが展示されています。

カルティエのヒストリカルピース

ベニュワール、ベニュワール アロンジェ、クラッシュ

カルティエの時計

タンク フォル、トノー、クロシュ

カルティエの時計 スクエア

サンチュール、クリスタロール、スクエア

カルティエの時計

サントス デュモン、サントス ドゥ カルティエ、サントス デュモン

カルティエの時計

外周にはずらりと現行モデルが男性用、女性用モデルに分かれて展示されています。

外周壁には現行モデル

サントス ドゥ カルティエ スケルトン

サントス ドゥ カルティエ

クロシュ ドゥ カルティエ

クロシュ ドゥ カルティエ

トノー

トノー

タンク アシメトリック

タンク アシメトリック

タンク シノワーズ

タンク シノワーズ

タンク サントレ スケルトン

タンク サントレ スケルトン

バロンブルー

バロンブルー ドゥ カルティエ

パンテール

パンテール

クッサン

クッサン ドゥ カルティエ

マイヨン

マイヨン ドゥ カルティエ

ベニュワール アロンジェ

ベニュワール アロンジェ

「フォルムを生み出すウォッチメイカー」というタイトル通り、1世紀以上前にデザインされたケースのフォルム(形)が、アレンジされつつも現代のモデルに脈々と引き継がれている事が分かります。円形、楕円形、四角、角丸四角、平行四辺形、樽型(トノー)、鐘型(クロシュ)と言った、カルティエウォッチのルーツを辿りつつ、新旧モデルを比較するのも面白いですね。

映え、な空間

皆さん、ここで記念写真を撮っていらっしゃいました。映え、な感じですね。

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3番目の空間は「デザイン文化」ルームです。

「デザイン文化」ルーム

引用: (C) Cartier

「タンク」、「サントス ドゥ カルティエ」、「パンテール ドゥ カルティエ」、「バロンブルー」-4つのアイコンウォッチを通して、デザイン文化を意欲的に探求し続けるメゾンの基本理念を表現しています。

中央の4本の円柱状のショーケースの中で「タンク」、「サントス ドゥ カルティエ」、「パンテール ドゥ カルティエ」、「バロンブルー」が浮かぶようにゆったりと上下左右に動きながら展示されていました。

「デザイン文化」ルーム

かなり目を凝らしてみても、仕掛けが分かりませんでした。まるでカルティエのミステリー機構みたいですね!

次の部屋へ続く通路に、俳優ジェイク・ギレンホールのショート・ムービーも。

俳優ジェイク・ギレンホールのショート・ムービー

もはや美術展のような趣ですね。クリスチャン・ディオール展とかサンローラン展に近い空気感を感じるのはやはりフランスのエスプリ?

いよいよ4つめの空間「美を支える技術」です。

「美を支える技術」

引用: (C) Cartier

デザインと技術の融合、そして時計制作のかかわるサヴォアフェール(職人技)など、今まであまり語られてこなかった様々なエピソードに触れることができます。また、ウォッチメイカーであると同時にハイジュエリーメゾンであるカルティエが持つユニークさを知ることができます。

トンネル状の壁面に映し出される映像は目まぐるしく変わり、ここは近未来空間に迷い込んだかのような、光の演出も面白いコーナーでした。

「美を支える技術」 「美を支える技術」 「美を支える技術」

カルティエウォッチの製作にかかわる技術、機械などなかなか普段紹介されることもないところまで・・・非常に興味深いコーナーでしたね。

出口へ

最後にカルティエのクラッシュのモチーフが眩しく光る通路を抜ければ、いったん出口です。

隣接する会場では、カルティエ ウォッチを実際に試着できる“タッチ&トライ”やフォトブース、そして、スイスにある工房を訪れたかのようなVRコンテンツなどが用意されていました。

「タンクアメリカン」を組み立てるゲーム。案外難しい?!

タンクアメリカンを組み立てる

フォトブースでは記念にプリクラを撮れます。

プリクラまで?

実際にカルティエの時計を試着できる“タッチ&トライ”コーナー。

試着できるコーナー

台に載った時計の下にさっと腕を出せば簡単にサイズ感などを見ることができるコーナーも。

試着しているふう

VRコーナー。このメガネ着けるのになんだか抵抗を感じるのは私だけでしょうか・・・。

VRコーナー

原宿で開催されたイベント「TIME UNLIMITED - カルティエ ウォッチ 時を超える」をご紹介いたしました。ヴィンテージモデルから最新作まで、カルティエのモノづくりの真髄に触れつつ、実際の時計を試着したり、プリクラを撮ったり、ゲームに興じたり、となかなか楽しい内容となっていましたね。
東京での開催期間は終わってしまいましたが、またこのようなイベントが開催されることを期待したいですね!

【開催概要】TIME UNLIMITED - カルティエ ウォッチ 時を超える

  • 会期:2023年9月15日(金)~10月1日(日)
  • 住所:東京都渋谷区神宮前6-35-6
  • 営業時間:12:00~20:00(最終入場 19:30) *9月21日(木)の12:00~16:00は貸し切りのためクローズ。
  • 入場料:無料(予約制/入場にはカルティエLINE公式アカウントより事前予約が必要)
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