更新日:2025年03月19日
グランドセイコー ヘリテージコレクション 米国限定モデル 刀 SBGA493の実機レビューをお届けします!
グランドセイコー ヘリテージコレクション 米国限定モデル 刀 SBGA493(SBGA493G)は、横40mmのステンレススチール製ケースにスプリングドライブ Cal.9R65を搭載しています。
ちょっとお久しぶりになってしまいました。今日はアメリカ限定モデルをご紹介します。いざ行かん!実機レビュー!!
鮮やかなレッドカラー!岩手山パターンにも似ていますが…?早速ディティールを見ていきましょう。
今作のインスピレーションはずばり「刀」。公式サイトにも「The Japanese sword, known as the katana…」と表記してあります。ダイヤルカラーは、熱を帯びた刃が赤くなる姿から。この放射状の型押しとパワーリザーブのゴールドは、鍛冶職人が刀を火打ちする際に飛び散る火花をイメージしているのだとか。GSロゴはシルバーです。
実は三本揃ってお目見えした「刀」シリーズ。右からRef.SBGA489(G)、SBGA491(G)、そして今作のRef.SBGA493(G)。左2つは数量の上限はないようです。刀の製造には2種類の玉鋼を使用します。1つは外側の鋭い部分に用いられる高炭素鋼「皮鉄(かわがね)」、もう1つは芯の部分に用いられる「芯鉄(しんがね・じがね)」。前者がブラックのRef.SBGA489(G)、後者がグリーンのRef.SBGA491(G)のモチーフになっています。
ケースは輝く44GSケース!ケースの正面がサイドに向かって斜面を描くのが特徴で、多面的に光を捉えています。
リューズからのカット。
9時側からのカット。ケース素材はステンレススチールを採用しています。
搭載ムーブメントは「9R65」。スプリングドライブの基幹キャリバーです。裏蓋には小さいもののLIMITED表記と、分母500のシリアルが刻まれます。
ワンプッシュ三つ折れ式、通常バックルですね。
本日は、GSのアメリカ限定モデルをご紹介いたしました。それぞれがストーリーになっているといいますか、テーマ性が明確なので時計ファンならずとも「お、いいじゃん」と心動かされる三本。レッドはやはりチャレンジな色味なので、数量限定にしたってことなのでしょうか。とてもカッコイイ仕上がりでした。
以前、「赤いグランドセイコーはリセール高めの傾向アリ!」と高らかに宣言したのですが…こちらのSBGA493(G)は三本中最も伸び悩んでいます。。残り2つの方が入手困難モデルとなっていまして。やはり黒緑は王道ということでしょうかね?確かにこの2つのダイヤルに用いられたザラっとした質感は、現行のGSとちょっと違ったダイヤルで渋味あってまた良き…。むしろこちらの方がジャパネスクで特別感あるかも?南部鉄器とお抹茶…みたいな(想像力の限界)
ただ数量限定モデルですので、2019年発売のサロン限定モデル「床紅葉」Ref.SBGH269のように今後大きく化ける可能性もあり!今は鈍いものの、寝かせておいて市場から消えたら、「刀」を片手にいざ出陣。そして姉妹サイトクエリではようやっと1本入荷しました!商品が気になった方はぜひそちらまで。ご売却価格が気になった方はピアゾの一括査定サービスを、是非ご検討くださいね。
モデル | ヘリテージコレクション 米国限定モデル 刀 Heritage Collection GS Boutique Limited Edition KATANA |
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型番(REF.) | SBGA493(SBGA493G)/ 9R65-0ER0 |
ケースサイズ | 横40mm |
ムーブメント | スプリングドライブ Cal.9R65 |
パワーリザーブ | 最大巻上時約72時間(約3日間)持続 |
防水 | 10気圧 日常生活強化防水 |
その他 | 2023年9月発売モデル アメリカ内GSブティック、オンラインのみ販売モデル、数量限定500本 |
定価(税込) | USD5,600 |
※掲載内容は2025年03月調査時点のものです。最新情報は公式サイト等をご確認ください。