更新日:2024年09月03日
ブレゲ タイプ20 クロノグラフ 2057/ST/92/3WUの実機レビューをお届けします!
ブレゲ タイプ20 クロノグラフ 2057/ST/92/3WUは、横42mmのステンレススチール製ケースに自動巻き Cal.7281を搭載しています。
ブレゲの新しい扉を開いた気がします。。早速実機をレビューしていきましょう!
ダイヤルはブラック。ファン待望の一本、早速ディティールを見ていきましょう!
蓄光塗料のライムグリーンが鮮やか。横に広めの書体のアラビアインデックスは、視認性がとても良いですね。時分針はブレゲ針ではなく、ペンシル型。12時位置下のロゴがエレガントさをプラス。
ボックス型のガラス。ベゼルは現在のブレゲのアイコンとも言える「コインエッジ」を想起させます。当時のリバイバルという意味合いもあり、1950年代初号機へのリスペクトを感じます。
ラグ。斜めサイドの面が美しい曲面で構成されていて、単調にならない仕様になっているのでは(と思います)。たかがラグ?されどラグ!
グローブを着用したままでも操作しやすいよう、リューズは大きめ。この形は梨型、ポワル型などと呼びます。リューズパーツが大きいのは、どのパイロットウォッチにも共通する点ですね。トップにブレゲのマークが。
9時側からのカット。素材はステンレススチールを採用しています。厚さ14mm、これも当時のタイプ20を踏襲しています。
搭載ムーブメントは「7281」。このタイプ20発売に向けて4年の歳月をかけ新たに開発したというクロノグラフ・ムーブメント。パワリザ60時間に36,000振動/時、垂直クラッチとコラムホイール式を採用し、脱進機にシリコン素材を採用するなど、高いスペックと複雑な構造を備えます。
ベースになったのは「728」というマニュファクチュールキャリバーですが、基本スペックは同じで、積算計の位置や種類が若干異なります。ブラックカラーのローターは、飛行機の翼をイメージ。そして裏蓋には「TYPE 20」とアラビア数字で!記入されています。
こちらの実機はNATOベルト。SSやカーフレザーもオプションで存在します。
一本目からアドレナリン大放出。ブレゲのタイプ20をご紹介いたしました。パイロットウォッチも非常に奥が深く、時代背景を知れば益々好きになってしまう、こうして沼ってしまうということですね。ようこそブレゲ沼。
発売当初から話題を集めたこちらのタイプ20ですが、資産価値としては今後に期待したいところ。現在は一定の水準を保って記録しています。そもそもブレゲをリセール目的で購入する方は少ないような気がしますが。。パイロットウォッチの超ハイエンドモデルをお探しのウォッチラバーたちへ贈りたい一本でした。
ブレゲのご売却価格が気になった方はピアゾの一括査定サービスを、是非ご検討くださいね!
モデル | タイプ20 クロノグラフ Type twenty Chronograph |
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型番(REF.) | 2057/ST/92/3WU |
ケースサイズ | 横42mm |
ムーブメント | 自動巻き Cal.7281 |
パワーリザーブ | 70時間 |
防水 | 10気圧防水 |
その他 | 2023年発売モデル |
定価(税込) | 2,882,000円 |
※掲載内容は2024年09月調査時点のものです。最新情報は公式サイト等をご確認ください。