更新日:2023年02月28日
セイコー キングセイコー KSK復刻デザイン限定モデル SDKA003の実機レビューをお届けします!
セイコー キングセイコー KSK復刻デザイン限定モデル SDKA003は、横38.1mmのステンレススチール製ケースに手巻き付き自動巻き Cal.6L35を搭載しています。KSKって何?一体どんな時計なんでしょうか。早速実機レビュースタートです!
ダイヤルはシャンパンシルバーカラー。強めのサンレイ仕上げがかかっていて、輝きを放ちます。ダイヤル形状が僅かに湾曲しているのか、角度によって丸みを帯びた輝き方をします。早速ディティールを見ていきましょう!
ゴールドカラーがレトロな印象jのバーインデックス。12時位置は2倍の太さになっていて、多面的なカットが施されてアクセントに。6時位置の「DIASHOCK 25 JEWELS」というのも、キングセイコーの完成度を示すような、同社の自信の現れのようにも思います。
ボックス型の立ち上がったガラスがレトロな表情ですね。幅をギリギリまで細く取ったベゼルはほぼケースと一体化しています。輝きを放つ鏡面仕上げ。これらはKSKを忠実に再現しています。
カッティングが美しいラグ!サイドを切り落としたような形状も、KSKの特徴。エッジィですね。
ストレートタイプ、ガードなしのリューズ。
9時サイドから見たところ。
搭載ムーブメントは「6L35」。手巻き付き自動巻きキャリバーで、パワーリザーブ約45時間、振動数28,800/時、日差-10~+15秒(公称)。自社ムーブの中でも薄いキャリバーで、様々なウォッチに搭載されています。
裏蓋には、キングセイコーの盾メダリオンが鎮座。限定の証も記されています。
クロコダイルのストラップはしっとりと柔らかい質感が魅力。KSKモデルにピッタリですね!
本日二本目は、ヴィンテージ好き必見のKSK復刻モデル!時代を感じる風貌がたまらなく素敵なウォッチでした。キングセイコーって、グランドセイコーのやや廉価版(オメガだとリデュースドとか言いますね、余談)としばしば言われますが、全くの別物であり決して廉価ではないと思うほどに、完成度の高い逸品でした。ムーブメントを6L35にして価格を抑えつつも、外装の鏡面の美しさやソリッドかつ温かみを感じられるディティールは、セイコーの歴史と技術力を感じずにはいられません。
レトロで上品な顔立ち、ベルトもクロコダイルということで、ドレスウォッチとしてハレの日に合わせるのもとっても素敵。ゴールドカラーでジュエリー要らずの華やかさです。もちろん普段のビジネスシーンや、会食・接待の場でも好印象を与えるでしょう。特に年上の世代に響くのではないかなと思いますので、戦略的に社交の場で身に着けるのもアリですね。
カジュアルな装いにさらっと身に着けても、全体が引き締まってとてもいいムードを出せるのではないでしょうか。また2~30代の方にとっては、祖父様が着けていらっしゃったようなレトロさを感じられると思うので、「敢えて」「受け継いだ」雰囲気を楽しむように、カジュアルな装いに合わせても大変お洒落だと思います。きれカジ好きから古着・ヴィンテージ好きまで幅広くカバーする、懐の広さも魅力的なSDKA003でした。
現在安定した資産価値を保っていますが、KSならびにKSKモデルは国内外問わずコアなファンがいらっしゃる印象。「お、まだ在庫あるじゃん」と思っているとSOLDOUTということもしばしば見られるので、ピアゾも市場価格が読みづらいのが現状です。欲しい方はお早目がお勧めです!姉妹サイトクエリで販売しているモデルでもありますので、ご興味を持っていただいたら是非そちらもご覧いただきたく思います。
モデル | キングセイコー KSK復刻デザイン限定モデル KING SEIKO KSK revival Limited Edition |
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型番(REF.) | SDKA003 |
ケースサイズ | 横38.1mm |
ムーブメント | 手巻き付き自動巻き Cal.6L35 |
パワーリザーブ | 最大巻上時約45時間持続 |
防水 | 5気圧防水 |
その他 | 2022年7月8日発売、数量限定1700本(うち国内700本) ウォッチサロン限定販売、裏蓋にLimited Editionと限定シリアル刻印 |
定価(税込) | 385,000円 |
※掲載内容は2023年02月調査時点のものです。最新情報は公式サイト等をご確認ください。