更新日:2024年05月16日

【グランドセイコー スポーツコレクション 2024年新作】キャリバー9R 20周年記念限定モデル “夏の穂高連峰の朝焼け”SBGC275

「Watches & Wonders 2024」で50年ぶりのハイビート手巻きムーブメント「キャリバー 9SA4」を発表し、スイス・ジュネーブの地を驚愕させたグランドセイコー(GRAND SEIKO)
スプリングドライブモデルでも、特許取得済みの新技法「光学多層コーティング」を施した新作「スポーツコレクション キャリバー9R 20周年記念限定モデル “夏の穂高連峰の朝焼け”SBGC275」をリリースしています。

SBGC275は色が変わる赤文字盤のクロノグラフGMTウォッチ

グランドセイコー SBGC275 /横44.5mm×縦50.0mm×厚さ16.8mm、ブライトチタン製ケース、スプリングドライブ 自動巻(手巻つき) キャリバー9R96搭載。希望小売価格:1,837,000円(税込)、2024年7月6日(土)発売予定、世界限定:700本(うち国内:500本)

「キャリバー9R」誕生20周年の節目に相応しい、光の角度で色彩が変化するダイヤルは、美しいひと時を創り出します。
2024年2月に発表された“夏の穂高連峰の朝焼け”SBGE305でも、「赤×黒」の回転ベゼル付きGMTウォッチを手掛けていましたが、まさか「同色・同テーマ・似たデザイン」で、こんなにも力強く美しいスポーツウォッチを発表するとは……形容しがたい見事さです!

本作SBGC275は、スポーツコレクションのレギュラーモデル「スプリングドライブ クロノグラフGMT」のSBGC253同様、凛々しさと猛々しさを併せ持つ“GS獅子デザイン”を型打ち模様&ケースデザインに採用しており、カッコ良さに拍車をかけていますね。

最新のダイヤル加工パターンを駆使し、穂高連峰に映る夏の朝焼けを文字盤に表現したSBGC275。刻々と表情を変えていく時の移ろい、自然が繰り広げる色彩の繊細な変化をもダイヤルに閉じ込めてしまった話題の「スプリングドライブクロノグラフGMT」SBGC275、その凄さと魅力をギュッと凝縮してご紹介致します。

SBGC275特許取得済みの新技術「光学多層コーティング」

「型打ち文字盤のスペシャリスト」として知られるグランドセイコーによる魅惑的なダイヤルパターン。
公式に記載された『日の出前後30分ほどしか見ることのできない美しいひと時をダイヤルに表現』という謳い文句は、大袈裟ではなさそうなクオリティーです。ナノレベルの薄膜を幾重にも重ね、型打ち模様をより繊細に際立たせた本作SBGC275の要点を整理してみました。

≪SBGC275のセールスポイント≫

  • 「光学多層コーティング」を用いたオレンジ系~レッド系に色が変わる文字盤
  • GSのシンボルマーク「獅子」の威厳や気高さを表現した「赤×黒」のクロノグラフGMTウォッチ
  • 高精度に特別調整したムーブメント「キャリバー9R96」を搭載

最大の強みは、「色彩が変化する文字盤×GS獅子デザイン」を組み合わせている点でしょう。ややもすると、少々出過ぎ感のあった赤文字盤シリーズを「キャリバー9R 20周年記念限定モデル」ならではの特別仕様にきっちり仕上げてきましたね。
お伝えしたい内容がてんこ盛りな力作ですので、駆け足気味でダイヤルの良さをご説明してまいります。

SBGC275の文字盤はレッドやオレンジ色に変化する特殊な色合い
『夜が明けきらない夏の早朝。太陽の赤い光が穂高連峰の山頂を照らし、やがてその光は山肌を撫でるように広がって、山全体を薄紅(うすくれない)色に染め、徐々に東雲(しののめ)色へと変化します。この、日の出前後30分ほどしか見ることのできない美しいひと時をダイヤルに表現しました。』   ---グランドセイコー公式サイトより引用

2024年新作の「グランドセイコー スポーツコレクション キャリバー9R 20周年記念限定モデル SBGE305」に引き続き、“夏の穂高連峰の朝焼け”という同テーマながら、まるで“別人”の「赤×黒」GMTウォッチとなっています。

スプリングドライブの製造地「信州 時の匠工房」から望む、穂高連峰の鮮やかな夏の朝焼け。その絶景をSBGC275ではどのように再現したのか?秘密のベールに包まれた、特許取得済みの新技法「光学多層コーティング」について、現時点でわかることを整理してみました。

オレンジやバーミリオン、ダークレッドやマゼンタまで変幻自在に色が変わるSBGC275のダイヤル。公式情報によると、PVD薄膜を幾重にも重ね、光の当たる角度で色彩を変化させているそうです。
近しい技術で思い当たるのは、オリエントスターの2024年新作ハイエンドモデル「M34 F8 デイト」RK-BX0003L(※文字盤は「信州 時の匠工房」製)でしょうか。
ブルーダイヤルのRK-BX0003Lには、エプソンが開発した「光学多層膜技術(※特許取得済み)」が、オリエントスターで初めて取り入れられています。ナノレベルの透明な薄膜を重ねることで、光の反射と透過をコントロールし、従来の塗装による着色では表現できない奥行き感のあるダイヤル表現を可能としています。
本作の「光学多層コーティング」も、シャボン玉が虹色に見える原理(※光の干渉現象)を応用した、エプソンの「光学多層膜技術」が使用されている、と(一部識者達に)推察されていますが、公式文献が見当たらないため何とも言えません。

百聞は一見に如かず、インスタに投稿された実機レビュー映像も見てみましょう。

俄かには信じられない、赤色の芸術が繰り広げられていますね。温かみのあるオレンジ系~燃えるレッド系へと、見るたびに表情が変わる様子の一端が伝われば幸いです。その輝きと美しさは、宝石のルビーのような煌めきですね。
シルバーの針&インデックス、ゴールドの“GS”ロゴとのコントラストも、SBGC275のダイヤルにグッと深みを与えています。

ピアゾの腕時計豆知識 
<シチズンの多層構造技術について>

“国内高級腕時計の雄”シチズンも「クラリティ・コーティング」という、驚異的な多層構造技術を開発しています。
クラリティ・コーティングは、多層構造のシリコン化合物をサファイアガラスの表裏面にコーティングするシチズン独自の技術です。光の透過率を約99%に高め、屋外でも反射しない文字盤を完成させています。他にも、ガラス表面に指紋がつきにくい長所も併せ持ちます。

本作SBGC275に似ている色使い、ダイヤルパターンを幾つかセレクトしてみました。

2024年新作SBGE305は赤×黒カラーのGMTウォッチ

2024年新作 SBGE305

トップを飾るのは、2024年2月の新作「赤×黒」のGMTウォッチSBGE305、コンセプトまで同じです。SBGE305は本作SBGC275同様、穂高連峰の夏の朝焼けの情景を表現しており、基本的な色使いがほぼ同じです。

SBGE305と同時発表されたピンク雪白ダイヤルの「グランドセイコー ヘリテージコレクション キャリバー9R 20周年記念限定モデル」SBGA497は、“朝焼けに美しく染まる雪原のようなグラデーション”をテーマにしており、「(冬の)白桃色⇔(夏の)赤色」という対比を成していました。

タイ限定モデルSBGE299は諏訪湖の夕暮れをオマージュした赤黒カラー

タイ限定モデルのスプリングドライブGMT SBGE299

販売本数65本の超激レアなタイ限定モデルのスプリングドライブGMT SBGE299も、文字盤の色使いが本作SBGC275とほぼ同一です。大ヒット映画「君の名は」の舞台とも噂される、“諏訪湖の夕暮れ”をモチーフにした「バーガンディーレッドダイヤル+放射パターン」は、スパイスの効いたディテールです。
兄弟機“雪白”SBGE297も近い時期に発売されており、こちらも「(冬のSBGE297)白⇔(夏のSBGE299)赤」の対比が際立っていました。

SBGH323、SBGH327

(左)辰年仕様のアジア地域限定SBGH323(右)アジア・パシフィック限定SBGH327

去年のGS海外ローカル限定モデルは、「赤文字盤+放射模様」の組み合わせが続々とリリースされており、“レッドドラゴン”SBGH323や“赤富士”SBGH327など、縁起が良さそうな“開運ウォッチ”も多数発売されていました。

“雪渓”SBGJ277は白×緑のGMTウォッチ

同じ夏でも見た目が全然違う“雪渓”SBGJ277

WWG2024でSBGC275と同時発表されたSBGJ277は、夏の季語「雪渓」をテーマに、白&緑のコントラストを利かせた、爽やかなGMTウォッチ。こちらは「(夏のSBGJ277)白⇔(夏のSBGC275)赤」の対比です。

海外限定モデル含め、「赤×黒」のGMTウォッチが続くグランドセイコー。おめでたい色使いの「紅白」リリースも実は続いていたりしますので、色の組み合わせにも目を光らせてみてください。

本作SBGC275は、型打ち模様にライオンのたてがみパターンを採用しています。海外では、SBGC275のような「型打ち模様+ケースデザイン」の組み合わせを“Tokyo Lion”と呼んだりもします。

スプリングドライブクロノグラフGMTレギュラーモデルのSBGC253、W&WG2024で同時発表されたSBGE307、2020年発売の「スプリングドライブクロノグラフGMT 60周年記念限定モデル」SBGC238などが、同一の型打ち模様でした。
各モデルについて、簡単に特徴をご紹介致します。

SBGC275は赤文字盤&GS獅子デザインの組み合わせ

まずこちらが、本作SBGC275です。
角度で色が変わる「レッドカラー&ライオンのたてがみパターン」がド派手ですね。
ケースデザインも“GS獅子デザイン”特有の大胆な形状のかん足をしています。

SBGC253は白文字盤に赤褐色の差し色

SBGC253

シャイニーホワイトダイヤルのSBGC253です。
実機は優しいベージュのような色合いでした。本作とは真逆のベーシックなカラーリングと、文字盤全体に散りばめられた赤褐色のワンポイントがチャーミングですね。

SBGE307の型打ち模様は凹凸が荒々しい

SBGE307はGMT針&“GMT”表記が「赤」の差し色!

同じく、シャイニーホワイトダイヤルのSBGE307です。力強さや勇猛さが、立体感のあるゴツゴツした模様から伝わってきますね! 白×緑カラーのGMTウォッチ“雪渓”SBGJ277とは、だいぶデザインのベクトルが異なりますね。

SBGC238は戦国武将の獅子甲冑をイメージした力強く高級感のあるデザイン

SBGC238は戦国武将の獅子甲冑をイメージした力強く高級感のあるデザイン

戦国武将の鎧兜「獅子甲冑」をデザインモチーフにしたSBGC238です。
18Kピンクゴールドケースに、濃紺色の勝色カラーとライオンのたてがみパターンを組み合わせており、約500万円の価格に見合う、等級の高さも魅力です。
筆者個人の見解ですが、色が変わる光学多層コーティングを濃紺色系に組み合わせたらどうなるのか?ブルーサファイアのような煌めきを想像すると胸が躍ります。

SBGC275のケース形状は獅子の爪に見立てた鋭利なデザイン

SBGC275は“GS獅子デザイン”ならではのマッシブなケース&サイズ感

本作SBGC275は獅子の前足から着想を得た威厳のあるケースデザインも特徴的です。
金属の塊をスパッと切り落とした大胆な形状のラグは、ザラツ研磨とヘアラインの仕上げ分けの効果で、屈強なシルエットに精悍さをプラスしています。
ケースの重心を下げることで、獅子の前足に腕をつかまれたかのようなフィット感も生み出されており、“GS獅子デザイン”シリーズお馴染みの「凛々しさと猛々しさ」は本作も健在です。

SBGC275のケースサイズは、横44.5mm×縦50.0mm×厚さ16.8mm。基本デザイン&サイズは、レギュラーモデルのSBGC253と同じで、60周年記念限定モデルの“獅子甲冑”SBGC238も同サイズ(※ケース径44.5mm×ケース厚16.8mm)です。

ちなみに、“夏の穂高連峰の朝焼け”SBGE305は、SS素材で横40.5mm×縦48.7mm×厚さ14.7mmと、本作より少し小さめです。SBGC275は、ケース&ブレスレットがブライトチタン製、 約30%の軽量化 (※従来のSS素材と比較)にも成功しています。ビッグサイズな分、軽いのは嬉しいですね。

“GS獅子デザイン”のSBGE307はケース径44.5mm×ケース厚14.9mm

“GS獅子デザイン”のSBGE307はケース径44.5mm×ケース厚14.9mm

同じく、“GS獅子デザイン”のSBGE307は、ケース厚14.9mm(※縦×横は本作と同サイズ)と若干薄めです。後ほど、本作の比較対象として値段と絡めて再度ご説明致します。⇒「SBGC275の値段」へ

SBGC275のムーブメントは“シュカブラ”SBGC247と同じ「キャリバー9R96」搭載

SBGC275のムーブメントは、標準仕様の「キャリバー9R86」をより高精度に特別調整した「キャリバー9R96」を搭載しています。平均月差±15秒(日差±1秒相当)から、平均月差±10秒(日差±0.5秒相当)に精度を高めています。
回転錘には、特別精度の証として18Kイエローゴールド製の「獅子の紋章」もあしらわれています。

SBGC247は裏スケルトン仕様、18Kイエローゴールド製の「獅子の紋章」メダルつき

SBGE275と同時発表された「グランドセイコー クロノグラフ 15周年記念限定モデル」“シュカブラ”SBGC247にも同ムーブメントが搭載されていました。
本作SBGC275同様、シースルーバックの裏ぶたから、金色の獅子メダルが見えますね。

SBGC238の裏ぶたには18Kピンクゴールド製の獅子メダル

「クロノグラフGMT 60周年記念限定モデル」SBGC238もキャリバー9R96搭載。回転錘にあしらわれた「獅子の紋章」は、18Kピンクゴールドを使用しています。
ピンク系統のゴールドメダルも格別な趣がありますね。

“夏の穂高連峰の朝焼け”SBGC275は、ブライトチタンを使用、1,837,000円(税込)です。
現行のキャリバー9R96搭載モデルは本作のみで、百獣の王ライオンのように、孤高の存在として君臨しています。“GS獅子デザイン”シリーズやその他クロノグラフGMTウォッチの定価を元に、「安いor高い」を見定めていきましょう。

スポーツコレクションのブライトチタンモデルの価格

一部ダイバーズウォッチも混じりますが、“GS獅子デザイン”シリーズが居並ぶ、スポーツコレクションのブライトチタン現行モデル一覧です。本作はその中でも、やや高めな価格設定ですかね。
同時発表されたSBGE307はキャリバー9R66搭載、3針タイプで1,452,000円(税込)です。
外装スペックがほぼ同じSBGC253が1,705,000円(税込)、「光学多層コーティング」やキャリバー9R96などの違いが、132,000円の金額差に繋がっています。

続いて、クロノグラフGMTウォッチを主力とするキャリバー9R86のラインナップです。

キャリバー9R86搭載モデルのラインナップについて

SS素材のSBGC201&SBGC203は1,045,000円(税込)、ブライトチタン製のSBGC251が1,518,000円(税込)です。一部18Kゴールドを使用したステンレススティールケースのSBGC242&SBGC244は2,365,000円(税込)ですので、“素材の差”は価格にも如実に反映されています。
2024年4月4日価格改定で、SBGC242&SBGC244の両モデルは「¥2,255,000⇒¥2,365,000」と、11万円値上げされています。

参考定価止まりのおまけ情報ですが、キャリバー9R96搭載仲間の2022年新作SBGC247はブライトチタン素材で1,276,000円(税込)、2020年発売の18Kピンクゴールド製のSBGC238は5,060,000円(税込)でした。

結論としては、SBGC275はお世辞にも安いとは言えないが、飛びぬけて高い価格(200万円いかず、の約180万円)ではない、と判断して差し支えないでしょう。

ムーブメントの違いによる価格差は小さいものではありません。キャリバー9R86と9R96の違いは、精度の違いだけでなく、素材としての価格差(※回転錘の18Kイエローゴールドメダル)にも影響を及ぼしています。
例えば、SBGC247(※キャリバー9R96搭載、ブライトチタンモデル)の定価が1,276,000円(税込)に対し、SBGC205(※キャリバー9R86搭載、ブライトチタンモデル)は当時の価格で1,111,000円(税込)、165,000円の差額が生じていました。
*注*SBGC205の現定価は1,287,000円(税込)です。

そんな中、新技法の光学多層コーティングを施し、特別製ムーブメントのキャリバー9R96など、スペシャル仕様盛り沢山の限定モデルが、(SBGC253と)132,000円の差。SBGC275は値段の面でもキラリと光るものがあります。

むしろ、値段よりも本数の方が気になりました。
世界限定700本と言いつつ、うち国内は500本、海外需要にあまり期待していないのかもしれません。

そもそも「赤」という色自体、人とシチュエーションを選びがちな派手さがネックです。本作SBGC275は、ケース形状もかなりゴツく、サイズ自体も大きめで、(見た目の問題として)日本人の腕に馴染むのか……ちょっと難しいところです。本数も決して少なめの設定ではないですし、完売まで達するかも不透明です。

“手巻き白樺”SLGW003の海外口コミでは、「もっとシンプルな文字盤、雪白や御神渡りに光学多層コーティングを搭載して欲しい」という意見も既に出ていますし、本作のターゲット層はレアな時計フリーク・コレクター向けなのかもしれませんね。

夏の穂高連峰の朝焼けモチーフのSBGC275とSBGE305の比較

“夏の穂高連峰の朝焼け”限定モデル繋がりで、2024年新作の2モデルを比較、大まかな違いをまとめてみました。

≪SBGC275とSBGE305の違い≫

  • 本作SBGC275は光学多層コーティングを施し、三つ目クロノグラフに
  • 競技用ストップウォッチにインスパイアされた大粒の飛び出したプッシャー&リューズ
  • パワーリザーブ表示は9時⇒7時位置、デイト窓は4時⇒3時位置へ、バーインデックスや針は“GS獅子デザイン”シリーズ特有の形状へ
  • SBGC275はブライトチタン製の1,837,000円(税込)、SBGE305はステンレススティール製の847,000円(税込)

“GS獅子デザイン”のエッセンスがブレンドされ、同じコンセプトでもかなり見た目が変わっていますね。金額差は約100万円にも。皆さまはどちらの“夏の穂高連峰の朝焼け”がお好きですか?

「W&WG2024はSBGW003とSBGC275が気になる」
「カッコいい、試着したらケースがデカすぎたので見送り」
「欲しかったけど、似合わなかった」

物珍しさはプラスに働き、“手巻き白樺”SBGW003や“厳美渓”SLGH021のように、見た目に関する国内評判は上々です。しかし、サイズに関するマイナス意見もちらほら噴出しているのは、気になるところです。

刻一刻と色が変わる朝焼けのように、赤やオレンジの焼け空の移り変わりが美しいSBGC275。朝焼けや夕焼けが美しく見える時間帯を「マジックアワー」と称しますが、まさに魔法のような芸術美を文字盤に再現していましたね!

焼け空のグラデーションは、深い青色の「ブルーモーメント」やピンク色の「ビーナスベルト」など、まだまだ幻想的な景色も多数存在します。光学多層コーティングを用いた第二弾・第三弾の登場が、いちファンとして、待ちきれないほど楽しみです。

グランドセイコー SBGC275の仕様・価格
モデル スポーツコレクション キャリバー9R 20周年記念限定モデル
Sport Collection Caliber 9R 20th Anniversary Limited Edition
型番(Ref.) SBGC275
ケースサイズ 横 44.5mm 縦 50.0mm 厚さ 16.8mm
ケース素材 ブライトチタン 裏ぶた:ブライトチタンとサファイアガラス
シースルースクリューバック
ムーブメント スプリングドライブ 自動巻(手巻つき)クロノグラフ キャリバー9R96
精度 平均月差±10秒(日差±0.5秒相当)
駆動期間 最大巻上時約72時間(約3日間)持続
防水性 日常生活用強化防水(20気圧)
耐磁性 あり
生産本数 世界限定:700本(うち国内:500本)
取扱店舗 グランドセイコーブティック、グランドセイコーサロンおよびグランドセイコーマスターショップ
発売日 2024年7月6日発売予定
価格 1,837,000 円(税込)
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