更新日:2023年07月21日
グランドセイコー レディース 9Sメカニカル マスターショップ限定モデル STGR001の実機レビューをお届けします!
グランドセイコー レディース 9Sメカニカル マスターショップ限定モデル STGR001は、横34.8mmのステンレススチール製ケースに手巻き付き自動巻き Cal.9S61を搭載しています。
今日は、GSレディースモデル。カワイイこの子(時計)に週末の疲れを癒してもらいましょう~!早速実機をレビュー!!
ダイヤルは、清廉なホワイトカラー!ダイヤがちらちらと輝きます。早速ディティールを見ていきましょう!
インデックスは、ダイヤが線を描くように並んでいます!12時位置だけ1つ多くて、全部で37石。時分針もメンズモデルより丸みがありますね。ダイヤルデザインも特徴的で、中心から外周に向かって波模様がエングレーヴィング。花模様だそうです。カワイイ!
艶やかな仕上げのベゼル。
流麗な曲線を描くラグ。先端はシャープなものの、エッジは角の取れた柔らかい印象です。
リューズ側からのカット。小さくても巻き心地は不便さを感じません。さすがGS。
9時側から見たところ。
搭載ムーブメントは「9S61」。グランドセイコーが誇る高精度メカニカルムーブメント「9S」シリーズですが、現在は生産終了となったようす。レディースモデルに搭載される小型のメカニカルキャリバーは、「9S27」というものが後継にあたるのかな、と思います。
基本スペックは28,800振動/時、この小ささで72時間パワーリザーブ。先の9S27は55時間とやや短くなっているので、ディスコンになったのが惜しまれますね。精度の高さは勿論折り紙付き、GS規格検定合格証明書付き。。
ステンレススチール製のベルト。バックルは三つ折れ式。
時計好きの皆様、今週もお疲れ様でした!本日はGSレディースの、メカニカルモデルをご紹介致しました。ダイヤインデックスや花模様のパターン、フェミニンながら上品さがあって、美しい一本でした。GSが母体のSEIKOから独立する以前のモデルなので、SEIKOとGSのダブルロゴ仕様。このSEIKOロゴもディスコンなのですが、どちらがお好みでしょう?
メカニカルの精度は随一。レディースウォッチというとどうしてもサイズダウンする必要があって、クォーツモデルが数を占めていますよね(今は精度の高い小型メカニカルも普及していますが)。「良い時計が欲しいな」と思われたらGSは勿論のこと、是非機械式時計も選択肢に入れて頂きたいです。
充電一つで誤差のないGPSスマートウォッチ、電池を入れ替えてメンテナンス終了のクォーツも、勿論素晴らしいのですが、、リューズを巻き上げて、パーツ一つ一つが噛み合って時を刻む様子は、ロマンがあって凛としていて、美しい。そしてその時間こそ潤沢で贅沢!手のかかる子ほどカワイイ、と言いますよね…?生涯、ステキな時間を共に過ごしてくれる、よきパートナーになってくれること請け合いです。
既に生産終了モデルとなってしまいましたが、まだ在庫がある店舗もチラホラ。資産価値という視点で申せば、GSレディースモデルは今後かなりの伸びしろを感じます。姉妹サイトクエリでは販売しているモデルですので、気になった方は是非、そちらもご覧くださいね!
モデル | レディース 9Sメカニカル マスターショップ限定モデル Ladys 9S Mechanical |
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型番(REF.) | STGR001(9S61-00A0) |
ケースサイズ | 横34.8mm |
ムーブメント | 手巻き付き自動巻き Cal.9S61 |
パワーリザーブ | 最大巻上時約72時間持続 |
防水 | 10気圧 日常生活強化防水 |
その他 | 2015年発売、マスターショップ限定販売モデル ダイヤ計0.18カラット |
定価(税込) | 580,000円 |
※掲載内容は2023年07月調査時点のものです。最新情報は公式サイト等をご確認ください。