更新日:2022年07月31日

グランドセイコー(Grand Seiko)の“最高に普通”な2022年新作SBGE279、SBGE281速報

世界に誇る日本の腕時計トップブランド、グランドセイコー(Grand Seiko)。1969年、世界初の高級クォーツウォッチ「セイコー アストロン」、1997年にセイコー独自のハイブリッドムーブメント「スプリングドライブ」を開発。数々の偉業を知れば、世界屈指の実力を持っていることを疑うものはいないでしょう!そんなグランドセイコーの新作スプリングドライブGMT、「SBGE279」「SBGE281」が2022年6月にひっそりと(?)コレクション入り……グランドセイコー&GMTウォッチファンとしては、嬉しいサプライズですね!

グランドセイコーの2022年新作スプリングドライブ、SBGE279、SBGE281まとめ概要

2017年のバーゼルワールドで最もホットな話題だった「グランドセイコーの独立ブランド化」。セイコーが高級腕時計市場で攻勢をかけるべく、本格的な海外進出&ラグジュアリー路線の強化に力を注いでいます。「GS=高級路線」が定着しつつある昨今、SBGE279・SBGE281は高機能GMTモデルでありながら、594,000円(税込)とリーズナブルな価格設定です。

グランドセイコーが世界に誇る独自機構“スプリングドライブ”を搭載した新作SBGE279・SBGE281の魅力を多角的にご紹介致します!どこを切っても“最高の普通”が顔を覗かせるグランドセイコー……その価値が伝わるように、グランドセイコーのスプリングドライブ&GMTの凄さ、同じ型打ちダイヤルモデルSBGA465との違いもご紹介致します!

グランドセイコーは国内外問わず、腕時計初心者から腕時計通まで人気な日本一の有名腕時計ブランドである

奥深き腕時計の世界で、「最高の普通」「実用時計の最高峰」をコンセプトに、“日本の美”を表現し続けるグランドセイコー。時代を超えて受け継がれてきた日本特有の美意識を独自のデザイン文法「セイコースタイル」に昇華し、洗練された美しさは、「究極のシンプルさ」と称して過言はないでしょう。

グランドセイコーのさりげない高級感“控えめな美”は、アジア・ヨーロッパ・アメリカ問わず、世界中に熱心なファンを抱えています。実物を手に取り、グランドセイコーウォッチを身に着ければ、“直線と平面”“光と陰”が織りなす多彩な表情に魅了されてしまい、「メイドインジャパンの最高峰、グランドセイコーの高級腕時計を腕元に収めたい!」と誰しも一度は強い衝動に駆られること請け合いです。

今作のSBGE279・SBGE281も、ビジネスマンに鉄板の人気を誇る「メタルブレスレット×シルバー or ブルーダイヤル」の手堅いデザインで、大人の落ち着きを演出。上品なまとまりと日本的な温かみのある仕上がりは、王道スーツスタイルに組み合わせやすい、さりげない“控えめな美”を腕元に集約。「最高の普通」の素晴らしさを理解できた頃には、どっぷりと腕時計の奥深さを堪能していることでしょう。

SBGE279、SBGE281はインターネット上の口コミも評判が良い

いつの間にか、ヘリテージコレクションに仲間入りしていた新作のSBGE279・SBGE281。インターネット上に寄せられたコメントも合わせてご紹介します。

「シンプルなスプリングドライブのGMT」
「価格も安めで文字盤もキレイ!」
「GSらしい文字盤の色のこだわりが凄い!」

……ひっそりと追加されているためか、まだ知る人ぞ知る隠れた良作、といったところでしょう。では、新作の魅力を深めるためにも、まずグランドセイコーのGMTの歴史と進化の過程を簡単にご紹介します。

スプリングドライブとグランドセイコーGMTの歴史まとめ

世界屈指のマニュファクチュール(自社一貫生産)ブランド、グランドセイコー。ムーブメント開発と製造はお手の物で、クォーツ・メカニカル・スプリングドライブ(クォーツとメカニカルのハイブリッドムーブメント)のムーブメント三本柱は、精度・品質・実用性……全ての面で非の打ち所がない、トップレベルの性能を誇ります。

新作のSBGE279・SBGE281は、視野を広げて世界的に見れば、「セイコーしか作れないスプリングドライブ&GMT」という珍しいモデル、ということもできます。
スプリングドライブの詳細な歴史と逸話は、関連記事でお伝えしたので、今回は「グランドセイコーのGMT」に絞ってご説明します!

【GMTウォッチ黎明期 1960年代~2000年代】

グランドセイコー初のGMTモデル(メカニカルGMT「SBGM001」)は、セイコーの重厚な歴史に反し2002年と最近です。GMTウォッチの二大巨頭、パテック・フィリップの「ワールドタイム」とロレックスの「GMTマスター(1950年代)」と比較すると、大きく水をあけられているように思えますが、原因はグランドセイコーの特殊な歴史が影響しています。

セイコースタイルの礎を感じさせる「初代グランドセイコー」の誕生が1960年。グランドセイコー初の自動巻モデル「62GS」を発表したのが1967年であり、「スイスに追いつき、追い越す」というスローガンを達成するのは容易ではない時代でした。更に、1969年に世界初のクォーツ時計「セイコークォーツアストロン 35SQ」を発表。世界的な「クォーツショック」の嵐が巻き起こります。

1960年~1969年のわずか9年間で
・スイス天文台コンクールで、クォーツ&メカニカルのランキング上位を独占(1966年~1968年)
・世界初のクォーツ時計
・セイコースタイルの確立
・世界初のクォーツウォッチ発表
など、時計史の金字塔を打ち立て、数々の偉業をクォーツ&メカニカル両分野で両立させているのが、セイコーグループの凄いところです!!1988年にメカニカルが活動を再開するまで、15年のブランクがあるため、GMTというジャンルで絞ってみれば、後手を踏んでしまうのは致し方ない状況でしょう。安価なクォーツウォッチが世界中に出回り、高級腕時計と機械式時計の存在そのものが、価値自体を問われていたのですから。

メカニカル復活から14年……多機能性スポーツウォッチ、グランドセイコー初のメカニカルGMTムーブメント「9S56」が、SBGM001として登場。初代グランドセイコーGMTは、生産終了を迎える2011年まで活躍し、現在でも中古市場で根強い人気を誇ります。夢のハイブリッド「スプリングドライブ×GMT」誕生まであと4年。グランドセイコーの快進撃がGMT分野でも始まります。

【GMTウォッチ発展期 2000年代~】

「実用時計の最高峰」を追求し続けるグランドセイコー。メカニカル・クォーツで世界高水準の良作と名作をリリースする中、機械式時計のメリット“トルクの強さ”とクォーツ時計の“高精度”をかけ合わせたスプリングドライブが1999年に遂に製品化!!構想20年に及ぶ偉大(グランド)な発明です。

グランドセイコー初のスプリングドライブ「キャリバー9R65」に、GMT機能を搭載した自動巻スプリングドライブGMT「キャリバー9R66」の「SBGE001」を2006年に発表。キャリバー9R66は、今作のSBGE279・SBGE281にも搭載されており、「キャリバー9R86(※2007年登場)」と並んで、スプリングドライブGMTの柱として長い間コレクションを支え続けています。

2009年には、10振動(36,000振動/時)のメカニカルハイビートムーブメントの自社開発に成功。2014年に、メカニカルハイビートムーブメントGMT「9S86」搭載の「SBGJ001」をリリースし、並み居る世界の強豪とも互角以上に渡り合えるレベルまで、メカニカルGMT分野の水準を高めます。

2018年の9Fクォーツムーブメント誕生25周年の節目(※9Sメカニカルムーブメント誕生20周年でもある)には、ブランド初のクォーツGMT「SBGN001」を限定800本で発売。翌年2019年に、「SBGN003」「SBGN005」がレギュラーモデルとして仲間入り。機械式時計顔負けのハイトルクを実現した「ツインパルス制御機構」が生み出す、高精度クォーツGMTウォッチは、グランドセイコーならではのGMTコレクションの厚みです。

数奇な歴史も影響し、有名ブランド達に一時期は大きく差を離されてしまったグランドセイコーのGMTウォッチ達……しかし、「スイスに追いつき、追い越す」の企業精神は、「初代グランドセイコー」誕生1960年の頃から変わらずに、より「正確、見やすい、美しい」を追い求めており、グランドセイコーの“ものづくりへの挑戦”は、GMT(&スプリングドライブ)の分野においても終わることなく続いていくでしょう。最良に近い製品を開発した後に、“改良&改善”を続け、派生機や進化機を創り続ける日本的な精神が、グランドセイコーウォッチの洗練された美しさの秘訣……なのかもしれませんね!?

ピアゾの腕時計豆知識 
<世界時間と時間のズレに役立つGMTの開発>

旅慣れたビジネスマンでも、遠距離の海外出張をすると痛感する“時差”の問題。最近だと、テレワークも増えていて、ちょっとした連絡のやり取りの際の時間のズレで頭を悩めているビジネスマンもいらっしゃるでしょうね。世界的に時間の扱いに対して、正式な取り決めがされたのは130年以上も前に遡ります。

腕時計ファンならお馴染みの単語、GMT(Greenwich Mean Time、グリニッジ標準時)が、1884年に世界的な“時間の基準”として採用されています。同年、米・ワシントンで開催された「国際子午線会議」で、イギリスのグリニッジ天文台を子午線(※経度0度の基点)として制定。東に経度15度移動すれば1時間ずつ時差がプラス。反対に、西に経度15度移動すれば1時間ごとに時差がマイナスとなります。(※日の出が早い東の方が、西よりも時間が進んでいるため)

時差と関係する24分割された「タイムゾーン」と呼ばれる地域ごとの標準時間もあり、“時間の基準”はまちまちで複雑です。東西に横に長いアメリカ合衆国やカナダはタイムゾーンが4つ。タイムゾーンが11もあるロシアは、東の端と西の端で11時間の時差があります。日本はタイムゾーンが一つしかないため、“時間のズレ=時差”に悩まされることがないのは、大変ありがたいことですよね!!

1884年に制定された「世界時間」を時計で表示するのには、有名ブランド達でも創意工夫を必要としました。複数のタイムゾーンを表示する、世界初のGMT機構搭載腕時計が、ロレックスの「オイスター パーペチュアル GMTマスター(Ref.6542)」で、1955年にやっと発売されるのですから。まだまだ、過渡期の段階のGMT……これから先、“時間のズレ”をアッと驚く方法で解決した夢の高級腕時計が登場する日も、そう遠くないかもしれないですね!?

SBGE279・SBGE281はシンプルさと機能性に優れたコスパ最高なGMTウォッチである

「白よりも白い」と愛される雪白モデル、数々の世界的な賞を受賞し、世界的に人気な白樺モデルを有するグランドセイコー。慎ましやかな“日本的な美”を王道デザインのステンレススティールケースに表現したSBGE279・SBGE281も、丹念な手作業で見事なまでの仕上がりを生み出しています。

美しさもさることながら、機能面でも「実用時計の最高峰」なのがグランドセイコーGMTウォッチの嬉しいところ。594,000円のお手頃価格で、「スプリングドライブ×GMT」のグランドセイコーウォッチの“技術の粋”をじっくりと楽しめます。

グランドセイコー代名詞の「スイープ運針」は、スプリングドライブのみがなし得る、氷の上を滑るような滑らかな針の動きを実現。開発段階からこだわったパワーリザーブ約72時間の残量を確認できる、お馴染みの7時位置のメーターは、エピソードを知っている方ならば、見るたびに「スプリングドライブは良いなぁ!」と満足感を刺激するでしょう!

また、GMTならではの“第4の針”は、コロナ状況下で気軽に旅行がしづらい今だから、輝きを増しているようにも思えます。“第4の針”一本で、憧れの「あの場所」の時間を腕元に納め、バカンスへの欲求を満たすべく24時間休まず、ダイヤル外周を動き続けます……滑らかな針の動きを見てると、スプリングドライブ&GMTウォッチを携えて、バカンスにでものんびり出かけたくなっちゃいますね!?

グランドセイコーウォッチは、確かな技術に裏打ちされた、最高ランクの“普通さ”を飽きることなく所有者に、ギフトしてくれます。もしかすると、大事な商談の場面で、切り札になり得るかもしれない、ポテンシャルを新作SBGE279・SBGE281は秘めているかもしれません。時計に精通している方なら、チラリと見えた針の動きやデザインで、「もしかして、スプリングドライブ?」と見極められますから。

“当たり前”の基準が目まぐるしく変わる現代社会と対極の“普通なスプリングドライブGMTの新作”。時計通の方のサブ愛機は勿論、グランドセイコー&GMTウォッチの入門機としてもお勧めです。

GSはザラツ研磨以外にも型打ちプレス技術も駆使し、匠の技で芸術を創り上げている

きめ細やかなデザインの仕上がりに、精魂を込め続けるグランドセイコー。SBGE279にも採用された自然の情景を表現した「型打ち文字盤」の美しさは、世界的に高い評価を受けています。代表作「SBGA211」の雪白ダイヤル(※ブライトチタン製)に、知名度と軽さでは及ばないものの、ステンレススティールの型打ち文字盤は、磨いた時の輝きの面で見ればステンレスに軍配が上がります。

文字盤のベースとなる金属の厚みはわずか約0.5mm。凸凹の高さを物理的に加工するには制限のかかる厚みです。一回のプレスの力が強すぎると、ベースが割れてしまうため、数回に分けて模様を転写していきます。更に、グランドセイコーらしい熟練した技術を駆使し、“同じ一つの金型”で“模様を一つひとつ”プレスの仕方で変えています。

グランドセイコー2022年新作 ヘリテージコレクション スプリングドライブ GMT Ref. SBGE279 文字盤

ようやく、型打ちが終わったベース生地は、穴あけや干支足の溶着を経て、反りがないか寸法がおかしくないか、などの厳重なGSの品質検査をクリアした後に、ダイヤル表面の仕上げを行う匠達へと引き継がれていきます……十八番の「ザラツ研磨」を施す前も、膨大な“情熱と工程”が注がれていて、時計好きならグッときますね!!

読者の皆様もご存じの方が多いザラツ研磨、「かしめ加工」や「目付け」の詳細については、また別の機会でご説明するとして、関連エピソードを一つだけご紹介します。「信州 時の匠工房」所属のザラツ研磨のスペシャリスト、黒木友志氏のコメントです。

『ザラツで難しいのは、バランスを取ることです。ある部分はよくできていても、かん足の面の形状が左右で微妙に違ってしまうことがよくあります。だから部分部分を丁寧に研磨するだけでは駄目で、むしろ押し当てる力を強めて、全体を見ながらスピーディに仕上げなくてはならない。かつて自分もそのコツを身体に覚えさせるために何カ月もかかりました』

“和”の言葉(意味:二つの物事を一つに調和させる。また、混ぜ合わせて一つにする)が相応しい、筆舌に尽くしがたい連携プレイですよね!?別記事で、ザラツ研磨の見事さや、かしめ加工・目付けの大変さを説明できる日が今から楽しみです。本当に凄い技術ですよ!!

トップエキスパートの職人達が、膨大な時間と労力を費やし、購入者のためだけの“輝き”を生み出すために、丹精込めて一つひとつ作り上げる型打ち文字盤。「金属界の宝石」ステンレスをここまで美しく仕上げられるのは、まさに“高級”の言葉(意味:品質が高くすぐれている)が、相応しい美しさです。

ダイナミックさと繊細さを文字盤に閉じ込めた型打ち文字盤は、太陽の光や明るい室内、ふとした夜のネオン街……色々な光の状況下で、また違った表情を見せてくれることでしょう!

SBGE279は定番モデルSBGA465と比べても性能が向上している

高品質のステンレススティールを熟練の職人が、御家芸のザラツ研磨などを駆使し、“珠玉の一本”へ仕上げる型打ち文字盤。2021年登場のレギュラーモデル、SBGA465と新作SBGE279を比較してみました。

<SBGA465とSBGE279の共通点>
・外装、裏蓋、ガラス材質、コーティング、精度、防水性能が同じ
・ケースサイズも横40.0mm×縦46.6mm
・デザインもほぼ同様
一点だけ前置きですが、SBGE279はSBGA465にGMT機能を搭載させているのに、“ほぼ同じ”スペックへと仕上げています。SBGA465に搭載されているキャリバー9R66は、SBGE279に搭載されているキャリバー9R65にGMT機能を付加したものなんですね。GMT機能が増えれば、針も歯車などの関連パーツも増えるので、その分わずかに厚みや重量が増すわけですが、その上で“ほぼ同じ”という普遍性は、改めて考えるととても凄いことです!!
<SBGA465とSBGE279の違い>
・SBGA465は厚さ12.3mm、SBGE279は厚さ13.5mm
・SBGE279は第4の針とインダイヤルに24時表記を追加
・SBGA465は重量約157g、SBGE279は重量約163g
・SBGA465は539,000円(税込)、SBGE279は594,000 円(税込)

本来、12時間で一周する時針とは別に、24時間で一周するGMT針を搭載すると、時計機構は複雑になり、追加分の歯車やパーツをムーブメントに収納する問題も生じます。

かつて、「クォーツアストロン」中心メンバー、中村恒也氏達率いる「59Aプロジェクト」チームが、ステップモーターをわずかな格納スペースに、コロンブスの卵的発想でなんとか収納したように、グランドセイコーならではのノウハウで、今回も“当たり前のように不可能を可能”にしているのでしょうね……それにしても凄い!!!

SBGE279は魅力的な型打ち文字盤を“わずかな違い”だけに留め、ダイナミックさと精巧さのアクセントを第4の針&インダイヤルで巧みにアレンジしています……お値段も大きく変わらないのは、購買意欲を誘っていていいですね!

実際の口コミでも、「前からスプリングドライブが欲しくてSBGA465に決めていたけど、SBGE279を知って発売日当日に買った」という声も見かけます。「期待以上の質感でよかった」や「GMTで厚みは増したが、着用感も袖口がそこまで気にならない」など、評判が上々なのも重要な追記事項でしょう!

SBGE279、SBGE281は、シンプルdかつ成度が高く、値段も安い

“最高に普通”なスプリングドライブGMTウォッチの新作、SBGE279&SBGE281。一見すると、普通過ぎて魅力もわかりづらいかもしれないので、ピアゾ編集部がセールスポイントを整理してみました。

<SBGE279とSBGE281のポイント>
①シンプルデザインのスプリングドライブGMT
②9R66搭載の現行モデルでは最安値
③メタルブレスレットにSBGE279は型打ち模様のシルバーダイヤル、SBGE281はグランドセイコー伝統のミッドナイトブルーに、ゴールドGMT針のワンポイント

「正確、見やすい、美しい」高級腕時計の本質を確立したセイコースタイル。GMTモデルも腕時計本来の目的からブレずに、“さりげない美しさ”にこだわります。他ブランドにありがちな「スポーティー過ぎるデザイン過ぎて、ビジネスの場面には……」という“派手さ”の真逆を行く、奥ゆかしいデザインで、派手さがないことが、高級感のエッセンスを強めていますよね。

品のある高級感は、フォーマルなスーツやタキシードを着る場面でも“ハズす”ことのない「王道」を身に纏い、オールマイティーに活躍することでしょう……ちょっとした、只者じゃないぞオーラが、チラッと見えるのがいいですね!!この価格帯で「ラグジュアリースポーツ」っぽい風格すら感じさせるのはさすがグランドセイコーです。

SBGE279はGSファーストモデルにも適した鉄板のデザインである

SBGE279はシンプルなメタルブレスレット×シルバーダイヤル(型打ち文字盤)の組み合わせで、どんな場面でも落ち着いた佇まいを演出。ファーストウォッチにも、もってこいな“鉄板さ”が魅力です。ストライプスーツとのコントラストもオシャレです……コーディネートの基本を学ぶのにも勉強になりそうですね!

SBGE281は大人っぽいGS人気のミッドナイトブルーが持ち味

一方、SBGE281はエレガントな雰囲気を醸し出す、グランドセイコー人気のミッドナイトブルーとGMTゴールド針の組み合わせが、大人の魅力をグッと引き出していますね……黒に近い深みのあるブルーは、光の加減で艶やかに青へ、黒へと変貌を遂げます。

こちらも写真の通り、どんなコーディネートにもマッチしそうですね!伝統のミッドナイトブルーカラーは、腕元がキリっと引き締まりますね。服装のローテーションを考慮した際に、セカンドウォッチ・サードウォッチにも向いており、グランドセイコーのファーストウォッチとしても、持っていて損のないトータルバランスのよさ!また、ミッドナイトブルーを軸に選ぶ場合は、SBGA439やSBGA375を選択肢に入れるのもアリだと思います!

2本並ぶとどちらを選べばいいか悩みますね……デザインの話題性なら、「型打ち文字盤+スプリングドライブGMT」のSBGE279。ファッションの応用性・実用性で見れば、SBGE281が優勢でしょう。両モデル共、GMTモデル誕生20周年(2022年)のアニバーサリーイヤーに相応しい、グランドセイコーらしい良作です。控えめなのがいいんですよね!

グランドセイコー SBGE279 SBGE281は、横 40.0mmのSS製ケースに スプリングドライブ 自動巻(手巻つき) キャリバー9R66を搭載。希望小売価格は 594,000円(税込)です。

グランドセイコー SBGE279 SBGE281の仕様・価格
SBGE279&SBGE281の仕様とスペック
モデル ヘリテージコレクション スプリングドライブ GMT
Heritage Collection Spring Drive GMT
型番(Ref.) SBGE279 SBGE281
ケースサイズ 横 40.0mm 縦 46.6mm 厚さ 13.5mm
ケース素材 ステンレス
ムーブメント スプリングドライブ 自動巻(手巻つき) キャリバー9R66
精度 平均月差±15秒(日差±1秒相当)
駆動期間 最大巻上時約72時間(約3日間)持続
防水性 日常生活用強化防水(10気圧)
機能
  • 24時針(デュアルタイム表示機能)
  • パワーリザーブ表示機能
  • カレンダー連動時差修正機能
価格 ¥594,000(税込)

一見すると、目新しいところのない今作のSBGE279&SBGE281。前述したように、慎ましやかなそのボディーやルックスには、世界レベルの機能性・デザイン性・品質をすっぽりと閉じ込めています。SBGE279&SBGE281が新作傾向として、解説するのに良い題材ですが、雪白・白樺などの文字盤の意匠を凝らしたモデルつくりに力を注ぐ一方、シンプルなスタンダードモデルもきっちり仕上げてきているのです。こんな良作をひっそりとコレクション入りさせる、日本的な奥ゆかしさが、グランドセイコーファンならたまらないでしょうね!

「ロレックスのGMTマスターIIみたいなモデルが欲しいな!」という向きの方には、グランドセイコーであればスポーツコレクションをおすすめ。SBGE277やSBGE275(※SBGE275は20周年記念限定モデル)などのツートンベゼルカラーのGMTモデルも、どっしりと軒を連ねています。“控えめの美”を信条としつつ、コスパ面・機能面・種類の豊富さ……一部の隙も見当たらない、万全の備えを追求しているところも、日本ブランドらしくていいですよね!?

次々と新しい芸術を生み出すように、意欲的な新作を発表する傍ら、ミニマルさも忘れていないグランドセイコー。「実用性の美」からブレずに、年々コレクションが重厚なラインナップになっていってますよね!新作のSBGE279&SBGE281は、グランドセイコーとGMTの入門機にも向いている“隠れた良作さ”が持ち味かもしれません。

SBGE279&SBGE281は、「スプリングドライブ×GMT」の組み合わせを引き立たせるべく、様々な工夫を凝らしながら、雑味をそぎ落としたシンプルなクリアさが魅力です。「足し算のフレンチ、引き算の和食」の言葉のように、素材の組み合わせを引き算で最大限に引き出した、和風GMTウォッチはGMTモデル誕生20周年の節目にピッタリな“和の芸術”でしょう!

“最高に普通”な新作&良作をそっとコレクションに忍ばせたグランドセイコー。今年も次々と名作が飛び出しそうで、ファンなら目が離せませんね!!

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