更新日：2021年11月25日
ピアジェ（PIAGET）は、1874年、ジョルジュ＝エドワール・ピアジェによって創設されたスイスの時計宝飾ブランドです。はじめは時計のムーブメントや部品の製造を中心に行っており、その品質の高さから多くのブランドに注目される存在でした。1943年に発表されたウォッチ「ピアジェ」を皮切りに、本格的な時計製造を進めていきます。「常に必要以上に良いものをつくる」というジョルジュの精神は、その後のメゾンにも引き継がれていき、1957年にはピアジェの代名詞である超薄型ムーブメントの開発に成功しました。1959年にはジュエリー事業をスタートさせ、ゴールド細工やジュエリーセッティングを行う宝飾専門アトリエを設立。くるくると回転するリング「ポセション」をはじめ、独創的なアクセサリーを展開しています。
ピアジェの時計には、極薄ムーブメントを使用したスマートなケースが採用されています。「アルティプラノ」コレクションの中には、ケースとムーブメントを一体化させ、厚みをわずか3.65ｍｍに抑えたモデルもありました。また、ピアジェの宝飾技術は時計にも適用されており、ジュエリーをふんだんに使用したラグジュアリーウォッチが多数発表されています。
ピアジェの魅力は、革新的なデザインと、それを実現できる卓越した技術力です。個性や独創性を追い求める人々にふさわしいブランドといえるでしょう。今回は、ピアジェの時計を着用している有名人と、その着用モデルについて紹介します。
ピアジェの時計は、革新的で個性的なデザインが魅力です。メンズウォッチにおいては、ダイヤモンドなどの宝飾で飾り付けるだけではなく、ケースの形状やダイヤルのデザインにも創意工夫が見られます。国内の男性有名人は、定番の「アルティプラノ」や「ポロ」を中心に、一人一人の好みや雰囲気に合ったデザインの時計を着用していました。
長嶋茂雄さんは、ピアジェ ポロ フォーティファイブ（Polo Forty Five） クロノグラフ Ref. G0A34002を着用されていました。「ポロ」は1979年に発表されたコレクションで、馬に乗ってボールを取り合う「ポロ」というスポーツに着想を得ています。ポロがセレブ向けのスポーツということもあり、初代モデルは金無垢で作られた大胆なデザインが特徴的でした。その後、丸みのある四角と丸を組み合わせたクッション型のケースや一体型のブレスレット、水平のギョーシェ模様などを組み合わせ、独自のデザインを確立していきます。サファイアクリスタルのシースルーバックからは、精巧な極薄ムーブメントを覗くことが可能です。
長嶋さんが着用されているのは、GMT機能とフライバッククロノグラフ機能を兼ね備えた高機能なモデルです。丸みを帯びたチタンケースにはステンレススティールのゴドロン装飾が施されており、ブラックのラバーベルトと一体化しています。ケースサイズは45ｍｍと大ぶりで、たくましい腕にまとっても十分な存在感を放つでしょう。メリハリのついたスポーティーなダイヤルには、3時位置にクロノグラフ、6時位置にスモールセコンド、9時位置にセカンドタイムゾーンの時刻を表示するインダイヤルが配置されています。こちらは防水性能100ｍの自動巻き時計です。
長嶋茂雄さんは元プロ野球選手・監督で、現在は読売ジャイアンツ（巨人）の終身名誉監督および日本プロ野球名球会の顧問に就任されています。現役時代は巨人の4番打者として活躍し、数々の名記録を生み出しました。2013年には国民栄誉賞、2021年には文化勲章を受章するなど、野球界だけではなく国民的な大スターとして知られています。2021年に行われた東京オリンピックでは、王貞治さん、松井秀喜さんとともに聖火リレーに参加しました。息子は元プロ野球選手でタレントの長嶋一茂さんです。
吉川晃司さんは、ピアジェ アルティプラノ（ALTIPLANO） Ref. G0A42105を着用されていました。「アルティプラノ」は、ピアジェの代名詞ともいえる極薄ムーブメントを搭載したウォッチコレクションです。コレクション名は、南アメリカ大陸に広がる「アルティプラノ高原地帯」に由来しています。バリエーション豊かで美しい文字盤のデザインが魅力的です。
吉川さんが着用されているのは、アルティプラノコレクションの誕生60周年を記念して作られたモデルです。18Kホワイトゴールド製のラウンド型ケースが高級感を放っています。ケース径は43ｍｍと大ぶりですが、細めのベゼルと極薄ムーブメントにより、全体的にスマートな印象となっています。放射状に輝くブルーの文字盤にバトン型のインデックス・2針を配置した、シンプルで洗練されたデザインが特徴です。また、文字盤にはうっすらと十字線が描かれています。ストラップにはブルーのアリゲーターレザーを使用。世界360本限定品です。
吉川晃司さんはロックミュージシャン・俳優として活動されています。中学・高校時代は水球の選手として活躍されていましたが、音楽の世界に惹かれて進路を変更し、1984年にリリースされた『モニカ』でアーティストデビューを果たしました。その後、デビュー1年目にして日本武道館で公演を行うなど、順調にキャリアを積んでいきます。1988年には元BOOWYの布袋寅泰さんとユニット「COMPLEX」を結成し、シングル・アルバムともにオリコン1位を獲得しました。俳優としては、『モニカ』を主題歌とする映画『すかんぴんウォーク』で主演を務め、日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。『チーム・バチスタの栄光』や『下町ロケット』、NHK大河ドラマ『天地人』『八重の桜』などの有名作品に出演し、成功を収めています。
こちらの時計は雑誌「ゲーテ」の撮影で身につけられたものです。吉川さんはこのアルティプラノに対し、余計なものが削ぎ落とされており、シンプルで美しい時計だと評していました。
梅沢富美男さんは、ピアジェ ライムライト（LIME LIGHT）1967 ブラックタイ Ref. 90306（推定）を着用されていました。こちらは、レクタンギュラー（長方形）のホワイトゴールドケースにブラックのレザーベルトを合わせた自動巻きモデルです。ベゼル・ダイヤルにはダイヤモンドがふんだんに使用されており、格の高さが感じられます。アラビア数字のインデックスも含め、中心から外側へと広がっていくような独特のダイヤルデザインが特徴的です。ケース径は、縦34ｍｍ×横28ｍｍとなっています。
梅沢富美男さんは、大衆演劇の一座「梅沢劇団」で活躍していた父親のもとに生まれ、幼い頃から舞台を経験してきました。20代の頃に女形を演じて以来、「下町の玉三郎」と呼ばれるほどの美しさで人々を魅了しています。1982年にはシングル『夢芝居』を大ヒットさせ、歌手としても成功を収めました。そのほかドラマや映画、CM、バラエティー番組など幅広い分野で活躍し、知名度を高めています。また、バラエティー番組『プレバト！』では豊かな感性や表現力を誇示し、番組初の永世名人に昇格しました。幼い視聴者からも「俳句のおっちゃん」として親しまれる存在です。
梅沢さんはいくつか時計をコレクションしており、こちらの時計は、とあるお礼として社長さんからいただいたものだそうです。
MIYAVIさんは、ピアジェ ポロ S Ref. G0A41002（推定）を着用されていました。定価は1,443,200円です。ラウンド型とクッション型を融合させたポロ特有のケース（直径42ｍｍ）と、鮮やかなブルーのダイヤルが目を引きます。ケース・ブレスレットはステンレススティール製で、質感の異なるサテン仕上げとポリッシュ仕上げを組み合わせた構造が特徴的です。ダイヤルには水平のギョーシェ模様、秒針には「P」の透かし模様があしらわれるなど、シンプルながら細部まで手が行き届いています。インデックスにはスーパールミノバ加工が施されており、暗闇での視認性も十分です。6時位置には日付表示が配置されています。カジュアルにもフォーマルにも対応できる万能モデルです。
MIYAVIさんはロックミュージシャンとして活動されています。ソロ名義のほか、「X JAPAN」のYOSHIKIらが所属するバンド「S.K.I.N.」のギタリストとしても活躍中です。作詞・作曲・編曲のスキルも身につけており、他アーティストへの楽曲提供も行っています。また、2014年にはアメリカ映画『不屈の男 アンブロークン』でハリウッドデビューを果たしました。『キングコング：髑髏島の巨神』『マレフィセント2』などの有名作品にも出演されています。2017年にはUNHCR（国連難民高等弁務官事務所）の親善大使に任命。2020年にはファッションブランド「GUCCI」の広告キャンペーンに起用されるなど、国際的に活躍を続けており、国内外ともに注目の存在です。
MIYAVIさんは日本を代表して、ピアジェの「ゲームチェンジャー」に選ばれています。ゲームチェンジャーとは「ピアジェ ポロ S」のアンバサダーであり、「ゲームチェンジ（人生の転機）」を成功させ、世界中で活躍を続ける9人のスターです。日本から海外へ、アーティスト・俳優として挑戦を続けるMIYAVIさんは、ゲームチェンジャーとしてピアジェの精神を体現しています。
綾野剛さんは、ドラマ『ハゲタカ』にて、ピアジェ アルティプラノ Ref. G0A39111を着用されていました。定価は3,960,000円です。こちらはオフセンターのブラックダイヤルが独特の雰囲気を放つモデルです。18Kホワイトゴールドのケースと極薄手巻ムーブメントを一体化させた、極めて複雑な機構が採用されています。文字盤側から覗けるムーブメントの輪列と、赤く輝く留め具がミステリアスな印象です。ストラップにはブラックのアリゲーターレザーを使用しています。ケース径は38ｍｍ、厚さは驚異の3.65ｍｍです。
綾野剛さんは、かつてはモデル・音楽活動を行っていましたが、現在は俳優業を中心に活躍されています。2000年に『仮面ライダー555』でデビューを果たし、ドラマ『カーネーション』やNHK大河ドラマ『八重の桜』などに出演して徐々に知名度を高めていきました。主演映画『そこのみにて光輝く』では数々の映画賞を受賞し、『コウノドリ』シリーズや『MIU404』など幅広い人気作品への露出も増えています。幅広い役柄を演じ分ける演技力と独特の空気感で、見る人を引きつける存在です。
志尊淳さんは「GQ Japan」の撮影にて、ピアジェ ポロ スケルトン（SKELETON） Ref. G0A45001を着用されていました。定価は3,542,000円です。「ポロ スケルトン」では、ポロ特有のラウンド型×クッション型のケースに、スケルトン仕様のダイヤルを合わせています。自社製の自動巻きムーブメントが文字盤から大胆に覗く、メカニカルなデザインです。シースルーのサファイアケースバックからは、エングレービングされたピアジェの紋章を見ることができます。
志尊さんが着用されていたのは、42ｍｍのステンレススティールケースにグレーベースのダイヤルを合わせたモデルです。ストラップはステンレススティール製とグレーのアリゲーターレザーの2種類があり、自由に付け替えて楽しむことができます。
志尊淳さんは俳優として活動されています。2011年のミュージカル『テニスの王子様』でデビューを果たし、2014年には「列車戦隊トッキュウジャー」で主演を務めました。その後もドラマ『女子的生活』やNHK連続テレビ小説『半分、青い。』、映画『帝一の國』、大河ドラマ『青天を衝け』など様々な作品に出演し、順調に知名度を高めています。
志尊さんは自分のお金で腕時計を買ったのがきっかけで、その魅力に気づいたそうです。手元には父親から譲り受けた機械式時計があるそうで、いつか子どもができたら引き継ぎたいのだと語っていました。
メゾンの代表コレクションである「ポロ」は、スポーティーとエレガンスを融合したデザインが特徴的なコレクションです。場所や服装を選ばず、いつでも身につけることができます。海外男性はポロを中心に、場面に応じたモデルを着用されていました。
Ryan Reynolds（ライアン・レイノルズ）さんは、ピアジェ アルティプラノ Ref. G0A35130を着用されていました。こちらは18Kホワイトゴールドのケースにブラックのアリゲーターレザーブレスを合わせたシックなモデルです。文字盤には2針とスモールセコンド、バトンインデックスが配置されています。シンプルで洗練されたデザインが特徴的です。シルバーカラーのダイヤルが高級感を演出する一方、厚さ5.25ｍｍの極薄ケースと細めのベゼルがスマートな印象を与えてくれます。ケース直径は43ｍｍです。
ライアン・レイノルズさんはカナダ出身の俳優です。『ふたりの男とひとりの女』や『ヴァン・ワイルダー』などのコメディ作品でキャリアを積み、その後『ブレイド3』『［リミット］』『デッドプール』『フリー・ガイ』など様々な映画に出演されています。日本関連では、2019年の日本発ハリウッド映画『名探偵ピカチュウ』でピカチュウの声優を務めました。
ライアンさんは「ピアジェ ポロ S」のゲームチェンジャーの一人です。また、2016年よりピアジェのインターナショナル・ブランド・アンバサダーを務めており、時代を超えた普遍性をもつメゾンに敬意を表しています。創造性を追求するピアジェの姿勢・精神を体現する存在です。
イ・ジュノさんは、ピアジェ ポロ スケルトン Ref. G0A46009を着用されていました。定価は5,368,000円です。こちらは、直径42ｍｍのピンクゴールドケースとブルーのアリゲーターストラップを合わせた、スケルトン仕様の自動巻きモデルです。ブルーベースの文字盤からは、厚さわずか2.4ｍｍの極薄ムーブメントを覗くことができます。ケースの色味とメカニカルなデザインが華やかな印象です。
イ・ジュノさんは、韓国のアイドルグループ「2PM」のメンバーです。2PMは「1日の中で最も活動的な午後2時に聞きたい音楽」というコンセプトから名付けられました。野性的なイメージやダンスパフォーマンスが魅力的なグループです。ジュノさんはリードボーカル・リードダンサーとして活躍されています。映画『二十歳』や『薔薇とチューリップ』では主演を務めるなど、俳優としても活動中です。こちらの時計は、ファッションマガジン「エスクワイア」の撮影で身につけられていました。
Oscar Isaac（オスカー・アイザック）さんは、ピアジェ ポロ S Ref. G0A41003を着用されていました。定価は1,443,200円です。ラウンド型とクッション型を融合したステンレススティールケースに、柔らかなチャコールグレーのダイヤルを合わせています。ブレスレットはケースと一体化しており、着け心地も快適です。ダイヤル全体には水平のギョーシェ彫り、6時位置には日付表示、秒針には「P」の透かし模様が施されています。こちらはケース径42ｍｍの自動巻き時計です。
オスカー・アイザックさんはグアテマラ出身の俳優です。大学を卒業した2005年から本格的に活動を始め、アメリカ映画を中心に活躍されています。2013年に出演した『インサイド・ルーウィン・デイヴィス 名もなき男の歌』では主演を務め、音楽系大学出身の実力を活かして歌とギターの演奏を披露しました。また、2015年には大ヒットシリーズである『スター・ウォーズ』の第7作目『スター・ウォーズ フォースの覚醒』に出演を果たし、俳優としての地位を確立しました。そのほか、2021年公開の映画『DUNE 砂の惑星』にも出演されています。こちらの時計は、第90回アカデミー賞にて身につけられていたものです。
フー・ゴーさんは、ピアジェ ポロ S クロノグラフ Ref. G0A42005を着用されていました。定価は1,892,000円です。こちらはラウンド型とクッション型を合わせたポロ特有のステンレススティールケース（42ｍｍ）に、スレートグレーの文字盤を合わせた自動巻きクロノグラフです。ダイヤルには水平のギョーシェ彫りが施され、6時位置には日付表示、3・9時位置にはクロノグラフのインダイヤルが配置されています。スポーティーかつ上品なデザインが魅力的です。
フー・ゴーさんは中国の俳優・歌手として活動されています。2005年に出演した『仙剣奇侠伝』シリーズでブレイクを果たし、知名度を高めました。2006年の交通事故で顔に大きな傷を負ったものの、1年後に復帰。それを機に、演じる役柄の幅を拡げたり、1年間舞台に専念したりと、現在まで様々な挑戦を続けています。2015年の主演ドラマ『琅琊榜 〜麒麟の才子、風雲起こす〜』は大ヒットとなり、フー・ゴーさん自身も多くの賞を獲得しました。
フー・ゴーさんは「ピアジェ ポロ S」のゲームチェンジャー（アンバサダー）に選出されています。
ピアジェは創造性あふれるブランドです。ジュエリーセッティングや○○に関する卓越した技術も有しており、アクセサリーとして身につけられるラグジュアリーなレディースウォッチを多数展開しています。女性有名人の方々は、ダイヤモンドが散りばめられた煌びやかなモデルを着用されていました。
安藤桃子さんは、ピアジェのキャンペーン広告内にて、ピアジェ ライムライト ガラ（LIMELIGHT GALA） Ref. G0A45212（推定）を着用されていました。定価は5,852,000円です。ピアジェはゴールド細工とストーンセッティングの専門工房を擁しており、「ライムライトガラ」コレクションは熟練の技によって製造されています。ベゼルからストラップまで伸びた特徴的なラグと、ジュエリーやゴールド細工による煌びやかなデザインが魅力的です。ダイヤルにマラカイトやターコイズなどの天然石が使用されているモデルも存在します。
安藤さんの着用モデルは、32ｍｍのホワイトゴールド製ケースにミラネーゼブレスレットを合わせ、全体をシルバーで統一しています。ミラネーゼ（メッシュ）ブレスレットとは細い金属を平たく編み込んだような見た目で、柔軟性・通気性・装着感の良さが魅力です。ラグと一体化した滑らかなベゼルには、光を通す加工を施したダイヤモンドがセットされています。シルバーのダイヤルにはローマンインデックスと2針のみが配置されており、洗練された美しさが感じられるデザインです。
安藤桃子さんは映画監督として活動されています。高校時代から海外の大学で積極的に学び、卒業後の下積みを経て、2010年公開の映画『カケラ』で監督デビューを果たします。2014年には自身の小説を原作とする映画『0.5ミリ』の脚本・監督を務め、妹で俳優の安藤サクラさんを主演に抜擢しました。展覧会やトークショーなどのイベントにも参加・出演し、芸術や暮らしに関わる様々な取り組みに力を注いでいます。
ピアジェは、国際的に活躍する女性をたたえる「エクストラオーディナリー ウーマンキャンペーン」を実施しており、桃子さんはそのうちの一人に選ばれています。ファッション雑誌「VOGUE」と共同で制作されたムービーでは、妹のサクラさんと共演されていました。
吉高由里子さんはドラマ『最愛』にて、ピアジェ ポセション（POSSESSION） Ref. G0A44294を着用されていました。定価は2,398,000円です。「ポセション」はジュエリーとウォッチに共通するコレクションで、1990年、指でくるくると回転させられるリングが開発されたところから始まりました。現在はペンダントやイヤリング、ウォッチなど様々な製品が展開中です。ポセションのウォッチでは、リングが回転する楽しさから着想を得て、回転式のベゼルを採用しています。カラフルなストラップやダイヤルも魅力的です。
吉高さんが着用されていたのは、18Kホワイトゴールド製のラウンド型ケースにレッドのアリゲーターストラップが鮮やかなモデルです。くるくると回転する細身のベゼルには、46個のブリリアントカットダイヤモンドがセットされています。シルバー加工が施された文字盤にはダイヤモンドのインデックスとブランドロゴが配置されているのみで、時分表示に特化したシンプルなデザインです。こちらはケース径34ｍｍのクォーツ式時計です。
吉高由里子さんは俳優として活動されています。2006年のデビュー作『紀子の食卓』ではヨコハマ映画祭最優秀新人賞、2008年の『蛇にピアス』では日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞し、若くしてブレイクを果たしました。ドラマ『美丘 －君がいた日々－』やNHK連続テレビ小説『花子とアン』をはじめ、『わたし、定時で帰ります。』『僕等がいた』など、多くの作品で主演を務めています。また、サントリー「トリス」のCMでは印象的なキャラクターを演じ、その知名度を高めました。
Balqees Fathi（バルキース・ファティ）さんは、ピアジェのキャンペーン広告内にて、ピアジェ ライムライト ガラ Ref. G0A46188を着用されていました。こちらは、特別な彫金技法による「パレス装飾」が施されたダイヤル・ブレスレットに、カラフルなサファイア・ツァボライトを合わせた華やかなモデルです。七色のグラデーションが鮮やかで、腕元を見るたびに楽しい気持ちにさせてくれます。インデックスを省き、2針のみが配置されていることから、機能性よりもデザイン性を重視したモデルといえるでしょう。ケース径32ｍｍの自動巻き時計です。
バルキース・ファティさんは中東を中心に活躍されているイエメン人歌手です。2013年にリリースされたアルバム『Majnoun』の曲は、YouTubeで3000万を超える再生回数を記録しています。サウジアラビアにおいて女性のみのコンサートを開催したり、同国の国営放送に出演したりなど、女性の権利擁護に対して強い意識を持つ人物です。バルキースさんは、ピアジェの「エクストラオーディナリー ウーマン」に選出されています。
今回は、ピアジェを身につけている有名人と、その着用モデルを紹介しました。ピアジェは創造性・デザイン性を重視した個性的なウォッチを製造するブランドです。また、業界屈指の極薄ムーブメントを搭載した、スマートでエレガントなモデルを多数展開しています。ご自分の時計を選ぶ際は、憧れの有名人と同じモデルを選ぶのも良いですし、普段の服装・生活環境に合わせて選んでも良いでしょう。ぜひ参考にしてみてください。
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