更新日：2021年08月17日
ロンジン（LONGINES）は、高級時計の品格とリーズナブルな価格帯が魅力の時計ブランドです。1832年スイスのサンティミエにて、オーギュスト・アガシによって設立されました。ロンジンは1867年に自社工場「レ・ロンジン」を建設し、同年のパリ万国博覧会では銅賞を受賞。その後の万国博覧会でも数多くの賞を獲得しています。しかし1980年代の「クォーツショック」によって、電池と水晶の振動を利用するクォーツ時計が台頭し、ぜんまいの力を利用する機械式時計は徐々に衰退していきました。機械式時計を扱っていたロンジンも打撃を受け、1983年以降は「スウォッチ・グループ」の一員としてブランドを展開しています。
ロンジンはスポーツ界との結びつきが強いブランドです。ロンジンが製造する高性能な「クロノグラフ」は、馬術をはじめとするスポーツのタイムキーパーなどに使用されています。クロノグラフとは、ストップウォッチ機能を兼ね備えた時計のことです。ロンジンは2013年に国際馬術連盟（FEI）と、2014年に日本中央競馬会（JRA）とのパートナシップ契約を結び、大会のタイムキーパー及び公式時計の役割を担っています。
ロンジンはパイロットウォッチのパイオニアとしても有名です。1919年、国際航空連盟に公式認定されてから、数多くのパイロットウォッチを製造しました。たとえば1931年に発表された「アワーアングル・ウォッチ」では、針と目盛りから時角（アワーアングル）を読み取り、航空機の経緯度を測ることができます。これは1927年に世界初の単独大西洋無着陸横断飛行を成功させたチャールズ・リンドバーグの提案から生まれた、非常に画期的な時計です。その後も「フライバッククロノグラフ」「スプリットセコンド」「ロンジンウィームスセコンドセッティングウォッチ」など様々な機能・時計を開発し、多くのパイロットの活動を支えてきました。
ロンジンと言えば、砂時計に翼の生えたロゴが特徴的です。過去からの時の流れを表す砂時計と未来へはばたく翼が組み合わせられており、老舗ブランドの強い意志が感じられます。また、ロンジンのブランドメッセージは「Elegance is an attitude」、すなわち、エレガンス（気品）は態度に現れるという意味です。見た目だけではなく、内面や振る舞いのエレガンスを大切にしたいという思いが込められています。
ロンジンのコレクションは、伝統的なものから現代的・女性的なものまで様々です。カラーやケースの形、素材、針の形、文字盤の表記など、モデルごとにデザインの違いが見られます。今回は有名人が着用しているロンジンの時計を紹介しますので、ぜひ時計選びの参考にしてください。
ロンジン（LONGINES）の時計は機能やデザインの幅が広く、選び方にも個性が見られます。機能の充実度や色合い、インデックスの形状など、モデルを選ぶ条件は人によって様々でしょう。国内の男性有名人は、ラウンド型の時計らしいデザインに加え、各々の雰囲気に合ったカラーのモデルを着用していました。
松坂桃李さんは、ロンジン（LONGINES） ロンジンスピリット Ref. L3.810.4.53.0を着用されていました。定価は27万2800円です。ロンジンスピリットは、ロンジンが空・陸・海のパイオニアたちに使用されていたことから、パイオニア精神を具現化したデザインとなっています。時計に印字されている「CHRONOMETER（クロノメーター）」の文字は、時計に用いられているムーブメントが、スイス公認クロノメーター検定協会（COSC）の審査を通過した証です。丸みを帯びたアラビア数字と文字盤を取り囲む細かな目盛りは、スピリットモデルに共通しています。松坂さんが着用されたのは、黒のダイヤルにブラウンのレザーストラップが施された、肌馴染みのいいモデルです。紺やグレーの衣装に対して悪目立ちせず、静かに存在感を放っています。
松坂桃李さんは俳優・モデルとして活動しており、爽やかなルックスで好感度を集める一方、演技力でも高い評価を受けています。松坂さんは『侍戦隊シンケンジャー』で連ドラ初レギュラーを飾り、その後NHK連続テレビ小説『梅ちゃん先生』『わろてんか』や、『ゆとりですがなにか』『パーフェクトワールド』『この世界の片隅に』など数々の有名ドラマに出演。映画では『孤狼の血』『ツナグ』などで主演を務め、第43回日本アカデミー賞で最優秀作品賞に選ばれた『新聞記者』では最優秀主演男優賞を獲得しました。妻は同じく俳優として活躍する戸田恵梨香さんです。
松坂さんはロンジン（LONGINES）の広告に起用されており、こちらのモデルは2020年12月に発表されたロンジンの記事にて着用されていました。松坂さんは20代の頃、携帯電話で時間を確認していたそうですが、30歳を超えてから腕時計の品格に惹かれ、身につけるようになったそうです。
三浦翔平さんは、ロンジン（LONGINES） ロンジンレジェンドダイバー Ref. L3.774.4.90.2を着用されていました。定価は31万4600円です。ロンジンレジェンドダイバーは、ロンジンの伝統的なデザインと現代的な機能を兼ね備えたコレクションで、ペイントされたアラビア数字と放射状の目盛りが独特の雰囲気を放っています。また、30気圧の防水性能やダイビング用の回転式インナーベゼルを搭載しており、「ダイバー」の名に相応しい時計と言えるでしょう。三浦さんが着用されたのは、シルバーとブルーを基調とした目にも鮮やかなモデルです。ダイヤルの中心にぼんやりと浮かぶブルーが、健康的な肌によく映えています。
三浦翔平さんは俳優・モデルとして活動しており、爽やかなルックスで人気を集めています。三浦さんは『ごくせん第3シリーズ』で俳優デビューを果たし、『好きな人がいること』『海猿シリーズ』『カノジョは嘘を愛しすぎてる』など様々な人気作品に出演してきました。これからは俳優という型にとらわれず、様々な仕事に挑戦していきたいと語っています。妻は同じくモデル・俳優の桐谷美玲さんです。
三浦さんはロンジン（LONGINES）の広告に起用されています。お父様の影響で、若い頃から時計に興味を持っていたそうです。世代から世代へと時間を引き継いでいける腕時計に魅力を感じ、今では7～8本のコレクションを所有しているのだとか。息子さんにもいつか自分の時計を使ってほしいと話しています。
吉沢亮さんは、ロンジン（LONGINES） ロンジンスピリット Ref. L3.810.4.93.6／L3.820.4.73.6を着用されていました。定価は、青いモデル（Ref. L3.810.4.93.6）が27万2800円、シルバーのモデル（Ref. L3.820.4.73.6）が40万4800円です。青いモデルは「サンレイ（陽光）仕上げ」という加工が施されており、光の当て方によって、ダイヤルの中心から放射状の模様が現れます。見た目の美しさや視認性の高さが魅力的です。一方シルバーのモデルは、精密な制御を可能とするコラムホイール式のクロノグラフ機能が搭載されており、センターの秒針で60秒、3時位置で30分、6時位置で12時間を計測することができます。
吉沢亮さんは俳優として活動しており、ViVi国宝級イケメンランキングで殿堂入りを果たすなど、その端正な顔立ちで人気を集めています。吉沢さんは『仮面ライダーフォーゼ』で本格的にテレビの世界に入り、NHK連続テレビ小説『なつぞら』で主人公の幼馴染を演じてブレイクを果たしました。『銀魂』『キングダム』『東京リベンジャーズ』などの実写化作品にも出演しており、原作に近い整ったビジュアルが好評です。映画『青くて痛くて脆い』では振り切った怪演を高く評価されたほか、『空の青さを知る人よ』『僕のヒーローアカデミア』では声優に挑戦するなど、徐々に活躍の幅を拡げています。2021年にはNHK大河ドラマ『青天を衝け』で主演（渋沢栄一役）を務め、これからますます飛躍していくことでしょう。
吉沢さんはロンジン（LONGINES）の広告に起用されています。インタビューでは、180年以上挑戦を続けるロンジンのパイオニア精神に敬意を表しつつ、自身の俳優としての挑戦について語られていました。
内村航平さんは、ロンジン（LONGINES） ハイドロコンクエスト Ref. L3.781.4.99.6を着用されていました。定価は30万3600円です。ハイドロコンクエストは機能性とエレガンス鵜の融合を目指したコレクションで、歯車型の逆回転防止ベゼルと視認性に優れた大きな文字が目を引きます。たくましい男性の腕においてもしっかりと存在感を放つデザインです。こちらの着用モデルは、ロンジンのエレガンス・アンバサダーに就任した内村さんがデザイン監修を行い、2019年に発表されたものです。青をメインカラーに用いつつ、ベゼルの一部など、赤色をアクセントにしており、鮮やかでスポーティーな見た目に仕上がっています。赤と青は内村さんの好きな色だそうです。
内村航平さんは体操選手で、鉄棒をはじめ6種目すべてを高い水準でこなすオールラウンダーです。2020年より、得意種目である鉄棒に絞って強化練習を行っています。2012年のロンドンオリンピック・2016年のリオオリンピックでは男子体操の個人総合で2連覇を成し遂げ、リオオリンピックでは日本男子体操団体を金メダルに導きました。後輩選手からも慕われており、日本だけではなく世界においてもレジェンド的存在の選手です。
内村さんは2011年の世界体操競技選手権で、最も美しい演技をした体操選手に贈られる「ロンジン・エレガンス賞」を受賞しています。2017年には日本人初の、ロンジンのエレガンス・アンバサダーに就任し、2019年にデザイン監修モデルを発表しました。大きくてボリュームのある、時計らしい時計が好みだそうです。
沢村一樹さんは、ドラマ『白衣の戦士！』にて、ロンジン（LONGINES） コンクエスト Ref. L3.676.4.76.6を着用されていました。コンクエストは、他者よりも先へ進もうとする克服精神を反映したコレクションで、ラウンド型のケースとはっきりしたデザインが特徴です。沢村さんの着用モデルはシルバーカラーを基調としており、衣装の邪魔をしないシンプルなデザインとなっています。ドラマ『白衣の戦士！』では看護師長の役を演じられていましたが、白衣に合わせても違和感のないモデルです。
沢村一樹さんは俳優として活動しており、ドラマ『絶対零度』『ごくせん』など数々のドラマ・映画に出演しています。かつては高身長とスタイルの良さを活かし、モデルとして活動していたそうです。『浅見光彦シリーズ』では初の連ドラ単独主演を飾り、NHK連続テレビ小説『ひよっこ』ではヒロインの父役で注目を集めました。その整ったルックスから、二枚目役のオファーが多かった沢村さんですが、コント番組『サラリーマンNEO』で「セクスィー部長」として出演したのがきっかけで変わり者の役をオファーされることも増えたといいます。
安田顕さんは、ドラマ『白衣の戦士！』にて、ロンジン（LONGINES） ロンジンマスターコレクション Ref. L2.629.4.78.6を着用されていました。ロンジンマスターコレクションは、ロンジンの企業理念を体現する王道のコレクションで、自動巻きのムーブメントを搭載しています。ラウンド型の時計らしいフォルムと存在感が特徴で、機能はモデルによって様々です。安田さんの着用モデにはクロノグラフ機能が搭載されています。ステンレススティールに青い針がアクセントとなっており、上品ながら風格を感じさせるモデルです。
安田顕さんは、俳優・タレント・声優など様々な方面で活躍されています。北海学園大学の出身者で結成された演劇ユニット「TEAMNACS」のメンバーです。安田さんは『下町ロケット』『小さな巨人』などのドラマ以外に、ローカル番組『ハナタレナックス』やバラエティー番組『水曜どうでしょう』などにも出演されています。
千葉雄大さんは、ドラマ『高嶺の花』にて、ロンジン（LONGINES） コンクエストV.H.P Ref. L3.716.2.56.6を着用されていました。定価は17万4900円です。コンクエストV.H.Pは、ロンジンで1950年代に発明されたクォーツ式時計への回帰をコンセプトに置いたコレクションです。「V.H.P」は「Very High Precision」、つまり超高精度な時計を意味しています。ラウンド型でスポーティーなデザインに、独特のカラーバリエーションが特徴です。千葉さんの着用モデルはブラックを基調としており、落ち着いた大人の雰囲気を演出しています。
千葉雄大さんは俳優・モデルとして活動しており、かわいらしい顔立ちとスタイルの良さなどで人気を集めています。『天装戦隊ゴセイジャー』で主演に抜擢されて俳優デビューを果たし、『おっさんずラブ―in the sky―』『いいね！光源氏くん』『スマホを落としただけなのに』『帝一の國』など、これまで数々のドラマに出演されてきました。そのほか、映画『ピーターラビット』の吹き替えを行ったり、音楽番組『MUSIC BLOOD』ではMCを務めたりと、新たな活動への挑戦を続けています。
中畑清さんは、ロンジン（LONGINES） ラグランクラシックドゥロンジン Ref. L4.709.4.72.6を着用されていました。ラグランクラシックドゥロンジンは1992年に発表されたコレクションで、軽やかで優雅な極薄型ケースと、豊かなバリエーションが特徴です。無駄をそぎ落としたシンプルなデザインの時計で、性別を問わず着用することができます。文字盤のダイヤモンドインデックスや、マザーオブパールのダイヤルなど、モデルごとに異なる装飾も魅力の一つです。中畑さんの着用モデルはラグランクラシックドゥロンジンの中でもシンプルなデザインで、どんな人にもさりげなく寄り添ってくれるでしょう。
中畑清さんは元プロ野球選手・監督で、現在は野球解説者として活動されています。1980年代は読売ジャイアンツ（巨人）にて打者として活躍し、引退後は野球評論家や巨人のコーチ、横浜DeNAベイスターズの監督など様々なポジションを経験されてきました。
香川照之さんは、ドラマ『小さな巨人』にて、ロンジン（LONGINES） ロンジンマスターコレクション Ref. L2.628.4.51.7を着用されていました。定価は25万1900円です。こちらのモデルはブラックのダイヤルに「バーリーコーン」と呼ばれる凹凸模様が彫り込まれており、同じくブラックのアリゲーターストラップと相まって、重厚感あふれるデザインとなっています。
香川照之さんは俳優・タレント・歌舞伎役者として活動されています。俳優としては、ドラマ『半沢直樹』『小さな巨人』での個性豊かな演技が話題を呼びました。歌舞伎役者としては、「九代目市川中車」として様々な舞台に立たれています。そのほか、科学系番組『香川照之の昆虫すごいぜ！』ではカマキリの着ぐるみを着た「カマキリ先生」として登場し、虫の面白さについて解説しています。
藤木直人さんは、ドラマ『1リットルの涙』にて、ロンジン（LONGINES） ロンジンマスターコレクション Ref. L2.629.4.78.6を着用されていました。色合いはシンプルですが、ダイヤルに彫り込まれたバーリーコーンや左右対称に配置されたクロノグラフ用の文字盤が特徴的なモデルです。また、柔らかなフォントのアラビア数字を使うことによって、雰囲気が固くなりすぎず、エレガントなデザインに仕上がっています。
藤木直人さんは俳優として活動しており、『ナースのお仕事』『GTO』『ドクターX』『ホタルノヒカリ』など、テレビドラマを中心に出演されています。NHK連続テレビ小説『なつぞら』では主人公の義理の父親を演じました。そのほか、バラエティー番組『おしゃれイズム』に毎週レギュラーとして出演しています。藤木さんは高校時代、布袋寅泰さんに憧れてギターを始め、現在はミュージシャンとしても活動しているそうです。
片岡愛之助さんは、ドラマ『レンアイ漫画家』にて、ロンジン（LONGINES） ロンジンマスターコレクション Ref. L2.628.4.78.3を着用されていました。定価は25万1900円です。こちらのモデルはバーリーコーンが彫り込まれたシルバーのダイヤルに、青い針がアクセントとなっています。一見無機質な印象ですが、ブラウンのストラップが肌に馴染み、時計全体に温かみをもたらしてくれます。
片岡愛之助さんは歌舞伎役者として六代目であり、並行して俳優のお仕事もされています。幼い頃から子役として芸能界に入り、それがきっかけで片岡家の養子になりました。2016年の大河ドラマ『真田丸』や『半沢直樹2』に出演するなど、俳優としてもその名を広く知らしめています。妻は俳優・モデルの藤原紀香さんです。
川上洋平さんは、ドラマ『ウチの娘は、彼氏が出来ない！！』にて、ロンジン（LONGINES） コンクエストクラシック Ref. L2.785.4.56.6を着用されていました。コンクエストクラシックは洗練されたデザインと、ダイヤルやベゼルの美しい装飾が魅力のコレクションです。川上さんが着用しているモデルは、黒地のダイヤルにグレー・白のインデックス、シルバーカラーのケース・ブレスレットが組み合わされており、カラー・デザインともに統一感があります。
川上洋平さんは、バンド「［Alexandros］」のボーカルとギターを担当しています。［Alexandros］はCMソングとして話題の「ワタリドリ」や「風になって」など、数々のヒット曲を生み出しているロックバンドです。川上さんは『ウチの娘は、彼氏が出来ない！！』でドラマデビューを果たし、音楽活動・俳優業ともに今後の活躍が期待されています。
星野源さんは、ドラマ『MIU404』にて、ロンジン（LONGINES） ロンジンマスターコレクション Ref. L2.673.4.51.6を着用されていました。定価は41万9100円です。星野さんの着用しているのは複数の機能を兼ね備えた複雑なデザインのモデルで、扱いにはある程度の慣れや知識が必要です。まずこちらのモデルには、高性能なコラムホイール式クロノグラフ機能が搭載されており、センターの細い針で60秒、12時位置の文字盤で30分、6時位置の文字盤で12時間を計測することができます。9時位置の文字盤はスモールセコンド（本来の秒針の機能）です。
また、12位置の文字盤には月と曜日、6時位置の文字盤にはムーンフェイズが併合されています。さらに、センターには時針・分針・クロノグラフ機能の秒針に加え、先端に半円のポインターが付いた針がありますが、こちらは日付を指し示すためのものです。ただ現在時刻が知りたいだけ、という方には少々扱いにくいモデルですが、一本でたくさんの機能を使いたいという方は購入を検討してもよいでしょう。
星野源さんはシンガーソングライターとして活動しており、ポップなテイストの楽曲で幅広い層から人気を集めています。ドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』の主題歌「恋」や、NHK連続テレビ小説『半分、青い。』の主題歌「アイデア」など、ドラマ・映画の主題歌を手掛けることも多いです。ドラマのエンディングで出演者が踊った「恋ダンス」は一種の社会現象を巻き起こしました。
星野さんは俳優としても活動しており、『MIU404』『コウノドリ』など数々のヒット作品に出演しています。妻は、ドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』で共演した俳優の新垣結衣さんです。
山崎育三郎さんは、ドラマ『おっさんずラブ―in the sky―』にて、ロンジン（LONGINES） レコード Ref. L2.820.4.11.6を着用されていました。定価は27万7200円です。レコードは、磁気や衝撃の影響を受けにくい「モノクリスタルシリコン製ヒゲゼンマイ」を備えたムーブメントを搭載しています。全てのモデルにおいて「クロノメーター認定」を得ており、ムーブメントの精度はスイス公認クロノメーター検定協会（COSC）のお墨付きです。カラーや文字盤はモデルによって異なりますが、いずれもシンプルな機能と視認性の高いデザインを兼ね備えています。山崎さんの着用モデルは、シルバーのケースによく映えるブルースティールの針と、ペイントされたローマ数字が特徴的で、身につける人にどこか知的な印象を添えてくれます。
山崎育三郎さんはミュージカル俳優として人気が高く、「ミュージカル界のプリンス」と呼ばれています。『レ・ミゼラブル』のマリウスや『ミス・サイゴン』のクリスなど、数々の名役に抜擢される実力の持ち主です。ミュージカルについて一般の人に知ってもらおうと、俳優業にも勤しんでおり、これまで『下町ロケット』や、NHK連続テレビ小説『エール』、大河ドラマ『青天を衝け』などに出演されています。妻は元モーニング娘。の安倍なつみさんです。
水谷豊さんは、ドラマ『相棒season16』にて、ロンジン（LONGINES） ロンジンエヴィデンツァ Ref. L2.642.4.73.4を着用されていました。定価は27万2800円です。ロンジンエヴィデンツァは、ファッションやデザインが柔軟性を増した1920年代に誕生しました。エヴィデンツァのケースは「トノー型（樽型）」と呼ばれ、腕に巻いたときにコンパクトでスタイリッシュな印象を与えます。水谷さんの着用モデルは、ダイヤルに「フランケ」と呼ばれる波紋の文様が彫られており、角度によって見え方が異なる点が特徴的です。また、竜頭と針の青みは時計全体のアクセントになっています。
水谷豊さんは俳優として活動しており、2000年から続く『相棒』シリーズの主演（杉下右京役）として知られています。2017年には『TAP THE LAST SHOW』で映画監督デビューを果たすなど、新たなキャリアへの挑戦も続けています。妻は元キャンディーズの伊藤蘭さん、娘は俳優の趣里さんです。
海外男性はロンジン（LONGINES）の伝統的コレクションである「ロンジンマスターコレクション」のほか、シンプルで視認性の高いモデルを着用していました。大きめのフォルムながら身につけている主役を引き立ててくれる、絶妙な存在感が魅力的です。
アンドレ・アガシさんは、ロンジン（LONGINES） コンクエストV.H.P Ref. L3.716.4.76.6を着用されていました。定価は13万3100円です。アガシさんの着用モデルはシルバーを基調としたデザインで、時計らしいフォルムとさりげない色味、大きめのインデックスが特徴的です。
アンドレ・アガシさんはアメリカの元プロテニス選手で、ライジングショットやリターンを得意としていました。自己最高の世界ランクは1位。グランドスラムの全大会で優勝した経験があり、アトランタオリンピックでは金メダルを獲得しています。妻は元女子プロテニス選手で、元世界ランク1位のシュテファニー・グラフさんです。
アガシさんは妻のグラフさんと共にロンジン（LONGINES）の公式アンバサダーを務めており、こちらのモデルは広告撮影の際に着用されました。
チョン・ウソンさんは、ロンジン（LONGINES） コンクエストV.H.P Ref. L3.716.4.76.6を着用されていました。定価は13万3100円です。シルバーを基調とした時計らしいデザインは、どんな人にも違和感なくフィットします。
チョン・ウソンさんは韓国の俳優で、数々の賞を獲得するなど、演技力に高い評価を受けています。はじめはモデルとして活動していましたが、1994年に俳優デビューを果たし、映画『ビート』では第17回映画評論家協会賞新人男優賞を獲得しました。そのほか、『グッド・バッド・ウィアード』『アシュラ』などの作品に出演しています。
ウソンさんは国連難民高等弁務官事務所（UNHCR）の親善大使を務めており、人々に難民への関心を呼び掛ける活動を行っています。ロンジンはその献身力にエレガンスを見出し、彼をブランドの公式アンバサダーに迎えました。こちらのモデルは広告撮影の際に着用されたものです。
サイモン・ベイカーさんは、ロンジン（LONGINES） ロンジンマスターコレクション Ref. L2.793.4.92.0を着用されていました。定価は26万1800円です。こちらのモデルは、サンレイ（陽光）仕上げが施されたブルーのダイヤルとシルバーのケースが、シックな雰囲気を醸し出しています。また、アプライドインデックスが文字盤に凹凸を加え、シンプルながら立体感のあるデザインに仕上がっています。
サイモン・ベイカーさんはオーストラリア出身の俳優で、日本でもおなじみの『プラダを着た悪魔』や、アカデミー賞にノミネートされた『L.A.コンフィデンシャル』などに出演しています。『THE MENTALIST（メンタリストの捜査ファイル）』ではエミー賞、ゴールデングローブ賞、全米俳優組合賞などにノミネートされ、その演技力を高く評価されました。
ベイカーさんはロンジン（LONGINES）の公式アンバサダーを務めており、こちらのモデルは広告撮影の際に着用されたものです。
エディ・ポンさんは、ロンジン（LONGINES） レコード Ref. L2.820.4.11.6を着用されていました。定価は27万7200円です。こちらのモデルは、ローマ数字がペイントされたシンプルな文字盤にブルースティールの針が彩りを加えています。大時計を想起させる大胆なデザインは、身につける人に品格と自信を与えてくれるでしょう。
エディ・ポンさんは台湾出身の俳優で、『―悟空伝―』『ライズ・オブ・ザ・レジェンド～炎虎乱舞～』『激戦 ハート・オブ・ファイト』などのアクション映画に多数出演しています。精神的にも肉体的にも徹底した役作りが彼の持ち味です。
ポンさんはロンジン（LONGINES）の公式アンバサダーを務めており、こちらのモデルは広告撮影の際に着用されました。
アーロン・クオックさんは、ロンジン（LONGINES） ロンジンマスターコレクション Ref. L2.257.4.92.6を着用されていました。定価は24万900円です。こちらはマスターコレクションの中ではシンプルなもので、主に時刻と日付表示の機能のみを扱っています。サンレイ加工が施されたブルーのダイヤルをシルバーカラーのケース・ブレスレットが包み込んでおり、マットなストラップのものと比べて華やかさが感じられるモデルです。
アーロン・クオックさんは香港の歌手・俳優で、『風雲 ストームライダーズ』『SPYN』などの作品に出演しています。ジャッキー・チュン、レオン・ライ、アンディ・ラウと並び、香港を代表する歌手・俳優である「四大天王」の一人です。
クオックさんはロンジン（LONGINES）のアンバサダ・オブ・エレガンスを務めており、ロンジンが開催した「185周年エキシビション」のオープニングに招待されました。その際、ロンジンが彼への感謝の印として贈ったのが、こちらのモデルにイニシャルを刻印したものです。
ゾンケ・ローテンベルガーさんは、ロンジン（LONGINES） ロンジンマスターコレクション Ref. L2.673.4.78.3を着用されていました。定価は41万9100円です。高性能なコラムホイールクロノグラフ機能を搭載したこちらのモデルには、60秒計・30分計・12時間計の文字盤・目盛りが用意されています。また、月・日付・曜日の表示機能やムーンフェイズ機能など、豊富な機能が魅力です。
ゾンケ・ローテンベルガーさんはドイツ人騎手で、様々な大会においてタイトルやメダルを獲得しています。リオオリンピックでは、馬を正確かつ美しく運動させる芸術である「馬場馬術」という種目において、ドイツ団体の金メダルに貢献しました。
ローテンベルガーさんはロンジン（LONGINES）の公式アンバサダーを務めており、こちらのモデルは広告撮影の際に着用されたものです。
時計は比較的男性向けのデザインが多いですが、ロンジン（LONGINES）では女性向けのモデルも多く取り揃えています。細い腕に似合う小ぶりのものや、ストーンを散りばめた上品なデザインが多いのは、「ラグランクラシックドゥロンジン」「ロンジンドルチェヴィータ」などのエレガンスコレクション。しかし、“女性”に似合うデザインというのは、一定のものではありません。女性有名人の方々は、本人の良さを引き立てる様々なモデルを着用していました。
菜々緒さんは、ドラマ『インハンド』にて、ロンジン（LONGINES） ロンジンマスターコレクション Ref. L2.128.4.78.6を着用されていました。定価は23万1000円です。少し小ぶりなダイヤルに細めのブレスレットは、女性の華奢な腕によく似合います。ダイヤルに彫られたバーリーコーンとブルースティールの針がアクセントになっているほかは、視認性が高く非常にシンプルなモデルです。
菜々緒さんはモデル・俳優として活動しており、股下85センチという並外れたスタイルと美しい顔立ちで注目を集めました。俳優としては、ドラマ『ファーストクラス』を筆頭に悪女キャラを確立しましたが、仕事に対してストイックな女性など、新たなキャラクターに挑戦する姿も見られます。また、毒舌ともとれるストレートな発言が注目され、バラエティー番組への出演も増えました。
松嶋菜々子さんは、ドラマ『祈りの幕が下りる時』にて、ロンジン（LONGINES） ラグランクラシックドゥロンジン Ref. L4.755.1.91.2を着用されていました。こちらは秒針もない「2針」のモデルです。ゴールドカラーのケースに黒の革ストラップ、ローマ数字のインデックスが絶妙に調和し、気品漂うデザインに仕上がっています。
松嶋菜々子さんは俳優・モデルとして活動しており、映画『リング』で初主演を務めると、『救命病棟24時』『GTO』『家政婦のミタ』など多数の大ヒット作品に出演するようになりました。1996年のNHK連続テレビ小説『ひまわり』ではヒロインを務め、2019年の『なつぞら』では主人公の義理の母親役を演じています。また、「きれいなおねえさん」をキャッチコピーとするパナソニックのCMに出演し、話題を呼びました。夫は俳優の反町隆史さんです。
戸田恵梨香さんは、ロンジン（LONGINES） ラグランクラシックドゥロンジン Ref. L4.209.4.94.6／ロンジンドルチェヴィータ Ref. L5.255.4.93.2を着用されていました。定価は、ラグランクラシックドゥロンジンが13万3100円、ロンジンドルチェヴィータが16万7200円です。
ラグランクラシックドゥロンジンのモデルは、サンレイ（陽光）加工を施したブルーのダイヤルと、編み込まれたように繊細なシルバーのブレスレットが特徴です。小ぶりなサイズ感も、華奢な女性の腕によく似合います。2針のみを用いたシンプルな時計で、機能性よりも洗練されたデザインを優先していると言えるでしょう。
ロンジンドルチェヴィータはクォーツ式で、女性を意識した繊細で小柄なデザインが特徴のコレクションです。ダイヤル・ケース部分はレクタンギュラー（長方形）型で、ブレスレットの幅からはみ出る部分が少ないため、コンパクトで腕馴染みのいい印象を与えます。カラーや素材、針の形、ダイヤルのバリエーションも豊かです。戸田さんの着用モデルは深いブルーを基調としたデザインで、ダイヤルにうっすらと散りばめられたラメがポイントです。また、放射状に広がるアプライドインデックスと6時位置のスモールセコンド（秒針）が絶妙なバランスを保ち、時計全体をまとめ上げています。
戸田恵梨香さんは俳優として活動しており、『SPEC～警視庁公安部公安第五課 未詳事件特別対策係事件簿～』シリーズや『LIAR GAME』シリーズ、『コード・ブルー ―ドクターヘリ緊急救命―』シリーズなど、様々なヒット作に出演されています。2019年後期のNHK連続テレビ小説『スカーレット』では主演を務めました。夫は俳優の松坂桃李さんです。
戸田さんはロンジン（LONGINES）の広告に起用されており、二つのモデルは2020年11月に発表されたロンジンの記事にて着用されていました。記事のインタビューでは、「腕時計はファッションだけでなく、身だしなみや品格に影響するものなのではないか」と語っています。
ケイト・ウィンスレットさんは、ロンジン（LONGINES） ロンジンマスターコレクション Ref. L2.793.4.97.0を着用されていました。定価は31万200円です。こちらのモデルは、サンレイ仕上げにより放射状に輝くブルーのダイヤルと、散りばめられたダイヤモンドのインデックスが華やかさを演出しています。決して小ぶりな女性向きのモデルではありませんが、強い意思を持って自分の人生を生きるウィンスレットさんの腕には、このマスターコレクションが非常によく似合っています。
ケイト・ウィンスレットさんはイギリスの俳優で、第81回アカデミー賞の『愛を読むひと』では主演女優賞を受賞しました。また、大ヒット映画『タイタニック』ではヒロインを演じ、その知名度を確かなものにしました。ウィンスレットさんはこれまで何度もアカデミー賞にノミネートされてきた実力派俳優です。監督にも自分の意見を積極的に述べ、悪いところは徹底的に改善しようとするプロ意識が見られます。
ウィンスレットさんはロンジン（LONGINES）の公式アンバサダーを務めており、こちらのモデルは広告撮影の際に着用されたものです。
リン・チーリンさんは、ロンジン（LONGINES） ロンジンエレガントコレクション Ref. L4.309.5.88.7を着用されていました。定価は53万5700円です。ロンジンエレガントコレクションは、クラシカルなデザインとしなやかなラインを表した自動巻の時計コレクションで、モデルによって文字盤やベゼルの種類が異なります。チーリンさん着用モデルの特徴は、光沢あるマザーオブパールのダイヤルと、ダイヤモンドの装飾です。ダイヤモンドはインデックス部分に12個、ベゼル上に52個散りばめられています。そのほか、ベゼルや竜頭、ブレスレットにはピンクゴールドやローズゴールドが用いられており、女性の柔らかな雰囲気がよく表現されています。
リン・チーリンさんは台湾のモデル・俳優で、その美しいルックスから多くの人に愛されています。中国版『101回目のプロポーズ』では主演を務め、日本では2010年にドラマ『月の恋人～Moon Lovers～』に出演するなど、アジアでの国際的な芸能活動を推し進めてきました。夫は、舞台『レッドクリフ～愛～』で共演したEXILEのAKIRAさんです。
チーリンさんはロンジン（LONGINES）の公式アンバサダーを務めており、こちらのモデルは広告撮影の際に着用されました。
ミカエラ・シフリンさんは、ロンジン（LONGINES） ハイドロコンクエスト Ref. L3.781.4.96.6を着用されていました。定価は20万9000円です。こちらのモデルはブルーを基調とした涼しげなデザインで、白抜きのアラビア数字や目盛りがはっきりと表記されています。時間の計測に用いられる逆回転防止ベゼルと歯車型のケースが強い存在感を放っており、まるであらゆる大会で勝ち抜いてきたシフリンさんの強さを象徴しているようです。
ミカエラ・シフリンさんはアメリカのアルペンスキー選手で、ソチオリンピック（回転種目）・平昌オリンピック（大回転種目）では金メダルを獲得しています。2010年12月に行われた「ノース・アメリカン・カップ」のスーパー複合で優勝して以来、ワールドカップや世界選手権で何度も1位に輝き、その技術力を見せつけました。
シフリンさんはロンジン（LONGINES）の公式アンバサダーを務めており、こちらのモデルは広告撮影の際に着用されたものです。
シュテファニー・グラフさんは、ロンジン（LONGINES） コンクエストV.H.P Ref. L3.716.4.76.6を着用されていました。定価は13万3100円です。シルバーを基調としたこのモデルは男性にも女性にも馴染みやすく、また、3針と日付表示というシンプルな機能は全ての人にとって親しみやすいものでしょう。
シュテファニー・グラフさんは旧西ドイツ・マンハイム出身の元プロテニス選手で、グランドスラムでは通算22回の優勝経験を誇ります。自己最高の世界ランクは1位です。また、1年の間にグランドスラムの4大会とオリンピックを制する「年間ゴールデンスラム」を、男女通じて唯一達成しています。夫は元男子プロテニス選手で、元世界ランク1位のアンドレ・アガシさんです。
グラフさんは夫のアガシさんと共にロンジン（LONGINES）の公式アンバサダーを務めており、こちらのモデルは広告撮影の際に着用されました。
今回は、ロンジン（LONGINES）を身につけている有名人と、その着用モデルを紹介しました。ロンジンは豊富なデザインとお手頃な価格帯から、多くの人にとって親しみやすいブランドです。また、スウォッチ・グループの傘下といえども、その技術力は衰えていません。まだ若いけれど本格的な時計に興味があるという方は、まずこのブランドから手を出してみてはいかがでしょうか。憧れの有名人と同じモデルを選ぶのも良いですし、多様なラインナップからお気に入りのデザインを見つけるのも楽しいでしょう。この記事があなたの時計選びの参考になれば幸いです。
※今回ご紹介した定価は2021年8月調べのものです。予告なく変更になる場合があります。
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