更新日:2023年06月02日

【グランドセイコー2023年新作】oomiya オリジナル限定モデル第二弾!Ref.SBGA483

腕時計正規品販売店「oomiya(オオミヤ)」の特徴とRef.SBGA483について

引用元: www.jw-oomiya.co.jp

“最高の商品を最高の接客で提供する”をモットーに、国内有数の腕時計正規品販売店に成長した「oomiya(オオミヤ)」。2001年に和歌山県oomiya(※岩出店)をオープンした際には、「和歌山から大阪へ行く人は多い。大都市から地方へ来てもらう!」「良い商品を数多く取り揃え、遠方から買いに来てもらえる店づくりをしよう!」逆転の発想を元に、二代目・出水 孝典氏の熱い思いを原動力として邁進。
関西を中心に“全取扱いブランドが正規輸入品”という最高の商品を取り揃えた方針も功を奏し、事業は7店舗へ拡大。その後も、時計業界に先駆けてwebアプリの可能性に注目するなど、開業当時(※時計・宝飾・眼鏡の兼業店舗として1978年に創業)から変わらない“先を見据えた”良質な企業努力が継続されています。

oomiyaは2021年にもグランドセイコーの人気モデル“雪白”SBGA211の繊細な雪景色の質感をそのまま活かしたSBGA441を発売。墨色(ダークグレー)の仕上げを施し、「降り積もる雪中の“闇夜”」を表現していました。
一方、今作のSBGA483は、前作と対をなす「夜明けの雪原に差しこむ“陽光”」をイメージ。SBGA483でも、極上の正規輸入品の目利きで鍛えた“プロならでは”の奥深いデザインセンスを披露しています。

今回はoomiyaオリジナル限定モデル第二弾SBGA483の魅力、デザインの至るところに行き届いた雪をも溶かしそうな、オオミヤさんの隠れた“情熱”を解明したいと思います。創業45周年を迎えた同店のメモリアルイヤーを祝う“45年分のお客様への感謝とお客様とこれからも歩む未来”が、ディテールにどのように反映されているのか。
前作SBGA441の資産価値から推定する新作SBGA483のリセールバリュー、SNSや海外の感想、SBGA211との違いや類似点もご紹介致します!

グランドセイコーoomiyaオリジナル限定モデルSBGA483の魅力

引用元: www.jw-oomiya.co.jp

GSロゴと秒針の金色の輝きで、闇夜に降り積もった手つかずの深雪に“一筋”の月光を差し込ませた前作SBGA441は発売日に完売!
第一弾oomiya限定モデルは大成功と言える結果でしょう。そして気になる今作は……なんと!発売前に既に売り切れ!公式情報発表後から、ネット上でも活発な情報交換が交わされていました。

前置きはこれくらいにして……SBGA483の見どころをご紹介致します!

≪SBGA483のポイント≫
  • グランドセイコー史上初の44GSケース×雪白ダイヤル
  • SBGA211譲りの質感高い雪白文字盤とゴールドの対比
  • 前作SBGA441(※暗闇の雪原に差しこむ月光)と対をなす「夜明けの雪原に差しこむ陽光」がコンセプト
  • SBGA441がプレミア化!今作SBGA483も資産価値に期待が持てる
  • レギュラーSBGA373(定価660,000円)より若干安い!

“一筋”に込められた時計への一途さ、ひたむきさ

oomiyaさんのwebマガジンのプレスリリースにも記載されている『闇夜に煌々と輝く月とそこから雪原へ差し込む“一筋”の月光を表現』という文言。
関連リンクはこちら⇒https://www.jw-oomiya.co.jp/web-magazine/sbga441-oomiya-original-grandseiko

「一筋」:細長い線、一族。ただ一つのことに心を集中する。類語は「一途、ひたむき、ひたすら」など。
深い意味がどこまで込められているかは定かではありませんが、今作SBGA483にもお客様への深い感謝を形にした、開業当時と変わらない“理想”が、そのディテールに詰まっていることでしょう!

SBGA483はGS初の44GSケースと雪白ダイヤルを組み合わせたモデル

引用元: www.grand-seiko.com

和歌山本店と京都店の2店舗のみで発売されるSBGA483。100本のみとレアな存在ですが、グランドセイコー史上初の44GSケースと雪白ダイヤルを組み合わせた希少性も兼ね備えています。それでは簡単に、44GSと雪白の良さをおさらいしてみましょう!

44GS・・・和の美意識である障子や屏風の“直線と平面”“光と陰”の織りなす表情に着目した“セイコースタイル”のデザイン文法
雪白・・・「東洋のスイス」と呼ばれる諏訪から塩尻の絶景を表現したダイヤル。雪原の「風紋」を文字盤にイメージ

SBGA441でも既に証明していますが、二つが合わさると「こうも美しいのか!」というのが時計通なら正直な感想でしょう。前作が44GS&黒墨バージョンの雪白(Black Snowflake)だったので、SBGA211の魅力でもある色味と質感を“そのまま”にしたのは、グランドセイコーらしい“最高の普通”を体現していると言ったところでしょうか。奇をてらっていないベーシックスタンダードなのが、逆に好感度高いですよね。

0.04mmという驚異的な薄さの凹凸に、数ミクロン単位で微調整した銀メッキで表現した純白の雪白カラー文字盤。人気の44GSケースと組み合わさると……まさに、セイコースタイル!普遍的な“さりげない美しさ”を実感できるのがいいですね!

ピアゾの腕時計コラム 
<東洋のスイス(瑞西)とGSモデルネームの由来一説>

地理学者・志賀重昂の著書に「水澄み渡りて青く深く、岩上の絶壁には白樺、樗など半寒帯の草木茂り、凄味十二分、壁を超えて白馬、杓子、槍ヶ岳、蓮華等日本アルプスの峻嶺は雲を截りて聳え、雪白の絶頂は宛がら天を刺すが如く、気象森厳、予をして覚えず『日本の瑞西(スイス)此処に在り』と絶叫せしめぬ」のフレーズがあり、白樺や雪白、水澄み(※ミナモパターン)や半寒帯の草木茂り(※SBGE271の公式ページが『草木に冷たい露が宿り』説明文)など、何かとグランドセイコーのモデル名と関連事項が多いような?!
高級腕時計の本場、スイスに「追いつき、追い越せ」の揺ぎ無い信念は、モデル名のチョイスにも宿っているのかもしれませんね。

SBGA483は雪白代表モデルのSBGA211を巧みにアレンジしている

引用元: www.jw-oomiya.co.jp

SBGA441は「暗闇の雪原に差しこむ月光」がコンセプトでしたが、SBGA483は「夜明けの雪原に差しこむ陽光」をテーマにしています。なぜ、SBGA211の「雪白ダイヤル」の色味と質感を“そのままに”こだわったのか?それから生み出されるゴールドとの対比はどのように美しいのか?ピアゾ編集部ならではの見解で分析してみました。

公式ブログを要約すると、「雪白ダイヤル=純白の美しさ、金色(秒針やGSロゴ)=雪原に差し込む朝日」を表現しているそうです。

関連リンク⇒https://www.jw-oomiya.co.jp/blog/wakayama/43402

ポイントは、「SBGA211をいかにアレンジして、SBGA441がどのように良くなったのか?」。
SBGA211はグローバル展開に成功(※わずか7年で海外拠点を200店舗近くへ拡大)し、セイコーから独立しグランドセイコーとして歩み始めた2017年の同時期に発売されたモデル。言ってしまえば、“SBGA211は雪白の顔”、もっと言えば“グランドセイコーの顔“的存在で、“親(セイコー)から子(グランドセイコー)”が立派に一人立ちを始めたのを象徴するようなもの。

Oomiyaも同様に、偉大なSBGA441(創業者)がSBGA211を大胆なアレンジ(起業・改革)して成功。一方、SBGA483(二代目)はSBGA211の良さを“そのまま”残す(伝統を守る)ことで、より美しさを引き立たせています。二代目が第二弾で大胆な変化をチョイスしていないのが面白いですね!詳細は後述の「SBGA211との比較」をご参照ください。

雪と言えば白い色をまず連想しますが、雪の結晶自体は“無色透明”。細かな雪の粒同士が、光を浴び乱反射した結果、光が通りにくくなり白く見えるのです。夕暮れの雪山が赤く見えたり、真夜中なら青、夜明けには黄色に見えるのも、“自然の神秘”の面白いところ。

様々な“色の美しさと面白さ”を楽しめる「白い雪(SBGA211雪白文字盤)」の良さを活かすかのようにゴールドの美しさのワンポイント(朝日の陽光)で「より輝くように」表現しているのが素敵ですね!

SBGA483はSBGA211の質感にゴールドカラーのワンポイント

引用元: www.jw-oomiya.co.jp

では、様々な角度からSBGA483を分析してみましょう!SBGA441の黒に白を絶妙にブレンドした墨色(ダークグレー)も最高でしたが、世界的に大ヒットしたSBGA211の普遍的な美しさ(※“白より白い”雪白色とザラツ研磨で研ぎ澄まされた銀色の美しさ、澄み切った青焼き針)が、GSロゴと秒針をゴールドカラーにすることで、また別の“雪白”を創り出しています。
その息を吞む美しさには、“正規輸入品”のみの取り扱いで磨き抜いたoomiyaの“審美眼”の凄みを思い知らされますね。

SBGA483のケースバックの感想

引用元: www.jw-oomiya.co.jp

シースルーバックから眺められる「キャリバー9R65」。お馴染みの「グランドセイコーの獅子のマーク」と「Limited Editionの文字」に加え、“one of 100”の刻印がいいですね!前回は「オ・オ・ミ・ヤ(0・0・3・8)」の38本でしたが、今回は「100本」という限定数。増やして欲しいというお客様の要望があったのでしょうか。

45年分のお客様への感謝が沢山詰まったSBGA483。守り抜いていきたい“変わらない伝統”と先を見据えた“自分の理想”を絶妙な比率で表現していますね!

断言は出来ませんが、今作SBGA483も一定水準の資産価値が期待できそうです。
例えば前作SBGA441は、某サイトで最後に(※現在、ほぼ流通無し)販売された価格が約89万円。流通数の少なさ、デザインの物珍しさを考慮すると、今出てきても「同等程度のリセールバリュー~98万円前後」が期待できると思います。

また、GS雪白レギュラーモデルは中古市場でも値崩れしにくく、限定モデルに至っては定価をずいぶんと上回る傾向があるので、それらを考慮すると、SBGA441相当の資産価値を皮算用しても嬉しい大誤算が期待できそうです!!

おまけ情報として、類似モデルの相場を国内外のセカンドマーケットで調べてみたので、SBGA483の適切な資産価値を見定めるのにお役立てください。

≪SBGA483に似たモデルの相場動向≫

  • SBGA211(※SBGA483と同じ文字盤)・・・現定価814,000円(税込)、相場(※中古・新品未使用込み)目安約60~70万円前後
  • SBGA259(※SBGA483と同じく金針)・・・参考定価669,600円(税込)、相場目安約55~65万円前後
  • SBGA451(※500本限定、中国限定モデル)・・・参考税込定価43,000元(※1元=19.6円計算だと842,800円)、相場目安約115~125万円前後

相対的に根強いリセールバリューを誇るグランドセイコーの雪白。“需要(買い)と供給(売り)のバランス”は、流通数(※生産数の多いレギュラーは安め、レアモデルは高め)の影響を素直に市場価値が反映している状況です。

“買取のプロ”の目線で見ると、SBGA259も同様に金針(※インデックスなどデザインに違いあり)ですが……SBGA259は少しゴールドのカラーリングが“派手”なのに比べ、オオミヤさんのSBGA483は使い方が“控え目で上品”なのは、万人受けしやすそうな印象です。資産価値で見ても大きなアドバンテージがあるかも!?

SBGA483はSBGA211をどのように変更したか?

既に売り切れで欲しい人からすれば、“喉から手が出る”ほどの代物、SBGA483。SBGA211譲りの雪白文字盤をどのようにオオミヤさんがアレンジしたのか、違いを比較してみましょう!

<SBGA211とSBGA483の共通点と相違点>

◎どちらも山肌の雪原に吹く淡い風紋が個性的
※1971年にリリースされた「56GS」の文字盤型打ちサンプルが誕生のきっかけ
◎ムーブメントは平均月差±15秒&パワーリザーブ約72時間、磁気に強い(※ひげゼンマイがないため)スプリングドライブ「9R65」
▼SBGA211のアワーマーカーは6時9時12時位置が台形、SBGA483は6時9時位置が長方形、12時位置がダブルの長方形
▼名脇役のブルースチール青焼き針をゴールドに。SBGA211のインジケータ針&GSロゴのシルバーもゴールドへ。
▼「GrandSeiko」「SPRING DRIVE」の黒文字が若干濃い目に
▼SBGA211の41mmケースサイズを40mmに。前作同様ブライトチタンをステンレススティールへ。

「SBGA211に元々ある良いモノを更に良くした」ような印象があります。オーデマピゲの社長フランソワ-アンリ・ベナミアス氏もインタビューを思い出しましたが、「変えるべき点を一つだけ変えてみて、皆が『大丈夫』と納得した上で、また一つ変えていく。少しずつ時間をかけて大きな変化にしていくのです」を具現化したような“ちょっとした変化”ですね!

意外とちょこちょこ細部をいじっているのに、全体の釣り合いが取れているように見える完成度の高さは、流石、正規輸入品のみを取り扱う“真贋の見極め”に長けたオオミヤさんのアニバーサリーイヤー限定モデル!シンプルにオシャレな時計だと思います!

ちなみに余談ですが、他にもいキャリバー9R65搭載した限定モデルは数多く存在しています。例えば「グランドセイコー スプリングドライブ 秋元康 AJHH 特別モデル SBGA371」 グランドセイコー ヘリテージコレクション 西武そごう 限定モデル「SBGA473」や、グランドセイコー スプリングドライブ 横浜高島屋 数量限定「SBGA077」なども。
姉妹サイト「ブランド時計販売のクエリ」でも取り扱いがありますので、ご興味のある方は比較対象としてチェックしてみてください!

★グランドセイコーを買いたいならこちら★

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オオミヤさん公式チャンネル&SNSの投稿に寄せられたコメントも合わせてご紹介します。

「金色のワンポイントが素敵!」
「欲しいけどガマン」
「前作の黒墨の方が個人的には好み」

SNSでは活発に情報交換が2月末の頃から交わされていましたね!それだけSBGA483の注目度が高かったということでしょう!
続いて、前作SBGA441とSBGA211を海外の視点で比較した「Snowflake SBGA211 vs Black Snowflake SBGA441!」の海外コメントや評判もチェックしてみましょう!和訳要約コメントも合わせてどうぞ!!

「備長炭カラーが見事!購入できておめでとう、手放すな!」
「グランドセイコーの時計は偉大」
「スノーフレークの黒もしくは白色が、男には必要」

一つ目のコメントがoomiya特別モデルSBGA441の価値を物語っていますね。SBGA483の海外比較動画がもし出た際には……どんなコメントが寄せられるのか楽しみですね!

『時間はすべての人に平等。だからこそ、豊かに時を刻んでゆける時計をお届けしたい』

そんな“変わらないoomiya”の良さが、細かいところまで反映されているSBGA483。第一弾は“革新的”な黒墨カラー。第二弾では、“伝統”を時代にマッチさせるセンスの良さも感じさせます。
しかも!レギュラーモデルのSBGA373が現在定価660,000円に対し、SBGA483は税込価格649,000円と若干安い、というおまけ付き。小耳に挟んだところによると、GSの特別モデルは1~2年かけてじっくりと話を進めて発売するため、発売定価は当時の相場に沿ったもので設定されるとか。

稀少なオオミヤ限定モデル、予約完売ではありますが、ぜひ実機レビューしてみたい時計ですね!

GRAND SEIKO SBGA483の仕様・価格
Ref.SBGA483のスペックと概要

引用元: www.jw-oomiya.co.jp

型番(Ref.) SBGA483
ケース径 40mm
ケース素材 ステンレススチール
ムーブメント スプリングドライブ 9R65
精度 平均月差±15杪(日差±1杪相当)
駆動期間 最大巻上時約72時間(約3日間)持続
防水性 日常生活用強化防水(10気圧)
取扱店舗 oomiya 和歌山本店、京都店
生産本数 oomiya 特別限定 100本
発売日 2023年3月24日(金)発売
価格 649,000円(税込)
※販売開始時期・価格は予告なく変更される場合があります。
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