更新日:2024年04月17日
オメガ スピードマスターオートマチック ザ・レジェンド シューマッハ 3507.51.00の実機レビューをお届けします!
オメガ スピードマスターオートマチック ザ・レジェンド シューマッハ 3507.51.00は、横42mmのステンレススチール製ケースに自動巻き Cal.3301を搭載しています。シューマッハの、パンダモデル。もう一人、このダイヤルに関連する偉大な俳優兼レーサーのお顔を思い浮かべたそこの紳士淑女の皆様!すっかりウォッチ・アンド・カーラヴァ―です。では一緒に実機をレビューしていきましょう!
ダイヤルはブラック、インダイヤルはホワイト、セコンドトラックはレッドカラーと…「パンダ」とか呼ばれるダイヤルカラーです。それではディティールを見ていきましょう!
インデックスはバータイプ。よく見ると彫刻刀の刃先のような形状をしていて、角度を変えるときらりと光って視認性がとても良いです。レッドカラーがポイントになりますね。
アルミニウム製の幅が細いベゼル。
ケースサイドから正面へ、ぐっと捻られた鏡面部分が特徴の、スピードマスターのラグ。
ストレートタイプのリューズ。
9時サイドから見たところ。
搭載ムーブメントは「3301」。フレデリック・ピゲ社のCal.1285ベースのクロノグラフムーブメントです。パワーリザーブ約52時間、21,600振動/時。1285は名機1185を再設計に近い形でモディファイしたムーブで、伝達方法に垂直クラッチ・作動方法にコラムホイール式を採用しています。1185はムーブ界ではとても有名で、薄い・美しい・精度が良いと優れたキャリバー。パネライ、ブルガリ。ヴァシュロン等あらゆる高級機に採用されてきました。
ソリッドバックなのですが、実はこのムーブメント、とても装飾が美しいのだとか。裏蓋開けた~い!!The Legend Collection Michael Schumacherの赤文字が刻印。
駒に丸みを帯びたブレスは、装着感も良好です。
本日二本目は、スピマスのシューマッハモデルでした。こちらは、7度目のワールドチャンプに輝いたM.シューマッハへのトリビュートモデル。レッド、ホワイト、そしてこの3507.51.00と三色展開でローンチされたのでした。ところでこちらの「逆パンダ」、時計好きの読者の皆様でしたら、あるモデルを思い浮かべるのではないでしょうか。それは、「ロレックス デイトナ 6241」。エキゾチック~なこの色使い、あまりにも似ていると思いませんか?
「オメガ」が「シューマッハモデル」で「ポール・ニューマンを彷彿とさせる」「スピードマスター」をローンチした…、あまりにも大人な事情を感じてしまいます。オメガチームも、この伝説の時計を当然意識していたと思います。正真正銘、ポールニューマンが所持していたデイトナがフィリップス・オークションに出品された際も大変話題になりましたね。6239のオークションに関しましては、是非こちらをご覧になってみて下さい(→★)。
背後からデイトナの気配を感じますが、気を取り直してこの3507.51.00のみを再見すると、ウォッチとしてはとてもバランスの良い一本に思います。外装の完成度、内装のスペック、価格、シューマッハモデルというステータス性。どれをとっても優れたコストパフォーマンスだなという印象を抱きました。個性を主張したい方、ファッショナブルな方、ワントーンのクロノグラフウォッチを既にお持ちの方、そしてシューマッハ、オメガファンに是非、お勧めしたいです。ポール・ニューマンファンも、是非…(小声)。
海外を中心に資産価値はツツツと上昇傾向に。ピゲ社は、同じスウォッチ傘下にいるとはいえ現在はブランパンの専属ムーブ部門のようなかたちですし、そうした意味合いでも今後更なる資産価値上昇が期待できます!所有してみたい方は姉妹サイトクエリへ、資産価値を知りたい方はピアゾへ、是非お問い合わせくださいね!
モデル | スピードマスターオートマチック ザ・レジェンド シューマッハ Speedmaster Automatic Legend Schumacher |
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型番(REF.) | 3507.51.00 |
ケースサイズ | 横42mm |
ムーブメント | 自動巻き Cal.3301 |
パワーリザーブ | 52時間 |
防水 | 10気圧防水 |
その他 | 2005年発売、ミハエル・シューマッハトリビュートモデル |
定価(税込) | 546,000円 |
※掲載内容は2023年01月調査時点のものです。最新情報は公式サイト等をご確認ください。