更新日:2022年02月17日
グランドセイコー(GRAND SEIKO)のプレミアムライン”エボリューション9”より、”オンラインブティック専用”自動巻きメカニカルハイビートモデルSLGH011が3月11日に発売されます!なんと言っても注目すべきはそのダイヤル!SLGH005 やSLGA009で人気沸騰中の”白樺(birch)が新たに緑色になって登場しました!
グランドセイコー SLGH011は、横 40mmのステンレススチール製ケースにメカニカルハイビートムーブメントキャリバー9SA5を搭載。希望小売価格は 1,045,000円(税込)、2022年 3月11日 発売予定です。
【2022年新作】グランドセイコー エボリューション9 メカニカルハイビート36000 SLGH011 のポイントをまとめるとざっと以下の通り。
上記を中心に、グランドセイコー SLGH011の特徴をご紹介して参ります!
まずはグランドセイコー SLGH011の最大の”個性”と言うべき文字盤の仕様を見ていきましょう。グランドセイコー公式サイトでは以下のように紹介されています。
グランドセイコーの機械式時計の製造拠点「グランドセイコースタジオ 雫石」の近くには、日本有数の白樺の群生地域があります。高原の澄んだ空気をまとい、すらりと高く伸びた白樺が奥行きを持って幾重にも林立する神秘的な光景からは、自然の美しさや力強さを感じることができます。本作では、この壮麗な白樺林をダイナミックな型打模様と繊細なカラーリングを施したグリーンダイヤルで表現しています。 ---グランドセイコー公式サイトより
「グランドセイコー 白樺」と言えば、2021年に発売されたSLGH005が有名です。SLGH005は2021年度ジュネーブ時計グランプリ(Grand Prix d‘Horlogerie de Genève)においては「メンズウオッチ」部門賞(Men’s Watch Prize)を受賞するなど、国内外で高い評価を得ています。また、同じ”白樺ダイヤル”のスプリングドライブキャリバー搭載モデル SLGA009が2022年2月に発売されたばかりです。
SLGH005は同じエボリューション9シリーズで、ムーブメントも同じCal.9SA5を搭載しています。いずれもケースの形状はザラツ研磨による歪みのない鏡面仕上げと、繊細な筋目入りのサテン仕上げを組み合わせた「セイコースタイル」を踏襲しています。要はダイヤル色違い、って認識でよいかと思われます。
白樺の木肌のような縦目の模様、深みのあるグリーンダイヤルは、レギュラーモデルながら特別な雰囲気を感じさせますね。
「白樺」と言うと冬の雪景色の中の白い木、というイメージが強かったのですが、確かに夏場は緑の葉っぱでが茂ってますよね。北海道美瑛の白樺街道とか青い池とか有名ですよね。
しかし、今年の時計業界はとにかくグリーンダイヤルが大流行中ですね~。
グリーンダイヤルを採用したグランドセイコーの他のモデルもご紹介します。比較的新しいものをピックアップしています。
SBGH271は二十四節気の「立夏」をテーマにしたメカニカルモデルです。
SBGA453は北斎の「冨嶽三十六景」の「東海道江尻田子の浦略図(とうかいどうえじりたごのうらりゃくず)」をモチーフとした1本です。
グランドセイコー SBGW273 SBGW275 SBGW277は、2021年に発売された北米限定モデル。手巻メカニカル キャリバー 9S64を搭載し、各140本限定です。なかなか日本のコレクションには無い色合いですので、是非日本でも発売してほしいグランドセイコーモデルです。
グランドセイコー SBGJ247は2020年に銀座和光限定(60本限定)で発売されたモデル。放射パターンが刻まれたグリーンダイヤルはグランドセイコースタジオ雫石がある岩手県の県木・ナンブアカマツの松の葉をイメージしたそう。赤いGMT針が効いてますね。
グランドセイコー SBGJ241は2021年にアジア限定700本で発売されたメカニカル ハイビート36000 GMTモデルです。縦の筋目が入ったグリーンダイヤルが美しいですね。
グランドセイコー SBGM247は2021年に発売されたGMT機能搭載のスポーツコレクションモデルです。明るめのトーンのグリーンダイヤルが珍しい印象ですね。
SLGH005に搭載されるのは、高効率なデュアルインパルス脱進機やツインバレル(二つの動力ぜんまい)によって、毎時36,000振動のハイビートでありながら最大巻上時には約80時間駆動を達成し、独自の水平輪列構造によって薄型化を実現したメカニカルハイビートムーブメント「キャリバー9SA5」。
性能の素晴らしさは言わずもがな、曲線を多用した温かみのある流線形を描く「受」のデザインなど、仕上げの美しさも目を瞠るものがあります。
シースルーの裏蓋から覗くムーブメントには、雄大な雫石川の流れをイメージした繊細なストライプ模様をあしらった「雫石川仕上げ」が施されています。
時計は時に”鑑賞する喜び”があるものですが、折に触れ、眺めていたくなるような美しい仕上げですね。
SLGH011はワンプッシュ三つ折れ方式のバックルつきSS製ブレスレットが付属していますが、別途オプションストラップを購入することも可能です。
色 | 型番 | 定価(税込) |
---|---|---|
紺 | RG01W22NY | 46,200 円 |
こげ茶 | RG01W22BN | 46,200 円 |
黒 | RG01W22BK | 46,200 円 |
※オプションストラップ用中留(ステンレススチール)R0101AC-BK00 44,000 円(税込)
グランドセイコー SLGH011はグランドセイコー ブティックオンライン限定で販売されます。2022年03月11日 発売予定です。
購入はグランドセイコー ブティックオンラインへ。https://store.grandseikoboutique.jp/ja/Watch/SLGH011/p/SLGH011
なお、グランドセイコー ブティックオンラインでは「グランドセイコーブティック 春の新作フェア」を開催中。期間は2/1(火)~ 3/31(木)で、特典内容は以下の通りです。
LINEで「税込み55万円以上のウォッチ購入でオリジナル南部鉄器小物入れをプレゼント」という通知が来ていたんですが、リンク切れてます。「数に限りがございます」って書いてあったんで、もうなくなっちゃったんでしょうか。
ちなみに余談ですが、このグランドセイコー SLGH011、日本国内だけでなく、北米など海外のグランドセイコーブティックオンラインでも販売されるようなんですが、発売開始は2022年9月1日と約半年後となっています。日本が先行発売なんですね~。
モデル | エボリューション9 メカニカルハイビート ”白樺”グリーンダイヤル
Evolution 9 Collection Mechanical Hi-Beat 36000 GREEN BIRCH |
---|---|
型番(Ref.) | SLGH011 |
ケースサイズ | 横 40mm 縦 47mm 厚さ 11.7mm |
ケース素材 | ステンレス 裏ぶた:ステンレスとサファイアガラス |
ムーブメント | メカニカルハイビートムーブメントキャリバー9SA5 |
精度 | 静的精度:平均日差+5秒~-3秒 |
駆動期間 | 最大巻上時約80時間持続 |
防水性 | 日常生活用強化防水(10気圧) |
その他仕様 |
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取扱店舗 | グランドセイコーブティックオンライン専用モデル |
発売日 | 2022年03月11日 発売予定 |
価格 | ¥1,045,000 (税込) |